【完成】風の谷のナウシカ 1/12 休息 その6 [ナウシカ]
ツクダホビーの1/12 風の谷のナウシカの「休息」の完成です!
途中何度か中断(挫折?)しましたが、ようやく完成させることができました。
完成したナウシカをぐるっとご紹介いたします。
肩のテト、杖はいずれも接着ではなく、トンボのピットマルチ2でくっつけるに留めてありますので、気分次第で付け外しも可能です。
頬にはタミヤのウェザリングマスターで赤みを挿していますが、ちょっと強すぎたかも・・・
劇中イメージではこんなに赤くは無いですよね・・・
ちょっと失敗です。。。
右手の指は各指の間を0.1mmのエッチングノコで切り離し、ポリパテで形状を整えています。
爪もエナメルのクリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジで塗装。
マニキュアはしていないはずですので、自然な感じに留めているつもりです。
フードのゴーグル部分は最後にマスキングして塗装しています。
全体のツヤを整えた後、ゴーグル状の目にあたる部分だけ、クリアーブラウン+クリアーブラックをエアブラシ塗装し、ゴーグルのツヤを出すようにしています。
パッケージの完成見本写真右側と同じ構図です。
こちらからは腰のポーチや剣が見え、情報量多めですね。
くるぶしあたりの丸いパーツも、最後にHアイズで用意したものを接着しています。
途中の工程で全て削り取って、くぼみも埋めていますが、別パーツ化することでシャープな仕上がりになったと思います。
このアングルくらいでなければ分かりにくいのですが、胸の薬きょうも1mmの穴を全箇所に軽く空けて、1mmのリベットモールド(レジン製)をカッパーで塗装し点付けで接着しています。
劇中を見ると、薬きょうの下側も胸のポケットを貫通して見えるのですが、キットの形状から1mm以下の穴を空けるのが難しそうだったので、手を付けませんでした。
このサイズだと省略していても、ほとんど気になりませんので見なかった事に・・・
真正面から。
手首を切り離し、きれいに接地するようにポリパテで手首を作り直していますが、その甲斐あって自然なポージングになったと思います。
こういったパーツは塗り分けするより、いっそ切り離してしまった方がキレイに仕上がると思います。
パッケージサンプルとほぼ同じ構図だと思います。
表面がボロボロに荒れていたキットパーツを最初に見た時は、完成は厳しいと思いました。
地道にヤスリ掛けすれば、なんとかなるものですね。
髪の毛、肌にはラスキウスのスムースパールコートを少し濃いめに吹いています。
特に髪の毛は自然なテカリが入って、良い感じになったと思います。
このスムースパールコートはフィギュアの仕上げには万能に近い性能ではないかと思いますので、今後多用すると思います。
最後におまけとして、ベースを作ってみました。
ナウシカの劇中イメージから、どうしても荒れた土地の印象が強いのですが・・・
風の谷の一部にはこんな地面もあったのではないか、というあくまでイメージです。
なお、こちらは100均で売っている小さな額縁をひっくり返し、中に同じく100均で売っている緑のシートのようなものをハサミで切って枠に嵌めただけ、という簡単ベースです。
でも、このサイズ(1/12)のナウシカを飾るには丁度良い感じになったと思います。
以上、完成まで年単位で掛かってしまい、途中映画館で風の谷のナウシカを見ることでなんとかモチベーションを回復させたことで完成まで辿りつけたと思います。
ナウシカのキットは当時のものはほぼ手に入りませんが、ツクダホビーのプラキットをバンダイがリメイクしたものは一通り作っていきたいと思います。
こちらもいずれ完成させていきたいですね。
では、以上、風の谷のナウシカ 休息 でした!
