【完成】1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート その6 [バーチャロン]
8月~9月はブログ更新が滞りがちでした。
10月もちょっと週末忙しいので、ブログ更新をする時間が取れ無さそうですができる範囲で細々と続けていきたいと思います。
さて、前回記事から間が空いてしまいましたが、ハセガワの1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート ようやく完成です!
前回写真でもご紹介の通り、全身のストライプ模様は水色塗装を下地に、白いラインのデカールを細々と貼り込んで再現となっています。
写真での見た目以上に、各部の凹凸に合わせて細かくデカールが分かれているため、想像以上の苦行でした
デカールはただ貼るだけではキレイに貼り込むことができません。
一枚ずつ余白部分(ニス部分)は、極力デザインナイフでカットしておく必要もあります。
何度かめげそうになりましたが、この完成品を見ることができて半端ない達成感です!
ちなみにこのキット、左手は武器と一体化された手首が付属するだけで、武器無しのこぶしや平手がありません。
飾るときは武器を持たせますが、ガンプラ感覚だと少し、アレっ?という感じがしますね。
後ろ姿で背中のセガサターンが見えます。
正面からは全く見えませんが、腰のあたりにあるのはリボン型の何か、です。
このリボンも非常に細かくパーツ分けされていることに加え、繊細なボールジョイントで接続されており、組み立て時に破損しないように細心の注意を払っての組み上げを行いました。
小さなわりに、色分けも多いですし。。。
非常に華奢なポロポーションの割に、見ての通りしっかりと自立可能です。
以外に靴底がしっかりとしている&大きめデザインが功を奏しているようです。
これは有りがたいことですね。
頭部のロングツインテイルが良く見えます。
ここの模様もデカールの貼り込みで再現されています。
びみょな曲面にデカールを貼るため、所々にデザインナイフで切れ目を入れつつ、軟化剤を少し使用して丁寧に貼りました。
それでも、シワになったり、一部は破いてしまったのですけどね
ま、完成してしまえば破れたところも分からない程度には補修できたの見なかったことにします
真横から。
非常に前後面も薄いキャラですね。
各所のフリルにあしらわれた黄色いひし形部分と、その周りの黒いラインはしっかりと塗り分けます。
こちらも非常に細かい彫刻になっており、塗装するだけで十分です。
モールドはしっかりしていたので、彫り直しはしませんでした(やった方がよりベターでしたが)。
ちなみに左手の武器は大型の「亡者の懺悔」というボウガンをスピア形態に。
この亡者の懺悔は組み替えでボウガン形態にもできます。
が、その際に塗装剥げ、デカール擦れがコワイので、この写真の後ボウガン形態にしたのを最後に、組みかえはしないことにしました
バーチャロンのCGなんかで見かける上部からの俯瞰です。
細かなデザインであるにも関わらず、何か整然としているようにも感じます。
流石カトキ・ハジメ氏のデザインですね。
こちらは、亡者の懺悔をボウガンにした状態です。
デザイン的にこちらの方が、お気に入りです。
そして、武器を持ちかえ、大型の大剣「強者の妄信」です。
名前がスゴイ(笑)
大きく重いのですが、このようなポーズも可能です。
「強者の妄信」の模様も黄色部分は塗装していますが、青い模様はデカールです。
表裏、左右で均等になるよう注意して貼る必要があるうえ、大きめデカールでこちらも貼るのが大変でした。。。
そして、頭部のツインテイルを差し替えてショートツインテイル状態。
・・・・こちらの方が幼げに見える・・・のかな。。
パーツ構成としては、こちらのショートツインテ乃方が細かくなっており、塗装も手間でした。
組み立ても破損のリスクが大きく、実際に前回記事にあったように、ポッキリ逝ってしまいましたし要注意です。
顔の緑の目にあたる部分のパーツ(何て言うんでしょうね・・・)は最後の最後に瞬着で組み上げるまで付けることができなかったので、このパーツを接着する工程が最後の仕上げでした。
パーツ精度は良好なので、仮組なしでもぴったりだったので助かりました。
そして、最後はロングツインテ+ボウガン「亡者の懺悔」
なかなかカッコイイカワイイです。
一応これも美プラというカテゴリに入るんじゃないか、と思いますが発売当時はそんなカテゴリは無かったので時代を感じます。
ちなみに2007年発売のキットでした。
ちなみに右手はこの手首も付属していますので、ちょっとした表情付けができます。
以上、フェイ・イェン withブルーハート/パニックハートをブルーハートで仕上げました。
キットはもう一個持っているので、パニックハートも組み立てることができるのですが・・・・
ちょっとこのキットをもう一回作るのはしばらく無理なので、10年後くらいにリトライするかもしれません
でも、そのころはこの繊細なデカールが使えるかが怪しいかも。。。
そう考えると、デカールが売りのキットは早めに完成させてあげる方が良いってことになりますよね。
その観点で手持ちの積みプラを崩すというのも、方針としては有りかもしれません。
ともかく、久々に高難易度のキットでしたが無事完成です!
