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【完成】機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その6 [ファーストガンダム]

ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウの完成編です。


このフラウ・ボウは以前にTwitterで既に公開していましたが、ブログ記事としてまとめ直しております[あせあせ(飛び散る汗)]

Twitterでは数枚の写真のみでしたので、こちらでもう少し追加での紹介をさせて頂こうと思います。


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顔は最後の仕上げとして、そばかすをエナメル塗料で点塗り、瞳はガイアノーツのジェルクリアRを入れてキラッとさせてみました。

少しはみ出てしまいましたが・・・[たらーっ(汗)]


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完成見本やネット上でもヒットするアングルで、たぶんこの角度がベストアングルでしょうね。

ドールハウス宇都宮さんの作品らしく、フラウ・ボウが良い感じのアレンジでグッと魅力的になっている感じがします。


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ちょっとスカート短すぎな気もしますが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

ベストアングルを考えると見えない、という非常に計算された構成なのかもしれません。


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この写真では、まつ毛の植毛がそれなりに見えるのではないか、と思います。

大型キットですので、こういったリアル表現がハマるのではないかと思い、今回初めて植毛にチャレンジしてみました。

100均で売っているアイテムは本当に模型に使える物が多いですよね~


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やや上からの構図。

ここで見えるのは、髪の毛の重なり具合がよく見えるのではないかと思います。

キットのままだと、パーツごとの境界線が気になりました。

かといって、ここを接着して境界線を消す、となると塗装とパテ埋め地獄になるため、重なり具合を写真のようにすることで、パーツ構成そのままに境界線が気にならないようにしてみました。


以下はここまでの写真と近い構図もありますが、あまりネット上で完成写真を見かけませんので色々な角度からご紹介します。

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そして大きい、大きいと書いていましたが、分かりやすくEGガンダム(1/144)と比較。

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全項は2倍弱ほどですが、ボリューム感はかなりあるのが分かるかと思います。

特に足パーツが重くて、塗装が大変でした・・・[あせあせ(飛び散る汗)]



さて、最後におまけ。

フラウ・ボウは見ての通りのポーズです。

透明ガラスケースに展示すると、下から見え過ぎるのもどうかと思いますし、キット単体では寂しいので展示ベースをお手軽に作ってみました。


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100均(セリア)で販売している、ミラー風タイルシールを金1、銀2購入。


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イメージとしてはこんな感じにしたいと思います。


このベースを貼り合わせるのは至難の業なので、ミラー風タイルを張り付けるベースをプラ版で切り出しました。

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プラ版は側面などをヤスリ掛けして整形し、黒サフを吹いておきます。

このパーツにミラー風タイルを接着することで、しっかりと形出しを行います。


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ということで載せるとこちら!


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ん~~~

これでは元々の趣旨から逆行してしまい、見え過ぎなのでちょっと再考。

また、色も単調なので、金を混ぜてみます。


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金を混ぜて、全体をプレミアムトップコートのつや消しを吹くと、このような感じに。

しっとりと良い感じになったと思います!


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丁度フラウ・ボウのポーズにマッチした三角系のベースになりました~

お手軽ではありますが、ベースがあるとフィギュアも引き立つと思うので、お勧めです!


次はできれば、ドールハウス宇都宮さんのアニスが作ってみたいのですが、前回のトレフェスオンラインでも瞬殺だったので、別の機会で買えると良いなぁ・・・

以上、ドールハウス宇都宮さんのフラウ・ボウでした。












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機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その5 [ファーストガンダム]

ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウの続きで、アイペイント~組み立てとなります。


まずはアイペイントです。

大きなキットですので、筆塗りメインではなく、今回は瞳もエアブラシメインで塗装してみます。

結果的にこの方が早くてキレイな塗装ができたと思います。


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前回記事にあるように、下地の白→白目をマスク→全体をラスキウスのホワイトピーチ→ラスキウスのクリアーぺルレッド+唇もクリアーペールレッドで塗装→白目のマスクを剥がした状態、です。