風の谷のナウシカ 1/12 休息 その5 [ナウシカ]
前回に続き、ツクダホビーの1/12 風の谷のナウシカの「休息」の塗装編です。
髪の毛、杖をブラウン系で塗っていたので、ついでにブーツも塗っておきました。
下半身は太もも部分が白いズボンなので、ここはあらかじめ白サフの上から白、クリアーブルーでシャドー吹きを行っておきました。
その上で、白く残す太もも部分などをマスキングしてから、ブーツの塗装です。
ブーツは、ウッドブラウンで全体を塗ってから、レッドブラウンとクリアーブラックでシャドー部分を入れて、革ブーツをイメージしたそれらしい塗り、を試みました。
この後、ブーツ部分をマスキングし、残った部分は明るめの水色のような青で塗装。
※この辺りの写真忘れていました
ベルト周りと小物も塗装します。
剣とバッグはそれぞれ細かくマスキングしつつ塗装です。
剣部分はレッドブラウンにクリアーブラックでシャドー。
その後、柄や先端が金属のようですので、過去クラッシャージョウのファイター1&2を塗った時に作った黒鉄色+シルバーのような色で塗装。
バッグはスーパーミニプラのレッグタイプを緑で塗った際の緑がイメージに近かったので、そちらを再利用。
ベルトも同様に緑、黒鉄色のようなシルバーで塗装。
ちなみに、ベルトバックル部分の丸い突起上のモールド×4個は、キットもモールドはぼんやりしていたので削り取ってヤスリで均し、市販のレジン製リベットモールドパーツを削いで貼り付けて再現。
この後、ベルト部分だけをマスクし、服の青を塗っています。
服の明るい水色のような青を塗った写真が撮れていませんでしたが、明るい水色を塗った後、写真のように明るい水色をまずくして少し濃いめの水色を塗装。
ナウシカの水色は2色ですので、ここはしっかりと塗り分けます。
なお、明るい水色=インディブルー+白+ミディアムグレー
濃い水色=明るい水色+コバルトブルー+色の源のシアンで調整 といった感じで作っています。
グレーを混ぜることで、少しトーンの落ちた劇中のような水色を目指しました。
このような感じで青を全体に塗装。
これでほぼ全身の塗装が出来た状態となりました。
なお、左の方にある割り箸にまいたテープに付いている丸いパーツは各所の丸いディティール再現用のHアイズです。
テトを黄色(黄色+白+セールカラーで混色)で全塗装し、細かなパーツも含めてここでクリアーで保護しておきました。
この後、テトは茶色の縞部分をエナメルのダークブラウン筆塗り、首周りの白い部分も同じくエナメルの白+タンで塗装しています。
テトの目はシルバーを筆塗り後に、クリアー保護してからエナメルのクリアーグリーン筆塗りで再現しました。
ツヤ調整も終えた小物達。
杖、鞄、剣、それぞれ細かいですが、塗り分けて仕上げています。
下半身を組んでみました。
くるぶしの丸いパーツはHアイズを塗装後に貼り付けて再現することで、シャープな仕上がりになりました。
細かい部分ですが、こういうところのメリハリを付けてあげることで情報量が増えると思いますので、頑張りました。
最後にアイペイントです。
クリアーコートでテカテカになった顔にエナメルのダークブラウンでアイラインを描きます。
ついでに、イアリング部分もシルバーで下地塗装しました。
ぼんやりしたモールドですがキットの瞳はモールドが入っています。
今回、あえてこのぼんやりモールドは残したまま仕上げていき、この段階でモールドをなぞる様にエナメル黒で瞳を描きます。
なお、こういうときはやはりアニメの絵を参考にした方がイメージをつかみやすいと思いますので、今回は当時のロマンアルバム「風の谷のナウシカ」を読みながら描きました。
瞳をダークブラウンで塗装し、一応グラデーションを掛ける、白目部分の影、眉毛をダークブラウンで塗装、瞳のハイライトをエナメルの白で描き込み・・・・
と細かな塗装が完了した状態です。
他に、イアリングをクリアーレッド、唇をクリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジ、チークをタミヤのウェザリングマスターで軽く入れています。
ちなみにですが、唇塗装は下唇だけを塗るつもりで塗ると比較的アニメっぽい雰囲気で仕上がるようです。
上唇まで塗るのは、やや濃いめの口紅を再現したいときくらいにしています。
さて、これでほぼ全塗装工程が完了です。(まだコーティングが終わってませんが・・・)
次回、完成編です!
