【完成】ユリ・ゴッドバスター その5 [ゴッズオーダー]
ユリ・ゴッドバスターの完成です!
比較的作りやすいキットだったように思います。
さて、まずは素体状態のユリです。
若干色を変えている部分はありますが、ほぼ設定通りで全塗装をしています。
スカート部分は面白い構造ですが、若干接続のボールジョイントが緩いかな?
瞬着などで太らせれば良いのですが、とりあえず今回はそのままとしています。
個体差かも。
各所にはデカールを貼り、紋章?などを再現可能。
デカール貼りをするとグッと引き締まった気がします。
革靴も先端部分に可動部が仕込まれているので、ポージングも色々できますが、面倒くさがりなので普通のポーズで失礼します
ストッキングにあたる白い太ももから下の脚は膝裏などにシャドーを入れています。
膝下部分なども同じくシャドーを入れていますが、控えめくらいで丁度良いと思います。
あまりやり過ぎると汚くなりそうなので、加減が重要ですね~
後ろから見るとブロンドのシャドー吹きが割と目立ちます。
キットは髪の毛のモールドもしっかり入っているので、クリアーブラウンによるシャドー吹きと光があたる部分に乗ったクリアーブラウンを削り取ることで表現しています。
これは、ブロンド部分は成型色を活かしているからできる手法です。
両耳部分にまとめられたお団子ヘアー?もシャドーを入れるとかなり見栄えが良くなった気がします。
目閉じ顔。
メーカーサイトではお祈りをするようなポーズなどもあったので、再現したかったのですが、なぜか上手くいかず断念w
十字模様を纏ったユリには意味深な顔パーツだと思います。
そして、武装状態への変身途中・・・のような状態??w
そして、フル装備です。
叫び顔で武器を構えて戦闘態勢!
このキットを作って思ったのですが、首の取り付け位置がやや前傾になっているような・・・
そのため、なんだか顔が前に突き出しているような印象になってしまいます。
ポーズ次第ではありますが、これは狙って設計されているのでしょうかね?
改造するほどではないのですが、気になりだすと気になる部分です
フルフェイスのヘルメットは可動するので、動かすだけでこの状態になります。
一気にイカツイ印象になりますね。
バックパックはシンプルな塗装にしていますが、ここも細かく塗り分けても面白いかもしれません。
今回はちょっと手抜き気味で・・・・
武器だけ見ると、ガンダムに持たせても違和感無さそうです。
大きさ的にも持てそう・・・
長大な剣は案外しっかり保持できるのですが、流石に持ったまま長期間展示するのは心配です。
私は写真のポーズで展示しておこうと思いました。
落ち着きつつも、バスターランチャーを持つウイングゼロかエルガイムMkⅡのような佇まいを感じます。
脚のシルバーとシールド裏の木目、武器のパールなどそれぞれの質感が相まって、なかなかお気に入りのキットになりました。
普通にカッコイイと思います。
以上、ユリ・ゴッドバスターでした。
第二弾は今年の夏くらいにでるであろう、と思いますので、また作ってみたいです。
そういえば、2023年初の完成キットでしたね。
とりあえず1つ目完成!
ユリ・ゴッドバスター その4 [ゴッズオーダー]
年が変わったと思っていたのに、もう2月になってすでに数日が経過しています。
まだ先だと思っていたワンフェス2023冬の開催日、2023/2/12(日)も近づいてきました。
今回も行ってこようチケットは手配済み!
ダイレクトパスも無事当選していました!
