ツクダホビー うる星やつら 1/12 面堂了子 その4 [うる星やつら]
本日2020/4/7の夕方についに緊急事態宣言が出されました。
大賛成です!
これを受け、外出を控えることが肝要です!
皆さんもお家に引きこもり推奨ですので、ここは気持ちを切り替えて、(うっかり)積んでしまったプラモデルとガレージキットの消化に勤しみましょう!
ポリパテや硬化剤の買い置きは大丈夫でしょうか?
瞬間接着剤や神ヤスリ、デザインナイフの替え刃も重要ですので忘れてはなりませんね!
ツールクリーナーやマスキングテープの買いだめはだめです!
さて、引き続き、ツクダホビーの面堂了子の塗装です。
続いて、髪の毛を塗ります。
このキットの髪の毛は後ろ髪は別パーツですが、頭頂部~前髪は顔パーツと一体成型のため、マスキングが必要です。
髪の毛と顔の境界線は、本来彫り込むなどして立体的に区別したいところですが、このシリーズ特有の謎素材がこれを阻みます
下手にナイフやノミで彫ることはけば立つだけです。
以前の水乃小路飛鳥の時のように、境界線をヒートペンで刻んでいくことも考えましたが、顔パーツでミスはできず、彫りも深くなりすぎるので、今回は諦めました。
塗装で塗り分けるのみにしたいと思いますので、ここでのマスキングが重要です。
境界線はマスキングゾルを面相筆で描いて、あとはマスキングテープでカバーしました。
一応念入りにしたつもりでしたが・・・・
髪の毛は、ラスキウス アウラの栗毛色を当初考えていましたが、やや赤みが強いかな・・・と考え、今回はハンマーで使用したウッドブラウンの色味が気に入ってしまったので、ウッドブラウンで塗装しました。
ここではウッドブラウンのべた塗りです。
次に、ラスキウスの要領でクリアーで深みを付けます。
当初は、ラスキウス アウラで塗装したフィアナ用に調色したクリアーで薄めたクリアーブラウンでフィアナと同じ要領で塗ってみましたが、ちょっと薄すぎました。
やっぱり、下地がラスキウス アウラの時とは違うようです。
次に、クリアーブラック+クリアーブラウンで調色したダーククリアーブラウンを使ってみたところ、希望に近い色になってくれました。
写真はこのダーククリアーブラウンで塗装した状態です。
グラデーションも付けて完了。
あとは、ツヤを整えるだけです。
全体の色として最後のワンピースを塗ろうと、マスキングを剥がしていったところで、衝撃が・・・
写真の赤マル部分です。
クリアーブラウンなどのブラウン系塗料がマスキングの隙間から吹き込んでいたようで、白の襟や顔に掛かってしまっています
もう泣けてきます・・・
ここからドボンで塗料を落としてやり直しをするほど、時間と精神力が無いので、なんとか誤魔化していきたいと思います
幸い、肌、襟ともに白を塗ってしまえば良いと言えば良いので、髪の毛を残してマスキングしました。
クレオスのクールホワイトが隠ぺい力高めなので、こちらを3回ほど吹くことで、今回のブラウンはなんとか隠ぺいできたかと・・・・
ついでに、瞳の白目部分もこのクールホワイトを活かすべく、白目もマスキングして肌色塗装待ち状態が上記写真です。
・・・この塗り直しのせいで、2工程ほど遠回りになってしまいました。
時間が・・・・
気を取り直して肌を塗り直し、ラスキウスでの塗装も行ってリカバリー完了。
最後の全体塗装になるワンピースを青くします。
割とすっきりした青にしてみました。
ティターンズブルーくらいの暗い青にしようかとも思いましたが、パッケージはこれくらいさっぱりした青に見えましたので、インディブルー+プレビアスブルーでベースを塗り、影にプレビアスブルー、ハイライトはインディブルーに白を混ぜて明るい水色を作り、ふわっとのせてみました。
一旦青もこれにて完了。
残すは、リタッチとアイペイントなどの細部の塗装です!
でも、残念ながらこの続きは少し先になりそうです。
緊急事態宣言が終わらなければ、帰省できませんので・・・・
あきらめて、別のキットに着手しましょうか。
模型が趣味で良かったです!
