1/144 モビルスモー/シルバータイプ その1 [∀ガンダム]
未着手のキットが多すぎることから、このブログを始めましたが、まだまだキットの在庫が減りません。
今更の今年の抱負みたいなことを書きますが、全塗装の完成品までいかないまでも、キットを開封し、せめて素組み、あわよくば塗装して完成、というスタンスでもう少しキットの消化率を高めていきたいと思います。
そう考えた時に、素組みが簡単に行えて、作った感のでるキット、と言えばやはり組み立てやすさと保有キットの数から、バンダイのガンプラ関連が最有力です。
その中でも2000年前後のキット(HGシリーズでは無いものが多かったですね)は、部品点数が少なく、組み立てるだけであれば、それほど時間を要しないものが多いのが特徴です。
特に平成ガンダム、と呼ばれていたガンダムシリーズ~∀(ターンエー)ガンダムあたりまでだと思います。
そこで今回は、まず素組みし、その後のモチベーション次第で全塗装できれば、という視点でキット選んでみました。
∀ガンダムのモビルスモー/シルバータイプです。
キット発売は、1999年10月。
∀ガンダムが放映されている中で発売され、月の女王ディアナ・ソレル様の親衛隊の主力モビルスーツ(MS)です。
黒歴史を乗り越えた時代のMSということで、同時代のMSであれば強制従属操作や火気管制剥奪といった無力化機能が搭載されている、というトンデモ設定の機体です。
火気管制剥奪、といえば似たようなものがユニコーンガンダムなんかでもありました。
キットはハリー・オード中尉登場のゴールドタイプと顔パーツが異なる以外は、色違いキットです。
全体的にキットとしては少ないパーツでまとまりも良く、プロポーションも少々スマートですがカッコイイと思います。
武器や付属パーツはこの写真の右手に持っているハンドビームガンとヒートファンが付属します。
なお、ヒートファンは、これです。
写真の丸箇所(裏面にはなりますが)に肉抜き穴があるので、ふさいだ方が良さそうです。
シルバータイプというだけあって、色指定はほぼ全身シルバーのため、キット成型色もシルバーっぽいものになっています。
こういったメタリック成型色の場合、ウェルド(金型に樹脂がながれこんだ際、樹脂同士がぶつかったうねりのような波打ったような紋様)が見えるとなんとかしたくなります。
でも、実際にはパーツ表面が波打っている訳ではないので、ヤスってもあまり意味がないので、結局塗装する方が早くてキレイに仕上がります。
別に着手中のフェネクスなんか、全身にウェルドが見え隠れしていますし
なお、パッケージイラストはコレです。
キットと比較すると、ややマッチョな感じ。
これを完全再現しよう、となるとかなりの大掛かりな改修になることと、あまり好みでは無いことから、キットのスマートなままのプロポーションでつくっていきたいと思います。
趣味の世界ですし。
あと気になるとすると、肩付け根と股関節付け根、肘周辺がキットでは省略されているのでこのあたりでしょうか。
ただ、肘周りに手を出すと大改修になりそうなので、ここを諦めるかどうか、です。
この点を検討し、スピード感か納得感か、を決める必要があります。
・・・と、いつもこういったことを考えるから完成しないのですね
頑張って、スピード感で完成させてみようと思います。
ゴールドタイプも控えていますし。
【完成】∀ガンダム 1/144 ターンX [∀ガンダム]
少しずつしか作業できないもので、時間が掛かったようにも思いますが、ようやくターンXが完成しました。
プロポーション変更は全くしていません。
改修箇所は、左手首の交換、膝関節のあとハメ加工(切り欠いただけですが)、各ディティールの彫り直しを行って本来の形状にしていったくらいです。
取り分け手首交換が効果的だと思います。
手首はWAVEのFハンドです(たぶん角?)。
ここ近年のアフターパーツで作るならば、バンダイのビルダーズパーツで見つくろえばいいのでしょうが。
ウェポンプラットフォーム(ランドセル)は最終的に塗り直しました。
塗り直し、というか最初に塗装していたミッドナイトブルー+ブラウンのブレンパワードで使った色を下地に、Mr.クリスタルカラーのXC05 サファイアブルーを良い色が出るまで5回ほど重ねてエアブラシをしたところ、自分の中では理想的な色となってくれました。
太陽系外から漂着という特殊な機体ですので、色もメタリックで異文化的な雰囲気が似合うのでは。
さらに、下地がブラウンを使っていることから、紫系の色が見え隠れするような感じになりました。
このMr.クリスタルカラーは使うポイントを押さえれば、面白い効果が得られそうです。
武器がコンテナに刺さってますが、たぶん色剥げします。抜かないでおこうと思いました。
全身の筋彫りは深めで彫り直し、エナメルのダークグリーンと黒を7:3くらいで混ぜた色を使ってスミ入れしています。くっきり筋彫りが全体を引き締めます。
そして・・・・
ターンXは発売当時の17年ほどまえから作っていた仕掛品ですが、プレバンで少し前に販売された「HGUC 1/144 ターンエーガンダム用拡張エフェクトユニット”月光蝶”」をこの日の為に2セット買っていました!