1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート その5 [バーチャロン]
1/100フェイ・イェン塗装編の続きで、塗装は今回で終わりです。
塗り分けも多く、なかなか手ごわいキットです。
写真のパーツ群は青いパーツの中でも、キット成型色に近い青部分です。
が、実はこの写真のパーツの中に塗り間違いというか、塗る順番をミスったパーツがあることにこの記事を書いている段階で気づきました。。。。
このキットはやはり、十分な計画が大切だってことを改めて気付かされました
さて、どうしようかな・・・
ということで、ここまでの塗装でほとんどのパーツが塗装済みとなりました。
フリルのようなパーツにある黄色いひし形部分は、ラッカーの黄色を筆塗りで対応しました。
こういう小さい部分は、エナメルの方が良いのですが、黄色部分の周囲を後で黒くしたいので、黒のエナメルを使用するためにラッカーで黄色を塗る必要がありました。
さて、以上で塗装は完了し、エナメル黒によるスミ入れもチマチマと行ったので、いよいよ最後の仕上げです。
このキット最大の難関である、デカール貼り。。。
この白い縦線が全身のストライプ模様になることは分かるのですが、一体どれをどこに貼るのか。
デカールと説明書を見ただけで、ちょっと目眩がする思いです
言ってても終わらないので、とにかく手を動かしましょう。。。
大量のデカール貼りを初めて1時間で一度挫折
でも、ちょっと方向性が見えてきましたが、モチベーションを立て直すため一休み。
ちょっと息抜きにその他のパーツで、組みあげられる部分を組み立てていきます。
背中のセガサターンや足は完成形が見えてきて、ちょっとやる気がでてきました。
気を取り直して、デカールの続きを貼りました。
結局、ストライプ部分を中心にだいたい5~6時間くらいかかったように思います。
たぶん、パニックハートを今作るか?と聞かれると、即答で「NO」ですね
スカート裏や各所のクリアパーツはここまでゲートカットすらせず、傷をつけない様に保管していました。
スカートパーツ裏用に、黒い部分を再現するデカールも付属しますが、ここは塗装します。
まずは裏を白く塗ります。
透けを防ぐ目的なので、フワッと白サフを吹いただけです。
次に、エナメルフラットブラックをエアブラシで表面全体に普通に吹きつけます。
その後、モールド部分が凸なので、綿棒で丁寧に拭えばこの通り。
簡単ですが、デカールを貼るよりキレイに仕上がると思います。
さて、これでようやく組み上げて、全体のツヤを整えれば完成かな。
と言う段階に到達しました。
これまで組みたてたくても、下手に組んでしまうと塗装が難しくなったり、スミ入れの難易度が上がるのであえてバラバラのまま進めてきたパーツを組み上げていきます!
