【完成】重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その10 [エルガイム]
開始から2年ほど経過していますが、ようやくだっふんだぁさんのガウ・ハ・レッシィが完成しました!
この2年間、常にどう進めようか?と気にしながら、他のキットを作っていたので、これで自分の中の課題が一つクリア、という感じです
※以下写真はクリックで拡大しますので、もう少し見やすくなると思います。
今回は屋外で撮影してみました。
秋晴れの良い天気であったこともあり、たまたま時間も良かったのでベランダで撮影していますが如何でしょうか?
青空を背景にしたかったのですが、場所の都合からこの写真で精一杯でした
下に敷いた黒い背景ボードを含めて、急造の撮影環境だったため、改善の余地ありですが。。。
それではここから、ぐるっとご紹介させて頂きます。
後期型レッシィの衣装は、この服の隙間から見える下着がポイントではないでしょうか。
こういった角度を変えて色々見ることができるのも、立体物の良いところです。
初めてこのキットをC3AFAの会場で観た時、この後ろ髪の表現が気になって仕方ありませんでした
いざ作ると、表面処理が地獄の様で・・・完璧を求めることは途中で諦めました
腰のライトセーバーの取り付けは、別途用意した金の丸カンとキット付属のアルミ線を併用し、1mmの穴を通してスカートに接続しています。
以上、ガウ・ハ・レッシィのご紹介でした!
最後におまけ・・・・
いつもの撮影ブースでも撮影していましたので、少しだけ掲載します。
光の加減や反射で、また違った見え方になっていると思います。
そして、おまけのおまけでROBOT魂 L-GAIM Mk2と。
ここまで大きなキットは初めてでしたが、無事完成できて良かったです。
このクラスかそれ以上のキットの手持ちは、後は、1/4のラムちゃんくらいでしょうか・・・
飾る場所に困るので、作るに作れない感じですが手が動く間に完成させたいものです。
さて、次のキットはエルガイムの予告風でご紹介
NEXT KIT
MG GUNDAM ???
MG GUNDAM ???
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その9 [エルガイム]
ガウ・ハ・レッシィの塗装編の続きで、主にアイペイント中心です。
できるだけ段階ごとに記録を残すようにしましたので、何かの参考になればと思います。
ここまでの塗装で、顔は白サフ>白目を残すマスキング>肌色>モミあげ塗装>マスキング剥がす、の状態です。
見ての通り、だっふんだぁさんのレッシィの顔は萌え系というよりもリアルよりだと思います。
リアルといってもデフォルメが効いているので、カッコイイ感じ、でしょうか。
特に特徴は、目の周りの彫り込みが大きいため、この立体感を活かした塗装をどうしていくか?がこれまで作ってきた美少女系キットとは異なる点です。
まず目の周りの縁取りを塗装。
エナメルカラーのハルレッドを使用。
普通の美少女系の手法で上下を全て縁取ってみましたが・・・ちょっと違いました
少なくとも下の縁取りは不必要な感じがしましたので、頑張って塗装(1時間くらい・・・)しましたが剥がすことにします。。。
ほどよくハルレッドの滲みを残しつつ、下まつ毛部分の縁取りを剥がしてみたところです。。。
この後ちょこちょこと納得行くまで修正を繰り返し、ここでクリアーコートでセーブします。
眉毛も書き添え、バランスを見るために前髪、髪の毛を付けて様子を見てみました。
・・・まぁこんな感じでしょうか。
ここまでの工程で描いた箇所が、最終的なバランスをほぼ決めてしまうため、何度も納得行くまで修正を繰り返しました。
目の全体像が完成したので、唇、瞳孔をマスキングしてエアブラシ塗装していきます。
大きなキットですので、筆塗りできれいに仕上げる自信がありません
唇のマスキングはマスキングゾルで赤く唇になる形をイメージしつつ、面相筆でマスクしました。
唇はラッカー塗料で塗るつもりなので、一発勝負です!
(心配ならエナメルで塗れば良いのですが、使いたい色がラッカーだったので・・・)
瞳孔をマスクする様子です。
右目は瞳孔の縁取りを描き込み澄み。
同様に、左目も瞳孔の縁取りを描くために、ハイキューパーツの円形マスキングを補助線として使用しています。
手書きで丸を描くのは非常に難しいですが、円形マスキングテープを補助に使うと比較的簡単に描けます。
これまで、アイペイントではいつも手書きで瞳孔の丸を書いていましたが、何度も書き直して片目を描くだけで1時間掛かることもありました
今回、時短できないか?と試しに円形マスキングテープをガイドとして使用してみましたが、効果的だと思いました。
適当にマスキングテープ周囲を黒エナメルで塗り、はみ出たところだけをシンナーで削り取るだけで、ほぼキレイな円が描けました!