当然、やります。
良い感じです!
大きさもぴったり!
ターンXは設計が古いため、最近のHGUC用スタンドを考慮できておりません。
そのため、そのままではスタンドが刺さらないので、1/100用スタンドにあるU字型のパーツで股間部分を支えることで、スタンド展示も可能ですが、できれば作製中に股間を改造してスタンド用の穴をあけておくべきでしょう。
今回は17年前に本体の基本工作を終えていましたので、その部分はうっかり考慮漏れしていました
なお、ターンXへの月光蝶の取り付けはそのままでは無理です。
今回は一時的な取りつけとしていますので、GTOOLのペッタンゴムを使って無理やり付けていますが、当面問題は無さそうです。
ともあれ完成です。
HGCEのターンエーもいずれ作って並べたいと思います。
∀ガンダム 1/144 ターンX その4 [∀ガンダム]
ようやく休みになったので、早朝から塗装を行いました。
金曜の夜も塗装をしたいところですが、疲れで眠いところに無理をしても、失敗するリスクもありますので、土曜に早起きして作業する方が効率的だと思っています。
すでにベース色の塗装とマスキングまでは終えていましたし、緑の調色もしていましたので、塗装から即開始できました。
このあたりの、事前作業を平日夜にコツコツとやっておくと効率が良いです。
全ての筋彫りを深めに掘りなおしていますが、筋彫りをわずかに避けるように緑を塗装し、陰影を強調しました。
一通りのパーツを塗り終え、十分に乾燥させた後にマスキングテープをはがします。
ここまでくれば、完成形が見えました。
あとはリタッチとスミ入れ。
背中のウェポンプラットフォームと呼ばれるランドセルは、以前にブレンパワード塗装時に茶色を混ぜたミッドナイトブルーで塗っていますが、少し色味が赤っぽいため塗り直すかどうか迷い中です。
他、今朝はワンダーモモも瞳を塗り直したので、つやを整えて完成間近まで進めました。
∀ガンダム 1/144 ターンX その3 [∀ガンダム]
ブログ記事としては申し訳ないのですが、地味な作業が続きます。
1/144のターンXの塗装を行うにあたり、ベースになるグレーをマスキングしています。
グレーと本体色が重なるパーツは以上の9つと頭部をあわせて、10パーツです。
ここまでマスキングが終われば、あとは全体の薄緑をエアブラシ塗装するだけです。
平日夜間作業だけでは、これ以上の進捗は難しいですね。
薄緑を全体に塗るとなれば、エアブラシの洗浄まで考えると2時間は必要ですし。
一旦手を止めて、他のキットでもいじろうかどうしようか・・・
先日発売されたドラゴンボールのキット「ブルマのカプセルNo.9バイク」と「牛魔王の車」が気になっていますが、安いので(実売500円台)なんとなく買ってみました。
あと、購買理由としては1巻(バイク)には初回限定同梱の文字が決め手でした。
こういうのは買ってしまいますよね。
お店でも売れているようで、翌日に見に行ったときにはほぼ完売していました。
どういった層が購入するのでしょうね?(と、言いながら買っていますので一定層は想像できますが)
中身を見た方も多いと思いますが、とても小さいです。
比較として牛魔王の車付属のブルマのパーツと、なぜか脈絡なく一緒に撮影した1/20フィアナの比較です。
フィアナは顔を含めた頭部だけ塗装していますが、ポーズが単調なのでポーズ変えを考え中のまま、しばらく放置しているものです。加工と塗装を考慮して胴体はエッチングソーで分断しています。
ちなみにフィアナは1/20ブルーティッシュドッグ付属のおまけです。
観ての通りフィアナのすぐ右の黒いパーツがブルマの上半身と頭部ですが、おそらくスケールにして1/30程度でしょうか?