風の谷のナウシカ 1/12 休息 その4 [ナウシカ]
前回記事からは、ほぼ1年経過してしまいましたが・・・ツクダホビーの1/12 風の谷のナウシカの「休息」の記事の続きです。
この1年、何もしていなかった訳ではありません。
古いレジンキットだったため、表面処理やディティールの作り直し、彫り直しをチマチマと(気が向いた時に)行っている間に1年が・・・
そのため、途中経過は撮影していなかった部分も結構ありますが、前回までは工作や塗装の利便性を考えて、パーツの分断やディティールを意図的に削り取っている、というところまででした。
削ったディティールは、袖とくるぶしの丸い部分。
これはいずれもWAVEのオプションパーツHアイズを使って作り直した方がキレイに仕上がると判断したからです。
そういった工作を行い、気泡を埋め、サフを吹き、見つけた気泡はまた瞬着パテで埋め・・・の繰り返しでしたが、写真にするとこのような状態です。
一通りのヤスリ掛けと表面処理の繰り返しが終わった状態で、これからサフ吹きです。
これでほぼ全パーツですね。(一部のHアイズでの作り直しなどの細部を除く)
サフは仕上げに向けて、全体を白色サフにしました。
肌部分はこのように真っ白にしておく方が、ラスキウスが乗りやすいですし、白目も白サフを流用したいからです。
写真では、白目部分はマスキングテープとマスキングゾルで覆った状態ですね。
次は肌色をラスキウスで塗ります。
こんな感じで、ラスキウスのホワイトピーチの後、クリアーペールレッドでシャドー吹き。
最近、オーソドックスな肌色の場合はこの組み合わせしか使ってませんが、良い色になります。
次に、肌色部分を丁寧にマスキング。
これでもか、というくらいマスキングゾルとテープで多い、漏れが内容に最新の注意を払います。
髪の毛と肌が一体なので、より一層の注意が必要ですね。
昔のキットは髪が一体、というケースが多かったですね・・・
髪の毛はラスキウス・アウラの栗色です。
アニメの茶色髪の毛キャラはだいたいこの栗色がハマると思いますが、ついでに杖もこれで塗っておきました。
杖は1パーツですが、塗り分け部分で切断し、持ち手となる真鍮線を通して塗装しました。
塗り分けとパーツ保持ができて、一石二鳥です。
クリアーブラウンをクリアーで3倍くらいに割ったもので、シャドー吹き。
前回のクラリスとほぼ同じですが、クラリスの時よりやや明るめにした感じです。
何度か調子を見ながらシャドー吹きを行い、こんな感じで完成。
まだツヤ有り状態なので、仕上がり予定よりも若干暗くて、トーンも強めに見えますが、仕上げのつや消しコートなどでこの辺りも良い感じになるはずです。
マスクを外して・・・・マスキング漏れがなくて成功!
いつも、この瞬間は緊張します。
白目部分もマスキングを剥がし、アイペイントに向けてクリアーコートをした状態。
髪の毛と肌の境界線は、ファンテックのフィギュアエンクレーバーで彫り直しておきましたが、効果絶大です。
35年くらい昔のキットであることと、当時の精度のお陰でお世辞にもシャープとは言えないキットモールドでしたので、やはり彫り直しておくべきでしょう。
以上、塗装の途中ですが一旦ここまでとします。
次回はアイペイントや全体の塗装編となります。
風の谷のナウシカ 1/12 休息 その3 [ナウシカ]
ツクダホビーから発売されていた、1/12の風の谷のナウシカです。
記事としては2年以上前に「その2」まで書いてましたが、作業が完全に停止していました。
仮組みしてみた結果、小さなキットではあるものの古さゆえの作りにくさ、表面処理の手間が掛かりそうなので、一旦保留状態だったこのキットをなぜまだ取り出したかと言いますと・・・
という企画で全国370館以上の映画館でジブリ映画4作品を上映中とのことで、この企画に触発されました
「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」、「ゲド戦記」が6月26日から上映中ですよね。つい最近まで知りませんでしたが
で、この中でもナウシカ(は、ジブリ映画ではないはずですがラインナップに挙がって歓喜!)は36年前ということもあって、当時まだそれほどメジャーでは無かったことから映画館で見ることなく2020年になってしまっており・・・・
近くの映画館で上映しているところを探すと、イオンシネマなどなど、そこらじゅうでやっているではありませんか!
ということで、久しぶりに近くの映画館へお出かけしてきました
映画館は席の間隔を空けてしか予約できませんので、とても広々とした空間でナウシカを堪能でき大満足!