これは便利です!
また、唇はこの時点でラッカー塗料で塗装。
今年発売されたクリアルージュをクリアーペールレッド+クリアーペールオレンジで調整し口紅としました。
クリアルージュ2:クリアーペール系8 くらいの割合のあまり派手にならない程度の口紅色にしました。
アニメ本編では、後期レッシィの唇は結構ケバケバしい感じの真っ赤、のイメージですが、好みで控えめにしてみました。
両目の瞳孔縁取りを描いた後、クリアーコートでセーブ。
瞳孔の外側(白目部分)をハイキューパーツの円形マスキングテープでマスクし、瞳孔の内側をエアブラシで塗装していきます。
瞳はクリアーブルー+コバルトブルー数滴をエアブラシで塗装。
下側が白っぽくなるようなグラデーションがつくように塗装したつもりですが、濃くなりすぎたので白も使ってグラデーションを掛け直しました
その後、瞳孔中央に一回り小さい円形マスキングテープで黒目をマスクして塗装。
ここまでで、アイペインはほぼ終了ですが・・・
各種マスキングテープを剥がすまではどうなっているか分かりません!
マスクを剥がす瞬間はなかなか緊張します。。。
マスキングテープを剥がすと、こうです!
細かなマスキングのもれやはみ出しはあるものの、こんな感じで良しとしました
流石にここからドボンでやり直すほどの時間と気力はもうありませんしね・・・
ここから、はみ出し箇所などに修正を加えて行きます。
瞳孔の中にハイライトをエナメルのホワイトで描き込みます。
また、口の中の歯もモールドされていますので、同じく白で塗装。
ここまで納得行く塗装ができた後に、クリアーコートでセーブ。
瞳の中に更にハイライトを描き込みます。
口の中は、クリアーレッド+クリアーオレンジをクリアーで割ったもので深みを付け、ついでに口紅のリタッチ。
同時にこのクリアー塗料で瞳の中、口の中にも赤みを入れていきます。
リアルよりの造形ですので、この辺りは実際の女性の写真のアップを参考にしつつ描き込みました。
全体の修正と追加塗装がほぼ完了。
ここでクリアーコートでセーブの後、ツヤを調整するため、瞳だけをマスキング。
瞳はここまでの塗装で付いたツヤを残すことにします。
スムースパールコートで肌色をしっとりさせました。
口紅のツヤが落ちたので、この後、エナメルクリアー系塗料でツヤの復活と微調整を入れました。
これにてアイペイントは8割完了!
普通ならここまで、ですがこのキットではもう少し続きます。。。
キットに付属する付けまつ毛を準備します。
左右ともに9mmにカットし長さも調整して使用するように指定されていますので、それに従ってまつ毛をカットします。
付けまつ毛は以前作ったフラウボウでも行ってみましたが、大きなキットの場合は効果的ですね。
上のまつ毛が植毛下状態です!
接着はセメダインのハイグレード模型用セメダインを点付けして固定させました。
丁寧に行えば大丈夫でした。
なお、下まつ毛はエナメルのハルレッドで描き込んでいます。
まつ毛の長さをカットし微調整。
その上で、イヤリングも接続して、顔は完成です!!
チークを入れても良かったのですが、今回はパスしました。
前回のレーナの笑顔パーツがチークを入れたことで、少し思っていたのと違う事になったことがトラウマになり今回は見送りです
という感じで、レッシィの顔も完成です!
あとは全体の組み立てのみとなりました!
おっと、各オプションパーツはこんな感じです。
イヤリングは既に接続済みですが、ネックレス、ライトセーバーも金属パーツなどを付けて後は本体に付けるのみ!
ライトセーバーのスジ彫りはもう少し丁寧に彫り直しておけば良かった・・・と後で後悔しました
さて、いよいよ次回は完成編となります!
