【完成】FRB 初音ミク その4 [フィギュアライズバスト]
FRB初音ミクが完成しました
作りやすいキットでしたので、キチンと取り掛かってからは早かったです。
改修箇所もほぼ無く、一部のディティールアップだけでとても見栄えの良い完成品になってくれたと思います。
途中経過にあったように、キット指定色にほぼ忠実に塗装しています。
色を変えたのは、胸とヘッドセットの黄色部分を発色の良い金色にしたくらいです。
大きめサイズの画像にしていますので、アップもご覧いただければと思います。
全身像。
大きな髪の毛が、フワッと身体を取り囲むイメージです。
髪の毛が大きく目立ちますので、ちょっと強めのグラデーションにしてみました。
肌色や服の縁の緑部分はつや消しですが、銀色っぽい服はツヤ調整なし。
色の持つ半ツヤっぽいツヤのままにしています。
髪の毛は一度つや消しにしてみたのですが、この大きさでツヤが無いのもちょっと違和感があったので、半ツヤのプレミアムトップコートを軽く吹いています。
それではぐるりと一周をまとめます。
袖、左腕の二の腕箇所のマーキング(文字)はキット付属のシールをそのまま使っています。
袖の黒とシールのツヤを合わせるために、袖にシールを貼ってから、半ツヤのクリアーコートをしました。
とにかく髪の毛パーツのボリュームが凄いです。
ちなみに、ベースはキレイなクリアのターコイズブルーですので、もったいないのでそのまま使用しました。
キットではネクタイのピンのような黒色部分、ヘッドセットの色なども全てシールで再現するようになっていますが、全てマスキングで塗装しています。
筆塗りしたのは、マニキュア、瞳周辺のリタッチ、口の中くらいです。
ちなみに、口の中は舌パーツはキット成型色がキレイでしたので、クリアーでツヤを出し、粘膜っぽくするためにラスキウスのクリアーペールレッドを筆塗りしました。
また、ほとんど見えないのですが、口中の赤い部分は口の中のパーティングラインを基準に赤色(赤+白+黄色でチェリーピンクのような色をエナメルで混色)で内側を塗っています。
微妙に見える赤があると、情報量が増えるのでお勧めです。
また、パーティングラインは普通は消しますが、口中に限っては塗る際の基準に丁度良いので、そのまま消さない方が良いと思いました。
マニキュアはエナメルの青+黄色+白でターコイズブルーっぽい色を作って筆塗りです。
適当に塗っても、塗らないよりはアクセントになるので塗っておきましょう。
少し上から全体です。
翻った髪の毛が初音ミクのキャラクターを表しています。
髪の毛根元に付いている髪飾り(?)も、グランベリーレッドパールで塗ったのが良いアクセントになったかと思います。
顔は仕上げにパステルで頬に紅をさし、瞳には最近気に行っている、ガイアノーツのWジェルグルーでうるうるにしました。
Wジェルグルーを硬化させるペンライトが付属しますが、右目を硬化させた後、左目の硬化をしようとしたところで電池切れ
LR1130の電池3個なんて、すぐ手元にあるわけが無いので、翌日電気屋さんで買ってくる羽目に
Wジェルグルーを買ったら、内臓されている電池は試供品なので早めに交換した方が良いってことが分かりました。
これらの仕上げをした瞳のアップが分かる画像でおしまいです。
以上、フィギュアライズバストの初音ミクが完成しました。
積みプラが沢山あるのですが、フレームミュージックガールの初音ミク、今月末にはクラッシャージョウのファイター1(ハセガワのサイトを見ると発売日が2/2になっていましたが・・・)が控えていますので、頑張ってこれらも作っていきたいです。
FRB 初音ミク その3 [フィギュアライズバスト]
FRBの初音ミクの続きで、塗装です。
初音ミクの特徴である、緑色の大きな髪の毛をどの色で塗るのか?
