【完成】FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] その5 [FigureRise-LABO]
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] 完成編となります。
塗装編で書いていたように、フミナ先輩を全塗装で仕上げました。
できるだけ、毎回何か新しい試みするようにしていますが、今回は褐色の日焼け塗装に挑戦してみました!
再販版の水着は紺色ですが、今回はアニメ版基準の黄色水着に塗り変えています。
日焼け肌に黄色の水着、案外アリなんじゃないかと思いますが、如何でしょうか?
ぐるっとご紹介します。
すっかり忘れていましたが、フミナ先輩は中学生という設定は無理がある気もしますが・・・・
このキットは抜群のプロポーションをプラスチックで再現できていると思います。
昔、ダンバインのプラモデルでは曲面の表現に苦労して、頭部パーツがリテイクされていましが、今ではここまでの曲面が金型で再現できる、ということに技術の進歩を感じます。
水着のパンツ部分は腰に前後2分割というシンプル構成ですが、横に分割線がきます。
接着して消す、ということもできましたが、今回はあえてそのまま水着の縫い目として残しています。
全身の日焼け具合は1パーツ塗装するたびに、他のパーツと比較しながら濃すぎないか?薄すぎないか?をチェックしつつ、慎重にエアブラシの濃度を調整しました。
塗装完了後に気づいた反省点としては、水着の隙間などが日焼け前の肌が見えている、といった表現を取り入れれば良かったと思いました
次回、日焼け塗装する場合には、その辺りを資源してみたいと思います。
顔のアップ。
陰になる部分は濃い目に吹き重ねていますので、実際の影以上に陰影が付いているのではないかと思います。
また、口の中などはクリアーでツヤを追加しています。
これが肌のしっとりした感じ(スムースパールコートのお陰です)と良い感じで対比となり、良いアクセントになっているのでは。。。と思いながらも、少し差がありすぎたかもしれません
ベースは白い砂が海の底にある、という表現を砂で再現。
(キットには紙でそれっぽいものが付属しています。)
この辺りは前回記事にもありますが、これまでに作ってきたアッセンブル・ヒロインズシリーズの展示ベースで培ったものです。
100均のUVレジンを流し込んだ水面はオリジナルよりも深みがでた?かどうか微妙ですが・・・・
とりあえずやってみた、という感じですね
ちなみに砂浜の上にヒトデや石を置いたつもりが、砂を流し込んだ段階で埋もれてしまい、今ひとつの結果となりました。
この辺りの失敗は今後に活かしていきたいと思います。
健康的な腹筋!
絶対中学生ではありませんよね
ネコマークはやはり浮いた感じがしますので、埋めて塗装してしまった方が良かったです。。。
爪も最後にエナメルでいつもの、クリアー+クリアーレッド+クリアーイエローで筆塗りしてます。
ちらっと見えるときに、ちゃんと塗ってある方が情報量アップですよね。
以上、ホシノ・フミナの日焼けバージョンでした!
このシリーズは今後も作っていきたいと思います!
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] その4 [FigureRise-LABO]
昨日のブログ記事で書かせて頂きましたが、これまで私のブログ設定にミスがあり、コメントが見られない状態にしてしまっておりました。気づいた時は青ざめました
現在は正しく見えるように修正できましたので、宜しければコメントなど頂けますと幸いですので、どうぞよろしくお願い致します<m(__)m>
さて、FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] 塗装編の続きです。
前回までで、ほぼ全体の塗装が完了しています。
初めての挑戦であった、褐色で日焼けした肌の塗装表現も完了しました。
肌色を全て日焼け表現で塗り変えてしまいましたので、顔パーツは部分的に塗装が必要です。
眉毛、まつ毛、口周りです。
眉毛はエナメルでブラウン+オレンジで作った髪の毛に近い色を筆塗りしました。
まつ毛はエナメルのハルレッドを筆塗りで表現しました。
髪の毛と同じ色では浮いてしまいますので、日焼け肌に合わせて、ハルレッドとしてみました。
唇はエナメルのクリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジで軽くツヤを入れています。
瞳と口の中を装着。
瞳は多色成型で塗装の必要はありませんが、異なる色の組み合わせによって、微妙な段差がありましたので、#800の神ヤスリを丁寧にかけて、平らにしています。
その後、ガイアノーツのUVジェルクリアRでツヤを入れました。
口パーツはクリアーを吹いておきました。
