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電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その1 [バーチャロン]

部屋の整理をしていると、20年ほど前に発売されたWAVEの1/144のバーチャロンシリーズキット「テムジン」が発掘されました。

”電脳戦機バーチャロン”は1995年にアーケードに登場した、ツインスティックで捜査する、当時の流行りものであった対戦格闘を仮想のロボットで行う、という斬新なゲームでした。

独特の操作に慣れるのも大変でしたが、当時としては破格に美しくリアルな映像は衝撃でした。


その主人公機であるテムジンのキットは、複数メーカーから出ましたが、このWAVEの1/144シリーズは最初期のものだったと思います。

DSC02503.JPG

当時定価で600円。

大きさは1/144シリーズのガンプラと同じか少し小さいくらいです。

色分けはクリアパーツもあって、5色と多めで、600円という安価でこれだけの色分けをしていたことは凄いです。

プロポーションも良く、今見てもなかなか良くできています。


当時、とりあえずパチ組みしてみて、本体ができたところで武器やランドセルは途中で面倒くさく([exclamation&question])なって放置していました[あせあせ(飛び散る汗)]


そのキットを引っ張り出してしまいました。

模型工作環境の充実した今だからこそ、決着を付けようと思います。

DSC02496.JPG

放置していた武器も組立て全身像です。

プロポーションバランスも昔のキットですが、特に言う事は無いのではないでしょうか。

細かな点では修正が必要かもしれませんが、手を出すと泥沼になる箇所もあるので、どうしたものか・・・


少なくとも、後ハメ加工は行って、塗装しやすくしていきたいと思います。

DSC02497.JPG

武器を外してやや斜め側面。

クリアパーツなど、一部のパーツは工程の都合上嵌めていません。


DSC02499.JPG

ランドセルも付けていませんが、背中にはキチンとサターンが付きます。


DSC02500.JPG

全身の接着が必要なパーツは全て接着済みで、一部はすでに合わせ目を消しています。

設計は古いので、中央でのモナカ割が多いのですが、このテムジンはシンプルなデザインなので、合わせ目を消してもモールドに影響ある箇所は少なく組み立てやすいです。


DSC02490.JPG

脚部は接着しても、膝周りが後ハメできる設計です。

一方、腕は肩~肘にかけて、一旦挟みこんだら外せない構造のため、パーツを交換したりばらしたりします。

写真はひじ関節をガンプラのPC-111の余りパーツ(写真右下の赤マル)に交換しました。

これで二の腕の中に3mm径の穴をあけて、軸を太らせることで後ハメというか、ガンプラのような構成にできます。

ちなみにこのポリパーツ交換で肘の関節が気になってきますので、クリアランスを削って確保の上、WAVEのポリパーツ隠しのオプションパーツを取りつける予定です。


次に、肩パーツもハメ殺しになるので、後ハメ化+形状の正常化をしたいと思います。

DSC02492.JPG

写真の左がキットのまま。

右の下の赤マルがパーツをノコギリ(刃が0.1mm厚の職人気質のノコギリ)で分断したものです。

分断ラインをデザインを見ながら決めて、丁寧に切り離します。

最初のテムジンの写真は、すでにこの肩パーツの加工済みのものですが、分断ラインさえ適切ならば、違和感なく後ハメ可能です。

最近のガンプラでは良くある分割方式ですね。


と、こういった感じでサクサクと作っていけそうです。

ムーンガンダムも作っていますが、8つもある背中のお月さま(サイコプレート)の処理が面倒ですぐに挫けてしまいます・・・・気長にやってます。










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