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その8 [エルガイム]
ガウ・ハ。レッシィの塗装編の続きです。
服の塗装を進めます。
前回までで、基本色の黒、縁取りのダークブルーの塗装までを終えていました。
今回は、金色と赤の装飾部分を塗装していきます。
金色は3箇所に分かれて葉のようなモールドが刻まれていますが、全て立体的なモールドになっています。
葉のギザギザもしっかり再現されていますが、これを完全にマスキングだけでカバーするのは困難でしょう。
写真ではマスキング後に塗装が出来た状態ですが、実はこのマスクは大雑把にモールドを囲っただけで、ギザギザ部分は事後で黒をリタッチする、と割り切りました!
このギザギザを細かくカットしてマスキングすると思うと、気が遠のきそうですので・・・
下地が黒なので使える荒技ですが、こういった処理も考慮してあえて黒一色で塗装したという側面もあります。
こちらはマスキングテープを剥がしてみたところです。
だいたいモールドに沿ってマスクはされていますが、細かなはみ出しがある状態。
これを面相筆でウイノーブラックべた塗りでリタッチしました。
金色が乾燥した後は、赤い装飾部分をマスキングします。
赤部分も非常に細かいため、完璧なマスキングは諦めて、おおよそのマスキングで塗装しています。
使用した赤は、メタリックレッドです。
普通の赤より、メタリック塗料の方が隠ぺい力が強いため、リタッチが楽だろうとの選択でもあります。
以上の塗装を終え、その後のリタッチまでが完了した状態です。
筆塗りしている黒やメタリックレッドがあるのですが、写真ではほぼ分からないと思います。
また、ここまでの作業でツヤツヤの黒表面についた汚れや金粉のような飛沫が付着してしまっていました。
払った程度ではとれなくなった箇所もあったため、もう一度スポットで黒を吹きつけ修復。
さて・・・これでようやく服の塗装が完了です!
ここまでで顔部分と細部以外の塗装は終わりました。
ちょっとモチベーション維持のために、組み立てを出来る範囲で行ってみます。
まずベースに脚をネジで固定するため、下半身を組み立てます。
ブーツ、ブーツの折り返し部分、太ももから腰部分、の順番に真鍮線とアルミ線を通して固定します。
流石にここは瞬着で接着しました。
もっとも加重が掛かる箇所ですし、かっちりと仕上げる必要があります。
ちなみに、比較写真がこちら。
1/144のEGガンダムと並べてみましたが・・・・下半身だけで1/144ガンダムの2倍ほどありますね。。。
でっかいですが、満足度も高いです!
腰部分のベルトのツヤが少し気になりましたので、もう一度軽くマスキングして、ツヤ調整・・・
ようやくスカートパーツを付け、下半身がほぼ完成です。
細かくはブーツの金具パーツなんかはまだ未装着ですが、両足はアクリル板にネジで固定しました。
アクリル板、足裏ともに2mmの穴を開け、電動ドリルでネジを通しました。
これだけの重量物でもネジで止めると安定します!
さて、次は上半身を載せてみます。
上半身はキャストオフできるわけではありませんので、服が無いとちょっとなんだかよく分からない状態かもしれません
塗装が完了した服は左右挟み込みの構成です。
背中部分で真鍮線を通して左右を合体させました。
服を装着!
ここまで組み上げると、ちょっと全身も見てみたくなりましたので、出来る範囲で組みつけてみました。
左腕を装着。
仮組み時点のすり合わせもできていましたので、腰に手を添えるような状態にすることができました。
こういうキットの場合、手がキレイに腰に添えられるように調整しておかないと、最後の最後で悲しいできごとになっちゃいますので要注意ですね。
右腕も装着!
右腕の手首部分は髪の毛とすり合わせていく必要がありますので、アルミ線接続として有る程度調整できるようにしておきました。
さて、ここまで完成すると完成は間近ではありますが、最後に顔の仕上げ、アイペイントが残されました。
試行錯誤で結構苦労しましたので、次回は塗装編の最終回アイペイント編でまとめたいと思います。
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その7 [エルガイム]
ガウ・ハ。レッシィ作製記事の続きです。
前回までで、サーフェイサー吹きが終了し、今回から塗装編となります。
ここまでが長かったのですが、もう一息です!
