HG Gセイバー その1 [HG]
仕掛品が多いのですが、今回はHG Gセイバーです。
数あるガンダム作品の中でもかなり異色の作品であり、唯一ガンプラ化されたのがこのGセイバーです。
作品は2000年に映像化されているものの、TVアニメでも映画でも無い、という微妙な存在でした。
すでに四半世紀近く昔になっているので、記憶もあいまいですが、PS2のゲームはでており、Gセイバー自体のバリエーションも複数存在していました。
映像よりは、当時のホビージャパン誌でスクラッチの作例が何度か掲載されていたように思います。
(今度当時のHJを探してみますか・・・)
ストーリーなどは割愛しますが、U.C.233ということで正史に組みこまれているガンダムである、と言う点はいずれ見直される日も来るのかもしれませんね。
実際に、ガンダムビルドファイターズにもちらっと登場していましたし。
キット自体はHGの初期のフォーマットではあるものの、全体的にはなかなか良いと思います。
今回ご紹介するキットの状態は素組みにスミ入れと一部部分塗装をした状態です。
これは昔(発売当時)組み立てていたものを発掘したので、この機会にキチンと全塗装で仕上げていきたいと思います。
正面から直立だと色々気になるところが無いわけではないですね。。。
太もも、腕はフレームむき出しのため意図的に細身になっている。
とはいえ、やはり気になる部分です。
もう少し頭身を高くしてあげる方が今風のプロポーションになるかもしれません。
腰にはフリーダムガンダムのような武装がマウントされており、かなり大きいことが分かります。
キットでは前後2パーツ程度の簡単な構成です。
背中のバックパック部分はF91にそっくり。
パーツ分割もされているので、フィンのようなパーツもシャープにしたいところです。
バックパック側面にはバーニアのようなモールドはあるのですが、かなり甘くてモールドとしてはいまいちなので、ここは作り直した方が早そう。
そういえばこのキットは初版以降、再販はされていますが今となってはそこそこレアキット扱いのようですね。
再販時はジョーシンなんかでは売れ残っていて、皆がこれなに?って感じでスルーしていたような気がしますが、今となってはレア、というのも面白い物です。
ちなみに、付属する不足は右手に持たせているビームライフルとビームサーベル、とシンプル。
ビームライフルも貼り合わせのモナカなので、ちょっと厚みなんかも気になるかもしれません。
色分けも元々かなり白いデザインなので、ほぼ問題無い状態と言えます。
原作というか映像作品は映像、ゲームともにCGであることから、CGっぽい表現というのも良いかもしれません。
でも、あまり映像として目立っていないガンダムなので、好きな色に変更しても違和感がないかも、などちょっと塗装プランは練ってみようと思います。
なお、大きさは1/144なので、割と標準的。
ご覧のように、1/144エアリアルとほぼ同じ全高ですね。
Gセイバーをキチンと作る、ということも今後そうそう無いと思うので久しぶりにそこそこ改修しながら作ってみようかと思います。
プランとしては、
・手首変更
・脚のバランス調整
・腕、脚フレーム部分のボリュームアップ
・首の長さ調整
・腹部延長
・各所のモールドをディティールアップ
というところが気になっている箇所の改修プランです。
ちょっと時間をかけながらじっくり取り組んでいきますので、次回は割と先になるかもしれませんが作業開始です!
