SSブログ

【完成】Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その9 [Kanon]

大日本餓麗爾屹吐さんのガレージキット、Kanon から1/6 川澄舞の完成です!

手を付け始めたのが今年の2月から、だったので自分にしては早く完成できたと思います。

キット自体の整形もキレイだったので、気泡処理などを行う必要が無かったという点も大きかったですね。


それでは、完成した川澄舞のご紹介です!

髪の毛の膨らみある表現で、華やかな印象になってます。

IMG_3460.JPEG

特徴的な剣はシンプルなものですが、右手で握らせることも可能な手の形状になっていました。

今回はキット付属写真と同じポーズとしています。

ちなみにベースは模型用で販売されていたアクリル透明展示ベースとしています。


IMG_3461.JPEG

横から見ると、上半身を少しそらして胸を張ったようなポーズになっています。

これによって、大きさ以上に胸が強調された印象になってます。


IMG_3462.JPEG

後ろ髪のポニーテールは製作中に何度か折れましたが、大きなリボンとポニーテールは舞の特徴ですね。


IMG_3463.JPEG

大きなリボンは強めのグラデーションをかけています。

正面からはほぼ見えませんが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


IMG_3464.JPEG


IMG_3465.JPEG


IMG_3466.JPEG

ぐるっとご紹介の後は、各箇所のアップなどをご紹介します。


IMG_3471.JPEG

顔周りのアップ。

涼しげな表情の舞はイメージ通りでカワイイと思います!

また、今回前髪の毛先は少し透け塗装をしています。

昨今のアニメなんかではよくある表現なので、塗装に盛りこんでみました。

これくらいだと、嫌みの無い程度でKanonキャラのイメージも崩れていないかな?と思ってます。

せっかく2022年に塗装しているので、昨今の流行りも取り入れてみないとね[るんるん]


IMG_3474.JPEG

この左手の添え方がなんだか良い感じですね。

このキットのポーズってとても自然で、素立ちに近いポーズなのですが舞っぽいなぁ、とお気に入りです。


IMG_3475.JPEG


IMG_3476.JPEG


IMG_3477.JPEG


IMG_3485.JPEG



IMG_3492.JPEG

アクリルベースの厚みはそれほどで無いので、安定して展示できるか心配でしたが・・・

いざ真鍮線できっちり軸打ちすれば、予想以上にしっかりと固定することができています。

透明アクリルだと、両足の軸打ちの位置決めも裏返して油性ペンで印をつけることができてとても楽ちんでした。

今後はもっと透明アクリルベースを使ってみたいと思います。


IMG_3490.JPEG


最後に少し角度違いのバストアップ。

IMG_3468.JPEG

以上、大日本餓麗爾屹吐さんの川澄舞でした。


1/6と結構大きめサイズなので、家の展示ケース内がだいぶん立て込んできました・・・

25~30cmのフィギュアなので、ケース内の一段もそこそこの高さを確保しなければなりませんので、そろそろ完成品の飾り方なんかも考えなければ・・・と思いつつ、作りたいキットはまだまだあります。

こうやって元気に作っていられるうちに、一つでも多く完成させたいと思います!









nice!(21)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その8 [Kanon]

GW突入宙ですが、いかがお過ごしでしょうか。

私は模型作りに専念していきたいと思いますが、今回はガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の塗装編続きで、アイペイントを行います。


ここまでの塗装で、頭部の肌、髪の毛の基本塗装は完了。

白目は白サフの下地をマスキングゾル改で残していたものを利用です。

だいたい、私はこのパターンです。

白目をエナメルで塗る、というやり方もあるのですが、どうもムラになってしまって気になりますので・・・

白サフはざらついているので、エナメル塗料が拭き取りやすいように、クリアコート。

その後、まつげと瞳孔の輪郭をエナメル塗料で描きます。

IMG_3434.JPEG

さらっと書くとそれだけですが、いつもこのまつ毛と瞳孔の輪郭が上手くできるかどうかがプレッシャーです[あせあせ(飛び散る汗)]

ちなみに、今回はこの段階で眉毛まで書いてしまっています。

眉毛=黒+クリアブルー+白 のエナメルを筆塗り

まつ毛と瞳孔の輪郭=ハルレッド

です。


当初は、ヘブバンの月歌の瞳を再現(ただし、月歌は赤眼なので、色は変更で)しようかと思って少し試してみましたが・・・

やはりキャラデザインがそもそも違うので、やはりヘブバンキャラのデザインを盛り込むことは中止。


素直に当時のゲーム画面などを参考に、樋上いたる氏の描く瞳を再現する方向にしました。

ちなみに上記の写真の撮影後に、右目が少し気になったので書き直しました[あせあせ(飛び散る汗)]