ブーツや服など、ソフトレザーのような後期型レッシィ服は素直にツヤ有りの黒で塗装。
GSIクレオスのウイノーブラックを100%そのままで使用しました。
こういった黒のレザー服の塗装は単色で塗るのは単調になりがちなので、濃い紫を加える、など少し紫に振った方が情報量が増えるのですが、あえて黒としました。
というのも、このキットはとにかく大きく、服のシワなどのディティールもびっしり入っているためです。
陰影も実際の影やツヤで十分、と考えました。
また、細かなモールドを塗装することになりますが、レタッチしやすいように、という意図もあります。
このあたりは、キットのサイズや素姓次第だとは思いますが・・・
こちらはこの後、UVカットのクリアーを3回くらい上掛けしてコーティングとツヤの強調をしました。
黒を塗るついでに、細かいパーツも塗装しました。
輪のようなアルミ線に刺して塗装しているパーツはネックレス。
その後ろのパーツはイヤリングの先端部です。
イヤリングは金、ネックレスは白と紺色に塗る予定ですが、いずれもアクセサリーなのでベースを一度黒サフで整えました。
次に、ネックレスの白い部分を塗装し、同時に手袋、ライトセイバーも白で塗装。
この白は、ガンダムカラーのホワイト(5)を使用しています。
少し影のある白で使いやすいのですが、もう残量が余り無くなってきました・・・
ライトセイバーの塗装です。
だっふんだぁさんの完成見本では、こちらは赤色にされているのですが、アニメ本編カラーを再現すべく白とミディアムブルーで塗り分けてみました。
ちなみに、ミディアムブルー90%+パープル10%くらいの色にしました。
白箇所の乾燥後、手袋の青い宝石のような部分とネックレス中央部分をメタリックブルーで塗装しました。
更に、上掛けでディープクリアブルー+クリアーパープルで深みを持たせてみました。
スカートパーツのベルトをマスキングして塗装。
この赤は、モンザレッド+ブラウンで作った少しくすんだ赤を用意し、下地が黒であることを活かして黒立ち上げのような塗装でやや暗めの赤としてみました。
肌色パーツです。
いつものように、ラスキウスのベースを塗装し、シャドー部分を中心にクリアーペールレッド+クリアーペールオレンジを使用しています。
非常に大きなキットですので、シャドー吹きは強めに入れた後、全体にこのシャドー用のクリアー塗料をふわっと吹いています。
顔は写真の通り、瞳をマスキングしています。
下地の白サフを白目として利用するためです。
最近、この白目マスキングを忘れることが多かったのですが、今回はちゃんと覚えていました
肌色部分はこの後、スムースパールコートでしっとりした肌にしています。
ここまででようやく肌色が完成しました。
肌色が乾燥した後、モミあげの一部が顔パーツにモールドされていますのでマスキングしました。
髪の毛パーツの塗装と並行してこれから塗装します。
こういった一連の塗装順番の検討も塗装前にじっくり考えておくと、効率よく塗装できると思います。
エアブラシの洗浄って結構面倒なので、同じ色なら一気に塗ってしまいたいものですよね。
マホガニーのサーフェイサー状態の髪の毛パーツ。
これから赤く塗っていきます!
赤い髪の毛パーツの陰影はマホガニーを陰色とします。
そのため単色で塗装し、黒立ち上げのように下地のマホガニーを残しつつ塗っていきました。
赤は、RLM231レッド2:ブラウン1で赤茶色を作り、色の源マゼンダで赤みを調整。
アニメよりもやや暗めの赤だったかもしれませんが。。。。
この後、髪の毛パーツ全体を半ツヤでクリアーコートしました。
髪の毛の赤が乾燥した後、髪の毛をマスキングしてヘアバンド部分を塗装します。
アニメだと黒っぽくも見えますが、服の黒と被ってしまうので、ミッドナイトブルーにしました。
ぱっと見た感じは黒ではあるんですけどね・・・
マスクを外すとこの通り!
良い感じで塗り分けができていました!
赤部分はマホガニー下地の赤で、赤部分にはみ出していた場合の修復が難しいので助かりました。
次にようやく下着の塗装です。
後期型レッシィ服の特徴である、チラ見えする下着は重要です。
アニメ通り、ここは緑です。他の色はちょっと考えられないですよね
なお、下地の緑=デイトナグリーン+白+ターコイズブルー少々、で濃い目の緑を塗りました。
その後、上掛けとして、白+グリーンでかなり白っぽい緑を作り、濃い緑を多めに残すように白っぽい緑で全体を塗装することで再現しています。
こんな感じです!