【完成】HGAC ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニット その4 [HG]
ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニット完成編です。
まずはジェミナス01単体での完成状態です。
全身に各種市販デカールを貼りつつ、シールドの01や腕、アンクルガード部分の特徴的な三角マークなどはキット付属のシールを使用しました。
シールの余白はできるだけデザインナイフでカットして貼りこみ、半ツヤクリアーを最後に吹くことで周りに馴染ませれば、違和感はあまり無くなりました。
シール自体も昔(比較対象が20年以上前かもしれませんが・・・)のキットのような厚手のものではないので、案外使いやすいものですね。
すっきりとした、正統派ガンダムなデザインと今風アレンジで安定したカッコよさです。
各所のネジ?のようなモールドが特徴的でしょうか。
デカールを貼り込んではいますが、オーソドックスに仕上げています。
今回のメインはこの形態ではありませんので、素のジェミナス01は普通で良いと思ってます
展示ベースと接続軸も付属するため、こんなポージングでも安定して展示可能です。
シールドの”01”のような特徴的なロゴは、プレバンであれば水転写デカールで欲しいところです。。。
さて、ここからは追加装備です。
高機動型ユニット
ドラムのような肩に付けるユニットが特徴的ですね。
こちらはアサルトブースター
高機動型ユニットと脚部に付けるユニットが形状は同じで、色違いではありますが、肩ユニットの差異でシルエットの違いを再現しています。
まずはアサルトブースターだけを装着。
肩幅が大きくなったことで、急に厳つさがマシマシな印象ですね。
後ろから見ると、羽のようなユニットのおかげでかなり印象が変わっています。
これならSEEDに出てきても違和感無さそうなくらいに、ゴツイです。
次は高機動型ユニットです。
こちらは型に付く大きなドラム型のユニットがマッシブですね。
何気に肩にある、赤い部分が良いアクセントです。
大気圏でも飛行できそうなくらい、大きなブースターユニットです。
こちらが今回のキットでは、プラモオリジナルで脚部に付けることが可能になっています。
背中のユニットに付属する羽のような部分は手に持たせることで、ビームランチャーとなります。
(今回撮影は割愛しています)
ビームランチャーになる羽部分は案外塗り分けも多くて結構大変でした
全体的に高機動型ユニットもアサルトブースターも細かな塗り分けがあるので、キチンと設定通りにしようと思うとマスキングが大変です
特に各所の黄色箇所が・・・
最後に本キットを作ろうと思ったきっかけ、プラモデルオリジナルの合体形態です。
アサルトブースターを中心に、高機動型ユニットの肩パーツを脚に履かせることでアヴァランチエクシアのような形状ですね。
背部は両ユニットのブースターを連結させ、4枚羽根のようすることが可能。
このゴテゴテ感がタマリマセン
今回はプレバンキットを2つまとめて作製しましたが、追加ユニットが2種類あるので、2.5倍くらいの手間が掛かったような。。
尚、本キットはトップヘビーなため腰部分が若干強度不足になります。
そのため腹部の赤いパーツと青いパーツを接続させる箇所は内側を瞬着でがっちり補強し強度確保を行いました。
(これは完成後の追加工作です)
また、いじってはいませんが脚部取り付け箇所も若干強度に不安がありますね・・・
こえは合体形態にした場合、足裏が重くなることと、股関節の構想のためですが、ここも補強するなりした方が安定するかもしれません。
以上、ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニットでした。
HGAC ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニット その3 [HG]
ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニットの続きです。
実質2つのキットを同時並行していることになるので、パーツ数も多く、塗装に時間が掛かりました。
追加ユニットはダークパープルの指定ですが、キットの通りだと明る過ぎな気がしました。
もうちょっと渋めが好みなので、パープルベースで色々混ぜて以下のようなレシピです。
パープル+白(少々)+レッドブラウン+あずき色+色の素シアンで調整
パープルだけど、グレーっぽい印象になったかと思います。
関節などのグレー部分は、グレー+ミディアムブルー+ダークバイオレット+ブラックで調整。
船体的に暗い色はパープル系でまとめていくことで、統一感を出そうとしています。
白い部分は黒サフ下地で以前に作っていた横浜ガンダムの白+白で調整。
今回はあまり黒を残さず割とフラットに塗装したつもりです。
横浜ガンダムはちょっとやりすぎでしたので・・・
その後、各所にあるボルトのようなモールドは前述のグレーを筆塗りしました。
本当はマスキングしてエアブラシの方が良いのかもしれませんが、あまりに細かく多数あるためマスキングする気力が出ませんでした
もっとも、小さい塗り分けなので筆塗りでも十分かと思います。
ここまで進めたことで、ほぼ塗り終わったと思い組み始めたところ・・・
写真左の追加ユニット用黄色パーツ周りで塗り忘れがまだまだあったことに気づきました。
プレバンキットは箱がモノトーンで色指定も分かりにくいため、ここまで気づけませんでした。
改めて、プレバンの完成見本写真をじっくり見ると、ここもあそこも・・・・と塗り忘れが見つかった次第です
そこでマスキングした結果がこちら。
かなり大規模にマスキングしまくっています。
もっともこの時点で無駄なパーツのマスキングまでしていたことに気づかず頑張っていたのですが・・・・
主には各所の黄色いバーニア?のようなモールドなどなど、各所の細かな塗り分けです。
中にはシールで再現するような指定だったことに仕上げ直前までシールの貼り込み指定を見なかったことから気づけなかった箇所もありました。
説明書の熟読とプレバンキットの場合は、カラー写真の観察が重要です
そして塗装したところです。
まだマスキングしたままですが、白、黄色、グレー2種類、とかなりの色をここまで気づかずに進めていました。。。
ここまで色々塗り分けし直した結果がこちら。
アサルトブースターと高機動ユニットそれぞれの塗装完了の図です。
想像以上に塗り分け箇所が多かったですね・・・
その他細かなパーツを筆塗りなど含めて仕上げ、なんとか一通り塗装ができました。
その後はデカール貼り、付属シールの貼り込みなどなど・・・
結構デカール多めに貼ったので6~7時間はデカール貼りをしていたように思います。
実質ほぼ一日分の作業でした
ということで、今回の塗装編はここまでです。
次回は完成編です!