とはいえ、塗装後のパーツは塗膜の厚みを意識して、塗膜を落としたりしつつ進めましたが・・・
頭の髪飾り?のようなパーツ2個を組み立て中、写真左パーツができたので、もうひと組みを差し込んで組み立てるところで、軸がポッキリと・・・
写真の通り、1パーツが1cmにも満たない小さなパーツで、軸も1mm有るかどうか、というパーツだったのにやってしまいました。。。
もっとも、頭部の髪飾りは2パターン選択式なのでこの折れたパーツは使わない、という選択ができるのですが、ここまで塗装やデカール貼りをして日の目を見ないのも悲しいです。。。
なんとか、軸打ちをして復旧させたいと思いますが、ホント、最後の仕上げこそ慎重に、ですね。
ここまで、デカール貼りで休日2日を費やした結果がこちらです。
スカートのストライプは全てデカール。
左のなかなか派手な模様のパーツ(おさげ)もほぼデカール。
でも、こうやって組み上げるとなかなかの達成感は味わえます。
武器、胴体、足、など。
足はデカールが無かったので割と素直に組めましたが、足裏の塗装は結構難所でしたね。
胸周りのストライプもかなり複雑なデカール分割になっているので、線がよれない様に慎重に貼り進めた成果がでたと思います。
これだけデカールで苦しめられるキットは初めてでした
背中のサターン、武器2種類、腕パーツ。
腕パーツのストライプはやはり複雑なデカールを組み合わせて再現。
武器の模様も全てデカールです。
こちらは向かい合ったパーツで線対称になるように、慎重に位置決めを行うのが大変でした
さて・・・これでようやくほぼ全パーツの組み上げができましたが、まだ最後の仕上げが残っています。
これだけ全身デカールだらけ、ですのでトップコートで保護しておきたいところ。
一応説明書にはトップコートは非推奨とありますが、保護しないのは日焼けなども心配です。
ということで、残すトップコート前にこのデカールを完全乾燥させます。
自然乾燥で一週間ほど放置、が良いらしいので、一旦ここで感想待ち、とします。
いよいよ次回で完成だと思います。
1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート その4 [バーチャロン]
ハセガワの1/100フェイ・イェン塗装編の続きです。
関節やスカート裏などは、メカ色っぽく仕上げるべきと思いますが、淡いフェイ・イェンの全体色に合わせるために、ウォームグレーで塗ります。
フェイ・イェンもカトキデザインなので、ウォームグレーがハマるんじゃないかと思いましたのでちょっとした実験です。
関節色を塗るパーツは、そこそこ塗り分けが必要になっています。
写真でマスキングしているパーツが幾つかありますが、マスキングテープとマスキングゾルでしっかりとマスキング。
黄色のパーツ群は、下地に白サフを吹いているので、透けることなく発色してくれています。
発色や透け防止のためにも、白サフは有効です。
黄色パーツの中でもスカートの黄色い部分が一つ一つパーツが分かれています。
このパーツは黄色単色だと思っていたのですが、よく見ると白い塗り分けにスミ入れも必要でした・・・
楽には終わらせてくれないようです
ほんの少しの白い部分が塗り分け箇所。
8個の黄色パーツに2箇所の白い部分を残すようなマグキングは、ちょっとした修行ですね
筆塗り、と言う手もありますが絶対ムラになるので、エアブラシした方が早いと思いましたが・・・・これはこれでなかなか手間です。
ちなみに、手前に見える”武器持ち手”も武器部分を青く塗った後に、手は関節色、武器先端が黄色、となるためマスキングを気合いでしています。
これが塗り分けを終えたところ・・・
疲れました
一緒に映っているのは顔のパーツですが、黒い部分はエナメルブラックをエアブラシして、その後はみ出た部分を拭き取って仕上げています。
こんな感じで黄色パーツの仕上げとして、エナメルブラックのスミ入れをしました。
写真ではまだ拭き取り前の状態で、はみ出ていますが。
ついでに右下に映っているのは、足裏パーツです。
足裏のモールドが白い設定なのですが、見なかったことにしようかと思っていましたが、最終的には塗りました
ちなみに塗り方ですが・・・・
1:白く塗る(ラッカー)
2:白い部分を残すようにマスキング。白い部分一個一個は厳しいので、白部分を一つの塊と見てマスキングテープを貼り、デザインナイフで白部分だけを残すようにカットしています
3:青を塗る(ラッカー)
4:マスキングを剥がし、白い部分の中にある青い線をエナメルで近い色を作ってスミ入れの要領で筆塗り
5:はみ出た青を拭き取り
としました。
