【完成】うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その8 [うる星やつら]
ムサシヤ製ガレージキット、うる星やつらのバニーガールしのぶ、が完成です
キットとしては1993年5月の発売と、約30年も前のキットです。
長らく温めていたこのキットが完成と感無量です。。。
30年前のしのぶのキットですが、パッチリとしたアイペイントを行ったので、ちょっとだけ今風にアップデートしたつもりですが・・・ちょっとあざとい感じになったかもしれません
個人的には可愛く完成できたので満足です
では、ぐるっと撮影しましたのでご紹介します。
サイズは1/6なので、かなり大きいのですが、更にベース(高さは3cmくらい?はあります)があるため、かなり大きく見える完成品となりました。
途中まで、このベースに接続する軸は右足裏に真鍮線2本で固定していましたが、最終的に左足裏にも急遽穴を開けて、3点で接続する形式に変更しました。
この写真では、まだ左足裏に軸を通していない状態です。
やはりこういう大きなキットは両足に軸を通すべきですね。。。
最初から軸打ちすればよかった、と今回の反省ポイントです。
お尻の尻尾(のポンポン?ですね)は軸打ちで接続していますが、カフスから先の両手首、つま先の白いポンポンパーツはネオジム磁石接続となってます。
塗膜を痛めることがほぼ無いので、磁石での接続は便利です。
ハイヒール裏を塗っておいたので、背面から見るとしまって見えます。
細かなところですが、こういう裏側なんかは塗っておくだけで印象が引き締まりますね。
右手の接続をキットから角度変更していますが、違和感なく仕上がったかなと思います。
このパーツをキット標準の取り付けで、塗装後に接着してから合わせ目消し(パテ埋めやヤスリ掛け)を行うと、肌色塗装を復活させることは難しいと思うので、角度変更取り付けは妙案だったのではないかと思ってます。
脚の白タイツのシャドー吹きはちょっとやり過ぎたかも、と思っていましたが、完成してみてみると案外馴染んでいるような・・・という脳内設定になってます
バストアップです。
バニースーツの塗り分けが上手くいったで、こんなアップも大丈夫(笑)
首元の緑のリボンは接着ではなく、ピットマルチ2(画材道具店で売っている糊)でくっつけています。
こういったパーツの取り付けには便利な糊ですね。
このような小さいパーツだと磁石も取り付けられないですし、凹凸のある箇所の場合は便利に使えます。
ラスキウスの栗毛色は相変わらず良い色になってくれます。。。
あと、展示ベースはLEDで光りますので、こんな感じです。
こちらが
下の写真のようになりますが、あまり違いは無いですね。。。
まぁ、せっかく付属するギミックなので、そのまま残しただけなので、普段使う事はないでしょうが
展示中に点灯させるとこのような感じです。
しのぶのガレージキットは知る限りほぼ無く、これ以外ではツクダホビーのセーラー服キットくらいじゃないでしょうか。
ただ、ツクダのキットはレジン製ではない(謎の素材)と思いますので、レジンキットで通常販売されたのはムサシヤのこのキットくらいなんじゃないかな、と思ってます。
※イベントキットは把握できてませんので・・・
そういう意味では貴重なしのぶのキットですね。
同じシリーズでバニーガールのラムもありますので、こちらも因幡さんバージョンで作りたいと思っています。
TV版うる星やつらはシーズン4まである(1年は続くことが確定!)らしいので、その期間にもう何個かうる星のガレキを完成できればいいなぁ、と思ってます。
願わくば、今のフィギュア界の解像度でうる星やつらのフィギュアが出てくれれば・・・と。
TV版楽しみですね。
では、以上、バニーガールしのぶでした!
うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その7 [うる星やつら]
うる星やつらのバニーガールしのぶの続きで、アイペイントを行い塗装編の最終段階となります。
この一つ手前のステップと今回のアイペイントの間には、日時間では結構間が空いてしまいました。
アイペイントをどうしようか??という点で考えがまとまらなくて、悶々としていたようか感じでした
色々考えましたが、普通に可愛く見えるようにしよう、というシンプルな方構成で進めることにしていますので、何バージョンという訳ではありません
まずは顔です。
瞳の白は白サフをマスキングして肌色を塗った状態で、その上からここからのエナメル塗装のためにクリアコートをしています。
ちなみに、ここで使っているクリアコートは、缶スプレーのUVクリアーです。(GSIクレオスのです)
エナメルのハルレッドを使って輪郭線やまつ毛を描くことにしました。
このキットは眉毛、まつ毛のモールドが入っているのでそこを活かすようにハルレッドで描きます。
瞳は左向きに視線を流します。
これは、キット作例がそのようになっていたので、それに倣う事にしました。
私の場合、このまつ毛、瞳の輪郭を描くことができれば、アイペイントの7割が完了したような気持ちになります。
それくらい、このまつ毛、輪郭が重要で時間が掛かっている工程ですね。
両目合わせて、ここだけで何回も書き直していますので、3~4時間くらい掛かってしまいました
今回、黒目の中身をブラウン系で塗ろうと思いましたが、1/6サイズキットで少し大きめということもありますので、エアブラシで黒目をブラウンで塗ることにしました。
そのため、黒目意外を丁寧にマスキングしています。
黒目をラッカー塗料のクリアーブラウンで塗装しました。
上部を重ね塗り、下側はフワッと塗装して白くなるようにすることでグラデーションを掛けつつ、左へ視線を流すように意識しつつ塗ってみました。
マスキングはそのままに、黒目の中の瞳孔を塗装しますが、ここもついでにエアブラシで塗っています。
瞳孔はアニメ絵だと結構楕円形が多いのですが、人間の瞳孔は円なので、丸いハイキューパーツのマスキングテープで位置決めをしています。
この際に、エナメルブラックで瞳孔を塗るので、筆で中心になる箇所にちょこっと点を打ちます。
エナメルブラックである理由は、この中心点を調整する可能性があるからです。
この黒い点が中心になるように、ハイキューパーツの丸いマスキングテープを貼ることで、視線をコントロールしてます。
あ、瞳孔はその理由からエナメルブラックをエアブラシで吹いています。
ちなみに、エナメル塗料はその濃度、酒類で希釈を調整する必要がありますが、概ね塗料:シンナー=1:1くらいで良い感じになると思ってます。
マスキングテープを剥がした状態です。
思ったより良い感じに塗装できていたので、一安心!
ここで微調整の後、クリアコートしてセーブします。
クリアコートの乾燥後に、瞳の中にエナメルホワイトでハイライトを描き込みました。
このハイライトでかなりイメージも変わりますので、色々な絵を参考にしています。
ついでに白だけではなく、クリアブルー+白で水色のハイライトも描き込んで、2020年代風なテイストもさりげなく盛り込んでみました
また、この段階で口の中もクリアーレッド+白で3段階ほど色を作り筆塗りで舌、口内を塗りました。
まつ毛もここで描き込んでいます。
クリアコートを行った上で、口紅をうっすら塗装。
これでほぼアイペイントは完了です。
ここまで出来れば、ようやくモミあげのマスキングができるので、マスキングを行い髪の毛の塗装が行えます。
髪の毛はベースにサーフェイサーのマホガニーを吹いていますのでこちらを活かす方向で塗っていきます。
主な色はラスキウスの栗毛色をマホガニーをうっすら残すようにして塗り、その上からクリアブラウンでシャドーを入れていきます。
シャドーを入れた後は、全体にフワッとクリアブラウンをまぶして色味を整え、クリアコート→半ツヤになるようにスムースパールコートでコーティングしました。
ちょっと途中の塗装で砂吹きし過ぎたせいか、ざらついてしまったのが反省です
ということで、顔全体もスムースパールコートでコーティング(瞳だけはマスキングしてツヤを残しています)しました。
その後、瞳はUVジェルクリアRで更に潤いを追加。
頬にタミヤのウェザリングマスターHのピンクでほんのり赤みを追加して完成です!