これが最初に決まらなければ、なかなか次に進めなかったので、まずは色を作ることから始めました。
結果として、初音ミク用にガイアノーツの専用カラーも売っているのですが、高価(Mr.カラーの倍ほど)なのと買いに行くのが面倒だったので、保有するMr.カラーの混色で作りました。
・髪の毛の影、服の濃い緑=インディブルー+色の素(イエロー)適量+白少々
※今回一番調色に悩みましたが、色の素を少しずつ増やして、好みの色になるように調整しました。
結果として、キットのネクタイなどの成型色より、少し青みの強い緑にしています。
・髪の毛のメイン=スカイブルー+白+黄色
※実は、この色は依然にドラゴンボールのキットのブルマを塗った時の色が気に行っていたので、使えないかな、と試したところ、理想的な青緑でしたので、これを流用。
・髪の毛のハイライト=ルマングリーン少々+白
・服の色=黒鉄色60%+スーパーシルバー30%+クリアーブルー8%+クリアーレッド2%
・髪飾りの中央の赤部分=グランベリーレッドパール
です。
まず、メタリック色を塗る箇所と袖などは2番の黒をべた塗りです。
髪飾りはグランベリーレッドパールを塗るので、ベースホワイトで下地を明るくしておきました。
黒下地で服のメタリック色を塗りました。
ギラギラです。
次に面倒ですが、服の縁のフリルは緑ですので、マスキング。
タミヤの曲線用マスキングテープがこういった時に便利です。
また、髪飾りは赤を中央に残すため、1mm幅の細いマスキングテープを一周ぐるっと貼り込んで、後で黒を塗る予定です。
服の縁の青緑を塗りました。
ついでに、髪の毛もここで塗ってしまいます。
髪の毛は最初に描いた通り、3色の青緑を重ね塗って、ややグラデーション強めにしてみました。
肌色部分は最近ハマっているラスキウスのホワイトピーチをベースにクリアーペールレッドにしてみました。
もっと色白な印象ですが、クリアーホワイトのような色が無いので、今回はこの色味です。
クリアーホワイトを発売して欲しいものです。
なお、この写真はラスキウス塗装後に、プレミアムトップコートのつや消しを吹いている状態です。
全体の色はこれでほぼ塗り終えました。
早いです!
あとは細部の塗り分けと仕上げで完成できます。
FRB 初音ミク その2 [フィギュアライズバスト]
昨年10月の素組み以来、絶賛放置中だったFigureRiseBust(FRB)の初音ミクを唐突に仕上げていくことにしました。
唐突、と言っても一応きっかけはあって、コトブキヤのフレームミュージックガールの初音ミクを買ってしまったからです
FRBの初音ミクは出来が良いので、あまりこだわらなければサクッと組み立てて、シールを貼ってハイ完成!でも良いのですが、今回は接着するところは接着して、全塗装で仕上げていきます。
少しだけディティールアップをする程度で、後は素直に作っていきます。
気になった箇所として、指です。
写真の赤マルの部分ですが、中指と人差し指が一体化されています。
少し不自然に思えましたので、ここは切り離して立体化を出してみます。
こんな感じです。
こうして比べないと分からないレベルのディティールアップですが、約1/6サイズのため、じっくり見ると気になる部分でした。
ちなみに、エッチングノコ(0.1mm厚の刃)で少しずつ切り離し、#400~#800の紙ヤスリを挟み込んで、切断面の整形をしています。
次に顔をどうするのか、考えてみます。
以前作った、マクロスΔの5人組やフミナは顔と目のパーツが別だったため、塗装も楽ちんでしたが、初音ミクは一体成型されてしまっています
私のように塗装する人にとっては、困った仕様ですが、おそらくこのキャラをプラモデルで作ってみよう、という人で全塗装前提に組み立てる、所謂ヘビーユーザー層は少ない、とマーケティングされたのでしょう。
でも、別パーツでも差し込むだけなので、それほど手間でも無いと思うのですけどね・・・
この目に関しては、せっかくクリアーグリーンを使うなどの手の込んだ作りですし、FRBシリーズの肝ですので瞳はキットを活かすことにしました。
手間でしたが、瞳にマスキングゾルを面相筆で塗り込んで、今後の肌色塗装を踏まえてマスキングしました。
眉毛は後で筆で描けば良いので、マスクする手間が面倒なのでそのまま肌色を塗ってしまうつもりです。
他、接着するパーツはツインテールの髪の毛の一部パーツ、右腕パーツだけで良かったです。
胴体も接着して仕上げようと、肩の肌色パーツを後ハメできるように加工したのですが・・・
デザインを良く見ると胴体パーツは前後2パーツのモナカ構造ではあるものの、合わせ目が気にならないので後ハメ加工する必要がありませんでした
後ハメ加工は、胴体に刺さる軸を削ったり切りとったりするだけですが、この工作を行うと、はめ込む時に不安定になってしまうので、これから作る人は胴体は接着不要で覚えておいてください!