足裏ですし、パッと見た感じではエナメルの青(混色しています)でも違和感無いはずです。
ということで、塗装編はもう少し続きます。
1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート その3 [バーチャロン]
ハセガワの1/100フェイ・イェンの続きで、今回から本格的な塗装になります。
このキットはデカールと塗装でブルーハートかパニックハートを選択できますが、素直にブルーハート仕様で仕上げたいと思います。
予備キットも持っているので、一応パニックハートも作れるのですが・・・
メインになる色はこの淡いブルーグリーン。
白+スカイブルー+色の源イエローで調整、といった色を作っています。
結構良い色になってくれました。
白パーツはクールホワイトでべた塗りです。
バーチャロンは基本的にCGなので、色はべた塗りでくっきりさせた方が、「らしい」と思いますので、今回はそういう方向で塗っています。
また、後の作業ですがスミ入れもくっきりと黒で入れるようにして、CG感を出す予定です。
白パーツは結構多いので、もれなくパーツをかき集めて塗装。
裏も見えるパーツが結構あるので、そういうパーツは裏も漏れない様にします。
こういうのが後で見つかると、もう一回エアブラシの準備しなければならなくなって、工程遅れに繋がりますので・・・
さて、このキットに限らずバーチャロンに多い表現として黄色の丸い独特なモールドが機体各所にありますよね。
この黄色い部分はデカールが付属していますが、塗装してしまった方が早くてキレイだと思うのです。
ちょっと面倒そうですが、案外簡単です。
写真のように幅広めのマスキングテープをモールド上にべた貼り。
モールドを爪楊枝でなぞらえた後、新品の刃に交換したデザインナイフでモールドをなぞる様に切れば、写真下段の模様のように、キレイにマスキングができます。
その後塗装すればこの通り。
黄色はバーチャロンカラーでもあれば良かったのですが、手元に無かったのでイメージとして黄橙色にしました。
ちょっと赤みのある黄色、ですね。
剣の黄色モールドはこんな感じで塗装できました。
この後、エナメル黒でスミ入れすればデカールを使わずに再現できます。
胸パーツは白い襟部分をマスキングしてブルーグリーンで塗装。
このキットは、何箇所かマスキングする必要もありますので、塗装順番も良く考えて行わないと二度手間になる箇所もありますので要注意ですね。
さて、次回に続く・・・・
1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート その2 [バーチャロン]
バーチャロンの1/100フェイ・イェンの続きです。
途中マルタの製作を挟みましたが、継続作業中です。
なにせ、パーツが細かい上に塗装がややこしく、仕上げにデカール地獄というキットです。
最大の課題は、モチベーション維持。
自分のやる気が出るタイミングで作業を集中するようにしていますので、完成までもう少し時間を要しそうです
仮組みの後は、接着すべきパーツは全て接着し合わせ目を消しました。
塗装の便を考えて、膝パーツは組み立てずにそのまま塗装を行います。
説明書では、接着して組み上げるような感じになっていますが、膝は後で組み立てることも可能ですね。
さて、では塗装を進めます。
キットはそれなりに色分けされていますが、きっちり仕上げるためには塗装が必須です。
後のことを考え、塗装する色ごとにパーツをタッパに区分けします。
成型色と塗装すべき色が微妙に違うパーツが混じっているので、要注意ですね。。。
そこがこのキットの難易度が上がってしまう原因の一つだと思います。
キットでは青パーツは1色ですが、実際には3色くらいに分ける必要があります。
明るめのパステルカラーがメインになるため、下地として一度白サフを軽く全体に付けることにしました。
繊細なパーツが多く、全体的に小さめのパーツ、モールドも細かいということもあるので塗膜の厚みも気にしなければいけません。
腰や足などの青いパーツもご覧のように、一通り白くしておきます。
でも、塗膜は薄くしたいのでふわっと白くしたくらいで止めています。
黄色パーツ、白パーツも下地をできるだけ合わせるためにサフ吹きしています。
白パーツはやらなくても良いかもしれませんが。。。
写真中央にある胸部パーツは嵌め合わせているだけで、接着はしていません。
このパーツもこのまま進めてもほぼ問題無いパーツですね。
あと、背中のサターンも2パーツですが、塗装後に組みあげます。
早く組み上げていきたいところですが、ぐっと我慢。
できるだけスミ入れまで終わってから組む方が、エナメル塗料によるパーツ割れを防げるからです。
