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【完成】POP UP PARADE ラフタリア その3 [盾の勇者]

POP UP PARADE ラフタリアのリタッチ、台座のディティールアップを終え、今回で完成です。

このラフタリアは完成品フィギュアですので、実際の塗装ムラやモレなどは個体差があると思います。

そのため、今回の記事で行ったリタッチは人によってはしなくても良いものだったりするのかもしれませんが、瞳や顔、ツヤ調整などは共通事項だと思います。


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最終的に、太ももとブーツの境界などもタミヤのウェザリングマスターで赤みを入れました。

肌色部分が少なめなので、細かい部分ですが効果はあると思います。

また、髪の毛、尻尾は全体をつや消しにした後に、エアブラシで半ツヤになるように改めてコーティングしなおしています。

髪の毛がこの写真でもテカリが入っているのは、ツヤを追加した効果です。



さて、台座をジオラマ風にした結果のラフタリアをぐるっとご紹介です。

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アニメのイメージとして、こんな感じの地面が多い様な”イメージ”でしたが、如何でしょうか。

お手軽ですが、安価な完成品フィギュア(POP UP PARADEシリーズ)もひと手間加えるだけで、ちょっとオリジナリティのあるものになれたんじゃないかと思います。

ちなみに、乾燥時間を無視すれば、この題材を作るのに要した時間は30分程度。

乾燥ブース利用で作ったので、前後の準備も含めて半日掛からない程度のお手軽作業で作ることができました。


このブログでは完成品は基本的に扱うつもりは無かったのですが、ラフタリアのフィギュアであること、台座加工が模型作りと同じ工程であったことから、取り上げてみました。

今後も、もしかすると完成品フィギュアも、加工やディティールアップ工程を挟む場合はご紹介するかもしれません。


以上、POP UP PARADEよりラフタリア、でした!


・・・でも改めてアニメ見返すと気になるところも・・・








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POP UP PARADE ラフタリア その2 [盾の勇者]

盾の勇者の成り上がり から POP UP PARADE ラフタリアの続きです。

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今回は完成品フィギュアということで、レビューのつもりはありませんので、少し手を加えていきます。

と言っても、加工すると大掛かりになりますので、ポイントを絞って次の3点にしたいと思います。

(1)はみ出し箇所などの修正

(2)顔などの仕上げ塗装

(3)台座をジオラマ風へ加工



(1)はみ出し箇所などの修正

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写真はリペイント後になってしまっているのですが、胸当ての下にあるヒモの編み上げ模様とその周辺、ベルト部分の2箇所が結構塗装モレとはみ出しが気になりました。

エナメルのサンドイエロー+ブラウンなどで似たような色を作り、筆塗りで修正しています。

また、ヒモ部分はフラットブラックで側面などの塗りモレもリタッチ。

細かな箇所ですが、安価な完成品やプライズ物はこういったところが塗りが不十分ですので、リタッチで完成度アップを目指します。


他に、個体差だと思いますが、金色の塗料が服の赤い部分に点となって付いていたり、首元のリボンの色がかすれていたり、と言う部分もワインレッドのような色を作ってリタッチしました。

こちらは、ちなみにラッカー塗料で筆塗りしました。

マルーン+艦底色+灰色9号+白+サンドイエロー、を様子を見ながら混ぜて近い色を作ってみました。


なお、リタッチ後はツヤの調整もありますので、全体にプレミアムトップコートつや消しを吹いています。


ついでに気になった剣です。

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こんな感じでヤスリで平坦に削っています。

塗装がはげましたので、GSIクレオスのスーパーチタン2で塗り直しました。


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金色部分は剣をマスキングして、9番ゴールドでこちらも塗り直しておきました。



(2)顔などの仕上げ塗装

こちらは素の状態です。

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顔が似ていない、という人もいるようですが、気になったのは眼の窪みがちょっと目立つ、口元が線、凹凸が感じられない(素材の影響ですが・・)というところです。

本来はエアブラシ塗装で凹凸というか陰影を入れたいのですが、PVC完成品をばらすのは手間なので今回そこまでは行わないことにしました。


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まず、瞳はUVジェルクリアRを盛り付けて、いつものガレージキット仕上げと同じ処理をしました。

口元は、エナメルのクリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジで口紅色を作り、筆で下唇だけにほんのりと唇を描き込みました。

あまりくっきり入れるとたらこ唇のようになったり、印象が変わり過ぎますので、パッと見で分からない程度にしました。


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次に陰影を入れるために、タミヤのウェザリングマスターGとHを使用


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頬に赤みを入れ、顎周りに影を入れたのですが、影は分かりにくいですね。。。


ついでに、髪の毛などにもこのウェアzリングマスターで陰影をかる~~くいれておきました。


(3)台座をジオラマ風へ加工

です。

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まず付属の台座n周囲をマスキングテープで囲み、堤防を作ります。


ジオラマ風にするのですが、今回は超お手軽で済ませますので、まずこちらを用意しました。

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DIYショップ購入のバークチップ(商品名はコンテナガード S粒)。