HGAC ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニット その2 [HG]
HGAC ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニットです。
2つのキットをまとめて作っているため、最小限のディティールアップや後ハメに留めています。
全体的に素直に作っていくことができますが、脚パーツのみ接着した方が良さそうです。
上がモナカ構造で合わせた状態。
下は挟み込まれるグレーパーツの後ハメです。
右下のようにグレーパーツが脚の前後を貫通するように挟まっていますが、真中あたりで切断しておき、後で差し込めるようにもう少し削っておけば良いだけです。
後は普通に接着して素直に合わせ目を消しておきました。
パーツ数が多いので、ホントは色々やってるのですが・・・
写真を全く撮っていなかったので、ここからいきなり塗装です
最近、ガンプラはガイアノーツの黒サフベースで塗装する癖がついてしまい、今回も同様に黒下地にしてしまいました。。。
これをすると、全体的に暗くくすんだ感じになってしまうのですが、装甲裏などまできっちり色が入るというメリットもあります。
明るい色を塗る前に、白で下地を整えれば良いのでしょうが
発色については、今後の課題としたいと思います。
ということで、今回は素直にトリコロールを塗っていきます。
青はガイアノーツのコバルトブルー。
ダグラムカラーとして発売されている青です。
黒下地だと流石に発色が難しいので3回ほど上塗りします。
赤部分はモンザレッド+白でやや彩度を落とした赤としています。
黄色部分は割と普通にイエロー+黄橙色。
黄色部分はパーツが黄色なもの以外に、各所のバーニアも黄色で塗るべきであることから、写真のように部分的に黄色を塗っています。
この黄色をマスキングして、周囲の塗装を行う予定です。
と、中途半端ですがここで一旦時間切れ。
ちょっと中断となるので、次回は別キットとなります。
HGAC ガンダムジェミナス01とアサルトブースター&高機動ユニット その1 [HG]
今回はHGACとしてプレバン専用アイテムで発売された、ガンダムジェミナス01とその拡張セットとして別売されていた、アサルトブースター&高機動ユニットの2つのキットを一緒に作ります。
ガンダムジェミナスという時点でかなりマイナーMSです。
こちらは、ガンダムWシリーズの外伝としてプラモデルオリジナル企画で1997年に展開された、「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」が出典です。
1997年当時、割と唐突にプラモデルが5つ販売されていましたが・・・・
2020年にプレバンで完全新規キットとして主人公機のガンダムジェミナス01が発売された後は、いくつかがプレバンで展開されました。
1997年版と比較すると、HG準拠のフォーマットでプロポーションなども刷新され作りやすくなっていました。
積んでいましたが、ガンダムベース東京で展示されているジェミナス01+拡張セットの合体形態がカッコよくて手を付けることにしました。
まずはジェミナス01本体の素組みです。
一応ガンダムWの外伝的ストーリーですが、あまりこちらにはガンダムWっぽさは無い様な。。。
とはいえ、カッコイイとは思います。
昔に比べてかなりスマートになってますね。
シールドも成型色で色分けされている等、今時のフォーマットで安心設計。
相変わらずガンプラは作りやすくて良いですね。
脚周りなども結構細かくパーツ分割されています。
後は、足首なんかも足裏前別パーツという拘りも。
足裏が肉抜きで穴になっていないのは嬉しいですね。
展示ベースで飾るとアクションポーズも映えます。
可動範囲も十分です。
さて、せっかくなので拡張セットを組みこんでみます。
拡張セットとは、2つの形態が同梱されており、アサルトブースター、高機動ユニットの2つです。
まずはアサルトブースター状態。
G-UNITの特徴としてユニット換装がありますが、そのままSEEDに継承されていますね。
もちろん、こっちの方がSEEDよりも先です。
アサルトブースターの背面です。
脹脛周りのゴテゴテ感は後ろから見ないと見えない部分です。
次は高機動ユニットです。
後ろから見た感じはアサルトブースターに近いですが、肩周りが厳つくなってますね。
樽のようなパーツがちょっと目立ちます。
肩の樽のようなブースターポッドも的確なパーツ分割です。
塗装もしやすい分割は助かります。
一応、こちらは大気圏内用だそうです。
そして、今回のキットを作るきっかけになった、プラモデルオリジナルモードの合体形態。
高機動ユニットの肩パーツを脚に履く様な構成は単純にカッコイイ!