ようやくアイペイントおよびその後の細かな塗装を一通り終えることができました。
身体を組み立てて、次回完成編です!
うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その6 [うる星やつら]
うる星やつらのバニーガールしのぶの続きです。
塗装中で、前回脚~ハイヒールの塗装までが一応終わったところでしたので、今回は続きとなるバニースーツ本体の塗装をメインで進めます。
このキットの作例写真(知っている限りでは、当時のホビージャパンの新商品コーナーに掲載されていました)では、バニースーツはピンクで脚は茶色のタイツ、という仕様でした。
以前にも書きましたが、しのぶのバニー姿はしのぶにとっての実質的な最終回とも言える、因幡さんの回で披露されていますので、そちらを再現すべく黄色系で塗装します。
前回までの振り返り。
ここまで塗装ができており、残すところは、襟と胴体部分です。
塗りたい箇所(胴体と襟)意外を完全にマスクできた状態。
肌とバニースーツの境界線は絶対にはみ出てはダメなところです。
そこで、股間部分の境界線が幸いにしてだいたい直線なので、ハセガワのクレープ紙マスキングテープでしっかりマスクしました。
一方で胸から上のバニースーツの境界線は複雑な曲線のためテープではマスキングできないと判断しました。
そこで今回はマスキングゾル改を面相筆で丁寧に塗り込み、2回重ね塗りで塗膜をしっかりと作りました。
手足先端部分はキムワイプで保護しておきました。
普通のティッシュでも良いのかも、ですが細かな埃が付くのも嫌だったのでキムワイプを使います。
肌色を塗ったい際に、ある程度シャドーになりそうな所に肌色を入れていましたが、明るくなりそうなところを中心に一度白を塗装。
ついでにこの段階で襟も塗装していますが、襟はシャドー吹きもして仕上げています。
白で下地を作った上に本塗装をしました。
黄色は色々と比較しつつ、調色もしてかなり悩みましたが、最終的には
メインの黄色=ホワイト+イエロー+クリアホワイト(で少し薄めます)
シャドー=神尾観鈴作製時の髪の毛の色(タン+黄色+グレー?みたいな色)
で塗っています。
先にシャドーを入れて、その上からメインの黄色で落ち着かせるような塗り方をしてみました。
あまり見どころの無いバニースーツな気がしたので()、あえて少しシャドー強めに残すくらいにしています。
マスキングゾル改を剥がしているところですが、思った以上にキレイに塗り分けができて、マスキングゾルもペリペリっとキレイに剥がれてくれて気持ち良いくらいだったので写真に残しました
肌部分は修復が難しいのではみ出ることなく、黄色が塗装できて良かったです・・・・
ということでマスキングを全て剥がすとこんな感じになりました。
アニメの黄色よりは少し落ち着いた黄色になってしまいましたが、立体物としてはこれくらいで良いかな・・・とこのままで進めることにしました。
襟の白塗装じに袖部分の白も塗っていますので、カフスピンの緑と首元のリボンを緑で塗装しました。
下地に、以前ラム作製時に作った濃緑色を塗って、り万グリーンでハイライトを入れています。
ということでここまでで主な塗装はほぼ完了。
残りは、アイペイントを下後に、モミあげと髪の毛を塗装すれば完成です。
が・・・今回、アイペイントをどのように進めるかで悩み中です。
2022年版うる星やつらのPV第2弾で、しのぶのキャラデザインも公開されていますが、かなり三白眼な感じでちょっとあまりピンときませんでした。。。
そんな感じで瞳の表現で悩み中になってしまったので、ちょっと息抜きとして展示ベースを塗装してみることにしました。
こちらは100均で購入した星型のLEDライト入りの台座?の表面に、観賞用の白い砂(粒大きめ)を溶かした木工ボンドで定着させ、キラキラした砂浜のようにしてみていたものです。
これは別に作っていた砂浜表現の実験作で、引き出しにしまっていたものですが、今回うる星キャラのベースということで日の目を見る時がきました。
ひとまず黒サフで真っ黒にしてみました。
真っ黒も味気ないので、側面をMr.クリスタルカラーのトルマリングリーンで塗装。