その上でクリアコートでセーブします。


IMG_3441.JPEG

舞の瞳は緑です。

エナメルのクリアグリーンとクリアブルーとクリアー、あとは適宜白と黒を混ぜながら色を調整しつつそれっぽく塗りました。

この段階ではまだ黒目は塗っていませんが、黒+クリアグリーンで黒目位置はおおよそ決めてます。

その上で基本的にはクリアグリーンの重ね塗りでグラデーションを掛けつつ、黒目下部の上弦の月のような白い部分は白ではなく、エナメルシンナーを付けた筆で色を周囲に動かす、という感じで下地の白が見えるようにして再現しました。

思ったよりも、それっぽくなった気がします。


IMG_3438.JPEG

ここで一度前髪とモミあげパーツを付けて様子見。

視線がおかしくないか?瞳の大きさは大丈夫か?といったチェックを行いました。

まぁ、こんな感じかな?という納得と妥協点を見いだせたので、この先に進みます。

ここでクリアコートでセーブ!


IMG_3442.JPEG

次は黒目ですが、樋上いたる氏だけではないですが、美少女キャラの黒目はほとんど楕円なんですよね。

人間の場合は円ですが、なぜか楕円。

楕円のマスキングテープは無いので、ハイキューパーツの円形マスキングテープを楕円になるようにカットして繋ぎ合わせることで楕円のマスキングを実現しました。

これ、結構応用できそうです。

その上で、エナメルブラックをエアブラシで塗装。


IMG_3445.JPEG

マスキングテープを剥がすとこんな感じに。

一応微調整ができるようにエナメル塗料を吹いたのですが、今回はとくに修正なしでこのままでOK。

次の工程のために、クリアコートでセーブ。


IMG_3451.JPEG

唇、瞼上の二重のような線、瞳のハイライト、まつ毛の描き足しと下まつ毛、といった細かな仕上げ塗装を行った状態です。

ついでにハイライトには2020年代の美少女キャラによくある、色違いのハイライトを点付けし、少しだけアレンジ。

ちなみに舞の瞳へのアレンジは水色で点を描きました。

これにてほぼ完成。

ゲーム中では唇はほぼ分からない感じですが、立体物なので少し誇張表現の塗装をしてますが、ぎりぎり大丈夫かな・・・


ということでほぼアイペイント完了です!

ここまでの塗装で肌がテカテカなので、スムースパールコートで落ち着かせます。

でもその前に、瞳のツヤを残す為にマスキングしてからですね。

これを忘れると悲惨なことになりますので・・・・[8]

IMG_3457.JPEG

ということでスムース―パールコートで肌を落ち着かせ、唇をクリアーで少しツヤを戻し、瞳はUVジェルクリアRでコーティング。

頬の頂上~下まつ毛の間をウェザリングマスターHのピンクで頬紅を入れて、ハイ完成!

以上で塗装工程が全て完了!


組み上げて完成です。

完成編は次回にて・・・

以下、予告画像です[わーい(嬉しい顔)]

IMG_3480.JPEG







nice!(19)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その7 [Kanon]

ガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の塗装編続きです。


IMG_3176.JPEG

制服の赤を塗装後に、白いボタンをマスキングして塗り分け、マスキングテープを外した状態です。

この後、筆でリタッチしていますが、制服の塗装はほぼ完成です。

あまり触れていませんが、スカートの裏、ケープの裏、といった箇所もマスキングしつつ丁寧に塗り分けてますので、このパーツだけでもかなり手間が掛かりました[あせあせ(飛び散る汗)]


一番の懸念点であった制服が塗り終わったので、ここまでの工程で飛ばしていた靴の塗装の続きを行います。

IMG_3177.JPEG

足~靴は塗装済みでしたので、そのままでも良かったのですが、やはり靴底部分のゴム?部分は黒くしておきたいと思います。

靴底意外をマスキング・・・


IMG_3180.JPEG

靴底を黒で塗装しますが、単純な黒ではなくタイヤブラック6+黒4くらいの割合でややゴム感のある黒を作っています。

ついでにつや消しにしてありますので、革靴の革部分とのコントラストも出るのではないかと思います。


IMG_3182.JPEG

ということでマスキングを剥がして革靴完成。

そこそこ良い感じにできたと思います。

ブラウンの革靴にクリアーブラウンでシャドーを入れるとかなり本物っぽさが出た感じがします。


IMG_3183.JPEG

ということで、ここまででほぼ塗装派完了しました。

残すは、アイペイント、爪などの細部の塗装、くらいだと思います。


今回は短いですが以上です。







nice!(20)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その6 [Kanon]

ガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の塗装編を続けています。

Kanonの制服は本当に塗り分けが難しい(というか手間が掛かる)デザインなので、今回も四苦八苦しながら塗っています。

その昔、コトブキヤのKanonのガレージキット(名雪)を苦労して塗ったことがありましたので、今回も覚悟はしていました。


まず、制服の基本色は赤です。

一方で縁取りなどに白が入るので、先に塗っている白を活かすべく、できるだけ白で残せそうなところはマスキングしてから赤を塗ることにしました。

IMG_3153.JPEG

写真で黒いラインに見える箇所はクレープ紙のマスキングテープ(1mm幅)を丁寧に貼り込んでマスクしています。

また上着のケープ部も白のままなので、こちらも全体をマスキングし、マスキングゾル改で入り組んだところもマスクしています。

ただ、かなり細かな部分までマスキングゾル改を筆塗りで塗り込んでいるので、後できれいに剥がすことができるかが心配ですが・・・


IMG_3155.JPEG

ということで、赤を塗りました。

まずはメインになる赤を塗装。

赤=シャインレッド8+マルーン1.5+白0.5 くらいの赤を作っています。

ちなみに、このKanonの制服赤は今後も使いそうなので多めに作り置きしておきました。

倉田佐祐理さんも作って、舞と並べたいのでこの2人の制服は同じ色にしたいですしね。


IMG_3156.JPEG

上記のあと、ハイライト部分、シャドー部分の赤をそれぞれ塗り込んでいますが、写真ではちょっと分かりにくいですね[あせあせ(飛び散る汗)]

尚、ハイライト部分=モンザレッド5+あずき色2+白3

シャドー部分=あずき色5+クリアー5

で作っています。

シャドー部分はクリアーあずき色を重ね塗りして、自然な深みが出るように塗ってみました。(が、やはり写真では分からないですね・・・)


IMG_3160.JPEG

マスキングテープを剥がし、マスキングゾル改も剥がしていったのですが・・・

やはりケープと赤い制服部分との境界線部分の溝に入り込んだマスキングゾル改が剥がしきれませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

(写真はぼけてしまっていることもあり、分かりにくいですね[あせあせ(飛び散る汗)]


見えないところなら、まぁいいか、で済ませても良いのですが、今回は正面から見える箇所です。

後で見た時に、緑色のマスキングゾルが残っているのはちょっと気になります。

ピンセットや削って尖らせた爪楊枝で突っついても、取れません。

あまり激しく突っつくと塗膜を傷つけてしまいそう。


色々考えてみましたが、そもそもマスキングゾル改は水溶性、ということを思い出しました!

そこで・・・

IMG_3162.JPEG

タッパー(100均購入のシューズケース)にパーツを入れて、普通に水道水を投入!

水に付けて15分くらい(適当)放置していると、細かなマスキングゾル改が浮かび上がってきました。

追い打ちとして、古歯ブラシなどで優しくこすってあげると、キレイに取れました!

これまで、溝に入り込んだマスキングゾルが取りにくいことは結構悩みでしたが、単純なことでしたね。

水に浸しておけば良い、これでOKそうです!

※私はラッカー塗料メイン塗装しているので、この手法が気兼ねなく取れるのかもしれませんが水性塗料の場合は塗膜の強いもので完全乾燥後、でしょうね。


IMG_3163.JPEG

水から出して、軽くもう一度水洗いしてから乾燥させた状態です。

細かなマスキングゾルのカスも落ちてくれたみたいです、とてもすっきりしました。


あとは、正面についているボタンを白く塗り、色々とはみ出している箇所のリタッチをすれば制服完成です。

IMG_3161.JPEG

ちなみに、白いケープ部分は青色が吹き込んでたり、なぜか塗膜を引っ掻いて剥がしてしまったり、と散々です[たらーっ(汗)]

青いラインも所々気になりますし。。。


IMG_3166.JPEG

まずは白部分に乗ってしまった青なんかは#2000の紙ヤスリでできるだけ優しく削り取って、塗膜の凹凸を少しdも減らしてからエアブラシで白を上塗りして誤魔化すことに。

面倒ですが、青や赤部分はこの段階でマスクし、同時に赤く塗ってしまったボタンもマスキングして白くします。

こういった丸いパーツのマスキングは、ハイキューパーツさんのサークル型マスキングテープが非常に便利で精度が高く、きちんと貼ればまずはみ出ずに塗装できます。


IMG_3175.JPEG

白を吹いた状態です。

薄く何度かに分けて、根気よく色を出します。。。



さて、今回はこの辺りで。

まだもう少し塗装編が続きますが、終わりが見えてきました。








nice!(21)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その5 [Kanon]

ガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の塗装の続きです。


今回は髪の毛を塗装していきます。

IMG_3083.JPEG

これまでの写真にもありましたが、髪の毛は白サフで均質化してあります。

顔と後頭部が一体化しているので、塗装済みの肌色部分を厳重にマスキング。

ここは少しでもはみ出ると致命的にやる気が無くなるため、これでもか!というくらい厳重にマスキングします。

服のはみ出しはなんとかリタッチできますが、顔だけははみ出させたくありません。

それでもはみ出ることがあるので、マスキングは難しいのですけどね・・・


さて、舞はロングの黒髪が特徴です。

ゲーム内やアニメなどでは、やや青みがかった黒髪となっていますので、今回も目指すは青みがかった黒です。

ただし、立体物として自然な髪の色を目指したいと思います。

IMG_3085.JPEG

具体的には、まずラスキウスの濡烏色をベタ塗りしました。

写真はその状態です。

この濡烏色は、塗った直後はほぼ黒のように見えるのですが、クリアーホワイトを上掛けするとほんのり青みが浮いてくるような感じで、日本人の黒髪表現には非常に優秀だと思います。

以前にも、ダイバーアヤメの塗装で使用して好感触だったので、今回も採用しています。


IMG_3086.JPEG

上掛けのクリアーホワイトを吹いた状態です。

明るくなる箇所を中心に様子を見ながら薄く何度も吹き重ねると良いようです。


IMG_3091.JPEG

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、明るく見える箇所は(光の加減も多少はありますが)クリアーホワイトの効果によるものです。

相変わらず良い色になります。


ということで、髪の毛の塗装が完了です。

IMG_3093.JPEG

顔のマスキングを剥がし、一度組み上げてみました。

髪の毛は全てネオジム磁石で接合しているため、こういう仮組みもスムーズです。

塗膜剥がれが起こりにくいので、安心して組めるのがネオジム磁石接合の利点だと思います。

前髪の上あたりに、良い感じで明るくなっているのがクリアーホワイトの効果ですね。

今回はメリハリをつけたかったので、少し多めにクリアーホワイトを塗り重ねて明るい部分を強調してます。

また、前髪の毛先にほんのりホワイトピーチを吹きつけて、透け感を出しています。

もう少し透けさせても良いかも。。。


HEAVEN BURNES REDのキャラ絵を見ていると特に前髪の透け感が強調されているので、昔のKeyキャラに最新Keyキャラのイメージを少しでも投影できれば・・という意図もあります[あせあせ(飛び散る汗)]

瞳はアイペイントしますのでアレンジが可能ですし、HEAVEN BURNES RED風にしてみようかな・・・とか考え中です。


IMG_3094.JPEG

後ろの図。

リボンと後ろ髪が無いので、ちょっと違和感ですが、襟足なんかもマスキングは漏れないでいてくれて助かりました。


ということで、ここまでの塗装を経て、一度上半身を仮組みしてみようと思います。

IMG_3098.JPEG

まだ白目のままだったり、特徴的な赤い制服が真っ白のままなのでまだまだな感じですね[あせあせ(飛び散る汗)]

でも、髪の毛の色と肌色が入ったことで、かなり完成イメージに近づいてきたように思います。

次は頑張って、制服の塗装、細部のリタッチ、靴底の塗装、アイペイント、です。

あれ・・・まだ結構先は長いような・・・(~_~;







nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その4 [Kanon]

ガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の塗装の続きを進めます。


まずはすぐに塗装を終わりにできる剣を塗ってしまいます。

IMG_3072.JPEG

いきなり完成ですが、塗装としては黒サフで下地を作ってからヤスリ掛けを行い表面を平滑にしてからもう一度サフ吹きで黒くします。

その後、GSIクレオスのラッカー塗料スーパーアイアン2で全体を銀色に。

十分に乾燥させてから、銀色の刃をマスキングし、Mr.メタルカラーのMC217 ゴールドを吹きました。

どちらもメタリックなのであえてコーティングはせずにこの吹きっぱなしの色味のままとします。


次は塗装順番を考慮の結果、肌色を塗ります。

IMG_3075.JPEG

瞳や下着は白で塗装済みなので、マスキング。

瞳はマスキングゾル改を筆塗りしますが、いつものように剥がしやすくするために、瞳中央には細切れのマスキングテープを貼ってあります。

後でマスキングゾルをつまみあげる際に、塗膜に傷を与えない様に、このマスキングテープをピンセットでつまめば、キレイにマスキングゾルが剥がれてくれます。

袖部分と手が一体パーツなので、袖(=白)をマスキング。

下着も白にシャドー吹きまで行っておいたので、同じくマスキングしておきました。

この状態で、ラスキウスのホワイトピーチをべた塗りした状態です。

前髪もちょっと肌色を入れ、後で前髪の透け塗装をしてみようと思います。


IMG_3077.JPEG

次にラスキウスのクリアーペールレッド+クリアーぺルオレンジのブレンド色でシャドー吹き。

この辺りは割といつもの工程です。

膝後ろや太ももの付け根など、影が落ちる箇所にシャドーとしてクリアーペールを入れ、全体にも軽くふわっとのせておけば自然な肌色の完成です。


IMG_3078.JPEG

非常に分かりにくいのですが、仕上げのコーティングとしてスムースパールコートをしておきます。

最近は女の子キットはほぼ全てこのコーティングが欠かせません。

大量に使うので、この色は常に3本はストックしておくように心がけています!


十分に乾燥させてから(といってもあまり時間も無いので、山善の乾燥ブースで1時間ほどチンしてます)、肌色部分をマスキングしてストッキングを塗装。

IMG_3081.JPEG

肌色とストッキングの境界線は絶対にはみ出してはならないので、ハセガワのクレープ紙のマスキングテープで丁寧に境界線を閉じて、マスキングゾルで隙間を埋めておけば大抵は大丈夫でしょう。

色はジャーマングレイ一色のべた塗りでOKです。きっと。


IMG_3099.JPEG

さて、ジャーマングレイは革靴のシャドーにもなると思ったので、靴も塗っておきました。

ストッキングをマスクして、革靴の塗装です。


IMG_3100.JPEG

まず黒立ち上げの要領でジャーマングレイを残しつつ、Mr.カラーのブラウン+艦底色で塗装。

ちょっと赤みがかったブラウンで明るすぎかな?と思いながら塗ってみると、案外良い感じの革靴色になったと思います。


IMG_3101.JPEG

次にブラウンの乾燥後、クリアーブラウン+クリアーブラック(かなり昔にレイファンのストッキングの透け塗装で作った色でした)をクリアーで3倍に薄めたものを使用して、シャドー入れをしつつ、全体にもツヤを与えるように細吹きしました。

かなりそれっぽくなってきたのではないかと思います。

まだ完成ではありませんが、今回はここで時間切れ。


塗装する時間が無くなったので、一度作業を中断しなけれなりませんが、マスキングは剥がしておかなければなりませんので、一旦脚のマスキングだけは剥がしておきます。

IMG_3103.JPEG

ストッキング、下着などのマスキング漏れは皆無でした[るんるん]

キレイにマスキングテープが剥がれていく瞬間はなんとも言えない達成感があります。

ちょっと写真としてはパンツのままというのがアレですが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


靴をアップで。

IMG_3104.JPEG

靴底を塗ればもっと質感がアップするはずなので、靴底も塗る予定です。







nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その3 [Kanon]

ガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の続きです。


前回までで髪の毛のサフ吹きが一通りできたので、一度仮組みして様子をみてみます。

IMG_3038.JPEG

モミあげが付くと、急に川澄舞っぽさが増して良い感じです。

時々こうやって、様子を見ることがモチベーション維持にもつながります。

しかし・・・この髪の毛の繊細なカーブはぶつけると折れそうでコワイです[あせあせ(飛び散る汗)]


ここまでで髪の毛のサフ吹きも終了にして良い状態まで辿りつけましたので、後頭部の髪の毛パーツにあわせて髪の毛全体も一旦白くしておきます。

舞は黒髪なので、下地はあまり気にしないでも良いのですが念のためです。

IMG_3044.JPEG

白サフをエアブラシで5~6回薄く吹きつけて、もっさりしないように注意しました。

せっかくの繊細なモールドを殺さない様にエアブラシでの吹きつけです。


IMG_3045.JPEG

白サフを先に吹いていたパーツは、ここでラッカーの白をエアブラシで吹き付けました。

白サフでもほぼ気にならないのですが、白目や上着のケープなどは表面のなめらかさも考慮して白くしておきます。

白サフの上に白は塗った感が無いですが。


IMG_3065.JPEG

この後、ケープの白をマスクしてケープ縁を青く塗装するなど細かなマスキングになります。

一旦ここで白部分にシャドー吹きも行っておきました。

ちなみにシャドーはいつも通り、クリアーパープルをクリアーで3倍ほどに薄めたほんのりとパープルなクリアーパープルを使用してます。


IMG_3076.JPEG

シワ、胸の下部分など、凹凸が多い部分はそれほどシャドーを入れなくても自然と影が落ちますが、情報量を増やす目的で意図的に入れてみました。

だいたいこんな感じで次に進めます。


IMG_3088.JPEG

ケープの縁は青いラインが入るので(Kanonの制服は学年で色が異なり、川澄舞は3年生なので青いラインです)ハセガワのマスキングテープで境界線をマスクし、マスキングゾルとマスキングテープで頑張って養生します。