その状態に保護のためにクリアーを厚めに吹いて、塗膜保護と表面をつるつるにします。


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エナメル塗料の黒+レッドブラウンでまつ毛や眉毛の色を作ります。

少し深みを持たせたくて、まずハルレッドで大まかに輪郭をとって、その後ブラウンを入れる、と言った順番にしてみました。

エナメル塗料なので、塗るというよりは色を置く、感じで色をのせて、面相筆とフィニッシュマスターで拭き取って形にしていきます。

ここはかなり時間をかけ、納得いくまで繰り返しました・・・・ここがいつも一番大変です[あせあせ(飛び散る汗)]


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黒目の輪郭をフラットブラックでほそ~~く描いて、両目が良い感じの円とバランスになったかな?というまで、塗りと拭き取りの繰り返し。

なんとか形になったので、この段階で縁取りをマスキングゾルとハセガワのクレープ紙マスキングテープでマスクします。


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その後全体をマスクして、黒目をエアブラシで塗装の図。

真っ黒で何がなんだか分かりませんね・・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

非常に分かりにくいですが、クリアーブラウンで上側を濃い目、下側を薄め、というグラデーション塗装を行っています。

大きなキットとはいえ、黒目は流石に小さいので、それっぽくグラデーションにしてみた、というところですが。


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このマスクのまま、黒目の中の白いハイライトもエアブラシ塗装します。

ここはハイキューパーツの丸いマスキングテープを使って、2mmかそこらの大きさ(現物合わせで選びましたのでサイズは失念)で台紙の方を使っています。

これによって、丸いハイライトの白を正確にエアブラシ塗装できます。


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マスキングを剥がしたところがこちら!

正直、マスクされていると、上手くいっているのかどうか不安ではありましたが、成功のようです[るんるん]

この段階ではまだツヤツヤですね。


ツヤを調整します。

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瞳と唇はマスキングして、全体にラスキウスのスムースパールコートを吹きつけています。

パールな感じがこの写真では伝わりにくいですが、しっとりした表面になったのは分かって頂けると思います。

瞳と唇はツヤを残す&パールを入れたくない、のでマスキングしておきました。

唇がぷるんとした感じがでているかな・・・・?


顔の最後の仕上げとして、今回は100均で購入したこちらを利用してまつ毛を植毛しました。

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向かって左側のまつ毛が減っているのはそこを使用したためです。

人間用なので、そのままでは大きすぎます。

カットして長さもキットに合うようにデザインナイフで調整して取りつけました。

接着は、この付けまつ毛事態に粘着糊のようなものが付いているので、それをそのまま使って位置決めし、定着のためにハイグレード模型用セメダインを点付けしました。

乾燥後はクリアーになる接着剤ですが、まつ毛の色にムラができるような感じがしたので、乾燥後にエナメル塗料のブラウンでごまかしています。


さて、ここからはパーツ組み上げです。

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こちらは組み上げというよりも、塗装完了パーツですね。

こちらもスムースパールコートでコーティングしました。

この写真の後、爪はエナメルのクリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジを筆塗り。


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髪の毛完成。

クリアーブラウンが入ったことで、陰影が付いたかと思います。


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両足も完成。

ブーツをマスクして、肌はスムースパールコート。

ブーツは半ツヤでトップコートしました。


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服やリボンも完成。

これらの服部分はプレミアムトップコートのつや消しでコートしています。

リボンは横橙色で塗り、クリアーオレンジでシャドー吹きしています。


さて、ある程度組み上げてみます。


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完成後は見えなくなりますが、下半身部分。

両足の接地面もバランス良く繋がってくれたようで、キチンと接地できたことを確認。


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こんな感じですが、完成後は見えませんけどね[あせあせ(飛び散る汗)]


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上半身組み上げ。

両手で持つバインダー?はグレーでシンプルに塗装。

両腕と胸が推されるような造形になっている箇所に、上手くフィットするか?を調整しつつ、手首の角度をいじって取りつけました。


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頭が無いので、変な感じですが・・・・全身の組みつけも問題なし。

この後、細部の塗装(顔のそばかすや赤みの追加など)をもう少し行って、完成です。


いよいよ次回は完成です!