ということで、他、襟や服の縁のフリルのようなデザインが色を塗り分ける必要があるため、境界線をスジ彫りしなおす、という地味な作業を行って、細かなパーティング処理やゲート処理を全パーツに行いました。
洗浄をして、塗装待ちです!
今回はパーツの色味を大きく変える必要が無いので、サーフェイサー吹きは無しで塗装します。
塗膜も薄くなりますし、いつでもサーフェイサーを使えば良いというわけではないですしね。
ということで、本日はここまでです。
FRB 初音ミク その1 [フィギュアライズバスト]
色々と手を付けていますが、フィギュアライズバストシリーズの初音ミクを組み立ててみました。
フィギュアライズバストシリーズは、以前にフミナやマクロスΔのワルキューレ5人組も完成させていますが、初音ミクもサクッと完成させたいなぁ、と思います。
ちなみに、初音ミクはプレバン限定品で色違い、ポーズ違いが出ています。
(正確にはポーズ違いの発送はもう少し先ではありますが。)
今夏に全身のフミナが出て以降、~バスト、のシリーズは出ていないですね。
最近では、ダイバーナミがこのシリーズとして出ていますが、上半身だけ、というキットは最近新作情報がありませんので、一区切りなのでしょうか・・・
さて、横からです。
前に伸ばした左手や髪の毛のボリュームがあり、素組みでシール無しの状態ですが見栄えがします。
細かな塗り分けだけでも良いのかもしれませんが、モデラーとしては髪の毛の合わせ目などを無視できません
こういった細部だけでも、キチンと仕上げれば十分なキットだと思います。
後ろから。
後頭部を見なければ分かりませんが、おくれ毛まで再現されています。
全体として、接着不要で組みあがりますが、全塗装を前提とすると、接着した方が良い箇所は
・おさげになった二束の髪の毛
・指先と手のひらの接合部分
くらいで良さそうです。
胴体は前後でモナカになる構成ですが、服の縫い目のように処理されますので、接着なしでもあまり違和感なさそうです。
髪の毛がとにかくボリューミー。
でも、美雲さんの時のような巨大さは無いのはツインテールで空間があるからなんでしょうね。
真上から。
空間の構成が分かります。
流れるような髪の毛の処理が素晴らしいです。
それほど初音ミクは詳しくありませんが、そもそもがPCソフトのキャラクターなだけに、その表現は自由度が高い(本物が無い)と思っていますので、塗装も自由にやってみようかと思います。
といいつつ、ベーシックに仕上げてしまいそうですが・・・
ちなみに瞳は顔パーツに一体成型されています。
塗装派としては、これまでのFRBシリーズの構成(瞳と顔は別パーツ)の方が楽ちんだったのですが・・・時流でしょうか。
バンダイさんの技術的にはどちらでも同じのように思えますが、組みこむひと手間が面倒というユーザーが多いのかもしれませんね。
【完成】FRB ラクス・クライン その4 [フィギュアライズバスト]
とても短期間でしたが、フィギュアライズバストのラクス・クラインが完成しました
いつものようにぐるっと一周の記念撮影をします。
正面はベースがしっかり写る様に。
ベース色はマクロスΔのワルキューレを塗っていたときに同時進行でメタルブラックを塗装しています。
台座のネームプレートはキット付属のシールです。
両手を広げたポーズです。
1/6のキット相当なので、横幅、前後幅は完成すると非常に大きいです。
飾る場所が・・・・
横です。
髪の毛の後ろ部分が如何に大きいかが分かる構図です。
以前のマクロスΔの美雲さんの髪の毛はボリューミーでしたが、同じくらいのボリューム感があります。
髪の毛パーツは大きな3パーツを接合した接着面は、以前の記事に合った通り瞬着パテで埋めていますが、この構図で見ると消した甲斐があります。
接合面は後ろから見ると、思った以上に目立ちますしね。
髪の毛の接合面として、前髪周辺はキットのままのため、やや接合面が目立ちます。
ここを消すとなると、工作手順が飛躍的に難易度アップのため、割愛
紫の袖口は、キットのままだと少し厚ぼったいので、無理の無い範囲で削り込みをしています。
洋服の縁はこのサイズの場合は目立つので、できるだけ厚みを意識して処理するようにします
少し構図を変えて正面。
胸の黄色ラインは前回の記事の通り、マスキングゾルで丁寧に塗り分け、マスキングを剥がした後に塗り漏れを面相筆でリタッチしています。
スミ入れはしませんでしたが、黄色ラインはすっきりを塗り分けができたと思います。
少し上から。
完成してみるとその造形に見蕩れます
ちなみに、全体をパーツ段階でプレミアムつや消しでツヤを整えています。
瞳と髪飾りだけは光沢のままとするため、パーツ単位でつや消しを行っています。
ラクス単体だと少し物足りない?と思って、たまたま作ってあった、フリーダムと記念撮影!