ここまで装備が増えると、パーツ数も結構な数になってきています。
今回はこの状態を完成系として目指します。
各所の肉抜き穴が気になるような気にならない様な・・・
これはこれでデザインとしても見えるので、そっとしておこうかな・・・と逃げ腰になってます
ということで、次回に続きます。
【完成】1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型 その3 [HG]
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAで販売されている、RX-78F00 HMT ガンダム高機動型を完成させました!
元キットはプロトタイプガンダムのアレンジが入ったデザインを盛り込みつつ、高機動型用追加パーツが付属した限定キットとなっています。
このガンダム高機動型を塗装アレンジVerとして作製しました。
イメージソースは、以前に京都のボークス50周年記念展で展示されていたFAガンダムです。
全身のディティールを活かすべく、黒立ち上げで全身を塗装してみましたが・・・
ちょっとくど過ぎたかもしれません
もうちょっとディティールを間引いてしまった方が良かったのかもしれませんが、このディティールが横浜ガンダムのアイデンティティですし・・・
グレーがかったホワイト、鮮やかめのオレンジ、ワンポイントで白の3色で主に塗り分けています。
関節部分はガイアノーツのメカサフ、ウォームダークグレー、シルバー寄りの黒鉄色、でアクセントを入れています。
後ろから見ると、脹脛部分の高機動型パーツ、背中のバックパックがノーマルガンダムとの違いを主張します。
これらの追加装備パーツはキットでは単色パーツとなっており、完成見本でも単色っぽいのですが、白で塗ってしまうとちょっと単調かと思い、頑張ってマスキングで塗り分けをしてみました。
かなり手間が掛かったのですが、個人的には満足する塗り分けになったかな・・・
こういうのも含めて、模型作りは自分で納得できるところがゴールだと思っていますw
非常に細かいですが、各所にデカールを貼り込んでいます。
今回使用したものは、ガンダムデカールの閃光のハサウェイ用とHJのセイラマスオデカールを多用しました。
いずれもHGUC系ガンプラには非常に使いやすいデザインが多く便利です。
ハサウェイ用デカールは一時期品切れしていましたが、再生産されていたタイミングで複数買いしておいたので、しばらく色々なキットに使えそうです。
ツインビームライフル?はなかなかカッコイイのですが、モナカだったので合わせ目処理はちょっと手間でしたね。
レンズ部分には3.5mmのWAVEさんのクリアーパーツをクリアーピーコックグリーンで塗装したものを嵌めています。
ですが、、、もうちょっと削って3.2mmくらいにした方がハマりは良かったと反省。
でも、完成してしまうとほとんど見えないので見なかったことに・・・w
シールド裏もキチンと塗り分けておくと、ちょっと重厚感が出ますね。
股間部分のV字マークもモールドとして彫り直してきちんとマスキングすれば、見栄えが良くなりますね。
でも、見れば見るほど全身の過剰ディティールが気になってきました
これはいずれ通常色でリベンジですね・・・・
追加武装パーツは外して並べるとこんな感じ。
それぞれガンダム本体のディティールに合わせたモールドが入っており、シンプルなパーツ割にしては密度感ある造形になっていると思います。
この高機動型パーツをパージした、素のガンダムがこちら。
胸部周りはどうせ見えなくなるから、と思ってデカール貼りをサボっていますw
撮影を終えた今気づきましたが、シールド部分がハメ合わせが少し悪いのか、オレンジ部分のパーツがやや浮いていますね・・・
削ってから接着してしまった方が良さそうなので、後日追加工作しておこうと思います。
バックパック、ビームライフルはシンプルながらも初代ガンダムな感じで良いですね。
肩アーマー、太もも部分がちょっと線が多すぎなのが気になりますが・・・
両肩全面にはデカール、シールを貼りました。
右肩のEFSFはガンダムデカールから適当なものを持ってきましたが、左肩は付属シールでF00を貼り込みたくてキット付属のシールを貼り、モールドをまたぐ部分はデザインナイフで切り込みを入れて馴染ませています。
しかしながら、グレーパーツ状に白い文字のF00はちょっと見にくかったですね
通常の横浜ガンダムから黒いF00シールを持ってくるべきだったと反省。
やはり普段はこちらの高機動型にして飾っておこうと思います。
塗装編好とモールド彫り込みし直しくらいしかしていませんが、ちょっと変わったガンダム高機動型になったのではないでしょうか。
前回記事で実物の写真(横浜のガンダム)をアップしていましたが、あれを見ると各所の緑と赤のライト表現はシールや塗装で再現しても良かったかな、と少し心残りも感じました。
また時間ある時に追加工作しようかな・・・と思ってます。
以上、横浜ガンダムの高機動型でした!