エアブラシで5回くらい重ねると良い感じのメタリックな緑になってきます。
砂部分が黒というのもアレなので、GXカラーのラフゴールドで塗装し黄色成分を入れてみました。
これはしのぶの色となった、黄色と刺し色の緑をイメージしています。
この時点でLEDが光る部分は丸くくり抜いたマスキングテープで一応保護しています。
その後マスキングテープを外して、LEDが光る箇所はクリアーゴールドで馴染ませました。
緑のベース部分もエッジに変化をつけたかったので、メタリックグリーンをマスキング無しのフリーハンドで塗装して、ちょっと変化を付けています。(写真ではほぼ分かりませんがw)
と言う事で単4電池2本を入れて、スイッチONでこの通り。
普段の展示で光らせた状態で展示することは無いでしょうけど、せっかくあるギミックなのでそのまま残しています。
ということで今回はここまで。
次回はアイペイントを行います。
うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その5 [うる星やつら]
今回は、うる星やつらのバニーガール・しのぶの製作です。
かなり時間をかけていますが、節目節目で進め方を再検討しており進捗が遅めです。
前回の工作で、これまでの最大の悩みであった腕の角度変更と取り付け(隙間埋め)が一応の決着を迎えることができたので、今回からは本格的に塗装に入ります。
白サフで全体を均一な状態にしました。
・・・と書くと簡単ですが、実は結構この状態になるまでにサフ吹き→ヤスリ掛け、を4~5回繰り返しており、その間にサーフェイサーの塗膜が熱くなりすぎてまた削る、ということを繰り返していました
ポリパテで埋めた接合部分を白サフでコートすると、どうしても隠ぺい力が弱くて塗膜が厚くなるんですよね・・・
なので、グレーサフを一度吹いてから白サフを吹いたりしています。
でも、グレーサフ下地と白サフ下地ではその上に乗せる色味が微妙に変わるので注意が必要です。
白サフで下地を作ったところにラスキウスで肌色を塗装します。
だいたいいつものように、ホワイトピーチをべた塗りしてからクリアーペールレッド+クリアーペールオレンジでシャドー吹きです。
バニースーツとの境界線部分などはちょっと濃い目にシャドーを入れたりしてますね。
あと、脚部分はアニメ(OVA「夢の仕掛人、因幡くん登場!ラムの未来はどうなるっちゃ!?」を参考にしています)ベージュっぽい色のストッキングのようです。
そのストッキングに該当する部分を想定したシャドー吹きもこの段階でついでに吹いておきました。
でも、この部分ちょっと難しいですね・・・これで良い様な、ちょっと違うような・・・・そんな感じですが一旦このまま進めておこうと思います。
肌色を一通り塗り終わった後、スムースパールコートを吹いた状態です。
ストッキング部分はこの上から色を乗せるので、まだ仕掛途中ですが、上半身の肌部分はこれでほぼ完了ですね。
手首、顔なども同様にコーティングまで終えた状態です。
瞳は白サフを残すようにマスクしていましたので、マスキングも剥がした状態となってます。
口の中もエアブラシ塗装しておく方が良さそうですね・・・
写真を撮り損ねていましたが、上記までの塗装の後ストッキング部分を白+イエロー少量で作った白ストッキング色で塗っています。
遠目には肌色(白い肌)に見えなくもないですが、アニメのしのぶバニー姿を見るとこのくらいの色(かな??)という印象なので、一旦OKとしました。
その上で次はハイヒールを塗装します。
アニメでは、ヒールと部分的なワンポイントで緑色になっていますが、ハイヒールはツヤ有りでも良いだろうと思ったので、メタルグリーンで塗ってみました。
ただ、いきなりメタルグリーンではなく、下地に黒+タイヤブラックで作った黒を塗っておきました。
これはハイヒールの足裏部分をこの黒にしたかった、という意図もあってこの順番です。
靴底の黒をマスクして、メタルグリーンを塗装です。
こんな感じで足裏はマスクしています。
マスキングを剥がして、こんな感じ。。。。
ストッキングがちょっと肌色過ぎる気もしますが・・・ハイヒールは思ったような感じになってくれたと思います!