ラクスのイメージはこうですよね
ちなみにフリーダムガンダムはMGの最初のキットですが、普通にカッコイイです。
素組みで一部部分塗装のみで放置していたものですが、ラクスと組み合わせるとご覧の通り。
最後に顔のアップです。
これだけアップでも破たん無く、良いキットです。
500円でたたき売りされていましたが、買うべきでしょう
なお、今回は基本的にストレートに完成させていますが、2箇所だけディティールアップしています。
途中記事にあったように、指の爪の彫り込みと、口の中に前歯を作ってあげました。
ちなみに、比較写真も撮っていましたので比較です。
<BEFORE>
<AFTER>
これだけみると分かりにくいですが、髪の毛を付けて組み上げると、やはり前歯が有った方が自然な感じがしました。
口中と瞳はエナメルでうるうるにしています。
前歯は0.2mm厚のプラペーパーを極小の半月状に切り出したものをピンセットと先端をとがらせた爪楊枝で上あごに付けるイメージです。
この際の接着は最近お気に入りのハイグレード模型用セメダインです。
乾燥しても透明なジェルのようになるだけですので、少量がはみ出してもほとんど分かりません。
顔がグッと引きしまりますので、前歯の追加はお勧めです。
ということで、フィギュアライズバストのラクス・クラインは完成です。
FRB ラクス・クライン その3 [フィギュアライズバスト]
今月のホビージャパン誌の巻頭特集「週末モデリング日記」を読むと、自分のことのように思ってしまいました。
たぶん、世の社会人モデラーには週末に一気に模型作りをしよう!という方が多いのでしょうね。
私も含めて
是非未読のモデラーは読んでみてください。
さて、週末モデリングで何を作るか、ということになると仕掛の中でも完成に近いものか、モチベーションの高い物をいじるのですが、今回は最近作り始めたラクス・クラインをドンドン進めました。
前回までで基本工作は完了しており、パーツの洗浄を行って乾燥している状態でした。
今回は、その次のステップとして早くも塗装に入ります!
パーツ塗装前には塗装と作業の順番をよ~~く考えます。
エアブラシの塗装は色を変える度にエアブラシ本体の塗料を落とすための洗浄がとても面倒です。
毎回エアブラシを分解して掃除まではなかなか難しいので、色の塗る順番も重要です。
多少前の色が残っていても、次の色に影響が少ない色を考えます。
黒を塗って白、赤を塗って黄色、などの順番は極力避けるようにしたい、ということです。
フィギュア系はいつもの工程ですが、まずは影色を塗ります。
写真では、服の白の影=水色、肌の影=オレンジ、金色(髪飾りパーツ)の下地=黒、を塗っています。
今回、黒は黒いサーフェイサーをそのまま使いました。
次にピンクの髪の影=マゼンダ、薄紫の影=紫色100%で塗っています。
ラクスはパーツの色分割がよくできているので、これらで全てのパーツとなります。
塗り分けも少ないのが助かります。
影色が塗り終わった全てのパーツに対し、基本色を塗りました。
台座以外のパーツを並べていますが、なんと全てのパールの基本塗装終了です!