1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型 その3 [HG]
ガンダム高機動型の続きです。
以前に横浜ガンダムを観に行った際は、ひどい天候(強風の中の大雨)で写真も満足に撮れない&全体的に暗い、という有り様でした。
2023年4月からの1年間公開延長になったので、リベンジと言う訳ではありませんが、このGW期間中にもう一度横浜ガンダムを観に行ってきました
今回は快晴!
スッキリした天候の中、改めて。
4/29から始まった「ミノフスキー・フライト稼働実験 feat.『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』」も見ることができました!
ミノフスキー・フライト可動実験では、ガンダムの肩がΞガンダムの肩のように展開し、各所からミノフスキー粒子が・・・・という演出でした。
これはこれでかなり無理やり感もあったのですが、Alexandrosの曲が掛かるとそれはそれでアリかな?という錯覚も・・・
改めて見ると、各所の気づきもあったのですが、製作中のガンダム高機動型には反映させるタイミングを逸したまま製作をしてしまっています
ということで続きですが・・・
オレンジのパーツは一度塗料をタミヤのペイントリムーバーで落として、黒サフ吹きからやり直しました。
黒サフ>白>オレンジ の順番に塗装し、オレンジの発色を高めました。
一応白を塗った時点で黒立ち上げをしておいたので、オレンジもべた塗りでは無いのですが、ちょっとくどかったですね
横浜ガンダムは各所にワンポイント?の色分けがされています。
これを筆で塗ってしまえば楽なのですが、形状自体はシンプルなのでマスキングしてしまおう、と始めた結果がこの有り様
6割くらいのパーツをマスキングする羽目になってしまいました・・・
お手軽に筆塗りで仕上げる方が精神衛生上はお勧めです。
もし、マスキングすると写真のようにマスキングされたパーツだらけになりますので要注意です
こういった苦行を乗り越え、なんとかパーツの基本塗装ができました。
この段階ではまだスミ入れをしていませんが、それでも黒立ち上げと横浜ガンダム特有のスジの多さでこんな感じになりました。
ただ・・・今改めて写真を見ると、少し汚くなった感も・・・
スジというかディティールの多い表面に対して、それを強調してしまう黒立ち上げは合わないのかもしれません。
今回はもう塗り直す気力も無いので、このまま進めます・・・・
あまり違いが分からないかもしれませんが、その後スミ入れを行ってからある程度組み上げた状態です。
おおよその雰囲気は既につかめる状態になったかと思います。
残りは、デカール貼り、全体のツヤ調整のためのコーティング、仕上げ、となります。
今回はここまで、としますが、次回は完成編です!