まだ入場順番までは分かりませんが、少しだけ早めに入場できる確率が上がったことはありがたいです。
ワンフェスのレポートもまたまとめたいと思いますが、今回は引き続きゴッズ・オーダーのユリ・ゴッドバスターの塗装編の続きです。
前回までで主な塗装はほぼ終わったので、細部やデカール貼りなどの仕上げ工程に進みます。
顔、手首パーツはラスキウスのクリアペールレッド+クリアーペールオレンジのブレンドしたものでシャドー吹きを行い、その上でスムースパールコートでコーティングした状態です。
この塗装において、せっかくの瞳タンポ印刷が汚れない様に、マスキングテープの細切れとマスキングゾルを筆塗りして瞳を保護しています。
マスキングテープの細切れを貼る理由は、マスキングゾルを剥がしやすくする起点を作るため、です。
ピンセットでこのテープ部分を剥がすようにすることで、タンポ印刷に傷をつけないでマスキングゾルを剥がすことができます。
瞳のマスキングゾルを剥がし、叫び顔の口もはめ込みました。
各顔の唇はうっすらと塗装を追加しています。
唇につやが出て、女性らしくなるのではないかと思うので、お勧めです。
ちなみに、手首パーツの爪も塗装していますが、色は全てエナメルカラーでクリアー+クリアーレッド(極小)+クリアーオレンジ(極小)で良い感じの色を現物合わせで都度作って筆塗りしています。
叫び顔の口の中もこの色で赤みを追加してます。
最後にタミヤのウェザリングマスターHのピーチで頬紅を入れておきました。
こちらもさりげなく、くらいで丁度良いと思います。
盾の裏は木目彫刻がされているので、銀色部分をマスキングして、エアブラシでウッドブラウンを塗装。
マスキングが面倒そうに見えますが、幅の広いマスキングテープを適当に貼って、刃を交換した良く切れるデザインナイフで丁寧にカットすれば、簡単にマスキングできました。
ウッドブラウンだけではちょっとさみしいので、写真のようにウェザリングカラーのシェイドブラウンでスミ入れも兼ねて色味を重ね、その上から、ムラになるようにグレイッシュブラウンで色を追加。
適当な筆でババッと塗って、専用のシンナーをティッシュに付けて適当に拭き取るくらいで丁度良いです。
ベルトパーツは別パーツなので、セールカラーでベルトを塗ってからエナメルのシルバー筆塗りで丁寧に仕上げてからはめ込んでいます。
その他、見ての通り鞘、剣もゴールド、シルバーで細部を筆塗りして情報量を追加。
バックパックの中央にもゴールドとシルバーの部分塗装をしておきました。
こういった筆塗りをしておくことで、細かく色が入った印象になると思います。
スカートは模様が付属デカールで再現可能です。
説明書のデカールの指示がとても分かりにくく、現物と説明書を見比べて間違えない様に貼ってあげましょう。
説明書でも、この写真のような角度で解説してくれれば良いのに、分かりにくい写真なんですよね・・・
ちなみに、スカートの凹部分をまたぐように貼る箇所が多いので、デカール軟化剤を上手に使って圧着させる必要があります。
この際、優しく押さえて軟化剤は少なめにしないと、デカールが千切れるので要注意。
あまり目立ってはいませんが、上記貼り付けでも2箇所ミスして、少しデカールが欠けました
この後、デカールを自然乾燥で2日ほど乾燥させてからUVカットのつや消しでコーティング。
以上で塗装完了です!
ということで、ここまでの塗装が終わった胴体部分を組みつけて見ました。
さて、次回完成編となります。
ユリ・ゴッドバスター その3 [ゴッズオーダー]
MAX FACTORYのオリジナルシリーズ”ゴッズ・オーダー”の第一弾ユリ・ゴッドバスターの塗装編です。
キットは武器以外は組みやすいので、普通に組み立てる分にはあまり苦労しないと思いますが・・・
売りである大剣はスライド機構などにより長槍に変形するという凝った造りが災いして、非常に組み立てが分かりにくかったです・・・
説明書の通りに組み立てたつもりでも、老眼が入っている目には紛らわしい構造だと思います。
素組み時点では、どうやら間違った向きで組んでいたようで、回転しないなぁ・・・などと思ってました
何が言いたいかというと、大剣パーツの組み立ては説明書を良く読んで丁寧に組み立てましょう、ということですw
さて、パーツのゲート処理、合わせ目消しなどが全て終わったら洗浄し十分に乾燥させましょう。
このキットはシルバーの武装パーツが特徴なので、そういったパーツには黒下地で塗装するのが吉です。
ついでに黒っぽいバックパック類や大剣などの武装も全てガイアノーツの黒サフをエアブラシ吹きしています。
イメージとして、バックパック=黒鉄色、武器=白、鎧=シルバー、にしたいのですが、裏面なども見え隠れするため、一旦黒で染め上げておきました。
白く塗る武器を黒下地にする理由は、キットの白のままだと透けてしまうので、スカートなどの白と同化してしまいそうだと思った、と言う点もあります。