36年前のナウシカは立ち観だった、と観に行った人から聞きましたので、当時からすると信じられない状況なんだろうと思いつつ、ゆったりと大画面でポップコーンを食べながらナウシカが堪能でき、我が生涯に一片の悔いなし、と叫びそうに。。。
観賞チケットも1,100円と通常映画よりお安くなっており、これでラピュタもやってくれれば間違いなく観に行きますね~
未見の方は是非映画館で!
ということから自分の中のナウシカ作製のモチベーションが復活したことから久しぶりの箱を開けました。
こちらは今回の工作を一通り行った状態ですが、まだまだ先は長そうです。
軸打ちは全てアルミ線で打ち直し、表面も上半身以外は磨きかけですがヤスリを当てています。
その結果は見ての通り、上半身と右腕や頭部との色の違いでくっきりわかるくらい、30年以上経ったレジンの表面は荒れています。(元からなのかも?)
このキットを今更作る人がいるかどうか分かりませんが、相変わらず役に立たないメモ書き日記を付けます
両腕は全面ヤスリ掛けしなければなりませんが、手首(劇中ではほとんど手袋してますが、キットでは外して後ろポケットに入れています)は処理のしやすさ、接地安定向上、塗装の便を考えると分割した方が良いと判断。
下腕部にあるリベットのような丸い突起(手袋を止める金具だと思います)もぼんやりしたモールドなのでいっそのこと削り落して作り直すことにします。
こんな感じでバッサリ。
こういう工作にはハイパーカットソーが便利です。
だいぶん表面処理がしやすくなりました。
指先まで丁寧に造形されていますが、表面が荒れ放題なので目眩が・・・
下半身は左足が膝で最初から別パーツなので、ここはこのまま。
でも、くるぶしにある丸いモールドは、表面処理がしにくいしガタガタなので削り取ることにしました。
左足分は処理済み。
加えて、左足首周りは有る程度ディティールの彫り直しをしています。
この際、つい先日発売されたファンテックのフィギュアエングレーバーでこりこり彫ってみています。
先端が鋭利でガレキ作りにはなかなか便利かも。
かなり弱~~い力でそ~~っとなぞる様にすると、だんだん良い感じで彫れる感じですね。
頭部も髪の毛を上から撮影するとこのように微細気泡のかたまりでげんなり。
気泡は全身にくまなく入っており、これの処理がこのキットの最大の難関だろうと思います。
組むだけなら簡単な構成ですが、あまりにもこの気泡がやっかいです。
今手元にあった使えそうなモノは、タミヤの瞬着のイージーサンディングくらいしか無かったので、とりあえずこれを表面に塗布し硬化スプレーで固めて神ヤスリで削る、の繰り返し。
この調子では、当面地道にヤスリ掛けを行う事になりそうです
ともあれ、ジブリ映画が映画館でいつまで上映されるのかは現時点で不明ですが、興行成績はかなり良いみたいなのでこの夏くらいはやっているのかもしれませんね。
今度は千と千尋でも、と思いつつ長引く梅雨の雨とコロナで出かけることも躊躇われますので、ナウシカのヤスリ掛けを行う今日この頃です。
せめて早く梅雨が明けて、九州を始めとした日本列島の異常事態が収まりますように。
風の谷のナウシカ 1/12 休息 その2 [ナウシカ]
週末から急に複数キットの記事を書きだしましたが、それぞれぼちぼちと進めますので、気長にお付き合いください。
早2月も終わり、という今日この頃、改めて現状確認をします。
今の仕掛りで、できるだけ早めに仕上げたいと思っているのは、
・朝霧陽子
・VF-1J
・ワンダーモモ
・フレイア
・レイファン
・ウォーカーギャリア
・ナウシカ
・アルフィン
・・・・多すぎですね
とりあえず、できるだけ上から古い順になっているので、順番に完成させていかなければ。
VF-1Jはデカール貼りくらいですが、デカール貼りになれていないので手が止まってしまっています。
このままだと完成しないので、そろそろ仕切り直しが必要です。
そうは言っても手を出し始めたキットは少しずつでもいじりたいので、今日はナウシカに軸打ちをして仮組み状態にしてみました。
レジンキットの仮組みです。