アップで見るとこんな感じです。
足裏もキチンと塗り分けておくと、情報量が増えて引き締まると思います。
工程上は前後してしまいましたが、ハイヒールやお尻に取り付けるフワフワしたボンボン?は真鍮線ではなくネオジム磁石での接合としました。
2mmの穴を開けて2mm系のネオジム磁石を埋め込むだけですが、塗膜の剥がれリスクも低減できますので、塗装前に済ませておきました。
そのボンボンなど、白い部分も塗装しました。
こちらはシンプルに白で塗装。
凹凸が多いので、下手にシャドー吹きしなくても十分に影が落ちるので、このままで良いかな、と思ってます。
ということで今回、塗装がかなり進みました。
次は胴体のバニースーツ部分、髪の毛部分、アイペイント、細部の塗装、というところです。
かなり終わりが見えてきましたので、頑張ってリメイク版うる星やつら(が何時から放映かまだ分からないのですが)が始まるまでには完成させたいと思ってます。
うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その4 [うる星やつら]
飛び飛びではありますが、うる星やつらのバニーガール・しのぶの製作を続けます。
前回までで左腕の取り付けをどうするのか?で試行錯誤をしていました。
結局、ここが定まらなければいつまで経っても完成しないので、思い切って取り付け位置の変更を行うことで進めています。
まずは左腕を角度を付けて取り付けることによって、見えてしまう二の腕の内側をポリパテで埋めて成型しました。
この辺りの画像をとり損ねていた訳ですが、何度か盛っては削ってサフ吹きをして・・・の繰り返しで形がほぼ出来たところから再開です。
左腕を胴体側に取り付ける際に、どうしてもできてしまう隙間をきれいに埋めたいと思います。
まず、本体側にメンソレータム(写真のもの)を筆で塗りつけておきます。
ポリパテが断面周辺にも付着する想定のため、周辺の肩や脇下あたりまで丁寧に塗ります。
次に、取り付けの左腕の断面周辺にポリパテを盛り付けます。
やや多めにすることで、隙間に回り込むようにしておきます。
接合は一軸をアルミ線で打っておき、この軸を微調整することで角度を調整。
予め何度かすり合わせしていた角度になるように、位置決めした後にポリパテが付いた左腕をぎゅっと胴体にくっつけ、微妙な角度を維持した状態で乾燥を待ちます。
微妙な角度がずれない様に、試行錯誤の結果、手元にあった接着剤の高さがちょうど良かった写真ですw
ポリパテの乾燥は季節や温度などで変わりますが、だいたい小一時間ほど乾燥しておけばサクサク削ることのできる状態になります。
一時間経過後、思い切ってペリっと惹き剥がすとこんな感じで隙間にポリパテが回り込んでくれていました。
微妙なラインも勝手にポリパテが入っているので、ラクチンです。
その後、左腕とポリパテの境界を何度か盛ったり削ったりして、左腕だけ500番のサフでコーティングしてはヤスリ掛けを繰り返しました。
おおよそ左腕と胴体部分の接合箇所が埋まったことを確認してから、取り付けして接着。
高強度の瞬間接着剤を使ってしっかりと固定した後、隙間と段差を埋めるために再度ポリパテを塗ります。
塗装と成型がしやすいように、やや外側に腕を開くようにしています。
横から見るとこれくらいの角度。
これだけの隙間があれば、まだヤスリが入るので整形できそうです。
後はポリパテをヤスって、隙間と段差をなだらかにしていくことで左腕の一体化が完成する予定です。
というところで今回はここまでとなります。
しのぶも並行して作業していますので、新生のうる星やつらが放映されるまでには完成させたいです!