どちらも完成するとほぼ見えないけど、ちらっと見える、がポイントですね。
さて、ソフトレザーな服パーツの縁の青部分を塗装しました。
襟パーツの縁がかなりマスキングが面倒でしたが、裏面含めて両面をマスキングしています。
青=ティターンズブルー2(濃い方です)
を使用しました。
濃い青で少し紫がかっている、というところがイメージ通りでした。
なお、こちらもだっふんだぁさんの見本では、メタリックブルーと明るい緑で塗装されている箇所ですが、あえてアニメ本編を参考にした配色にしてみました。
購入したイベント会場でも、だっふんだぁさんの完成見本が非常にキレイで見栄えが良く、同じ配色にしようかなとも思いましたが、会場展示で目立つ必要もない個人の趣味ですので、アニメ準拠としてみました。
ということで、ここまでで大まかな塗装はほぼできました。
残すは、アイペイント周りの顔の塗装、服の細かな装飾塗装、といったところです。
次回へ続く・・・・
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その6 [エルガイム]
2019年のC3AFAで購入した、ディーラー名だっふんだぁさんのガウ・ハ・レッシィ製作の続きです。
前回は、付属の台座が完成した所まで。
それ以外のパーツの処理はまだまだ、という状況でした。
全体的に離型剤が残っていたことによる、サーフェイサーの剥がれが起こってしまっていました。
そのため、一度全パーツを磨き直ししています。
できればこれは避けたかったのですが・・・・
このことは、下地処理(基本処理)が不十分であった、ということであり、やはり何事も基本が大切だ、という教訓を得ました
髪の毛にはピンクサフを吹いていましたが、全面のヤスリ掛けをやり直しです。。。
顔パーツと髪の毛の組み立ては苦労しましたが、取りあえず形にはなったと思います。
こんな感じですが、ようやく形になりました。
モミあげの接続が非常に悩みどころでしたが・・・
最終的には、両方のモミあげパーツ、前髪パーツはネオジム磁石で接続しました。
真鍮線やアルミ線接続は、最後の組み上げ時に傷を付けるかもしれないと思いました。
また、髪に手を添えるようなポーズであることから、手パーツとのクリアランス調整が難しいと考えました。
最近はネオジム磁石を接続に使うようにしていますが、ポイントを絞って使えばお手軽にパーツの接合が可能だと思います。
ちなみに髪の毛周りはこのような構成になっています。
後ろ髪と顔パーツの接続部分の面積が少し不足気味に感じましたので、ポリパテで補強していますが、なんとか接続ができたと思います。
上半身に頭部を付けてみました。
首との接続位置や角度も要調整ですが、完成イメージが見えてきました!
一通りの下準備ができましたので、上半身、髪の毛などをサフ吹きします。
レッシィの髪は赤です。
その為、影色になることを想定して下地として、GSIクレオスのマホガニーの缶サーフェイサーを使用しました。
上半身や肌パーツ部分も表面の磨き直しを行ってので、下地として白サフを吹いています。
瞳部分なんかはこの白サフをそのまま使うつもりなので、後で、瞳をマスキングしようと思います。
一番大変だったのは、この黒サフを一度吹いていた服とブーツのパーツです。
とにかく表面積が多いこと、パーツが大きいことでこの磨き直しで半年くらいの時間を・・・・
もっとも、半年間毎日磨いていたわけではありませんが。。。
二度手間のようなことをしてしまったこともあり、モチベーションの維持が難しく、気が向いた時に作業していたことが長期間に渡った原因ではあります
今回は傷の有無もチェックしたいことと、黒で塗装する際に塗り具合が分かる様にグレーのサーフェイサーで下地を作りました。
服にはモールドが多くあることから、瓶サフを0.5mmのエアブラシで吹いています。
繊細な箇所のサーフェイサー吹きには、瓶サフをエアブラシで吹いた方が安定した作業ができますね。
あと、コストパフォーマンスも良いです。
さて、これにてひとまず全身の磨き直しからサフ吹きまで、が完了です。
もう一度傷チェックをしてから、塗装編に入りたいと思います。
パーツが大きいので、塗装も大変そうですが・・・
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その5 [エルガイム]
2021/10/9(最初の投稿時点で日付間違えてました) いよいよこの後10時から、ワンフェスオンラインが初の開催です。
入場チケットは購入したので、お目当てのキットが買えればなぁ・・・と参戦したいと思います!