ツクダホビー うる星やつら 1/12 面堂了子 その3 [うる星やつら]
4月になって春らしくなってきました。
桜はだいぶ散ってしまいましたが、お花見の機会も無いまま、より一層新型コロナで危険な状態ですね・・・
ディスニーランドやシーもこんな状況では再開できないんでしょうね。
長らく工事中のカバーに覆われたシンデレラ城の姿が見えてきたというのに残念なことです。。。。
そういった2020年の状況の中、相変わらず時代感を無視して、1985年発売のツクダホビー 面堂了子の続きです。
前回までで、ワンピース状態になるようにスカートの接合や繋ぎ目処理を行っています。
途中、ポリパテで埋め合わせする、気泡埋めをする、といった2~3回の表面処理を繰り返し、ようやくサフ吹きができる状態まで辿りつけました。
まずはタミヤの白サフを全パーツに吹き、表面の均質化と傷の確認を行います。
ワンピースの繋ぎは思ったよりもキレイに消えてくれたようで一安心です!
他のパーツも大きな問題も無く、サフ吹き完了です。
写真を撮り忘れていましたが、後ろ手に組まれた右腕の裾から手首に当たる箇所は、分割された手首パーツとつながる際にやや隙間が目立ってしまいました。
私のすり合わせや軸打ちに問題があるのかもしれませんが、これ以上すり合わせでは難しいと判断し、右手首部分をポリパテで延長し、隙間を埋めるようにしています。
後ろ手なので、完成したら見ることは無いと思いますが・・・・
オプションで付属するハンマー、髪の毛に付けるリボンは塗装を完了です。
リボンはパッケージに準じ青色に。(完成見本は黄色)
アニメでも青系が多かったようですしね。
ハンマーは木製?金属製?という選択のなか、完成見本が金属製っぽい塗装ですが、やはりパッケージは木製ですし、アニメでも諸星あたるが金属でなぐられるのはいくらなんでもマズイだろうという配慮(?)から、木製とみなし、ウッドブラウンで塗装します。
なお、写真の一番右はハンマーの持ち手を、バンダイのラムちゃんのキットのランナーで3mmの部分をカットして利用。
キットのハンマーのパーティングラインを処理する際、一度持ち手は切断して整形した方が早くてキレイです。
ハンマー自体に刺さっているのは、同じくラムちゃんのプラモデルのランナーを塗装の持ち手にしているだけのものです。
次に肌色パーツにはラスキウスのホワイトピーチです。
もう最近肌色は全てコレですね。
その後、ペールオレンジで赤みを差しています。
次は白い部分を塗っておきます。
見えるところは襟周りの白い部分だけですが、一応下半身パーツのパンツも白くしておきました。
見えないけどこだわり、というやつですね
写真はそのためのマスキング状態です。
こんな感じでしょうか。
とりあえず真っ白にすると、ちょっと味気ない感じがしたので、クリアーパープルでシェーディングしてみます。
・・・こんな感じでしょうか。
ワンピースは青くするので、青が入ると紫の影はかなり印象が薄れるはずですし、こんなもんかな・・ということで、今回はここまでです。
塗装だけしているのは楽しいです!
ツクダホビー うる星やつら 1/12 面堂了子 その2 [うる星やつら]
気づけばすでに4月です!
4/1からは色々と環境の変化の有る方も多いと思いますが、新型コロナには十分に注意して、引きこもっての模型作りが良いのでは、と思う今日この頃です。
巣籠りで模型作りを、という話もあるようですし、積みプラ崩しなんかも良いかもしれませんね!
さて、3月後半は色々あって、ブログ更新できていませんでしたが、その間に模型作りは色々と進めていました。
前回、ツクダホビーの面堂了子の仮組み、パーティングライン処理、一部の軸打ちやすり合わせを行っているところまででした。
このキットで一番面倒くさそうな箇所は、分割されたスカート2枚の貼り合わせ、およびそのスカートと上半身の接合です。
ボックスアートから分かりますが、ワンピースというデザインのため、接合箇所を埋めて消す必要があります。
通常のプラモデルやガレージキットならあまり気にしないのですが、ツクダホビーの謎素材キットですので、扱いに気を付けないと毛羽立ったり、ヤスリ掛けが思ったように進みません。
まずはスカート前後を貼り合わせますが、普通に接着したのでは強度不足ですので、真鍮線で軸打ちをしています。
貼り合わせ後、段差が派手にできますが、ポリパテをすり込んで均しました。
ポリパテを削り込んで、なんとか繋ぎ目消せたかな?という状態がこちらです。
次に、一度サフ吹きを行い、胴体は上半身と下半身で分断しました。
スカートはなんとか合わせ目が目立たないレベルにまで均すことができています。
胴体の分断は書くと1行ですが、実際にはシモムラアレックのハイパーカットソー0.1mmで頑張ってようやく切断できました。
しかし、気を付けてハイパーカットソーを使っていましたが、やはり途中で力を入れ過ぎてハイパーカットソーの刃先が少し曲がってしまい・・・涙が出ました
これまで、ツクダホビーの謎素材の処理ではピンバイスを1本折りましたが、今回はハイパーカットソーが犠牲に・・・・
この素材は本当に切削に気を使いますので、皆さんもお気を付けください(と、そんなにこのシリーズを作る人はいないかもしれませんが)。
切断した上半身と下半身を繋ぎ、スカートをはかせてみます。
思った以上に大丈夫そうです!