きっと、このバニーガール・しのぶの出てくるエピソードもリメイクされると期待しています!
勝手な想像ですが、シーズン4まで決まっているそうなので、もしリメイクされるとすればシーズン3か4あたりでしょうね。
うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その3 [うる星やつら]
新年明けましておめでとうございます。
年末年始はまったりと過ごしていたため、ブログ更新が少し遅めとなりましたが、今年も気になった模型の製作を続けていきたいと思います。
年始早々、東京を始めとした各地域の新型コロナ感染者数が激増してきていることが少し心配ではありますが、2月のワンフェスが無事開催されることと事態の鎮静化を祈念しております。
さて、元旦から(少なくとも私にとっては)驚きのニュースがありました。
うる星やつらの再アニメ化 です
既に各ニュースサイトやYouTubeなどでも情報は出回っていますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、嬉しい限りです
新年最初の記事を何にするのか迷っていましたが、このニュースを受けて本キットの作製を再開することにしました
前回のその2は2020年5月と既に1年半以上放置・・・
理由は右腕の取り付けをどうするのか?を考えていたものの、良いアイデアが無く今に至っています。
1年半ほど寝かしていたので、久しく仮組みしてみました。
前回記事ではまだサフ吹きもしていなかったはずですので、サフ吹きを行った状態です。
髪の毛はマホガニーのサフ、それ以外は白サフとしています。
こちらは長らく作業が止まっていた要因である、右腕付け根部分の位置変更案として、位置をずらした状態です。
といっても、通常のものと並べないとその差は分からないかもしれません。
具体的にどのように違うか・・・を比較してみます。
まずはキット標準の取り付け位置。
方からひじに掛けて、ほぼ真っ直ぐに身体側面に添えられるような位置です。
この状態の場合、手首が胸の横に密着することで、塗装しにくくなることから、塗装→接着→合わせ目消し→再度塗装、となり非常に手間が掛かります。
そこで、組みつけ位置をずらすことで接着してからでも塗装できるように改造しようと思います。
このような位置変更で腕を接着し、合わせ目消しまで行った後でも塗装が可能になるはずです。
ただ、この改造を行うには二の腕の胴体側が身体のラインで抉られているため整形が必要と言う点が手間ではありますが・・・
真横から見ても右腕の位置はそれほど違和感ないと思います。
色々な角度からも眺めつつ、この位置で落ち着きそうです
足元のベースも今回改めて用意したものです。
うる星らしく星型ベースにこだわっています。
こちらは100均で見つけた星型のLEDライト。
上面の凹みに、やはり100均で売っていた白い砂(粗め)を木工ボンドでペースト状にして固着してみました。
これまでにアッセンブルヒロインズシリーズで行っていた、砂浜ベースと同じ手法です。
まだまだ時間は掛かると思いますが、リメイク版うる星の公開(が何時になるのかはまだ分かりませんが)までには完成させたいと思います。
【完成】ツクダホビー うる星やつら 1/12 面堂了子 その6 [うる星やつら]
ツクダホビーの面倒了子が完成しました!
ネットで軽く検索した範囲では、このキットを完成させている方写真が見当たらず・・・
ということで、今回完成を公開することができて良かったです!
