幻夢戦記レダ 朝霧陽子 1/8 その4 [幻夢戦記レダ]
フレイアの塗装乾燥待ちでマスキングをしなければ進めなくなりましたので、気分転換に幻夢戦記レダの朝霧陽子の作製を進めます。
もうかれこれ1年ほど前からいじってるキットです。
(でも普通に20年ほど前から作製中のままのキットもあったりしますが・・・)
このキットのネックである、
(1)荒れた表面の修正
(2)曖昧なディティールの修正
(3)各パーツの接合部分の処理(完成見本が無いので、どの角度に取りつけるのが正解か分かりません・・・)
(4)手首~剣(バラバラに砕けた剣の復元、または作り直し)
と、それぞれの課題が難しく、作業がなかなか進んでいません。
(1)については腕以外は結構進んで方向性も見えてきました。
(2)の修正は何箇所にも及びますが、その中でも下腕部分が非常に曖昧でぼんやりしています。
下腕部分にあるエングレービングのような模様と腕パーツの表面の荒れを同時に修正することが非常に難しく、下手にヤスリ掛けするといびつな形状になりそうです。
色々考えましたが、いっそエングレービングについては削り落して、作り直しをすることにしました。
まずは現在のエングレービングを保存するために、書き写します。
おもむろにマスキングテープをべた貼り。
マスキングテープの上から油性ペンでモールドをなぞり書き写しました。
次に、このテープを剥がして再利用します。
0.2mm厚のプラ版にテープを貼り、マスキングに描かれた模様をまずはハサミで適当に切り出します。
次にデザインナイフ、ノミやヤスリを使って少しずつ削り取りました。
0.2mmプラ版から、この模様を切り出す作業をしていて思い出したあことがあります。
昔、子供の頃にお祭りであった”カタヌキ”と言う縁日の的屋を思い出しました。
固いガムのような飴のような(あれは何だったのでしょうか)お菓子でできた板に、色々な図や動物の絵柄が彫り込まれていました。
この絵柄を針で突きながら絵柄だけをきれいに削り取れば、屋台の人から景品や賞金がもらえるというようなゲームでした。
もっとも、動物の手足などは細くもろいので、ほとんどの子供はそういった部分でカタがパリッとり割れてしまうので、賞金を手にすることはほとんど無かったと思いますし、仮に上手くできたと思っても的屋から色々言われて賞金に結び付くケースはレアだったような・・・今はもう無いお祭りの風景なのかもしれません。
と、昔を思い出しながら削り取って、ヤスリなどで適当に仕上げてみました。
左右で大きさが異なるという微妙な原型ですが、元々の腕の大きさの都合から左右不揃いで作っています。
なお、この段階で0.5mmのプラ版に移し直しています。
テープ>0.2mmプラ版>0.5mmプラ版、と段階を踏んでいます。
0.5mmプラ版を作る際には、0.2mmプラ版で作った型に両面テープを貼って原型とし、0.5mmプラ版を削り出しました。
さて、本体は本体で(1)の表面の荒れを修正すべく、色々やっていましたが一度サーフェイサーを吹いて状態把握をしようと思います。
加工中の腕パーツは闇が深いので、まだまだ時間が掛かりそうですが、それ以外のパーツは一同サーフェイサーを吹いて良い状態になったので、このような感じに。
う~~ん。
微妙です。
が、これ以上いじると、すでにもとのキットでなくなるのも本末転倒なので、このまま進めます。
各所にある丸いモールドや宝石のようなパーツが埋め込まれている箇所は、今後別パーツ化や作り直しをしていこうと思います。
幻夢戦記レダ 朝霧陽子 1/8 その3 [幻夢戦記レダ]
幻夢戦記レダの朝霧陽子のキットの進捗が完全に止まっています
比較的多くの方に見て頂いているキット記事ですが、古すぎるキットであることからどのように進めたらいいのかが分からない状態です。
あまり深く考えずに、とにかく完成を目指そうと割り切っていかなければ完成できそうにありませんが
頭部~身体パーツは以前に記事(昨年の夏・・)から気泡埋めやヤスリ掛けを繰り返しています。
顔は鼻が低すぎて美少女というには少し足りない感じがしましたので、瞬着パテで鼻を少しばかり高くしています。
両足パーツはサフ吹き~ヤスリ掛けを2度ほど繰り返しまだら状態。