これなら、ワンピースとして仕上げた後、下半身と脚を下から差し込む、後ハメ加工ができます!
でも、記事を書いていて今更思ったのですが、スカート丈をもう少し短くした方がパッケージイラストに近かったのかも・・・
そのため、こういった構成が可能に。
後ろ姿。
見ての通り、本来はスカートで完全に見えなくなるお尻周りの造形が非常に良くできていると思います。
ツクダホビーのこだわりを感じますが、この状態は普通に組んでは成しえないのですが・・・
以上で後ハメ加工を確認しましたので、ワンピースとして接着します!
こちらもスカートと上半身の接合は真鍮線2本を通して、強度を確保しつつ高強度の瞬着を流し込み、硬化スプレーで固定。
その後、ガイアノーツの瞬間カラーパテのフレッシュ(肌色)で隙間埋め。
段差も有る程度このカラーパテで均すようにしました。
ここがキレイにできれば、このキット攻略は70%は完了です!
次の山場は後ろ手に組んだ両手のすり合わせでしょうか。
ツクダホビー うる星やつら 1/12 面堂了子 その1 [うる星やつら]
唐突に、ツクダホビー ジャンボフィギュアJr.シリーズ第2弾だったうる星やつらの面堂了子(めんどう りょうこ)を作ることにしました。
もし面堂了子が完成すれば、残すは一つのエルのみとなります・・・我ながらよく作っているなぁ、と思います
特に今回の面堂了子は検索しても完成写真が無いっぽいです。
古い、ということもありますがこのキットを完成させよう、という人がいないということなのでしょうか。
ならば、とやる気になるという、キット選択が天邪鬼過ぎますね
写真はある意味素組みですが、この段階で実は表面処理が8割は終わっている状態です。
全体のヤスリ掛けと可能な箇所はパーティングライン消しも終えています。
スカートだけ接着した上で合わせ目を埋めてヤスリ掛けする必要があります。
まだこの写真はスカートはマスキングテープで仮止めしているだけですが。
後ろ姿。
実は後ろ姿がこのキットで一番面倒な工作が集中しています。
髪の毛のはめ込み、組み合わせ去った手首の接合、スカート、髪の毛と両手のクリアランスのすり合わせ、といった作業が全て後ろに集中する、という渋いキットです。
完成して飾ったら、まず目にしないというのに無視できないという・・・・
ちなみにこの写真に写っているハンマーは持ち手を3mm径のプラ棒(といっても実際は丁度良い太さのランナーがあったのでそれを流用。ちなみに、別途作製中のバンダイ製いとしのラムちゃんのランナー)
この写真は本体と細かいパーツの一覧です。
台座、ハンマー、リボン、組み合わさった両手、右腕、左腕、後ろ髪、本体、スカートの前後2パーツ、両足それぞれ、で全12パーツです。
シンプルですね。
シンプルな割に、スカートの中身の再現度の高さがコレです。
これこそ後ろ姿以上に完成後は見えなくなってしまう箇所のこだわり造形がスゴイです。
きっちり下着のモールドまで彫刻され、両足もムクではなくちゃんとスカートの中に二本脚が生えています。
お陰で、このスカート処理がかなり面倒なキットになってますが。
スカートを外すとこんな感じ。
両脚を塗装して接着してからスカートを挟み込んで、上半身との繋ぎ目も消す。
スカートと言いつつワンピースなのです。
・・・・というこの手順は無しですね。
手間過ぎますし、スカート裏面とかの処理がかなり難しくなりそうです。
ここはワンダーモモの時のように、上半身と下半身を分断して、後で差し込む後ハメ加工でいきたいと思います。
が、ここで一旦ストップ。
というのも、作業を普段している単身赴任先にはノコギリを持っていないことに気付いたためです。
家に帰省してから、胴体の分断をしようと思います。
あと、このキットを組んだ方がどれほどいるのか謎ですが、髪の毛が普通に組んだのではハマりませんでした。
私のキットだけなのでしょうか・・・分かりませんが写真の赤い丸部分をすり合わせしつつカッターで削り込むことで後頭部にキレイにはめることが出来ました。
全くハマらないというこのキット構成が昭和後期のおおらかなキットを思い出させますね!