黄色パーツは武器の丸いパーツが接着し、合わせ目消しをしているのでサフでキレイに整える必要がありました。
そのパーツとの色味が合うようにしたい、という目的もあって、小さい黄色パーツも一通りサフ吹きしてます。
ということで、今回はここまでです。
次は全体の塗装、スミ入れ、デカール貼りです。
1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハート その1 [バーチャロン]
唐突ですが、2007年に発売された、バーチャロンの1/100 フェイ・イェン withブルーハート/パニックハートを作りたいと思います。
このキットは、ハセガワ製ですね。
華奢なスタイルのフェイ・イェンであることから、1/100とはいえかなり繊細で細かなパーツで構成されています。
色分けもパーツ分割でかなり再現されていますが・・・パーツの数が多くて無くしそう。(フラグ)
キット自体は発売当時に購入し、タイトルの通り”withブルーハート/パニックハート”ということで、2種類のフェイ・イェンを選択して仕上げることができるコンパチ仕様となっていることから2個買いしていました。
コンパチ、と言っても色違いとなっているだけですが、クリアーパーツは2形態を作ることができるように、色違いが2つ入っているという拘りのキットです。
ちなみに、説明書のデカール指定図ですが、こちらはブルーハート。
キットの成型色は基本的にブルーハート仕様です。
そして、こちらは色変更で再現可能な、パニックハート。
全塗装が必須です。
もっとも・・・ブルーハートも結局全塗装することになるので、どっちも手間は変わりませんね。
なお、作り分けるというか塗り分けるだけでは完全再現はできないので、付属のデカール貼りが必要です。
デカールを使わずに、バーチャロンキットを仕上げるのはかなり修行のようなマスキングを強いられることでしょう。。。
こんな感じで豊富なデカールが付属。
というか、模様はほぼデカールで再現ですね。
特徴的なストライプもデカールです。
また、単純に貼れば良いという訳ではなく、下地になる色は付属デカールに合わせて選ばなければなりません。
説明書とデカールの色を見比べつつ、じっくりどのパーツを何色で塗るべきかを観察しました。
さて、素組みでご紹介、、、、といきたいところですが、普通に組み上げるだけでも結構手間でした。
大まかに組みあげつつ、細かなパーツは最後に付ける気持ちでヤスリ掛けや合わせ目消しを進めていきました。
そのため・・・・
仮組みはこれくらいに留めました。
ただ、接着しないとキチンとは完成させることはできない構成になっていることから、仮組するだけでも、ちょっと苦労しました。。。
特にスカート部分は接着剤無しで仮組みに挑戦しましたが、パラパラとバラけてしまうので断念。
非常に繊細なキットで、手を加える気持ちにならないくらいにプロポーションやディティールは十分です。
主に塗装の工程を考えて、接着して合わせ目消しするパーツ、接着せずに進めるパーツ、と計画を立てながらパーツの整形を進めました。
頭部はおさげパーツがボーナスとして付属しますが、モナカ構造のため接着して合わせ目を丁寧に処理。
その他、武器類もだいたい貼り合わせとなっているので、流し込み接着剤でがっちり接着して、十分感想してから丁寧に仕上げました。
特に、写真のボウガン(亡者の懺悔)はかなり繊細で尖っているので処理は丁寧に行いました。
武器持ち手は武器と一体化。
ただ、親指が別パーツになって立体感があるのは良いのですが、とにかく小さすぎ。
写真中央の黄色い指は紛失してしまった親指一本をポリパテで作り直した、の図です・・・・
たぶん、途中のパーツ洗浄をしていたときに、流してしまったんだと思います
顔、腕も一応組み上げて、塗装工程の検討と構成の確認を行います。
一部のモールド間が整形上埋まっていますが、あまりに細かくて下手に開口すると、強度が心配です。
そういったことから、今回はあえてそのままにしました。
お祭りのカタヌキのように、丁寧にくり抜けばいいのかもしれませんが・・・
ということで、今回はここまでです。
本当はもう少し途中記事を入れたかったのですが、パーツ切り出しから、ここまでに至るにはかなり色々と工作していますが、写真を撮り忘れてました
続く・・・・
【完成】電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その5 [バーチャロン]
電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジンの完成です!