このキットはシンプルなポーズに見えて、パーツ分割が頭部、両腕、左足、上半身、下半身と大まかにですがほとんどの身体の部位が分割され別パーツです。
しかも、パーツ間の接合箇所にダボなども無く、原型をノコギリでばっさり切っているのではないか?と思えるくらいの潔い分割面です。
仮組すらまともにできません
パーツ同士を手で位置決めし、片方のパーツに1.0mmの真鍮線を短めに埋め込んでから、反対側と位置が合うようにすり合わせ、位置がよければギュっとパーツを無理やりくっつけるようにします。
すると、短めに切った真鍮線がハリのようになり、反対側パーツの接合面に傷(穴)を付けてくれますので、その傷をピンバイスで広げて位置を決めました。
原始的ですが、こういったダボが無い場合は、この方法が早いです。
下半身に左足を付け、上半身を繋ぎ、頭部、右手、左手の順番に組み上げました。
キットは見ての通り座りポーズです。
座りポーズの割には微妙な箇所で分割されているため、バランスよくパーツを組み合わさなければ、お尻~両足~右手の3箇所の設地箇所がきれいに接地してくれません。
何度か仮組みしつつ、軸打ちをする真鍮線を調整し、なんとか3箇所が接地してくれたと思います。
後ろから。
テトも付属しますので、パッケージを参考に組み上げ、写真撮影のために両面テープで乗せました。
まだ腕の付け根などに隙間がありますが、接合面と角度、位置はほぼこれでいけそうです。
古いキットの割には、顔の造形、指先、服のシワなど、細部まで丁寧に彫刻されていてなかなか見応えがあります。
瞳も彫り込まれていますので、筆塗りのガイドにできそうです。
仮組によって工作のポイントも見えてきました。
ただ、全体的に古いキット特有のやや硬めで妙に黄ばんだ感じのレジンです。
また、気泡もちらほらありますし、表面も波打ったような粗い感じがします。
これらをヤスリ掛けや気泡埋めで処理していくことになります。
風の谷のナウシカ 1/12 休息 その1 [ナウシカ]
色々と仕掛品を持ちながらも、また別のキットを開梱してしまいました。
キットは風の谷のナウシカから、「休息」。
風の谷のナウシカ、は説明するまでも無い名作ですよね。
映画公開当時、ナウシカのキットは数は少ないものの秀作ばかりでした。
ツクダホビーからの発売が多かったと思いますが、他には海洋堂のガレージキットもありましたね。
この「休息」もその一点で、メーカーはツクダホビーです。
パッケージに年季が入っているため、汚れていますがご容赦を。
このキットの正式な発売時期は、映画公開当時(1980年代中盤)ですが、正確な時期は分かってません。
ツクダホビーからジャンボフィギュアジュニアコレクション(長い・・)として、1/12で当時定価2,500円のレジンキット仕様です。
当時のツクダホビーのラインナップからすると、レジンキットは珍しいのではないかと思います。
多くは謎素材でできた1/6サイズのジャンボフィギュア群が記憶にありますが、他はプラキットで1/12サイズくらいだったと思います。
ツクダホビーからは、ナウシカのプラキットとしては、ガンシップやカイに乗るナウシカ、といった秀作キットが4種ありますが、これらとは材質もサイズも全く異質です。
(なお、ツクダホビーのナウシカキット4種類+ラピュタのフラップターは、その後金型を全面改修してバンダイから販売)
パッケージ裏面
この写真だけが、”組立説明図”だそうです。
パーツリストすらありませんが・・・
おまけに色もツートンカラーで一応Mr.カラー指定での色指定はありますが、当時に多かった大雑把な色指定で、とてもこれでは塗れません。
付属品です。
完成見本写真1枚とおそらく台座用プレート1枚。
ここにきてようやくカラーのナウシカを見ることができました。
・・・このプレートはまず使わないでしょう。
キットパーツは全部で10です。
テトは贅沢にも2パーツ分割。
細かいところでは、手袋先端部分を別パーツ化しています。
このキットのポーズはナウシカらしい造形でとても良いですが、原作(漫画)にあったのでしょうか?
あまり記憶にありませんが、また漫画も読み返してみようと思います。