肌がしっとりした感じになっていると思いますので、ちょっとツヤを多めにしてメリハリを付けてみましたが、ちょっと強調しすぎだったかもしれません
両足の足裏には波上のベースに接続するため、突起があるのですが、成型色は肌パーツと同じなので、波パーツに刺さった状態は少し透けて気になりましたので、マスキングして蒼く塗っておきました。
こんな感じですね。
手間ですが、ベースに接続した後の違和感は減ったんじゃないかなと思います。
その他、手足以外のパーツ群が仕上がりました。
肌色部分も、最終的にはラスキウスのスムースパールコートでコートすることで、良い感じのツヤと色のバランスが整ったと思います。
相変わらず、スムースパールコートは万能です
最後にせっかくなので、ベースを少し工夫してみたいと思います。
ベースは既に海の上のような波がモールドされており、良い感じの表現になっています。
特にしなくても良いかもしれませんが、波の厚みを出せないかな?と100均のUVクリアレジンのクリアーブルーを1本投入しました。
裏返して、何も考えず垂らしただけです
同じく100均でネイル用に売っていたヒトデと貝のパーツ、青い石のようなものを買ってきましたので、こちらも味付けに差し込んでみます。
ヒトデなどは銀色のままだと少し浮いてしまうので、ラッカー筆塗りでそれっぽく、何パターンか塗って準備しました。
ベースを裏返して、このヒトデと青い石をそれっぽくばら撒き、その上から白い砂を敷き詰めて固めよう、という思惑です。
以前に砂浜作製で実践していた、白い砂を木工ボンド水(洗剤入り)で溶いて流し込みました。
後は一晩乾燥させれば良い感じになれば良いのですけど・・・
次回、完成編となります!
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] その3 [FigureRise-LABO]
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] の続きで今回から工作~塗装になるのですが、工作編はほとんど画像を残していなかったので、主に塗装編となります。
工作は特に加工することもなく、素直に組み立てましたので・・・
強いて言えば、次の3点くらいでしょうか。
(1)束ねた髪の毛は接着し、合わせ目消し
(2)各パーツは塗装後にはめ込み、または接着できるようにすり合わせする
(3)肌全体にあるおよびパーティングラインとゲート跡は消す
最終的に、ガレージキットと同じ感覚で作っていきましたが、プラスチック素材の柔らかさで、ヤスリ目は残りがちでした。
いつもの癖で#800の神ヤスリでフィニッシュしていましたが、#400~#600はもう少し丁寧に欠けておいた方が良かった、という箇所が塗装後に見つかり少し反省点です
塗装は、肌部分も全て塗り直します。
理由は、
・脚の成型色が少し暗い気がした
・脚と腹部は赤みを出す二重成型構造ですが、腕などと色味に差があった
からです。
そのため、一度全体を白サフで真っ白に・・・・
水着は普通に紺色、またはもっと独創的な色やデザインか?とかなり悩みましたが、アニメ本編登場の黄色水着に塗りかえることにしました。
今回の黄色は、ものすごくシンプルで、Mr.カラーの4番のイエローべた塗りです。
その後、クリアーオレンジをクリアーで3倍ほどに希釈した薄いクリアーオレンジで影を入れて完成。
ツヤは水着なので、ツヤ有りで仕上げます。
水着の黒部分は、ミッドナイトブルーに変更。
見た目はほぼ黒に見えますけど、黒と黄色だと少し色の差が激しすぎると感じましたので、ブルー系で。
ファスナーはシルバー、シュシュはチェリーピンクの後、クリアーレッドでシャドー入れ。
ネコのワンポイントは成型色の白にクリアーでコーティングするだけ、としました。
髪の毛は、ウッドブラウン+オレンジ+白で調色したオレンジを全体に塗装。
その後、シャドー入れとして、水着に使ったクリアーオレンジ+クリアーブラウンを使いました。。
影を入れるだけで、グッとプラモデルからフィギュア、な感じになると思います。
さて、問題の肌色ですが、素直に塗るのも面白くないかな、と思い、かねてから実験してみたかった、日焼けを表現した、褐色肌で塗ろうと思います。
夏の海で遊んだフミナ、という想定で、10代ですしこんがり健康的に日焼けしても気にしないのでは?という妄想で・・・
ラスキウスでは、褐色肌用にココアミルクというベース色が発売されています。
でも、この色は少し濃い、というかもっと大人の褐色肌、というイメージがしたため、ちょっと違うかな・・・
と、色々考えて色をいじってみましたが、想定の範囲で塗装実験をしてみました。
使った色はこちら。左から・・・
ベース色で使えそうなものは、いつものホワイトピーチ、褐色肌用というココアミルク、使った琴の無いCL07の鴇羽色(ときはいろ)。
上掛け用は、クリアーペールレッド、クリアーペールオレンジ、クリアーペールブラウンの3色。