そのため、パーツ裏も黒くして、透けを防ぐようにしています。
シルバーにする鎧部分も全て黒サフですね。
シルバー、ゴールドなどの下地を黒にする理由は光の反射をキレイに出すことで、シルバー、ゴールドなどメタリック系の発色を良くするためです。
難しいことはともなく、金属色のパーツは黒サフで整えておけばだいたい上手くいくはずですw
靴パーツも不足するため、革っぽくみえるように茶系で塗装、
主にマホガニーで塗装し、クリアーブラウンで陰影とテカリを入れています。
靴底部分は今回は黒サフそのまま、としました。
しっとりしたつや消し黒は革靴の底部分にも使えます。
バックパックは黒鉄色・・と思っていましたが、ガンダムカラーのMSグレー連邦系が丁度良い色味だったのでこちらを使用。
バックに見えるように、一部パーツをゴールドにすることでアクセントを入れて見ました。
大剣の白はこんな感じで、ややうっすらと黒立ち上げ風にしています。
これにより、武器の凹凸を強調しつつ、スミイレは無しで済ませて見ました。
また写真中央に見える半円形パーツは中が両面ともに金色のようです。(キットでは片面のみ金色が別パーツ化)
このパーツはまず、黒サフ状態で先に全体金色を塗りました。
その後、半円形にサークルカッターでマスキングテープをくり抜き、半円マスキングテープでマスクしてから白を塗っています。
こういう細かなところをキチンと塗ってあげると情報量が増えると思うので頑張ります。
ちなみにこの白は服の白とは差別化したかったので、ガンダムカラーのMSホワイトをそのまま使っています。
ちょっとグレーがかった渋みのある白で重宝します。
ということで、武器パーツはこんな感じに。
組み上げ直前のパーツ状態ですが、部分的にゴールドをマスキングして塗ってあげる方が良い箇所もありました。
写真右下の樽のようなパーツがそうですね。
ちょっと面倒ですが、完成後にはゴールドがキラッと見えるので、ここは頑張りたいところです。
また、白パーツは白の後にホワイトパールを3~4回重ね吹きしておきました。
これも質感を服と差別化を図るためです。
武器を組んでみました。
静止画では分かりにくいですが、武器に吹いたホワイトパールは効果的です。
武器の中央?あたりの半円パーツ手前には、4面にカバーが付きます。
こういったパーツの裏側も黒サフを吹いておけば、そのまま裏面の影が自然と入ってくれます。
特徴的なシルバー部です。
色々なシルバーがありますが、Mr.カラーのNo.8シルバーが粒子も細かく、非常にキレイなシルバーになってくれると思います。
ちょっと重めのシルバーにはぴったりの銀色です。
シルバー部分は下地の黒サフの効果もあり、スミイレなどは無しで十分見栄えすると思ったので、これで完成です。
シルバーの羽はこのような仕上がりに・・・・
若干羽はヒケもあったので、事前にヤスっておきました。
シルバーを吹くと、そういうヒケも目立つので表面処理をおこなっておけば、仕上がりはしっとりした表面になってくれると思います。
シルバーの脚を組んでみました。
一部パーツはゴールドで塗っておくことでワンポイントになるかなぁ~と・・・・
シルバー一色も単調かなぁ、とアレンジしてみました。
マスキング無しで変化がつけられれば、と試験的な試みです。
そういえば、ヒール部分も合わせ目が出る上に、シルバーパーツなので合わせ目はしっかり消しておく方が良い部分だと思いました。
次はユリ本体ですが・・・
髪の毛は塗装前の写真のみ・・・
この後、整形色のブロンドカラーがキレイなので、それを活かすべくダークブラウンでシャドー入れ。
今回はシンプルにこれだけで済ませて見ました。
白、グレーパーツ群です。
こちらの写真も塗装前であまり意味は無いのですが・・・・
白=グランプリホワイト
グレー=灰色9号
です。
特に、グレーの灰色9号は成型色とほぼ同じでした。
グランプリホワイトはツヤがあるので、後でツヤは整えます。
灰色9号は服のシャドー入れ、スカートの裏にも使用しましたが、便利な色です。
肌色パーツは合わせ目を消した跡が少し気になるので、いつものラスキウスのホワイトピーチを部分塗装。
その後は、ペールクリアーレッド+ペールクリアーオレンジのブレンドした色でシャドーを入れています。
完全乾燥後は、スムースパールコート、の定番塗装でまとめました。
これで基本塗装はほぼ終わりです。
もう少し部分塗装やデカールワークが残っていますので、次回塗装の後篇となります。
ユリ・ゴッドバスター その2 [ゴッズオーダー]
前回はユリ・ゴッドバスターを素組みしていただけだったので、今回から本格的に作っていきます。
と言っても大きく改造しだすと終わりが見えないので、あくまでキレイに全塗装でしあげていくことをゴールにしたいと思います。
こちらは素組みでフルフェイスの武装状態。
シールド、武器側面の十字マークが塗装済み、前垂れ?はPVCながら塗装されてキレイなので、これらのパーツはそのまま活かしていきたいものです。