ケープの下はマスキングテープだけでは大変なので、写真のようにティッシュ(繊維のでないもの)で養生して、あとはエアブラシの吹き加減で頑張ろうと思います。



IMG_3089.JPEG

胸の青いリボンとケープの青は同じはずなので、ここで一緒に塗りました。

この青は、コバルトブルー+白+パプルで調色して作りました。

やや紫がかった青、というイメージです。


あとで胸のリボンのシャドー入れの際に同時にシャドーを入れたいので後頭部のリボンも塗っておきます。

IMG_3087.JPEG
後頭部のリボンはウィステリアブルーで塗装。
少し紫がかった青ですね。
使いそうで、なかなか使わない色ですがキレイな色です。
IMG_3096.JPEG
1時間ほど乾燥させて、ケープのマスキングを剥がしました。
思ったよりもはみ出していたり、縁が寄れていたので後で修正が必要です。
白下地への修正は少し面倒ですが、後で制服の赤を塗り終わってから地道に塗り直していこうと思います。
この赤い制服が白ラインと相まって鬼門なんですが[あせあせ(飛び散る汗)]
ということで今回はここまでです。





nice!(19)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その2 [Kanon]

大日本餓麗爾屹吐さんのガレージキット 1/6 kanon から川澄舞の続きです。

IMG_3012.JPEG


仮組みと基本工作はこれまで数年間の間でチマチマと行ってきていましたので、だいたい形になっています。

ヤスリ掛け、気泡処理、などは仮組みの後にもなんども行っていますが記事にするにはあまりにも変化点が無いので割愛とします。

ただ、髪の毛パーツはおさげの細いパーツの中央に気泡があり、ヤスるとポキッと折れて心も折れかけました。

また前髪も1本がポキっといきました・・・

慎重に作業してても折れてしまうので、この修復で結構時間をとられてしまいました[たらーっ(汗)]



IMG_3033.JPEG

頭部パーツ構成はこんな感じ。

おさげ(写真では右の2パーツ)はもう少し表面処理してから1パーツになるように接着していくことになります。



IMG_3021.JPEG

ちなみにヤスリ掛け中に折れた髪の毛パーツは下の1本だけ別パーツの髪の毛です。

中央あたりに白くなっているところは、芯に1mmの真鍮線を通して、その周りを瞬間カラーパテでコーティング。

そのコーティングした瞬間カラーパテを馴染むようにヤスリ掛けしつつ、サーフェイサーで更に馴染ませる、を4~5回繰り返してなんとかごまかせました。

もっとも、あとで取り付け向きが逆だったことが分かり、泣く泣く分解してもう一度この工程を行ったのですが[たらーっ(汗)]



IMG_3024.JPEG

他の髪の毛パーツもヤスリ掛けを行って、サフ吹きをしました。

プライマー入りの缶サフでざっと吹き、傷チェックをして見つければヤスリ掛け。

そしてまたサフ吹きをして傷チェック・・・を納得と妥協できるまで繰り返します。


IMG_3037.JPEG
何度かのサフ吹きとヤスリ掛けを繰り返し、それぞれの髪の毛パーツでサーフェイサー表面がそれなりに平滑になったので、ようやく2パーツを接着し、瞬間カラーパテで埋め立てた状態です。
ここから、接合部を馴染ませて、更にサフ吹きを何度か繰り返すことになります。

さて、髪の毛パーツは塗装前段階まで辿りついたので、一度合わせてみましょうか。

IMG_3036.JPEG

ネオジム磁石で接合しているので、こういった仮組みもパチンパチンとハマって気持ちいいです[るんるん]