途中経過での通り、色はオリジナルにしてしまいました。
イメージソースはティターンズカラーのガンダムMk2、といったところです。
アップです。
胸に黄色を入れたことにより、思った以上に派手な印象になったような・・・
色が散らばり過ぎてしまいました。反省
全身像。
ビームライフルも本体準拠の配色にしたおかげで、想像以上に塗り分けが複雑になってしまいました。
グリップ上部の柄のような部分の上にグレーの箇所があるのですが、非常に整形しにくい形状だったことから、切断して別パーツにして、塗装後に接着、という手間なことをしています。
横から。
左の平手、右の武器持ち手ともにキットのものをディティールアップして使っています。
一応別にも用意しましたが、軸の長さや太さが独特なため、結局キットのパーツがベストということに
反対の彩度から。
ビームライフルのクリアパーツ(緑部分)は、裏面に銀色を適当に筆塗りし、緑部分はパーツのまま塗装なしですが、スーパークリアーだけは吹いてコーティングしています。
こうしてみると、青、赤、黄、緑、グレー、と色数が多すぎて少しまとまりが無い結果になってしまいました。
オリジナル配色の場合、色のバランスに気を付ける必要があるのですが、ティターンズブルーで誤魔化せるだろうと、あまり配色を考えなかったことがこの結果になったと反省。
配色としては、ガンダムMk2をほぼそのままトレースしたので、おかしくは無いと思っていましたが、やはりデザインの違いからくるものなのでしょうね。
後ろから。
背中のバックアップ=セガサターンもこの色で。
バックアップである、Vコンバータの中やディスクも作ってありますが、展開方法が面倒なのと色剥げが怖いので触らないことにしました
長い武器です。
ビームライフルですが、構えることもやや難があります。
飾るときはポージングしない、素立ちで飾れば良いのですが、やはり稼働領域は古さを感じさせます。
以上、WAVE製プラキットのテムジン完成です。
23年前(1995年)のキットを当時素組みで放置していたので、これで成仏できたと思います。
あと何体、決着を付けることができるのか分かりませんが、粛々と作っていきたいと思います。
・・・テムジンというかバーチャロンは、ハセガワのキットもありますので、いずれリベンジします。
電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その4 [バーチャロン]
テムジンの続きです。
ムーンガンダムの頭がティターンズカラー、ということを決めたタイミングで、テムジンの色もティターンズカラーにすることに決めて、塗装作業を進めていました。
一通りの塗装が終わったので、細部などの詰めを行っています。
全体的にパーツ分割で塗り分けラインが再現されているという、昔にしては優秀なキットだったので、マスキングする箇所は少なくて済んでいます。
でも、ワンポイントで黄色を入れたかった、胸と股間の黄色はマスキングで塗り分けています。
ガンダムで言うところの、胸のダクト部分と腰部の連邦マークが入る箇所にある丸いモールドは、色の配色を考慮し、挿し色として黄色を塗ることにしました。
腰部の丸い箇所は、直径4mmでした。
たまたま購入して持っていた、ハイキューパーツの円形マスキングシール「M」に直径4mmの丸がありましたので、この丸を取り囲む、周りの部分を用いて丸いパーツのマスクをしています。
手軽にキレイに、直径4mmの丸いマスキングができて助かりました。
次に、透明パーツです。
一部はランナーから切り離していましたが、大部分はそのままにしていました。
このランナーをそのまま表から、光沢クリアを吹いて、裏地は銀色を筆塗りです。
あとでパーツにはめ込んでいけば、クリア塗装の効果がでると思います(出るといいけど・・)。
ここまでの作業で全てではありませんが、大部分のパーツに色が入ったので、少し組みたてて様子をみようと思いました。
頭部、上半身までを組みました!
ティターンズカラーは何でもそれなりに見栄えがすると思います。
あまり配色を考えていませんが、それなり、ではないでしょうか。
ちなみに、顔の中央のクリアーグリーン部分は、銀色を塗ってから、エナメルのクリアグリンーンを筆塗りしました。
後は全体のスミ入れ、各所の黒い窪みの塗装、といったところでしょうか。
完成が見えてきました!