ちなみに、色レシピを備忘録として記載。
金色=百式ゴールド
肌色=以前に美雲さん用で作った白っぽい肌色
ピンク=ピンク90%+白10%+モンザレッド少々
白=白100%
薄紫=パープル60%+白40%
全パーツの基本塗装が終わったので、次のステップへ。
塗り分けや細部の筆塗りが必要なパーツを選別したところ、なんとこの4パーツのみです。
顔はまつ毛や口の中をエナメルで筆塗りします。
指先はマニキュアを筆塗りします。
身体は黄色の縦のラインが要塗り分け(キットではシール)です。
事前に黄色ラインに沿ったスジ彫りを深めにしているので、塗り分けはラクチンなはず。
塗り分けは最初マスキングテープでしていきましたが、微妙な曲線ばかりでテープでは困難と判断。
タミヤの曲線用テープの考えましたが、タミヤの曲線用テープは厚みがあるので、境界線の塗り残しにつながりそうなのでパス。
写真のようにマスキングゾルを筆塗りで行いました。
黄色ラインの両側を広めの筆で一気にマスキングゾルを塗りつつ、剥がしやすいように厚めに2度塗りしました。
背中や周囲までマスキングゾルを塗るのは大変なので、そこはマスキングテープで大雑把にマスクしています。
さっと黄色(イエロー90%+オレンジ10%)をエアブラシで塗装。
あとは乾燥を待って、剥がし顔などの細部筆塗りだけです。
サクッと完成してくれそうです。
FRB ラクス・クライン その2 [フィギュアライズバスト]
フィギュアライズバストのラクス・クラインを作っていきます。
前回は素組みだけでした。
そのまま放置、という可能性もあったわけですが、一応このブログで後悔した仕掛品は最終的には完成させたいと思っていますので、簡単なものから進めていっています。
そういったことから、このラクスも素直に作るだけなら、完成は難しくありませんので優先的に作っていこうと思います。
全パーツのパーティングライン、切断面などの基本的な表面処理を行いました。
一通り行う中で、後頭部の髪の毛パーツは接着し、隙間を瞬着パテで埋めました。
髪の毛パーツはとても大きく、接合面は髪の毛の線のような処理にはなっていますが、それでも大きく隙間が目立ってしまう箇所もありましたので、埋めています。
今回はガイアノーツの瞬間カラーパテ(肌色)を使っています。
見やすくて良いのと、色が塗装の邪魔にならないので使いやすいですね。
このような感じで、瞬間カラーパテをシールの台紙にある程度出して、爪楊枝で隙間に充填していきました。
垂れるとまた隙間が空いてしまうので、適当に盛りつけたらWAVEの瞬着硬化スプレーで強制硬化です。
作業時間短縮と隙間埋めを確実に行えます。
写真の3パーツはいずれも上半身の服です。
ラクスはこの3パーツだけは接着必須で、合わせ目を消す必要があります。
袖口は更に内側から削り込んで、服の布の薄さを表現。
上半身の服の合わせ目が黄色ラインの箇所は、スジ彫りをし直すことで、後で塗装時にくっきりするようにあらかじめ加工しています。
他、紫パーツは縁を薄く削り込む、髪の毛パーツはできるだけシャープになるように一部削り込みや彫り直し、といった簡単なディティールアップを施した状態です。
髪の毛パーツも瞬間カラーパテ硬化後に、神ヤスリの#120~#600でヤスリ掛けしてすでに処理済み状態です。
以前のマクロスΔの美雲さんよりは楽でした。
全パーツを洗浄し、100均(ダイソー)で購入したシューズケースに入れて乾燥させます。
埃も入らないし、重ねられるので複数キットを並行作業するときにはとても便利です。
キットも見えますし、何より100円という安さと入手のしやすさで大量にストックしています。
指先パーツは、このシリーズ共通工作として爪の彫り込みをしています。
約1/6サイズですので、指先がキチンと作り込まれていると情報量が上がります。
デザインナイフで慎重に彫り込みますが、10本も作業するのでいつものことながら疲れます
以上でラクスの基本工作が早くも完了してしまいました。
乾燥したら、いきなり塗装に入れる状態です。
今回はとても早く完成してしまいそうです!
FRB ラクス・クライン その1 [フィギュアライズバスト]
色々仕掛中ですが、バンダイのフィギュアライズバストシリーズの「ラクス・クライン」も作っていきます。
ラクス・クラインは言うまでなく、ガンダムSEEDのヒロインです。
フィギュアライズバストシリーズの第一弾がSEEDのキラ、次いアスランとなっていましたので、順当な発売ではあるものの、発売までの期間は結構長かったと思います。
てっきりすぐに出るものだと思っていましたが。(という方は多かったのではないでしょうか?)
しかし、このラクスは売れていないのでしょうか・・・?