まずは一旦ばらします。
素組み時点でもばらすことを考えて組みつけています。
場合によっては軸受け側をピンバイスで少し削るか、軸側をニッパーで斜めカットするなどしてばらせるように配慮しています。
でも、一部のパーツはこの時点で接着して、整形を早めに進めておく部分もあります。
美プラの場合、多くは太もも、二の腕、スネパーツなどはモナカ構成になっていますので、こういったパーツは最初の段階で接着してしまう事も多いです。
今回も肌色のパーツはガイアノーツの瞬着カラーパテ(最近再販されて入手しやすくなりました。ありがたいことです)で貼り合わせる、ということを試験的にしてみました。
肌色にもよりますが、電動工具でヤスるのであれば瞬着カラーパテでくっつけてしまうのも良いかもしれません。
このあたり、初期段階で工作してしまったので写真ありませんが。。。。
全体的に組みやすいのですが、合わせ目も所々に見えます。
気にしなければ気にならないのでしょうが、塗装前提で考えると処理しないわけにもいきません。
特に脚に着く羽パーツは塗装の便を考えて、後ハメできるようにしておくと楽です。
まぁ、指定通りにするのであれば銀一色なんですが・・・
今回は少しだけ色を変えてみたくて、後ハメ加工をしていきます。
写真左上の2つの赤マルのパーツは接着して合わせ目消しをしておくこと推奨の部分です。
この2パーツさえ後ハメ加工すれば、翼パーツは塗装後に組み上げることが可能です。
上記写真の右の赤マルパーツですが、以下の赤マル部分の軸を右の黄色マルの状態になるようにカットしてから接着し整形すればOKです。
最終的に組みつける時はすり合わせしてもう少しクリアランスを確保する必要があるかも。
最終的には、はめる箇所をもう少し削る方が良いかもしれません。
次のパーツはこちらで左の赤マルが未加工。
右の黄色マルのように軸になる箇所を削り落しておきます。
このパーツも最終的にはもう少し軸周辺を削って、嵌め合わせられるようにしました。
他の箇所は普通に接着して合わせ目を消す、肉抜きを埋める、といった工作をしているだけだったため、写真も撮っていませんでした
ということで、次回から塗装編となります。
ユリ・ゴッドバスター その1 [ゴッズオーダー]
昨年発売された美少女プラモデルの中でも、特に気になっていたキットがこちらのユリ・ゴッドバスターです。
既に発売から日が経っていますが、ようやく作る気になりました
メーカーはマックスファクトリーで、ゴッズオーダーという新シリーズの第一弾。
デザイナーはターンエーガンダムで有名なあきまん氏ということで、かなり気合が感じられます。
美プラとしてかなり良いキットですが、未だに割と普通に入手可能ですね。
一時期の劇的な品薄が解消したのか、このキットが多め生産だったのか。。。
キットは素体となるユリに武装をつけることで形態を変化させることができる、ある意味美プラの定番構成ですね。
まずはユリの素体の素組みがこちらです。
比較的珍しいのは、前髪がパッツンになっているところでしょうか
首周りからの前垂れのような衣装は柔らかな素材(PVC)に印刷済みとなっていることで、素組みでも見栄えの良いキットになってますが、塗装派からすればちょっと微妙な素材です。
素組みすると、首がやや前のめりで猫背のように感じるのですが、普通に直立させると案外そうでもない印象です。
ベースはシンプルながらしっかりしたものが付属しています。
スカート部分などもパーツ分割されており、単なる円形のスカートではありません。
可動も考慮されており、これまでの美プラの経験値が活かされていますね。
表情パーツとして目閉じ顔が付属しており、十字のデザインと相まって神聖な雰囲気も感じられます。
美プラでこういう表情って珍しいような気がします。
武装パーツは案外多めですね。
脚は差し替えで鎧のような意匠になっていますが、もっとも特徴的なのは脚に羽が生えたデザインです。
バックパック、盾も付属。
特に盾は赤い十字模様が印刷されており、なかなか良い感じです。
塗装派にはこういうのはちょっと扱いが難しいのですが、せっかく凝ったデザインなのでこれは活かしたいところ。
もう一つ特徴的な不足品として30cm(もっとかな?)はある武器です。
閉じた状態から展開するギミックもあるのですが、説明書が分かりにくく、この素組みの写真の時点では少し組み方を間違っていたようです
見た目ではほぼ違和感ありませんが、どうりで上手く動かないわけですね。。。
ということで、武装状態。
脚の羽がなかなかカッコイイです。
付属の武器も閉じた状態だと、大型の剣のようなデザインとなりユリのキャラとは相反する厳つさ。
背中のバックパックには剣が4本刺さっているようなデザインです。
この剣など、各所に肉抜きがあるので、こういったところは補完していきたいと思います。
以上、ユリ・ゴッドバスターの素組みでした。
こちらはキレイに組み上げてみたいと思います。