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機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その4 [ファーストガンダム]

少し間が空きましたが、ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウの続きで、今回からは塗装メインとなります。

前回までで、基本工作を終え、一度サーフェイサー吹きを行っていました。

サーフェイサーを吹くことで気づいた表面の荒れや気泡などもありましたので、そういった点を一つ一つ(できるだけ)処理を行っていきました。

その後改めてサフ吹き、表面チェック、傷が見つかればヤスリ掛けしてサフ吹き・・・と、3~4回は繰り返すのですが、この辺りは記事にしても単調なので、カットします[あせあせ(飛び散る汗)]


さて、一通りの表面処理に妥協と納得が出来た状態まできました。

まずは塗り分けなども必要無い髪の毛パーツから塗ってきます。

なお、髪の毛パーツは全てネオジム磁石による接合にしていますが、完成後見えなくなる部分にピンバイスで2mmの穴を空けて、真鍮線で持ち手を作っています。

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下地はマホガニーのサーフェイサーで均質化。

写真下部の一番大きなパーツ(後頭部)で傷や段差がほぼなくなりましたので、このマホガニーを下地に髪の毛を塗ります。


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ラスキウスの栗毛色を使用。

写真は栗毛色を塗っただけの状態ですが、この後シャドー部にクリアーブラウンを吹きつけ、全体にも軽く吹くことで、フラウの髪の毛を再現しました。

頭髪パーツは結構細かく分割されているので、それぞれの色味に差が出ないように、ちょくちょく比較しながらりアーブラウンの吹きつけ具合を調整していきます。


次はパンツ部分を塗ります。

パンツ部分は下腹部とつながっている(とはいえ、完成後に下腹部の肌色部分はまず見えないのですが・・・)ので、まず全体をシンプルに白で塗装、その後、シャドー部としてクリアーパープルをクリアーで3倍ほどに薄めたものを更に薄めてほんのりとモールド強調

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このパーツはドールハウス宇都宮さんのこだわり有る造形となっていますが、あまりここでは深く述べません。

キットを持っている方はご確認ください。


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肌色になるパーツは全てパンツ部分の白塗装に合わせて、真っ白にしました。

ラスキウスのベース色を塗るには、まず下地が真っ白であることが前提の設計らしいので、素直に白くしておきます。

その後、見ての通り、白目は白を活用するためマスクします。

パンツ部分、ブーツといった肌色以外になる箇所もマスキングして、白を残します。

手首は切断して、別パーツ化しているため、肌色を塗る際にマスキングしなくても済みます。

ガレージキットはこういった加工を加えておくことで、作りやすくなったり塗装しやすくなったりする場合もありますので、全工程をイメージして作っていくと良いかもしれません。

ガンプラで言うところの後ハメ加工、のようなものですね。


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肌色の塗装です。

先の通り、白→ラスキウスのホワイトピーチでベースを塗→シャドー部にクリアーペールレッド

という順番で塗装です。

最後のクリアーペールレッドですが、今回は唇の塗装もこの色をエアブラシで吹きつけてみました。

口の中、下唇に特に厚めに(薄く何度も吹きます)クリアーペールレッドを入れてみました。

大きなキットの為、唇の塗装もエアブラシの方がキレイにできそうなかん、と思い挑戦してみましたが、結果は割と上手くいったのではないかな、と思っています。

(上記写真ではちょっと分かりにくいですが・・・)