ということで、今回は一旦ここまでとします。
エルも手を付けてみようかな・・・・
【完成】バンダイ うる星やつら キラメキラムちゃん その12 [うる星やつら]
30年以上前のキットである、バンダイのうる星やつらのキラメキラムちゃんがようやく完成しました
色々あって、仕上げが雑になっていますが・・・アップです
途中記事でも書いている様に、組立や仕上げ段階で傷を付けたり接着跡が出てしまったりと散々でした。
それでも、なんとか誤魔化して、一旦はこれで完成としました。
割とすっきりとした印象に仕上がったのでは無いかと思います。
全体像で、パッケージ完成見本やボックスアートイメージです。
左足の角度は完成見本だともう少し寝かせているようですが、ボックスアートに近い角度はこのように少し膝が上向きくらいじゃないかと思います。
左手指先の”電撃”はフェネクス塗装時の金色(スターブライトゴールド)のため、光の加減でメリハリが付いてくれました。
なお、電撃パーツは接着すると破損しやすそうだったので、貼ってはがせる接着剤のセメダインBBXを使って取りつけています。
でも、BBXでも接着面積が小さいので思った位置で固定できず、重さで垂れ下がってしまいますので、展示する際は外そうと思っています。
少し横から。
キットはラムちゃん本体と展示パーツの分量がほぼ同じくらいで、意外に展示パーツの比率が大きいです。
おまけにこのポーズのため、展示パーツなしでは完成後に飾ることができません。
展示パーツの土台部分に途中記事にもあったように、鉛を仕込んでいますので、安定しています。
鉛で重さを加えておくことはお勧め工作です(といっても、今後何名の人がこのキットを完成させるのでしょうか)
背中の見える角度です。
見ての通り、ラムちゃんはベースに刺さっている支持棒の上に乗っているだけです。
それでも安定しているのは、髪の毛の後部が星型ベースパーツに引っかかる様になることでバランスが保たれています。
ちなみに、背中のライン、特に背骨の表現が意外(失礼!)に丁寧に造形されており、肌色を丁寧に塗って陰影を付けてあげることで、キレイなラインであることが分かります。
特に改造はしていません。
トラジマビキニと肌部分の境界線をキサゲで彫り込んではいますが、その程度です。
もう少し背中から。
トラジマ模様の黒はエナメルのフラットブラックで少しずつ描いて再現しています。
原作のカラーイラストなどを見る限り、このくらいの模様の量で良いと思いましたので、キットのモールドに若干装飾を加えた程度です。
真後ろです。
星型パーツの裏は展示しているとまったく見えないので、何もしませんでした
塗装も適当ですね・・・
ただし、ベースパーツはバリやウェルドが目立ちましたので、全体を神ヤスリで丁寧に磨き込んでいます。
このキットで一番手を加えたのは、首~顔でした。
特に、分かりにくいとは思いますが、顎は大幅に削り込んでいます。
キットが手元にある方は、この写真の角度とキットを比べると、顎下がかなりすっきりしていることが分かると思います。
キットの顔が全体的にしもぶくれ気味に見える原因の一つが、この顎~首のラインだと思いますので、お勧め改修ポイントです。
あと、鼻も2割増しくらいでポリパテで高さを増やしています。
展示ベースからおろして、座らせてみました。
案外座りでも大丈夫でした。
こうしてみると、やや頭部が大きいものの、身体の造形はとてもしっかりしていると思います。
胸も特にいじっていませんが、ラムちゃんのプロポーションを的確に再現できていると思います。