1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型 その2 [HG]
横浜ガンダムで売っている、ガンダム高機動型の続きです。
前回は3月に横浜ガンダムに行って購入してきた、こちらの素組みをご紹介まででした。
素組みの際に載せ忘れていましたが、このキットは余剰パーツが結構でます。
具体的にはこんな感じです。
色変更を成型色で再現する都合から、シールドがマルっと1枚、そのほか、肩、腰部、アンクルガードも余ってしまいます。
シールドは他にも使えそうですが、ちょっとスジ彫りが独特なので他キットには合わせにくいんですよね~
今回もキットをいじり出すと完成しない気がしましたので、全塗装を行うことをメインで進めます。
全身にスジ彫りというかモールドが多いため、全体の彫り直しはもれなく行っておきました。
サフ吹きで消えそうな箇所もありましたので、あいまいな段差などはくっきりとケガいておく方が良いですね。
また、全身に丸い穴モールドが多数あります。
こちらは0.5mmのピンバイスで少し深くしてあげることで、サフ吹きでも消えないようにしておきました。
このモールドは、横浜ガンダムのアイデンティティでもあると思いますしね。
ちなみにこの写真のパーツ群は白くする予定です。
全身のフレーム部、武器、ランドセルなどはまとめてサフ吹きします。
武器はハンドガン、ビームライフルともにモナカ構造です。
接着して合わせ目は消しておきました。
そして、色々な色が混じっていますが、この写真のパーツ群はオレンジにします。
というのも、少し前に京都のボークスで展示されていたフルアーマーガンダムがカッコ良かったので・・・
今回はボークス版FAガンダムをイメージした塗装にする、というテーマで進めてます。
こちらは黒サフから黒鉄色など、ちょっと色味が変わるパーツをまとめました。
色替えをする場合、パーツが多いと何色で塗れば良いのか分からなくなるので、こうやってネコの手に刺した時点で振り分けしておくとミスが減ります。
それでも、時々振り分けミスして、二度手間三度手間になるんですけどね
ということで、特徴的な色になるオレンジ箇所を・・・・
全体を一度ガイアノーツの黒サフで下地作りをしており、そこからの黒立ち上げなのですが・・・
ちょっと思っていたよりも暗くなり過ぎたようです
これはこれでも良いのですが、ボークスで見たFAガンダムのオレンジの鮮やかさが印象的だったので、これはボツ。
一度ドボンで色を落とします。。。
さて、他のパーツは進められるので塗装を進めます。
左は真っ白にするパーツ、右はバーニアなどを金属色にするパーツです。
金属色は、先日の機械神でも使いましたが、黒鉄色+シルバーで作った良い感じの金属色です。
シールドは裏部分を黒サフのままにすることで多層パーツ感を出す為に簡単にマスキングしておきました。
白パーツです。
こちらの白はちょっとグレーがかった色にしたかったので、最近良く使うガンダムカラーのMSホワイトです。
それを黒立ち上げの濃淡強めにしているので、かなりグレー寄りになっていると思います。
フレームなどはガイアノーツのメカサフを使用。
今回はメカサフ部は基本的にそのままにしようかな、と思ってます。
突貫で一通り塗ったつもりでしたが、最初のオレンジが気にいらなかったので塗り直しをします。
そのためにちょっと予定よりも工程が遅れ気味になりましたが、まぁ仕方ないですね。。。
GW中で完成できればなぁ、と思いつつ次回へ続く・・・
1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型 その1 [HG]
少し前に横浜ガンダムを観に行った時に購入してきた、ガンダム高機動型を作っていきます。
公開終了日が2023/3いっぱいということだったので、2月に土砂降りの風雨に耐えつつ観に行ってきましたが、結果的にもう一年公開時期延長ということのようですね。
入場者特典の1/200ガンダムの配布は2023/3/17で終了したそうですので、2月にいった甲斐はあったのはせめてもの救いでしたが。。。
さて、今回はまず素組みでのご紹介。
様々なサイトなんかでは既出なので、あっさりと。
ベースになっているRX-78F00(という初代ガンダムとは別の何か)をプロトタイプガンダム風味にしつつ、バックパック、脹脛、胸周り、右手武装を追加したガンダムです。
フルアーマーガンダムとは少し違いますし、ちょっとパーフェクトガンダムチックな印象も。
元々のデザインが脹脛周りの寂しさが過剰なディティールで誤魔化されている印象があったので、高機動型ユニットが追加されたことで、少し安定感のあるデザインになった気がします。
シールドの十字はキット指定は黄色パーツですが、今回はあえて白パーツにしてみました。