近所のお店では72%オフで500円というような叩き売りになっていました。
もう一個買って、ミーア・キャンベル改造用に??という、やるかどうか分からない改造のためにキットをいきなり買うのも日ごろの反省が無さ過ぎるので、とりあえずラクスを組んでみました。
30分くらいでサクッと素組み。
良いですね
さすがバンダイのフィギュアライズバスト(FRB)シリーズです。
安定した完成度です。
台座だけは、マクロスΔシリーズのFRB作製時に先行して塗装しておきましたので、ここだけは完成品。
他はシールも使っていない素組みです。
といっても、シールは服の黄色ラインのみのため、完成品もほぼこの配色です。
両手を広げたポージングで、思ったよりも場所を占有します。
デカイです。
真横から。
見ての通り、髪の毛のボリュームが凄いです。
キットのパーツも半分近くが髪の毛のようなものです。
とにかくでかいです。
真後ろからだと髪の毛で何も見えません。
髪の毛の分割は相変わらず、複雑な立体パズルのようで、この構成を考えた人の空間把握能力は異常ではないでしょうか(褒め言葉)。
髪飾りもキチンと別パーツで金色成型色です。
顔アップでも、非常に特徴を捉えた造形で、このまま組んでしまおうと思います。
惜しむらくは、身体、服の白いパーツはそれぞれモナカ割になっていますので、接着面はキレイに整形してあげる必要があります。
また髪の毛も気にしなければ気にならないレベルでの分割ラインではありますが、どこまでやるかは気分次第といったところです。
美雲さんのようにある程度接着面を埋めた方がキレイなんだとは思いますが、面が広いので大変そうです
他キットの作製の合間をみて、進めていこうと思います。
【完成】FRB フレイア・ヴィオン その6 [フィギュアライズバスト]
ワルキューレ5人組の最後の一人、フレイア・ヴィオンのフィギュアライズバストがようやく完成しました!
途中の作業放棄が長かったために、ヒロインでキット化第一弾であったにも関わらず、完成は最後になってしまいました
でも、とにかく5人全員を完成させることができたのは嬉しいです
顔のアップから。
一度全て組み立てましたが、説明書のセル絵を良く見ると、前歯が描かれていましたので、それを参考に前歯は最後の最後に追加工作しました。
ちなみにですが、0.2mmプラペーパーを1cm幅ほどに短冊切りし、歯の高さは1mmほどに現物合わせしながら何枚か切り出し、一番バランスのとれたものを半円状に(カマボコの断面状に)デザインナイフで切りました。
この半円状の歯パーツに爪楊枝を押し当てて、カーブを描けます。
半円状もカーブも口中の上あごに接着する際に、密着するようにするためのひと手間です。
これをしないと、歯と上あごの間に変な隙間ができるので、顔がぶちゃいくに見えます
全体像です。
元気いっぱいのフレイアらしいポージングですね。
ベースは今回の5人組共通となるように、GXカラーのメタリックで塗装。
ただし、フレイアの色はオレンジですが、メタルオレンジはこのシリーズに無い色です。
そのため、メタルイエローに下後に上からクリーアレッドを様子を見ながら吹いています。
これによって見た目をメタルオレンジにしています。
斜めから。
左手首の輪っかを付けるために、左手と手首は接着しません。
そのため、継ぎ目が残っていますが、2つの腕輪をバランスよく配置することで、継ぎ目はほとんど見えなくすることが可能です。
ちなみに、接着は塗装済みの左腕の上から接着することと、腕輪は非常に細く小さいパーツのため粘度が高く、はみ出しても目立たないような接着剤として、ハイグレード模型用接着剤を爪楊枝で点付けしています。
この接着剤は先月号のホビージャパン誌でセメダイン社が推しです、といっているだけあって非常に使い勝手が良いです。
今回はこの腕輪の他には前歯と髪のリボン中央のクリアーパーツもこの接着剤で接着しています。
他の接着剤や瞬着では汚れたり、接着面積が小さすぎるので上手く接着できないので、これは便利です。
斜め後ろから。
髪の毛のパーツが、パズルのように組み合わさっています。
もう少しすり合わせをしてもよかったのですが、思った以上に嵌め合わせがタイトだったので、そのままとしています。
本当は削って調整すれば良いのでしょうが
真後ろです。
右手の赤いリボンと手首に巻かれた赤い部分がよく見えます。
この箇所の塗り分けが、このキットの塗り分けで一番手間だった気がします。