さて、今回は止まっていたガウ・ハ・レッシィの続きです!
前回記事が、2020/9/30とほぼ1年前。。。。
この1年間、作業を少しずつ進めてきていましたがようやく記事としてまとめられる状態になりましたので、「その5」として再開します。
前回までで頭部以外の仮組と全体のヤスリ掛けができていました。
この1年、止まっていた理由は、
(1)頭部と髪の毛の接続方法が非常に分かりにくく、重量のある髪の毛をどうやって接続すれば良いのか?
(2)パーツが大きく、表面処理に時間が掛かっていた
の2つでした。
とくに(1)は、髪の毛同士がどうやって重なれば干渉しないのか? 重量に耐えられるのか?
の試行錯誤でした。。。
ひとまず(2)の表面処理ができたかな、と思って一度捨てサフを吹いてみることに。
服は黒のツヤツヤレザーな印象が後期のレッシィだと思いますので、とりあえずは黒サフで様子を見ることに。
パーツが大きいので保持の仕方も工夫が必要でした。
また、吹きつけるサフも結構な量となってます。
上着は隙間から裏側も見えるので、表面だけではなく裏面もヤスリ掛けする必要がありました。
肌パーツはもともとが白いレジンパーツですが、一通り白サフを吹いておきました。
こちらは上手くいけば、このまま肌色塗装の下地にしたいなぁ。。。と思ってます。
一通りのサフ吹き後、試しに軽くこすると・・・・見事にサフがはげ落ちました
主にディティールが入り組んでいる箇所周辺ではあるものの、レッシィの服には金色や赤のディティールが立体で沢山入っていますので、これは結構問題です。
マスキングテープを貼って剥がせば、一層ぽろぽろとサフが取れてしまいました。。。
あまり見たくない光景でしたが、このまま塗装することはできないですよね
やはりガレージキットの離型剤落としは慎重に行うべきです。
Mウォッシュへの漬けこみ、中性洗剤での洗浄、ヤスリ掛け、とやったつもりでしたが、表面が大きくて手抜きしてしまった箇所が見事に剥げた、という結果でした。
ここはヤスリ掛けしなおしですね
・・・これでテンション大幅ダウンです
でも頑張ろう・・・・
気を取り直して、結果がすぐに見ることができそうな台座パーツを処理して気持ちを持ち直すことにします。
大きな台座のレジンパーツが1点付属しますので、紙ヤスリを板に貼って平面出しができるヤスリでひたすら磨きました。
黒サフで様子を見てみます。
結果、こちらはしつこくヤスリ掛けしたので、キレイにサフが吹けたようです。
この後、少しヤスリ掛けし直してもう一度サフ吹きしていますが、せめて台座だけでも仕上げていこうと思います。
塗装する際に保持する場所が無いので、目立たない裏側に2mmの穴を2箇所開け、アルミ線で持ち手を付けています。
とりあえずは、ツヤ有りのMr.カラーの黒べた塗り。
こんな感じですが、台座ですし、OKとしました。
さて、このキットには台座のキャストパーツとその上に貼るためのアクリルパーツが付属します。
説明書には、アクリルパーツの穴開けは割らない様に木を付けましょう、とのことから、適当な薄手のベニヤ板を持っていたので2mmの穴を空けた後、このベニヤ板を”押さえ”に使ってアクリル板の穴開けをしました。
穴開けをピンバイスで行うのは手が疲れそうですので、電動ドリル(タミヤの1500円くらいで組み立て式のやつですね)を使用しました。
こちらですね。
その後、アクリル板をキャストパーツに固定するために、軸が2.0mmの写真のようなネジをホームセンターで見つけましたので、こちらを使用。
長さは1.3cmを使用しました。
ネジは長さ1.0cmも用意しましたが、強度的に心配だったので、1.3cmを使用しています。
このネジも手動だと途中でまがったりするリスクを回避するために、電動ドライバーを使用しました。
こちらは家具の組み立て用として、BOSHの5000円くらいのものを持ってましたので、そちらを使用しています。
参考までにリンクです。
ということで、なんとか4スミにキレイにネジを打ち込むことができました!