重いパーツで無ければ、だいたいはネオジム磁石でくっつけた方が後で便利ですし。

片付けとか、引っ越しとか、そういう移動させなければならない時には磁石は便利です。


IMG_3022.JPEG

さて、髪の毛意外のパーツも胴体はお腹部分で上下にニ分割されてますので、よくすり合わせしてから真鍮線を日本通して、週刊接着剤でしっかりくっつけます。

その後、接合の隙間には瞬間カラーパテを盛り付け、隙間埋め。

ヤスリ掛けを行い、洗浄の後サフ吹きを行いました。


IMG_3023.JPEG

この胴体の形状が素晴らしいです。

Kanonのガレージキットは、ほとんどの場合、上半身のケープが上からかぶさるような別パーツ化されているのですがこのキットは表現を追求するためにあえて1パーツ、ということでした。

たしかに、この上半身の表現に惹かれてこのキットを作っているのも事実です。

でも、そのお陰で作りにくいし塗りにくいのですが[あせあせ(飛び散る汗)]


IMG_3025.JPEG

一方で剣は特にすることも無いので、黒サフを吹いて下地を作っておきました。


さて、今回はここまで。

順調に進んでます。







nice!(18)  コメント(0) 
共通テーマ:キャラクター

Kanon 1/6 川澄舞(大日本餓麗爾屹吐)その1 [Kanon]

今回は今となっては懐かしに分類されるPCゲーム「Kanon」のガレージキットに着手します。

キットは、大日本餓麗爾屹吐のガレージキットで1/6 川澄舞 です。

なぜ今Kanonなのか・・・ですが・・・

たまたまTwitterでKeyの新作ゲーム「Heaven Burns Red」が目にとまり、スマホゲームはあまり積極的にはやらないことにしているのですが、麻枝准氏の完全新作ということで手をだしてしまいました。

少し前のアニメ「神様になった日」はう~~ん・・・な感じでした、今回はゲームということなので期待しつつ、少しやった感触では往年のKeyのゲームをやっている感じで良いですね[るんるん]


2022/2/10リリースということで、まだ始まったばかりのコンテンツですが、今後ワンフェスなどでキット化されそうなので、今からチェックしていきたいと思います。



IMG_3006.JPEG

・・・という流れで、Keyのキャラクターのキットを再確認してみたところ、こちらの舞が仕掛中で放置されていたことを思い出し再開しました。

大日本餓麗爾屹吐さんというスゴイ名前のディーラーさんのキットです。

ちなみに、舞とセットの倉田佐祐理さんもあるので、いずれ並べて完成させたいと思っています。


IMG_3007.JPEG

キットはイベント品なので、ディーラー抜きでは無い様子。

個人抜きながらの様々な調整はありますが、概ね表面もキレイでしたので、それほど手間はかからずに写真の状態まで持ってくることができました。

それでも、おそらく10時間くらいは既に掛かっていると思います。


IMG_3008.JPEG

舞らしく剣を持ったポージングですが、少し胸を張ったような上半身が複雑な制服のシワをより一層強調してます。

Kanonの制服は赤地に白や青のラインが入るので、塗装が大変なんですよね・・・

今からこのキットのシワを見て、マスキング地獄は避けられないことだけは分かりました[あせあせ(飛び散る汗)]