ツクダのマジシャンラムは胸を豊胸していますが、こちらは不要でした。
後ろからだと、体育座りを崩したようなポーズです。
若干、左足の接続部分に隙間が・・・
実は左足は完全固定していないので、表情付けが出来るようにしています。
髪の毛の全貌が見えます。
案外、濃い緑部分が多いことが分かります。
ラムちゃんの髪の毛の塗装はどうするのが正解か難しいですね。
もともとが二次元の表現なので、立体で塗装するとどうしても矛盾がでます。
頭部のツノ2本は途中記事の通り3mmプラ棒の削り出しですが、作り直して正解でした。
キットパーツは細くてとがり過ぎています。
キットの完成見本がなんだかしっくりこないのは、このツノがツンツンしすぎ、という点もあると思いました。
正面やや上から。
おへそが見えるショットです。
身体の造形は全体的に良好なので、いじっていませんが、おへそだけは少し彫り込んでみました。
腹筋ラインも再現されているので、より強調してみたつもりです。
ラムちゃんの健康的な色気が表現されているように思います。
ここまで、完成写真のみでしたが、キットとの比較を1枚。
パッケージ裏写真とほぼ同じ角度にしてみました。
特に顔周りが違うことはここまでの記事の通りですが、それ以外に手がほとんど加わっていないことも分かるかと思います。
キットを尊重していますので、ポイントを絞った改造しかしていません。
ちなみに、顔周りの改造ポイントを整理すると次の通りです。
・前髪をポリパテでボリュームアップ
・目はキツネ目気味なので、丸くなるように彫り、瞳は手描き
・まつ毛が彫り込まれているが、全てポリパテで埋めて筆で描き直し
・鼻は2割ほど高く
・顎下を彫り込み
・頬をやや下に向かって絞り込むように削り込み(ほんの気持ちだけ)
・左耳作り直し(破損したため)
・頭部の髪の毛パーツは後ハメ化
・ツノは3mmプラ棒で作り直し
といったところです。
これでかなり印象が変わったのではないでしょうか。
最期に背景を変えて1枚。
以上、キラメキラムちゃんでした!
キットの完成写真は今の目で見るには正直つらいですが、素姓自体は良好なキットです。
顔周りだけでも手を加えることで、今風になるのでは。
と言っても、まだ改善の余地が多くありますし、工作技術が追いつかない、絵ごころが無い、ことから顔もラムちゃんとしては合格点には至っておりません
もっとラムちゃんっぽくできるようにしたいと思いますが、いつまでたっても完成しないのも問題ですので、今回はここで完成としました。
あと、やり過ぎると結局キットの顔ではなく、作り直したほうが早いのかもしれないというのも、なんだか違う気がしますし。
最期に今回完成させて分かったこと、次回以降のNo.2~No.4のラムちゃんプラモを作る際の改善事項です。
・髪の毛の後ハメ化は必要だが、今回のような差し込みでのはめ込みは止めた方が良い
→傷が顔パーツに付きやすく、耳が破損しました。
頭部髪の毛パーツを前髪と後ろ髪で分割する方が良さそう
・各パーツの接合には真鍮線などの芯を必ず入れる
→今回は首は面積が広いので、芯を入れずに接着しましたが、途中作業で破損させた反省から。
・もみあげの接着は必ず真鍮線を通す
→接着面積がほとんどないので、芯が無いとくっつかない
この3点を次回以降に活かしたいと思います。
バンダイ うる星やつら キラメキラムちゃん その11 [うる星やつら]
うる星やつらのキラメキラムちゃんです。
全パーツの塗装が完了。
アイペインも終え、頬にもチークを書き入れて、瞳もWジェルグルーで透明感を加えて・・・
いよいよ完成!