アクリル板は傷つけない様に、ギリギリまで保護紙は付けておこうと思います。
さて・・・服パーツなどの離型剤剥がしをやり直しますか・・・・
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その4 [エルガイム]
重戦機エルガイムのガウ・ハ・レッシィのガレージキットの続きです。
大きなキットですので、まだまだ工作は続きます。
髪の毛の組み合わせ方は前回でだいたい目処がつきました。
胴体パーツの中身(写真右上)も見ての通り、3パーツで構成されていますが、すり合わせの結果、接着してしまってもこの後の工作や塗装に特に影響が無さそう、と判断しました。
ということで、大きくこの3つのかたまりを接着し、瞬着カラーパテで隙間埋めと有る程度の表面処理までができた状態です。
これで胴体の組み立てが行えそうです。
頭部も付けてみましたが、大きすぎて撮影しにくかったので首から下だけで一旦組み上げてみました。
右手の角度は髪の毛とのすり合わせが必要ですが、だいたいこんな角度で良いようです。
上半身の上着は最終的には塗装後に組み上げる予定なので、マスキングテープで仮止めしています。
以前も撮影しましたが、HGUCのジムⅢとの比較で、大きさが分かるかな?
頭部まで入れると、ジムⅢの3.5倍くらいの大きさですから、塗装も大変そう・・・
レッシィと言えばこの脇からチラ見えする・・・見せ場ですね。
足のラインも非常にキレイで、すっきとと立ち姿が決まります。
まだ細かなパーツ処理ができていませんし、付属の展示ベースもそろそろ作っていかないと、立たせる位置決めできませんので、そういった周辺パーツに手を付けていこうと思います。
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その3 [エルガイム]
あっという間に(?)1年が経ってしまいましたが、だっふんだぁさんのガウ・ハ・レッシィ製作の続きです。
放置気味ではありますが、暇を見てはヤスリ掛けをしていたので、少しずつ、少しずつ完成に向けて進めています。
前回までは仮組みで作業の工程を確認し、すり合わせを行いつつ表面処理を行っていこう、という段階でした。
このキットで最大の難所と考えている箇所は髪の毛部分の処理です。
写真は髪の毛パーツだけを並べてみました。
すでに有る程度バリ取りや気泡埋めも行っていますが、比較的抜きが良かったので助かりました。
後頭部にあたる大きな髪の毛パーツは途中で上下に2分割されているので、アルミ線を3箇所通して補強しつつ、接続を行います。
また、後ろから見た時非常に目立つ、写真の左上の髪の毛パーツも2つに分割されていますので、こちらもアルミ線を通してくっつけます。
ただ、この状態になるまでに、8割ほどの表面処理を行っていますが、見ての通りトゲのような髪の毛パーツの凹凸一つ一つを処理していったため、大変どころではないヤスリ掛けでした。。。
ということで接着です。
十分すり合わせし、接合面がキレイにつながる様に気を付けつつ・・・瞬着と瞬着パテでがっちりと固めました。
顔の量横に付くモミあげパーツを付けてみました。
C3AFA開場で撮影してきた完成写真や、付属の見本写真をよ~~く観察し、付く角度や位置を何度も試しつつすり合わせ・・・
プラモデルと違って組み立て説明書はありませんので、観察が重要です。
後頭部と顔、モミあげの接合を撮影してみました。
このキットを作る誰かの役に立てばいいのですけどね。
かなり位置決めが難しいので、こんな感じでくっつければ良いようです。
あおり気味でパーツの組み合わせを撮りました。
その状態に大きな髪の毛パーツをこんな角度と位置で付ければ良いようです。
首のハマる位置もよく見極める必要があります。
真後ろにあたる角度から見ると、こんな位置関係です。
しっかし・・・・この髪の毛の密度と繊細なパーツは作業しててもコウィです
レッシィの完成はまだ先になると思いますが、地道に作業を続けます。
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その2 [エルガイム]
台風19号がようやく過ぎてくれたようですが、今回も様々な影響ごありました。被害に会われた方にお見舞い申し上げます。
さて、今回からレッシィのキットの工作に入ります。
下準備は前回までである程度進めていました。
とにかくデカイこのキットは、表面処理、ゲート跡処理などの工程の一つ一つが1/8などのキットの数倍の手間が掛かってしまいます。