くるぶしや膝にある丸いモールドは大きさが不均衡で気泡処理も困難です。
色々考えてみましたが、削り取って作り直した方が早そうです。
もう一度サフ吹きをしてから、モールドの作り直しに着手します。
問題は腕~手です。
ディティールも甘すぎで、作り直そうにもどこから手を付けて良いかが分かりません。
特に、下腕部のエングレービングのような模様が曖昧すぎです。
見れば見るほど悩んでしまう箇所です・・・
ちなみにアップだとこんな状態です。
表面荒れまくりです
といったところでレダの陽子は一筋縄では完成できません。
継続的に頑張っていこうと思います。
幻夢戦記レダ 朝霧陽子 1/8 その2 [幻夢戦記レダ]
前回の記事からかなり時間が立ちましたが、レダの朝霧陽子です。
古いキットで気泡も多く、表面も凸凹していたために、表面処理だけで相当な時間が掛かっています。
表面処理はまだ途中ですが、一応一通りのパーツのヤスリがけが終わりました。
両足と左手は気泡埋めをシアノン製パテで行っていますが、大量の気泡を処理したためにレジン色と白い瞬着色とでまだらになってしまいました。
そのため、一度サフ吹きをして状況確認をしています。
体部分もヤスリがけし、各モールドも軽く彫り直しています。
ビキニアーマー部分もくっきりとしてきました。
朝霧陽子のビキニアーマーはネックレスにあたる部分、左肩あてと胸当て部分の連結箇所といったところに宝石のようなモールドがあります。これをそのまま塗装で済ますのか、透明レジンなどで置き換えるのか・・・
こういったところもこのキットの手が止まっている理由の一つです。
あと、手が止まったもう一つの理由がこれです。
レダの剣が3つに折れてしまいました
もともと薄くて固めのレジンだったうえに、おそらくキットの劣化もあったのだと思いますが・・・
少し直せばなんとかなる、といじっているうちに3つに折れて悪化しました
といったことがあり、この剣をどうすべきかで手が止まりました。
プラ版で直すのが妥当なところですが、最近元気の良いコトブキヤ製品をあらためて見てみると、丁度良さそうな製品がありましたので、早速Amazonで購入してみました。
”ナイトソード”という剣だけを4種類同梱したものです。
ビルダーズパーツなども探しましたが、くせの無いデザインの剣が入っているこの製品を使えないか?を検証していきます。
並べて比較したところ、やはり下から2番目の非常にプレーンな剣がサイズもデザインも合致しており、ほぼそのまま使えそうな感じです。
今後、この剣を加工してレダの剣を作ってみようと思います。
幻夢戦記レダ 朝霧陽子 1/8 その1 [幻夢戦記レダ]
幻夢戦記レダの朝霧陽子のガレキを入手しました。
非常に古いキットで、箱も劣化が激しく本当に単なる箱で、パッケージとは呼べそうもないものでした。
中身も説明書、完成写真なし、という体裁でしたが、こういったキットは
パズルのように組み立てて、何が出来上がるのかが少し楽しみです。
ちなみにパーツはこう。
剣を持つ右手に本来は刃がついているようですが、折れています。
また刃も完全に反っています。
反りはお湯で煮れば戻るかもしれませんが、折れている部分が接着面も少なく致命的。
これは作りなおした方が早いかもしれないポターンですね。
古いキットだけあって、気泡も大きく複数あるし表面もぼこぼこです。
接合面も軸が無いのでどの角度でつながるのかが全く不明。
とりあえず、色々試してみて、それらしい位置を手探りであーでもない、こうでもないを
2時間ほど繰り返し・・・
それらしいところで軸打ちをしてつなげてみました。
こうやって見ると、なんとなくできた感があります。
普通に全体を見れば、
こうですので、なんだか少しまだ違和感があります・・・・
軸打ちもシアノンDWと硬化剤と2mm真鍮線を使ってとりあえず繋げただけです。
接合面のずれが激しいのですが、どちらにしてもパーティングラインが激しくずれているので
大幅な修正が必要になります。
雰囲気は良いのでしょうけとね。
あとは顔の塗りでどれだけ化けるかどうかです。
はたしてこのキット、いつ完成するのか・・・
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