なんとなく、ココアミルク+クリアーペールブラウンかなぁ、と思ってましたが、試してみるとやや濃すぎる印象でした。(あくまで今回のフミナに対するイメージ比)
そこで、適当なキットに一度吹いてみようと、白いプチッガイが近くに見えたのでこちらを使用。
ココアミルクは濃すぎると感じたので、今回はココアミルク+ホワイトピーチを1:1で混ぜたベース色も作製(自作褐色ベース色)。
頭=鴇羽色、腹と腕=ココアミルク、胴体=ホワイトピーチ、脚=自作褐色ベース色
でベースを塗装。
このベースを眺めつつ、クリアー系で似合いそうなものを適当に選んで塗装してみました。
頭は、鴇羽色ベースにクリアーペールブラウンを全面、クリアーペールレッドを後ろとしてみましたが、ちょっと赤く焼けて痛そうな日焼けのような感じになったのでパス・・・
ココアミルクベースの箇所は、クリアーペールブラウン、レッドではそれぞれやはりイメージよりもかなり濃い目になってしまいました。
ホワイトピーチの上にクリアーペールブラウンも何か違う感じに。。。
結果、自作褐色ベース色の脚に、クリアーペールブラウンが一番しっくりくる感じでしたので、こちらを採用しました。
この色、今回のフミナのイメージには合いますが、ナディアを塗ろうと思ったら、ココアミルクベース乃方が良いかもしれない、と思いましたが、それはまた別の機会に実験しようと思います。
ということで、自作褐色ベース色である、ココアミルク+ホワイトピーチを1:3で混ぜたベース色で肌を塗りました。
この色だけだと、なんだか土のような感じでちょっと不気味な感じにも見えます・・・
また、この塗装によって、まつ毛や眉毛は消えますので、後で筆塗りが必要になります。
クリアーペールブラウンを上掛けしたものがこちらです。
腰、腕だけの写真ですが、腰の後ろ部分の凹凸に合わせて、クリアーペールブラウンを濃いめに吹く、などにより影を表現しています。
明るい部分は薄く、くぼんだ所は重ね塗り、と言う感じで全身の印象を見ながら、少しずつ上掛けを塗装しました。
思ったよりも、良い感じの日焼け表現ができたんじゃないか、と思ってますが如何でしょう?
さて、今回はここで一区切りとします。
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] その2 [FigureRise-LABO]
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene] の続きとなります。
前回の”その1”は、このキット発売当日ごろの記事でしたので、既に2年前(2019/6末)となっており、あぁ・・・2年も放置していたんだなぁ。。。と。。
キット自体は購入後、すぐに素組みしていました。
ですので、積みっぱなしではありませんでしたが、素組みで十分満足してしまい、完全に止まっていました
ですので、積みっぱなしではありませんでしたが、素組みで十分満足してしまい、完全に止まっていました
発売当時、黄色の初版は速効売り切れで、こちらのSecond Sceneもほどなく売り切れたまま、再販がその後あったかどうか・・・という感じで今では店舗で見かけることは無いのではないかと思います。
FigureRise-LABOシリーズは、このフミナの後に初音ミク、南ことり、式波アスカと既に3作が発売されており、シリーズとして充実してきております。
初音ミク、南ことりは今でもまだ店頭在庫があるところにはあると思いますが、フミナとアスカは完売状態ではないかと思います。
このシリーズ、量産が難しいのかもしれませんが、再販があると良いですよね。
さて、こちらのLABO版フミナは、全塗装で仕上げたいと思いますので、まずは素組みのご紹介です。
黄色水着の初版と比較し、胴体部分のゲート位置が改善され、ゲート跡が目立たない工夫がされるといった細かなバージョンアップが施されていますが、ポーズや構成は黄色水着の初版と同じです。
基本的にゲート跡は目立たない工夫はされていますが、ふくらはぎの内側、両足が重なるあたりに少し目立つゲート跡が出てしまう、という箇所はちょっと工夫したいところです。
ご覧の通り、この再販版は水着が紺色になっていますが、紺色水着も違和感はありませんね。
展示ベースは水しぶきを上手に再現した凝ったものになっています。
水面ベースは下から砂地が印刷された丸い紙をはめることで、それっぽく見えるようになっています。
なかなか良い演出ですね。
見ての通り、水着はグロス仕上げで何もしなくてもテカテカです。
一方で、髪や肌はしっとりした質感を再現する、といった金型状態での工夫もされていることから素組みでも、ちょっとした完成品フィギュアのように見えます。
遠目には、プラモデルとは思えないでしょうね。
組み立てもシンプルですが、パーツの挟み込みはパチンと嵌めるとなかなか外せないため、仮組みを行う場合は、軸の調整をしておいた方が良いと思います。