塗装順番として、普通は明るい色→暗い色なのですが、ベルト部分の黒は先に塗装してから、マスクしてピンクを塗る、としています。

パーツの段差形状も考慮すると、ここはベルトを先に塗る方が楽そうだと思ったからです。

下記写真はこのベルト塗装→ベルトマスキング保護→ピンク塗装、までを終えた状態となります。

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ホワイトベースの制服のピンクですが、アニメやイラストを見るともっと薄かったり濃かったり、、、と色々です。

イメージとしてはどピンク”な感じなので、みるきぃ・ぱすてるのセットに入っているチェリーピンクを全体に塗装してみました。

この後、シャドー部にはクリアーレッドで影をいれ、凸部分にはチェリーレッド+白で作ったハイライト色をのせることで陰影を強調しつつ、単調にならないようにしてみました。

モノが大きいので、ちょっと派手目に陰影を付けても悪目立ちしないとと思います。


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ピンクの塗装後は襟、袖の赤い部分を塗装します。

ピンク部分をマスキング。

この赤はモンザレッド+ガンダムカラーの赤(アニメカラー)でちょっと明るめの赤としています。

シャドーは昔のMr.カラーのクリアーレッド(マルーンのようなクリアーレッド)にクリアーイエローを少し混ぜて明るめにしたクリアーレッドを吹いています。


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その後、黄色部分のラインとリボンもマスキングして塗装。

凹凸が激しい部分のマスキングですが、ハセガワのクレープ紙のマスキングテープを使えばこういう曲面も漏れることなくマスクできて助かります。


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腰パーツも同様に。

黄色部分以外にもベルトの金色部分も塗っておきました。

ここは9番のゴールドでシンプルに仕上げました。


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肌色の乾燥後、ブーツを塗るために、肌色部分を厳重にマスキングしています。

ティッシュペーパーも併用しつつ、絶対に吹きこまない様にくどいくらいにマスキングしました。

これくらいで良いかな~? といったマスキングでは経験上、隙間からの吹き込みで悲しい目にあう確率が高いため、二重三重で色の吹き込みを絶対にさせない!

という思いで、くどいくらいのマスキングをしています。

マスキングテープは大量に使いますが・・・塗り直しよりは精神衛生上も良いと思います。


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ブーツにシャドーも入れた状態です。

何となく革っぽい、を目指してみましたが、後でトップコートすることでもう少しツヤを調整します。

なお、色はMr.カラーの41番レッドブラウン+43番のウッドブラウンで、シャドーはクリアーブラウン+クリアーブラックを強めに入れています。


ここまででほぼ全身の主な塗装が完了しました。

次回はアイペイントと細部の塗装、組み立てとなります。














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機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その3 [ファーストガンダム]

ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウ製作編の続きです。

前回記事でも書きましたが、手流し複製のガレージキットだと思われますので、各所の気泡や成型不良部分の修復をひたすら行います。


その上で、接着できる箇所、逆に仕上げを考慮して切断する場所、といった工作を行いました。


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後頭部から頭部髪の毛パーツとモミあげパーツ2個です。

頭部の側面~後ろに欠けて、襟足部分が別パーツですが、接合部分が気になるので接着して埋めました。

段差が気になったので、写真のようにポリパテ(黄色箇所)で均します。

モミあげパーツの接合は、ネオジム磁石にしました。

始めは真鍮線などで繋げようとしましたが、塗装後の組み立てを考えると、軸打ちする箇所が難しく、塗膜に傷を付けることが怖かったので、磁石にしました。

ついでに、前髪、顔パーツへの後頭部パーツの接合も全てネオジム磁石にしました。


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腕は肩から指先までで1パーツですが、写真のように手首で切り離しました。

塗り分けの簡便さ、ヤスリ掛けのしやすさを考えると、いっそ切り離して整形した方が早いですね。


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手首取りつけの角度は何度もすり合わせしつつ、上半身と繋げて調整します。