黄色が挿し色になるようにバランスを見てみようかな、という意図ですが、これはこれでスッキリ感。
もっとも・・・塗装してしまうので、何色でも良いのですが。
背面はフルアーマーガンダム並みに情報量があります。
こうなると腰回りも少し寂しい気がしてきますが、このアレンジは活かす方向で素直に組み上げていきます。
太ももパーツは前後で分割されており、可動時にチラ見えする隙間が再現されている箇所は良いですね。
ツインビームライフル?はモナカ構成なので諦めて接着します。
砲身部はそれなりに工夫されているため、合わせ目をモールドとして心の目でフィルターしておけば、たいして気にならないかもしれませんが。
シールド裏は結構びっちりとモールドが彫り込まれており、ここは塗装次第で見栄えが変わりそうです。
横浜ガンダムは非武装なので、キットオリジナルディティールだと思います。
一応、撮影していませんがビームライフルもシールドに準拠したデザインで付属しています。
足首のアンクルガードに溝が入っていることで、プロトタイプガンダム風味になっています。
せっかくなので、これを普通のガンダムに移植して・・・という思いが無いわけではありませんが、それをしてしまうと高機動型ガンダムのチャームポイントが一つ減っちゃいますよね
全体的にモールド多めで、そこそこしっかり彫られていますが、膝部分、スネ部分などの団落ちモールド部分はかなり甘くなっているので、彫り直しを強く推奨ですね。
さて、今回はどう仕上げてようかな・・・
【完成】HGUC ガンダムピクシー その3 [HG]
1/144 ガンダムピクシーの完成です。
(後で調べると、どうやら表記はガンダムピクシーみたいですね。他記事も修正しておきました)
さっくりと完成させていますが、合わせ目の調整をしたのは肩パーツくらいで済みました。
今回は黒立ち上げ風を狙っていたので、全身のスジ彫りやディティールは彫り込み直しをしていますが、スミ入れがしっかり入りますので、ひと手間掛ける価値はあります。
特に顔はちくちくと彫り込み直すと、やっただけの効果が出ますので、頑張りどころですね。
ということで、完成ですが、せっかくの接近戦使用のガンダムということから、プレバンでの紹介ページにある作例を参考に(珍しく)ポージングさせてみました。
付属のビームダガー用エフェクトパーツを使ってアクションポーズ!
2丁のサブマシンガンもキチンと塗装し、サブマシンガンのスコープには付属のシールを使用しています。
こういった場所はシールの方がカッチリとした表現ができますね。
ということで、ここからは素立ちでご紹介。
手首はキットのパーツをそのままにしています。
実はハンドパーツを別途オプションパーツから用意していたのですが、このピクシーは手首のジョイント軸の長さがちょっと短めで、一般的なオプションパーツの手首をはめるとやたら軸が見えてしまうのです。
加工も考えましたが、展示する際はサブマシンガンを持たせるつもりだったので、手を作り直すのはやめました
バックパックはちょっとだけ配色を変更してみました。
単色グレーだけだと、少し勿体ないモールドが入っていましたので、そのモールドを塗り分けしているだけですが
腰部にはサブマシンガンを装着することができます。
肘部分の三角はマスキングして塗装で再現しています。
右腰アーマーには、GHL付属の「EFGF」で一応、地球連邦地上軍を主張しておきました
ガンダムデカールに、EFSF(地球連邦宇宙軍)は多いので、EFGFは貴重です。
今回は黒立ち上げ風塗装だけ、であっさり仕上げてしまったので、デカールは色々なものから見つくろって、そこそこ全身に貼り込んでみましたが・・・
途中でエネルギー切れで中途半端になった感が・・・
デカール貼りは手持ちの色々なデカールを眺めながらこれがここに合うかな?こっちかな?
などと取捨選択しながら、迷いながら貼っているので毎回結構時間が掛かってます。
今回も1/144サイズでこの程度の量でも、デカールだけで4~5時間は掛かってるような気がしますが、デカール貼りはちょっと苦手ですね
左肩のピクシーのシンボルマークとも言えるハートマークは、プレバンで販売されていたデカールセットから。
キットにはシールが付いていますが、やはりデカールで仕上げたいところです。
頑張って色々ポージングしながら撮影してみたので、何点か追加でご紹介します。
接近戦用という設定から、SFCゲーム内での活躍を色々妄想しながら弄ってみました
サブマシンガンにビームダガーを接続でき、特殊な銃剣にもできます。
素立ちにサブマシンガンが一番良いかも・・・
部屋に飾る時はこの状態で決まりです!
ということで、プレバン限定で発売された、SFC用ゲーム初出というマイナーなガンダム「ピクシー」でした。
ライバル機としてのィフリートもいずれ作りたいと思いますが、このようなマイナー機が発売される機会がプレバンによって創出されたことは嬉しい限りです。