大きさが分かりやすいように、またしても標準的なキットサイズのGMⅢとの比較です。
GMⅢは13cmくらいです。脚だけで、GMⅢの倍近いサイズ感。
ちなみに、下半身をこの状態に組み上げるまでに、行っている工程は・・・
・パーツの脱脂(洗浄)
・バリ取り
・ゲートカットと処理
・表面処理(大雑把に)
・軸打ちで3mm真鍮線を通して接合
といった基本工作を行っており、ここまでで脚だけでも3時間くらいは掛かっているんじゃないでしょうか。
デカイです。
上半身のコアパーツ。
体の内部は首周りと両脇パーツに分割され、上着をかぶせるように組みあげます。
非常に位置決めが難しく、なんとか調整して真鍮線を通しています。
腰回りの下半身と脚、上半身を組み上げたものをGMⅢ、塗料瓶で大きさ比較。
デカイとしか言う言葉がありません。
上半身も含めて、各種パーツ一覧。
セイバー(画面右下の棒パーツ)や手首はまだバリ取りなどが終わっていません。
ちょっと力尽きた状態で、経過写真を撮りましたので・・・
顔と髪の毛はこれで全て。
見ての通り、髪の毛だけでこのパーツ数と大きさです。
前回記事で後ろ髪の再現が凄いことになっている、と書いていますがこのようなパーツ構成です。
組みあげ方もちょっと独特な感じでしたので、今後軸打ちを丁寧に行って進めたいと思います。
時間の掛かりそうなキットですので、気長に進めていこうと思います。
重戦機エルガイム ガウ・ハ・レッシィ その1 [エルガイム]
2019年8月にあったC3AFA。
その会場で購入してきたキットを作っていこうと思います。
今回は、だっふんだぁ様のガウ・ハ・レッシィに着手しますが、
幸い現地で写真を撮らせていただくことができましたので、そちらの紹介となります。
C3AFA会場で撮影してきた、ディーラー様の完成見本写真ですが、とにかくカッコイイ!
以前のC3AFA紹介記事でも少し掲載したかもしれませんが、なかなかお目にかかれないであろう後ろ姿も撮影させていただいてきましたので、作製する際の参考になれば、と思います。
このレッシィはスケール表記は無しですが、とにかく大きい。
1/5~1/4くらいでしょうか??
後日、大きさ比較写真も掲載します。
13人衆の一人であり、エルガイムの2人目のヒロインとも言える、ガウ・ハ・レッシィは根強い人気があるものの、立体物は少ない気がします。
C3AFAでは1/20キットを出されているディーラー様もいらっしゃいましたが、このキットの大きさはそれだけで、納得感につながる大きさです。
特にこのキットは、レッシィの後期型と言われる服装となっており、ツボを抑えたものになっています!
袖口から見える脇~下着へのラインは、ちょっとした見せ場ですね。
キットでは巧みに分割されているので、大きさと重さを巧みにコントロールしているつくりでした。
パーツ構成は次の記事でまとめたいと思います。
珍しいカットではないかと思いますが、後ろ姿です。
キットを購入した後に、ディーラー様にお願いして展示品の向きを変えていただきました。
やっぱりこれだけ大きいと、作製用に各種角度、特に後ろがどうなっているのかが気になりますしね。
髪の毛の表現が凄いです・・・・なんて手間をかけたキットなんでしょうか・・・
これだけでも十分見どころだと思いますが、展示ではほとんど見ることができなかったのではないかと思います。
左からの脇~下着への気の配りかた。
ステキです。
下着は上も下も薄いグリーンであることは視認して参りましたが、流石に下を写真に撮るポーズはいささかアレなので記憶に留めるのみとしました。
この衣装は右の腰のライトサーベルや、胸元のペンダントなどまで作り込まれています。
本体は大きいのに、小物が多いので、情報量も増えて見どころ満載です。
キットのパッケージはこちらです。
会場価格12,000円。
オークションなどではもっとプレミアを付けているのを見かけますが・・・・とにかくこのボリュームでこの価格です。
安いと見るか、高いと感じるか。
人それぞれですが、買う価値は十二分にアリでした。
写真では撮っていませんでしたが、この後、箱からパーツを全て出し、WAVEのM・ウォッシュで脱脂を行った後、中性洗剤に付けてよく洗浄しました。
手流しのようですので、バリも多めですし、ゲートも割り箸以上の太さのものが多数あり、それらの処理だけで4~5時間は掛かったと思います。
次回はこういった処理をほぼ一通り終えた後ですが、パーツの一覧の予定です。