電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その3 [バーチャロン]
バーチャロンのテムジンの続きです。
記事にするのをうっかり忘れていましたが、前回の記事で穴埋めに使っていた光硬化パテは全く使い物になりませんでした
高かったのに・・・
使い物にならない、というと言いすぎかもしれませんが、私が想定していたような結果になってくれなかった、という意味です。
前回の写真でもあった通り、隙間やエッジの修復にパテ盛りをし、ヤスリ掛けして隙間埋めやエッジをキチンと出したかったのですが、光硬化パテの使い方が悪いのか、食いつきが良くなく、ヤスリ掛けするとポロっと剥がれてしまいました。
しかもほぼ全ての箇所でです。
指で触ると硬化しているように思えますが、芯の部分が硬化しきっていなかったのかもしれません。
それでも、光に当てて数日寝かしていたのですけどね・・・
光硬化パテは使い方を少し調べて、また別用途で使いかたいと思います。
結局パテ埋めしたかった箇所は、ポリパテを使う事で解決しました。
やはり慣れた素材が一番なのかもしれませんね。
ポリパテを盛って削り、盛って削りを2~3回行って、ようやく傷や形状修復ができました。
肩パーツの後ハメ化+形状修復も終え、サーフェイサーを吹きました。
写真はグレーとホワイトサフで使い分けしています。
ポリパテを使ったパーツだけ、プラの成型色との差異を埋め合わせるために、サーフェイサーを吹いて均質化しています。
本来、このサーフェイサーの後にもう一度ヤスリ掛けすべきですが、今回は色塗りを急ぎたい事情から、ちょっと横着しています
いきなりほぼ全パーツの色塗りができた写真です!
と、ここでお気づきの方はこの色から何をしたいのかが分かって頂けるかと思いますが、テムジンの標準カラーではありきたりかと思いましたので、アレンジしてみました。
色塗りをいそぐ理由は、実はムーンガンダムの塗装と並行させて塗装工程を簡略化しようとしているためです。
ムーンガンダムは別途記事でまとめますが、テムジンもこれでベースカラーはできましたので、細部の塗り分けと仕上げに掛かってまいります。
今更ながら、このテムジンは色分けがよくできています。
上記写真の通り、思った以上に塗り分けをパーツ単位で完結できてしまうため、色アレンジが楽ちんです。
この週末で完成はちょっと難しそうですが、1~2週間以内で完成できそうかも??
といった状態です。
電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その2 [バーチャロン]
バーチャロンから、1/144のWAVE製テムジンの続きです。
古いキットですので、全体的にモールドが甘め?
合わせ目も中央にばっちり入っていますので、合わせ目を消す作業が多く、それなりに手間が掛かります。
一方で、細かな事を言わなければ、再現度は高く、プロポーションも良好だと思います。
バーチャロンはそこまで細かくデザインを租借していませんので、あまりこだわりなく作ってしまえそうですが、唯一きになったのが肩の上部の面構成です。
下の写真の赤マルの部分。
ここは丸のすぐ上の形状が軸の部分までつながっているはず。
断面は三角になっている箇所ですので、イメージと違っています。
この肩パーツは後ハメの工作の影響で、前回の記事でも分解していましたが、分解ついでにこのラインも変更です。
写真の左が修正後、右がキットのままの形状です。
こだわるならば・・・という程度ですが、手間でもここは直します。
写真での通り、左のように断面が三角になるようにした場合、削り込む必要がありますので、事前にポリパテで裏打ちし、その上でプラパーツをデザインナイフで大まかに削って、金属ヤスリなどで形をだしていきました。
他、合わせ目を消したところ、微妙に抉れていたり、段差が機になったり、押し出しピン跡が機になったり、といったパーツが幾つかあったので、それぞれポリパテや光硬化パテで穴埋めをしました。
写真の黄色部分がポリパテまたは光硬化パテです。
光硬化パテは今回初めて使ってみましたが、確かに部屋のLED照明でも数分で硬化します。
あまり多く出してしまうと、作業をしている最中に多めに出した光硬化パテがどんどん固まってしまいます。
そのため、光硬化パテはちびちびと最小限を絞り出して、速やかに盛り付ける、という感じで、手早い作業が要求されますね。
合わせ目消しも一通り終わりそうなので、パテ埋め箇所だけ処理できれば、一通りのパーツ処理が終わりそうです。
今度の週末あたりで、サフ吹きくらいはしたいと思います。