と喜び勇んで、組立を始めました。
両脚は色々接着方法を検討していましたが、最終的に瞬着で固定することに。
脚を接着する前に、髪の毛のパーツなんかも組みたてようと、後ハメ化した後頭部をはめ込みました。
もみあげは別パーツなので、最初はハイグレード模型用セメダインでつけようとしましたが、
やはりこうった接着面積の少ないパーツには不向きでした。
結局、0.5mmの真鍮線を通すことに。
この0.5mmの真鍮線を通す穴をピンバイスで開ける作業中に、手を滑らせてパーツを落としそうになったはずみで、ピンバイスの針がキットの中に刺さったままポッキリ
ベストな穴開け位置にピンバイスの針の先端を残したまま、位置をずらして穴開けをやり直しハメになりました
当然、0.5mmのピンバイスのドリルも壊れたので、買いに行くことになり・・・・
色々と不調が続きましたた、もみあげの取り付けもできましたので、最期に脚を接着しようとパーツ保持のつもりで頭部を持ったのが間違いでした。
首がバキっと、亀裂が入ってしまいました
・・・もうヒビを見た瞬間に、キットを投げ出したくなるレベルでモチベーション消失です。
しばらく立ち直れなかったのですが、やはり復旧させたいと、隙間に流し込み接着剤を挿入し、むにゅっと接着。
そうすると今度は溶けたプラスチックと塗料がはみ出して・・・悪化し・・・
隙間もできるので、埋めるしかありません。
隙間はガイアノーツの肌色の瞬着を点付けし、なんとかダメージを最小限に抑えようとしました。
結果がこんな惨状に。
ほぼキットが組みあがったように見えますが、赤マル部分、接着剤で首輪です
別ショットで。
本来、ラムちゃん完成の図にしたいショットですが、この首輪になった瞬着の跡は消さなければなりません。
写真で見た目以上にキットは小さい(1/12程度)ので、首の部分も下手なヤスリを入れると顎や胸が傷つきますので、細心の注意を払って作業しました。
爪楊枝を首のアールに沿うような形状に削り、そこに瞬着で紙ヤスリを貼る、といった治具も作製しなんとか瞬着をなだらかにします。
あまり強くやすることもできないので、そこそこ目立たない程度で諦めることにしました。
顔、身体などの部分をマスキングし、首だけをエアブラシで塗装します。
ラスキウスで塗った胴体に合わせる必要があったので、ラスキウスのベースカラーとクリアーカラーの上掛けを様子を見ながら少しずつ丁寧に塗装します。
大変でしたが、なんとか誤魔化せたか?といったところです。
塗装にあたり、せっかく付けた髪の毛は全て外しました。
ラッピングされたラムちゃんみたいです
乾燥したら、つや消しを吹いて、もう一度組み立てれば今度こそ完成のはず。
遠回りしました・・・・
バンダイ うる星やつら キラメキラムちゃん その10 [うる星やつら]
なかなか完成しませんが、キラメキラムちゃんの続きです。
前回までで、肌色、髪の毛の塗装など、基本塗装が進んでいます。
今回は、トラジマビキニの塗装から、一部アイペイントに入りました。
脚パーツです。
ラムちゃんのビキニはもちろん黄色。
暗い部分にはややオレンジがかった黄色を塗って、ハイライト部分にはややクリームイエローに振った黄色を塗って、全体を調整しています。
イメージ通りの黄色です。
肌もシャドー強めにしていたのですが、プレミアムトップコートでつやを消すと良い感じになったと思います。
上半身も同様に、黄色でビキニを塗装。
もちろん、エアブラシ塗装ですので、マスキングは念入りに行い、マスキングテープとマスキングゾルでぐるぐる巻きにして塗装しました。
更に、写真ではビキニのトラ縞部分をエナメルのフラットブラック筆塗りで描き込んだ状態です。
キットにもモールディングはされていますが、ぼんやりしたモールドですので、モールドを意識しつつ、適度にランダム性を持って描きました。
キットのモールドはわざわざ彫り直さなくても良いと思いますので、境界線はあいまいでも筆塗りでカバーします。
せっかくなので、脚も取りつけてみました。
完成すると宙に浮かせるため、この状態では不安定で自立は無理です。
完成イメージがでてきたので、ややテンションあがり気味です
髪の毛も一応塗り終わっていたので、付けてみようと、後ハメにした髪の毛パーツを少しずつ嵌めこんでみましたが・・・
グッとはめ込んだ際に、髪の毛内側の塗膜分の厚みが、肌に擦れてこめかみ部分に塗装剥がれが・・・・
おまけに、左側の耳はもともと加工の過程で破損していたので、自作していたのですが、そちらもポッキリと・・・大惨事です