キットによって、ですが、このように切断した方が良い部分もあります・

仮組しつつ塗装後の組み上げまでを想定して、改造を考えるのもガレージキットの楽しみ方だと思います。


写真を撮れていませんでしたが、全身に渡ってポリパテによる整形、表面処理を行いました。

また、前髪、モミあげ、アホ毛は全てネオジム磁石接合ですが、重なり方を再構成しています。

前髪は頭部とつながる部分をポリパテで延長し、前髪が頭頂部に覆いかぶさる様に変更することで、自然な髪の毛の重なりになるようにしたつもりです。


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以上の全身に渡る工作を行い、ひとまずサフ吹きをしました。

ピンクサフ、フレッシュサフ、マホガニーサフ、ホワイトサフ、で全身をそれぞれ大まかに色分けをイメージしたサフ吹きを行ってみました。

結局この後、全身ヤスリ掛けし直したのですが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


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大きなキットですから、途中でこうやってモチベーション維持のための疑似塗装してみた、という意味合いが強いのですが、完成イメージがつかめました!

この後の表面処理、サフ吹きをもう一度行えば塗装だ!と思えると、もうひと頑張りできます!


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この段階で組み立て順番や軸打ちの調整、すり合わせなどもチェックします。

どんなにキレイに塗装しても、組み立てで塗膜を削っては苦労が台無しになりますので、すり合わせや組み立て順番の確認は重要です。


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大きな問題は無さそうですので、この後表面処理をもう一度見直し、サフ吹き。

その後、塗装となります。

この後の工程も撮影忘れていましたが・・・・おそらく次回から塗装編になると思います。














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機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その2 [ファーストガンダム]

ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウの続きです。

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この状態にもっていくために、以下のような工作を行っています。


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腰のスカート部分です。

写真で左上の色が変わっているところなど、レジンキャストの流れ込み量による厚みの差が出ている箇所です。

こういったところは裏からある程度補強するような形でポリパテを補填して、穴が空いてしまわないようにしますが、程度にもよります。

写真中央は、穴を空けて埋め直した方が良い、と判断した部分です。

普通に穴を空け、レジンキャストのランナー部分のような余りを適当に削って差し込み、瞬間接着剤で接着した状態です。

他にも気泡部分は、大きければ穴を一度あけて、レジンキャストの余ったかけらを差し込んで補完しています。

パテ類を使うより、同じ材質なので親和性が高いと思います。


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後ろから見るとこんな感じ。

スカートの下部分は、結構がたがただったので、思い切って抉ってから適当な形に切ったレジンキャスト片を接着して、形状を整えようとしている図です。


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スカートパーツの裏側からみるとこんな感じです。

手流しなので、ムラが有るのもガレージキットならではですね~

こういう補修がある意味醍醐味と感じてしまいます!


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ちなみにこのキットを作るタイミングでたまたまゴッドハンドのレジン用ニッパー(写真左)を入手したので、このニッパーでバキバキと余剰部分を切除しました。

1/5は流石に大きいので、ナイフで削ったりするよりもレジン用ニッパーがあると、かなり作業がはかどります。

ちなみに、右が普通のアルティメットニッパー。

かなりレジン用ニッパーが大きいのが分かるかと思います。


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胴体側面はかなり気泡が・・・・

また襟の先端も気泡で欠けて、そもそも無い([たらーっ(汗)])ので、このあたりも作り直しています。

やはりレジン片を接着して、形状の再生を行っています。


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他、前髪パーツも尖ったパーツのはずですが、写真のように、ガタガタしているのはレジン片を適当に接着したからです。

前髪の1本がほぼ気泡で使い物になりそうになかったので、まるっと削り落してレジン片で再生します。

前髪パーツはこの後、頭部パーツとのフィット調整のためにポリパテでかなり形状を修正しています。


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モミあげパーツも尖った部分はほぼ全て気泡で欠けていたので、削り落して、作り直ししました。

この方が早いし、シャープな感じに仕上がると思います。


全体的にパーツが大きいものの、フラウ・ボウの髪型などもあって、尖った部分が多めではあるものの、手流しによる複製だと思いますので、気泡との戦いがメインです[わーい(嬉しい顔)]

地道にこれらを処理して、理想の形状を再生する・・・・

これぞガレージキット!というキットです。

さて、頑張っていきます!