クールというよりも冷ややかな目線が似合います。
おそらく目線の先には諸星あたるが・・・というシーンが想像できるこのキットです。
胸元の緑の模様は非常に悩ましかったのですが、キットにはモールドがありますし、完成写真にも緑での塗装指定が有ったので、せっかくなのでキットを活かすべく塗装で再現しました。
ちなみに、エナメルのパークグリーンの筆塗りです。
諸星あたるを目線の先に捉えて、後ろ手にはしっかりハンマーを控える、というキャラクターを捉えた構成を少ないパーツで再現しています。
ベースは木製ベースだけだと少しさみしかったので、ダイソーで買ってきたシートをベースに合わせてカットして貼り込んでおきました。
服が青なので、同系色で揃えてみました。
う~~ん、、もう一工夫ほしいところでしょうかね
実は後ろ手を組んでいる構成がなかなか曲者でした。
微妙に柔らかい材質ということもあり、上手く位置決めが決まりにくく・・・・
手首パーツの腕と接する側をポリパテで延長してできるだけ密接するように調整していますが、完成させると後ろ髪でほぼ見えませんね。。。
ハンマーは手に持たせるようなキットの支持もあるにはあるのですけど、ちょっと強度を考えると手に穴を開けて持たせるのは怖いので、後ろに隠している感じにしています。
ハンマーは金属ではあまりに殺傷能力が高そうなので、木製という想定で塗ってみました。
ちなみに、キット指定色は金属っぽいですけどね。
ぐるっと一周ご紹介でした。
ちょっと粗い部分も写真でみると気付きましたけど、いずれまた手直ししようと思います。
耳はもっとちゃんと塗るべきでした
ちょっと上から。
おそらく数少ない完成写真になると思いますので色々な角度で撮影しておこうかと
今回、この完成を迎えるタイミングで撮影ブースの背景として黒い布を購入してみました。
低反射ということで真っ黒に近い背景になるようなので、ちょっと何枚か撮影したものもせっかくですので、アップさせて頂きます。
黒背景だと服やリボン、髪の毛といったグラデーションが鮮明に写るようです。
肌色の再現などがなかなか難しいのと、真っ黒背景にするためには照明も有る程度限定しつつ撮影しなければならないようで、今後の研究が必要です。
ということで、ツクダホビーの面倒了子は以上です。
ということは・・・残すは、うる星やつらオンリーユーのエルだけに!
エルでコンプリートなので、ちょっと頑張ってみようと思います。
ツクダホビー うる星やつら 1/12 面堂了子 その5 [うる星やつら]
5月中旬から先日まで帰省先に戻って在宅勤務を行う、という特殊な事情であったことからブログの更新が全くできませんでした。
間もなく7月ですが、在宅勤務にも一つの節目ができそうなので、単身赴任先に戻ってブログも再開しようかと思います。
この1カ月半にはいくつかのキットを作ることができましたので、そういったものを含めて記事にまとめたいと思います。
この面倒了子も前回までで主な塗装が終わり、細部とアイペイントを待つだけになっていました。
アイペイントはいつもモチベーションがそれなりに上がらないと、なかなぁ手が動かないので、面倒了子もちょっと放置気味に・・・
まずは前回までの状況把握です。
下半身は一応リタッチ含んで完了しているので、この後はツヤの調整くらいです。
上半身は白い襟周りの装飾の塗装、アイペイントなどの顔周りの塗装、というところが残です。
とりあえず、念のため顔にはクリアーを吹いてコーティングしてから、エナメルのブラウンでまつ毛を描き込んでみました。
アニメでは作画によってかなり顔も変わっているので、アップになった回の画像を参考にしつつパッケージの絵をお手本にしました。
改めて面倒了子の顔って特徴があまりなくって難しいですね。。。
何度か修正を繰り返し、とりあえず妥協できるところになったので、クリアコートでセーブ。
次は眉毛を同じくエナメルのブラウンで描き、瞳も描いておきました。
この時点で視線はパッケージなどを参考に流しておきました。
素立ちに近いので、せめて目線を動かさないとあまりに単調になると思いました。
この瞳を描くことでほとんど完成です。
あとは濃い青の瞳にして、ハイライトを入れて・・・・
というところで段階ごとにセーブしながら進めますが、なぜか今回はアイペイントの途中写真がほとんと撮れていなかったので、記事としてはここまでです
次回、いよいよ完成記事となります!