土を再現するために、タミヤの情景テクスチャーペイント土 です。

このテクスチャーペイントを塗って地面を作り、バークチップで盛りや平原の落ちている木のようなものを再現してみよう、という想定です。


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ラフタリアの足元にマスキングテープで養生して台座に繋げた状態にしておき、その周辺に自然に土があるようにテクスチャーペイントを筆などで塗りたくりました。

それほど厚塗りする必要はないですが、そこそこぼこぼこさせておいた方が、見た目リアルなので、様子を見ながら盛りつけました。


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使ったのは100均で買った筆、スプーン、綿棒、爪楊枝。

これらで良い感じの地面を盛りつけしてみました。

なお、今回の台座は最初から梨地加工のようなざらざらした表面だったので、特になにもせずテクスチャーペイントを塗りましたが、もし気になるようならヤスリで荒らして木工ボンドを塗っておけば良いでしょう。


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次にバークチップを適当な大きさに砕いて、テクスチャーペイントが乾かないうちに埋め込みました。


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この状態で念のため木工ボンドを水で溶き、バークチップをコーティングしつつ、地面との接地部分にも接着しておきました。

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乾燥ブースで2時間ほど乾燥させればこんな感じで固まりました!


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茶色一色の地面では寂しいので、この状態から、同じくテクスチャーペイントの草、砂、も使って、もうちょっと表情を付けていこうと思います。


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このあたりもやり過ぎるとなんだかよく分からなくなりますので、ほどほどに草が生えている、森の地面というイメージで作ってみました。

もう一度乾燥器に放り込んで完成です。


では、次回は完成状態のご紹介となりますので、続く・・・







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POP UP PARADE ラフタリア その1 [盾の勇者]

色々あったオリンピックも無事閉会式を迎える本日(8月8日)は、関東は台風の影響でしっかりとした雨が降っています。

オリンピック期間中は、あまりでかけないようにしていますが(コロナも怖いですしね)、劇場版 GのレコンギスタⅢが8月12日まで(※劇場によってはまだまだ公開中のようです)、と差し迫ったこともあり、久しぶりに海浜幕張にでかけてきました。


ワンフェスが無くなり、幕張メッセのイベントも激減したことから、ながらく近づいてませんでしたが、道路には多くの警察官が。

何かな~~、と思ったらオリンピック会場の幕張メッセ周辺道路を閉鎖などしていたようです。

なるほど・・・この時期ならでは、の風景ですね。

パラリンピックも行われるので、もう少しこんな感じなんでしょうね。


ちなみにGレコⅢは、全5部作の折り返し、ということもあり見ざるを得ないですよね。

TV版であまりにもスル―され、感情移入し辛くなっていた話の展開を新規カット追加で補強していますが、もう少し足りないような気が・・・

登場MSもいっきに増える展開でしたが、本作登場MSでプラモデル化されているものはGセルフ、アルケイン、マックナイフぐらい。

せっかくの劇場公開なのに、プレバンでは何も無しという扱いはひどくないですか[あせあせ(飛び散る汗)]

せめて、2015年発売のマックナイフ量産型の再販くらいあっても良いんじゃないかとおもいました。。。




冒頭が長くなりましたが、今回はいつもと変わって、キット製作ではありませんが、模型作りの範疇として記事にしました。

使用した商品は、グッドスマイルカンパニーから2021年7月末に発売された、POP UP PARADEシリーズで、「盾の勇者の成り上がり」からラフタリアです。


POP UP PARADEは3500円くらいの低価格ながらも、完成品フィギュアとして色々なキャラクターを手頃なサイズ(1/8くらい)で商品化しています。

このラフタリアも、程よいサイズ、低価格の塗装済み完成品となっています。


まず今回はフィギュアの素の状態のご紹介です。

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ラフタリアの完成品はいくつかありますが、結構高いものが多いので完成品を買うことがほとんど無い私の守備範囲からは外れていましたが、このシリーズは安価なので、思わず購入しました。

複雑な塗装パターンも完成品ならではの、完全彩色で良い出来です。

もちろん、安価だから、なのか汚れや塗装漏れ、はみ出しと言った箇所が何箇所かありますが・・・

今回は、全塗装は行いませんが、こういった塗装の修正は気になると事だけは行い、完成度を高めてみたいと思います。


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片足で剣を構え、というポージングですが、台座にしっかり固定できるよう工夫されています。

台座は商品紹介ページなどでは透明なアクリル板のようなものになってましたが、製品版ではご覧の通り、ラフタリアの服の色をイメージしたようなワインレッドのベースです。


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構える剣のみ後で差し込むようになっていました。

この剣、良く見ると塗装村なのか整形によるものなのかは分かりませんでしたが、少しぼこぼこして、気になる粒子跡のようなものもあったので、ヤスリで整形したいと思います。


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流れる紙、尻尾なども軽くグラデーションが入っており、良い感じです。


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普通に飾っても十分可愛らしいラフタリアを観賞できる、という素晴らしいフィギュアだと思いますので、特に気にしなければ、このままでも十分だと思います。

あくまでモデラー目線で少しいじってみたくなっただけなので、簡単ディティールアップを行います。






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