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機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その1 [ファーストガンダム]

今回記事にするのは、ファーストガンダムのフラウ・ボウのガレージキットです。

昨年(2020年)秋のトレフェスオンラインで購入した、ドールハウス宇都宮さんのキットです。

ドールハウス宇都宮さんのアニスが欲しくて、過去何度かワンフェスなどで買いに行っているのですが、いつも一歩差で買いそびれて2年が経過・・・

トレフェスでも再販してないかな?

と淡い期待を持ちつつ挑むも、その時には販売がありませんでしたが、代わりにこのフラウ・ボウを発見!

一目ぼれで即購入してしまいました。。。


巷では、閃光のハサウェイがようやく劇場公開され大ヒット中。

加えて7/22からは、GのレコンギスタⅢが劇場公開、と立て続けにガンダム関連映画が上映され嬉しい限りです。


さて、このキットは1/5とかなり大きめですが、パーツ数はそれほどでもなく、膝立ちポーズということもあり、完成時にも飾りやすそうという理由から購入後すぐに手を付けていました。

既に完成してはいますが、ブログ記事としては初めてまとめることになりますので、いつも通り工程を追ってのご紹介とさせていただきます。


キットは個人ディーラーによる手作業による複製だと思いますが、それなりに地道な下地処理などの基本工作が必須です。

ただ、パーツの組み合わせは分かりやすいのですんなりと組みあがりますので、まずはゲート処理を行いつつ、一度組み上げてみます。

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サンプル画像などでインターネットでも見かけるポーズですが、この角度あたりがディーラーさんの考えるベストアングルではないかと思います。

かなりアレンジは入っているものの、まぎれもなくフラウ・ボウですね。


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膝立ちでファイル?を手に持ちつつ、振り返るという珍しいポーズじゃないでしょうか。

足は股関節部分のパンツラインで分割され、ワンパーツで構成。

そのため、かなりのボリュームと重量があります。

ブーツと足で分割されていても良い大きさかもしれませんが、ワンパーツなのでとにかくデカイです。

髪の毛は仮組。

ひとまずマスキングテープで適当に貼り合わせています。


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この状態になるまでで、既に10時間程度は掛かっています。

肩あたりに黄色く見えるのはポリパテ。

気泡埋めや段差の修正を含めて、何箇所かはポリパテで修正したり、ヤスリ掛けも5割程度は行っています。


髪の毛は写真の通り、なかなか面白い分割ですが、後ろ髪のはね上げた毛先、両方のモミあげ、などが別パーツとなっているため、組みあげの順番をシュミレートして工作していきます。


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振り返りのポーズなので、後ろ髪の接合部分がアール状になっている箇所が気になりましたので、ここは埋めて一体成型にします。

ガレージキットでよくあるのですが、こういった接着して良いパーツをいきなり接着して合わせ目を消そうとすると、後でパーツの先端といった細かな部分の成型が難しくなる場合があります。

今回も大きいパーツ、ということも考慮し、できるだけ接着前に各パーツ単体で仕上げていくこととしました。


スカート部分の色がツギハギのように見える箇所がありますが、こちらは色々と工作した結果ですね。

スカートはレジンが透けて半分穴に近い状態になっている箇所も複数あったため、一度抉って埋め直しています。

(この辺りは次回の工作編でご紹介します)


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真後ろから。

スカートが短すぎな気もしますが・・・本編でもこんなもんだったと言われると、そうだったように思います。

そういえば、伝説のHow To Build GUNDAM2でもキャラコレのフラウ・ボウを改造している作例が印象深く思い出されました・・・・


今回はいきなり仮組み完成状態からスタートしました。

パーツ単位の紹介から始めると、あまりにも見た目が地味というか何を作っているのか分からない記事になりそうでしたので・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


では次回に続きます。









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