IMG_3009.JPEG

後頭部には大きなリボン。

キットにはリボンに取り付ける形でおさげ髪ももちろん付属しますが、仮組みなので割愛しています。

付属する髪の毛パーツは非常に繊細で細くて長いのでここではそっとしておきました。


IMG_3010.JPEG

割愛、と言う点では左右のモミあげも保持方法を検討中なので、まだ取り付けてません。

全体の構成や作業手順を検討するには、この状態でも十分なので、細かなパーツや破損しそうなパーツは取りつけずに仮組みをしています。

剣は写真のように杖のように持たせる状態がサンプル写真にも入っていましたが、おそらくこの剣は右手で柄を握って持たせることもできそうです。

ただし、ちょっと強度的に問題がありそうなので、このポーズで進めたいと思います。


髪の毛、服のシワなどディティールがかなり入っていますので、ヤスリ掛けを丁寧に行いつつ、離型剤を剥がすつもりで全体もサンディング。

靴や各所の境界線部分は、ファンテックのフィギュアエングレーバーで彫り直し、メリハリを強調しておきました。


IMG_2996.JPEG

頭部は顔と後頭部で1パーツ、前髪、左右のモミあげ、リボン、おさげ、の6パーツです。

前髪を頭部に固定するために、一度前髪を取りつけて瞬着点付けした状態で、ピンバイスで穴を貫通させます。

どうせパテで埋めれば良いので、頭頂部から串刺しをしてます。

この方が軸位置がずれないので楽ちんです。


IMG_2997.JPEG

今回は、軸ではなくネオジム磁石で取り付けることにしました。

左右のモミあげの固定もこの後ネオジム化するつもりです。

このキットのように、前髪、モミあげなどが重なり合う場合、軸内での取り付けは塗装後に擦れが怖いのでネオジム磁石で固定した方が取り付けがしやすいようです。

最近では、フラウ・ボウ、ガウ・ハ・レッシィも同様の取り付け方法としてますね。

ちなみに、直径2mm×厚み1mmのネオジム磁石を両側に2個ずつ埋め込んでいます。


IMG_2998.JPEG

舞のトレードマークの剣は1パーツで付属。

ただし、薄くて長いのでこのようにふにゃっとしてしまってました・・・

まぁ、このくらいはガレキにおいては許容範囲ですね。

今回はポットで沸かしたお湯をボールに入れて、そこに剣を付け込んで数分してからお湯を捨て、水でしゃきっとさせてます。


IMG_2999.JPEG

まだちょっとしなっている感じもしますが、まぁこんなもんで良いでしょう[わーい(嬉しい顔)]

ガレージキットのゆがみなどは煮込んだりドライヤーで熱する、という手もありますが、ものによってはポットのお湯程度でも十分なおります。


ということで、基本工作はだいたい行っている状態まで進んでいます。

これまでも時々弄っては、しまって、を繰り返していましたが記事にはしていなかっただけなので、なんだか進行が早いようにも見えてしまうのですが[あせあせ(飛び散る汗)]







nice!(20)  コメント(2) 
共通テーマ:キャラクター

【完成】Kanon 1/8 沢渡 真琴 その9 [Kanon]

前回記事で、塗装はほぼ完了したものの、最後の組み立てが時間切れでできずにいましたが、9月の帰省でなんとか仕上げを行うことができました!!

今となっては懐かしの元祖泣きゲーである、Kanonから沢渡 真琴です。


IMG_0781.jpg

アップで目線を合わせてみました。

今見ても、案外良いのでは、と思ってしまうのは作ったからではのひいき目でしょうか。

完成まで手間が掛かっただけに(なんと、その1、は2018/9/4でした・・・1年・・・)完成できてホッとした、という心境です。


IMG_0780.jpg

ちょっと背景が残念ですが、あまりそういったところに時間を掛けることができず・・・

全身です。

IMG_0782.jpg

くるっと写していきます。

何が苦労したか、と思い返すと、やはり靴下周りでした。

浅いモールドを彫り直して、適当にごまかそうと思ったものの、やはり原作イラストや完成見本を見ると、ここを手抜きすることは、真琴のジージャンを赤く塗るくらい有り得ないと思いなおし、何度か彫っては埋めて、塗っては塗り直して、を繰り返したことが思い返されます・・・・しみじみ。


IMG_0784.jpg

真横からみると・・・見る方向を選ぶキットですね[あせあせ(飛び散る汗)]

鞄はちょっとグラデーション強めにしてみました。<
/div>
IMG_0808.jpg
ん~~スカート短いのに、前かがみだからこうなりますよね。
サービスカットということで[あせあせ(飛び散る汗)]
膝裏なんかは陰影強めに塗装しています。
IMG_0792.jpg
ベースは途中で仮止めしていた木製ベースに、ボークスで買ってきたニスを筆塗りです。
お手軽ですが、そこそこの質感が出ます。
IMG_0793.jpg
オーソドックスな原作通りの色で塗ってみました。
ジージャンもグラデーション強めにしていますが、暗いので分かりにくいですね。
IMG_0794.jpg
IMG_0796.jpg
やや上から。
前髪が別パーツですが、デザイン上、違和感なく仕上がってくれて楽させてもらえました。
フィギュアの場合、頭部(主に髪の毛パーツ)の合わせ目が気になることが多くて、処理に苦労しますので。
IMG_0803.jpg
目線あわせた全身像です。
後ろからのサービスカットをもう少しローアングルで。
IMG_0816.jpg
普段はわざわざ見ない角度ですが、キチンと作り込んでいる、というモデラーのこだわりですね[あせあせ(飛び散る汗)]
IMG_0813.jpg
最後に少し違った角度のアップ。
Kanonキャラでは栞と真琴は自分の中で優先度低でしたが、だからこそ先に作っておきました。
あゆを先に作ると、そこで終わってしまいそうですしね[あせあせ(飛び散る汗)]
ということで、残るは4人ですが、実は水瀬名雪はキット購入当時に完成させていますので、残るは3人です。
名雪のキットは今の目で見て少し修正したいと思いますので、修正版をいずれ記事にして、コトブキヤのキットで5人を並べたいですね。
以上、Kanonから沢渡真琴の完成です~

nice!(35)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー
にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型へ
にほんブログ村