手元にあった1/35ダンバイン付属のショウ・ザマよりは大きいので、やはり1/30くらいです。
塗って塗れなくはないですが、完成見本のレベルに仕上げるには、お手軽塗装では無理です。
組み立ては楽チンそうですが、本気で作るとなると、ガレージキット1体作る程度の工数は掛かりそうな予感がして、なかなか手が出せません。
とか言っているから積みプラが増えるのですが・・・
∀ガンダム 1/144 ターンX その2 [∀ガンダム]
先日ブレンパワードが完成しましたので、次は塗り待ちだったターンXを塗っていきます。
ランドセル(?)の色はブレンパワード関節色を塗った際に、同時に塗っておいたのですが、少し色味の方向性が異なるので塗り直そうかと思います。
ターンXのランドセルは設定上では、もっと青みが強くメタリック系にふっても良いかもしれません。
一通りのパーツに関節色とするグレーを塗っています。
黒立ち上げっぽくグレーでグラデーションをつけようと思っていますので。
このグレーは色々なグレーを検討しましたが、せっかく持っているのにあまり使うシーンの無かった、Mr.カラー飛行機色セット2に含まれる362番のオーシャングレーという飛行機用の色を塗っています。ガンダム系の関節色に使っても違和感なさそうですので、今後も時々使おうと思います。
写真の左が塗り終わったパーツ、右側が薄緑色の全体色を塗り待ちのパーツです。
薄緑は、MGターンXの説明書を見るとペールグリーン+白+黒少々、とありました。
このペールグリーンは持っていないので、お店で探してみると水性カラーにしかないようです。
仕方ないので別の緑で混色してみることにしましたが、いくつか実験した結果で、312番のグリーンFS34227と白を4:6くらいで混ぜると良い感じになったと思います。これに上述のオーシャングレーを数滴混ぜて、色を落ち着かせてやることにしました。
一旦ベースのグレー塗りまででした。
∀ガンダム 1/144 ターンX その1 [∀ガンダム]
以前に作りかけていたキットのバンダイの1/144ターンXを引っ張り出してきました。
キットは∀ガンダムがTV放映されていた1999年のものですが、良いキットです。
∀ガンダムのキットは種類こそ少ないですが、そのでき自体はどれも特徴をよく捉えており、一定のフォーマットの元に上手くキット化しているものばかりでした。
当時、∀ガンダムは1/144で改造しだして完成しない状態に陥っていましたが、ターンXはその反省からお手軽に作っていたものです。
写真は全身像の塗装前状態まで昔に作っていたものです。
合わせ目を消すなどした他は、全身の筋彫り彫りなおし、左手首の交換、頭部の削り込みとアンテナ?のシャープ化(による別パーツっぽさの強調)くらいです。
元々が1/144にしては非常に大型キットで、F91などの1/100と並べても同じくらいのボリュームというキットです。
背部のディティールも十分な表現。
今の目で見ると、肉抜きの埋めが不十分な点など、細部をもう少し詰めていけばそれなりの完成品になりそうです。
このまま普通に塗装してしまっても良いかもしれませんが。。。