ムサシヤ うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その2 [うる星やつら]
バニーガール・しのぶ の続きです。
作業としては、軸打ちをして仮組はできているので、次は塗装に向けた表面処理がメインです。
全体を見渡してみましたが、比較的抜けもよく、パーツの精度も良好です。
ですが、写真の髪の毛パーツ頂点には複数の気泡が見受けられましたので、ある程度気泡埋めをしてから、サフを一度吹いてみました。
まだ赤マル部分(写真だと分かりにくいですね・・)には気泡があるのが目立ちますので、埋めていきます。
こういう地道な作業の積み重ねがガレージキット作製の醍醐味(え?)ですね!
気泡を一つ一つ、彫刻等などで抉ってから、瞬間カラーパテ(肌色)を爪楊枝で点付けするように気泡に刷り込んでいきます。
一通り刷り込んだ後は、硬化スプレーで一気に固めますと写真のようにぶつぶつに・・・若干気持ち悪いですね
他、作業としては各ディティールの彫り直しなどで、解像度を上げるようにしています。
写真赤マルの胸部横部分はキットではもう少し平坦なのですが、せっかくの造形を強調すべく、彫り込んで横腹に続く胸がチラ見えするような感じで凹凸を付けてみました。
前回最後に書いていました、右腕の接続方法はまだ悩み中です。
写真赤マルのように、何もしないと目立っちゃいますので・・・
今考えているのは取りつけ角度を少し変更することで、胴体と右腕のクリアランスが確保できそうなので、ちょっとしたポーズ変更を検討しています。
いっそその方が整形も塗装も、無理な作業が減るので楽かもしれません。
という細部のディティールアップをしつつ、今回はここまでです。
髪の毛だけグレーサフで色が入ると、ちょっとだけモチベーション向上に繋がります!
ちょっとしたことですけどね。
ムサシヤ うる星やつら 1/6 バニーガール・しのぶ その1 [うる星やつら]
仕掛のキットも多いのですが、今回は並行して進めている「1/6 バニーガール・しのぶ」です。
昔話ですが・・・、ムサシヤが1990年前半にるーみっく系ガレージキットを沢山発売していました。
当時は1980年代中期~後期には、ツクダホビーやあいどるなどからもキットが出ていましたが、意外にもムサシヤ製キットは1990年以降だったようです。
(今となっては、一般流通のうる星ガレキ=ムサシヤのイメージなんですけどね)
ムサシヤ製品はらんま1/2、うる星やつらの2作品だったと思います。
キット点数では、らんま1/2が非常に充実しており、同時期に発売されていたうる星やつらのキットは、数こそらんま1/2に比べて少ない物の、クオリティは今の目で見ても高いものばかりだったと思います。
そんな多数のムサシヤ製うる星やつらガレキの最後発くらいに発売された(1/6のシリーズではおそらく最後かな?)のが今回のバニーガール・しのぶ、です。
写真はある程度はバリ取りや整形を済ませ、軸打ちも行った状態ですので、そこそこ手が入っています。
細かな表面処理などを今後進めていくことになります。
1/6ということから大きいですね。
サイズ比較として今回もジムⅢと並べてみました。
標準的なHGUCキット(13~14cm)のほぼ2倍はあるサイズで、存在感ありますね。
ところでこのキット、ソースは原作(とOVA)の因幡くんの話にでてきたもののようですので、今回の仕上げもそちらを参考にしていきたいと思います!
うさ耳を外してみたところ。
こうなると、とたんに普通の三宅しのぶ、という感じになりますね。
にしてもデカイ・・・
せっかくなので、角度変えてもう一枚。
この写真だと右腕は自然に見えますが、実は右腕は付け根で別パーツになっており、この部分の処理をどうするかでちょっと悩み中です。
この角度だとポーズのお陰でまったく見えない(気にならない)のですけどね・・・
全体的にとてもボリュームもありますし、出来も良いので素直に作っていきたいと思いますが、この腕の付け根の処理をちょっと考えます。
先にくっつけて継ぎ目を消すと一番工作は楽ですが、塗装時に脇腹や胸に干渉するので、塗装が大変そうです。
かといって、塗装後に接着し繋ぎ目を整形すると、塗膜への影響などもあって(色は肌色ですし)
さてどう処理しましょうかね・・・