肌色の上に赤をきれいにマスキングすることが難しかったです。。。
ちなみに今回、爪は全て塗装だけで、エナメルのピンクで描き込んでいます。
これまでは爪を彫り込んでいましたが、フレイアは少しサイズが小さいので、デザインナイフで彫り込むと、彫が目立ち過ぎて違和感が出そうだったので止めました。
袖のピンクと黄色のストライプもマスキングは手間でしたが、今回は全てマスキングゾルで塗り分けることで、かなり省力化できました。
やはりこうった微妙な曲線はマスキングゾルですね。
ただし、色の境界線は曖昧になるので、最後にエナメルのピンク+赤+黒、で少し色彩を落としたピンクを作ってスミイレのようにしてくっきりさせています。
全体的に、塗装後にプレミアムトップコートでつや消しを吹いたのですが、どうも思ったようにツヤが消えてくれていません。
湿度が高かったのかもしれません。(金曜日ごろまでは雨が多く、エアコンも付けないで良い気温になっていたためかも)
ネクタイはカナメさんほどではないものの、3色でトーンの変化の強い色を使った塗り分けが要求されます。
しかも翻った形状なので、裏面まできっちり塗り分けてあげないとなりませんので、小さいパーツの割に手間が掛かりました。
最後に見上げてアップ写真。
途中にも書きましたが、髪の毛のリボン中央にはクリアーパーツをハイグレード接着剤ではめ込んでいます。
このパーツはWAVEのH-EYES1のピンクの一番小さい丸パーツがぴったりサイズでした。
でも、100均などにあるネイルアート用のジュエルパーツでも良いかもしれません。
また、この構図だと前歯追加は効果的だと思います。
あまり見えませんが、ルンはピンク一色ではなく、根元というか外周はイラストなどにあるように黄色でグラデーションをかけるようにピンクにしています。(がほとんど分かりませんね)
以上、フレイア・ヴィオンの完成です。
はぁ~、やっと5体をそろえることができ、自分の中で一区切りを付けることができました。
やっと次に進めそうな気がします。
次回は5人で集合写真にしようと思っています。
FRB フレイア・ヴィオン その5 [フィギュアライズバスト]
ようやく週末となり、時間が取れましたので、フレイアの塗装最終段階へと進むことができました。
前回まででおおよその塗装箇所がマスキングまでできましたが、ネクタイとマイクの青色部分のマスキングはピンク色塗装の後でなければならなかったため、ピンク部分の塗装の後、改めて青色部分を残すマスキングを行ってから、エアブラシで塗装を行っています。
マスキングの手間が掛かった部品の主なものを並べましたが、こんな感じでマスキングと塗装が完了です!
相変わらずマスク漏れによる、塗料のはみ出しがあるのは、まだまだ修行が足りないのでしょう
筆でリタッチして、こんな感じです。
ピンク部分=ピンク100%そのまま
黄色部分=黄色+白(3:7くらいの比率)
赤=シャインレッド+白で調整
ジャケットのボタン=エナメルカラーのゴールド
青部分=インディブルー+コバルトブルー+パープル(5:3:2くらいの比率)
といったところです。
次に顔は肌色を塗ったことで消えてしまった、まつ毛、眉毛、口中を塗りました。
眉毛はエナメルのフラットブラックを面相筆で。
パッケージや説明書のアニメ画を参考に、下まつ毛を含め、キット標準よりも多めに描いています。
このシリーズは眉毛まで黒色の成型色で再現しているために、下まつ毛のような微妙なラインまではさすがに再現されていません。
そのため、このように描き足してあげるだけで、印象がかなり変わると思います。
次に髪の毛パーツとハート型のルンを装着!
口の中も後ハメにしていたのでこの段階で付けました。
なお、瞳パーツは光沢クリアーでコーティングし、キラキラ感を出していますので、あらかじめ他のパーツはプレミアムトップコートでツヤ消し状態にしています。
HJ作例などでは、こ口中の歯を再現するとカワイイという声もありますが、パッケージ画などを見る限り設定ではキットの表現(歯は無し)が正しいようです。
最終どうするか少し検討しようと思います。
せっかくなので、身体と頭部を結合。
かなり出来た感じです。
あとは、爪の塗装、右手の塗装リタッチ、リボンの細部塗装、ネクタイ、そで部分に境界線をスミイレ、チーク入れ。
といったところで、最終段階に入れそうです。
この週末で完成できそうです。
天気も良いのでトップコートを吹くのにも丁度良く助かります。