塗装後の組み上げがスムーズに行えるよう、そういった事前のすり合わせは行っておく方が良いですね。
ただ、今回は素組みから2年放置していたので、このすり合わせをどこまでしていたのかが曖昧なまま作業したため、この後苦労することになりました・・・・
腰から背中に欠けての起伏もプラスチックとは思えない表現です。
これは肌色塗装で、ちょっと強調せねば、と思いました。
お尻にあるネコマークの白いワンポイントは別パーツですが、、どうもこのパーツのハメ合わせがあまり良くない感じでした。
はめ込んでも、少し浮いてしまうような感じで、削りつつ調整しましたが、どうせなら接着してスジ彫りにする、などもっとフラットにしても良いかもしれません。(塗装の手間にはなりますが・・・)
最後になりますが、肌色再現は足と腰はパーツの芯にオレンジの成型色の芯部分があり、それを囲うようなかたちで肌色パーツが成型されています。
肌色部分の厚みによって、オレンジ部分が透かして見えることで、肌の赤みを表現するという手の込んだ仕様になっています。
そういった、本キットのセールスポイントではありますが、肌が少し浅黒い感じに見えてしまいました。
この肌は、ゲート跡処理も含めて塗り直しは必要と考え、今回は全塗装で進めることとしました。
瞳部分はこのシリーズの特徴である成型段階で他色成型されており、塗り分け無しのキット素組みでこの顔になります。
これはこれで今見ても凄い技術ですね。。。
こういったLABOシリーズならではの特徴、良いところは尊重しつつ、塗装で完成度を高めたいと思います!
FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene]その1 [FigureRise-LABO]
日付は変わってしまいましたが、昨日6/29発売のFigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene]を無事入手できました。
1年前のホシノ・フミナの発売日はそれほどマークしておらず、どうせ再販されるだろう、という想定からあまり気にしていなかったところ、全く再販されずに1年が経過しましたね
結局Second Sceneという名称でVer2が発売される結果です。
前回の反省から、今回は発売日に買いに行こう、と意気込んではいましたが、関東はあいにくの梅雨空で出かけるのがためらわれる&午前は用事があって出かけられないので、お昼過ぎに雨が小雨になったタイミングを見計らって近所の模型屋さんへ。
あるといいなぁ、くらいで行ったものの、やはり売り切れ。
店員さんに聞くと2~3個しか入荷しない、バンダイさんで小売店の入荷数がかなり抑えられて、プレミアムバンダイ(プレバン)での販売になってきている、とのことでした。
せっかく出かけたことですし、雨の中わざわざ買いに行こう、と思ったので、ちょっと面倒ですが電車に乗ってダイバーシティへ行くことにしました。
プレバンで売るくらいなら、ガンダムベース東京にはあるはず!と思って13時くらいに到着。
結果は写真の通り、大量にありました
すでにある程度売れてはいましたが、ざっと見た限り120個は並んでいたようです。
到着時に、なんだか行列と入場制限のような琴をしていたので、見てみるとSDガンダムの三国創傑伝のキット3種類が本日発売で、これを目当てのお客さんが多かったみたいです。
私はSDガンダムは原則スル―なので、買いませんでしたが。
ただ、レジが長蛇の列で、結局40分くらい待たされました。
もっとも、プレバンキットが展示されているショーケースを見ることができるので、あまり暇はしませんでした
持ちかえって、作っても良かったのですがちょっと色々あって明日の日曜日に作ろうと思います。
パッケージなどだけのご紹介。
パッケージ正面。
前回は黄色水着ですでに入手困難のため、もう手に入らないでしょうが、この水着を塗れば良いので問題無いですね。
裏面。
色々書かれていますが、読む前にこれを買う人って理解して買っているので、あまり読まれない気が・・・
ガンダムベース東京では一人一日1個まで、の購入制限していましたが、多くの方が購入されていましたので、今回は潤沢に行きわたるのでしょうね。
でも、Amazonなんかはすでにプレ値を付けていますが。
パッケージの中身。
色分けされたパーツが。
これは完成品フィギュアではなく、プラモデルであることを再認識させてくれました。
で、こちらが今回の最大の売りである、肌色表現です。
写真だと分かりにくいですが、非常に面白い構造で、血管の色をオレンジで下(中)地とし、肌色の厚みに変化を持たせることで肌の表現を行う、という面白い構造です。
ムクのようで、非常に重いパーツです。
組みたてた結果はすでに色々出回っていますので、それほど急ぐこともないか、とサボって本日はここまでです。