写真は髪を取りつけて、耳の破損箇所(隙間)を瞬着で埋めて、肌色で誤魔化してみたところです。
でも、ラスキウスの肌色はエアブラシで重ね塗りでこそ再現できる微妙な色なので、筆塗りでは修復不可能。
幸いにして、この部分は最後にもみあげパーツで隠れそうなので、もうこのまま見なかったことに・・・
更に、アイペイントを始めましたが、眉毛を緑のエナメルで描き、一度気に入らなかったので拭き取ったところ、つや消しの肌の塗料の隙間にしみ込んでしまい、あざのようになってしまうという失態までやらかしてしまいました。
絶不調です。
#4000の神ヤスリなどで肌の塗料を削り落し、なんとか誤魔化しましたが、やはりつや消しを早い段階で吹いたことが誤りでした。
これまで、つや消しは最後の最期に吹いていたのに、今回はラスキウスの色の濃さが強すぎて、修復のために吹いてみたことが蛇足でした。
ラスキウスのクリアー掛けは最期のつや消しでキレイになるので、最期まで光沢表面で塗装を行うべき、という教訓を得ました。
こうした災害を数回乗り越え、ようやくアイペイントを行うモチベーションを持ち直しました。
写真は、まつ毛のベースになる黒の縁取りと眉毛まで描いたところで、プレミアムトップコートの光沢でコーティングしたところです。
トップコートもラッカー系で行った場合は、下手をすると(厚塗りをすると)エナメルで描いた眉毛などが溶けてしまいますので、この苦い経験以降は水性のプレミアムトップコートを使用することにしました。
ちょっとアイペイントしてはトップコート、で乾燥。
の繰り返しのため、アイペイントがなかなか進みませんが、もう少しです。
次回で完成まで良ければ良いのですが・・・・
バンダイ うる星やつら キラメキラムちゃん その9 [うる星やつら]
ようやく週末です。
しかもこの週末は三連休!
模型の塗装にはまとまった時間が必要ですので、こういったお休みはありがたいものです。
関東ではかなりの寒さと雪に注意、とのことですが、関西ではそこまでではありません。
寒いけど、雪で被害、というほどではありません。
でも、塗装をするには換気が必須、という意味では無関係ではありませんが
キラメキラムちゃんの塗装の続きです。
ラムちゃん本体は前回でサーフェイサーによる白色で均一な表面が整いました。
まずは、白目をマスキングゾルの筆塗りでマスク。
次いで、肌色をラスキウスのホワイトピーチをべた塗りし、下地作りをします。
上掛けのクリアーは前回のマジシャンラムに合わせて、クリアーペールオレンジを使用しました。
小サイズですので、影部分にだけクリアーペールオレンジを上手に吹くのがなかなか難しく、少しオーバーになってしまったかもしれません。
それでも、写真はプレミアトップコートつや消しを厚めに吹いたことにより、しっとりと落ち着いた肌色になってくれたと思います。
前回までよりも、陰影を強めですが、これくらいでもつや消しを吹くと落ち着いて見えるので助かりました。
白目のマスキングを外して、上半身の基本塗装完了です。
次はマスキングでトラ縞ビキニを塗っていく予定です。
もう少し乾燥してから、マスクしていきます。
並行して、髪の毛を塗装しました。
前回までで、髪の毛の暗い緑を全体に均一に塗ったので、残す部分をマスキングゾル筆塗りで模様を描き、その上から髪の毛の全体色を3色ほど塗っています。
明るめの黄緑、黄色、明るめの緑の3色です。
最終的に明るめの緑で全体を軽くコーティングしたので、割と普通に緑の髪になった感じです。
もう少し黄色を残しても良かったかも・・・
明るい色の下に、マスキングゾルで模様を描いていたので、乾燥後にマスキングゾルを剥がします。
セロテープをべたっと貼り付け、一気に剥がしていく図です。
まるでかさぶたを剥がすかのような・・・・キレイにマスキングできていると快感ですが、失敗していると塗装をしていて一番悲しい瞬間です。
とりあえず、レタッチは必要ですが、はがした状態の全貌。
今回は全体的に濃い緑を多めに残して、原作っぽくしてみました。
ちなみに模様はうる星やつらのマンガを熟読し、頭の中で作ったイメージを筆塗りで一気に描いていく、という無計画な手法です
この後、濃い緑を筆で一部修正して、髪の毛は完成です。
三連休で完成できれば良いのですが、並行してフェネクスなども作業していますので、どうなることやら・・・
バンダイ うる星やつら キラメキラムちゃん その8 [うる星やつら]
なかなか完成しませんが、うる星やつらのキラメキラムちゃんです。
現在は塗装段階に入りました。
キラメキラムちゃんはシンプルなキットなのですが、キット完成見本を参考にベースを色分けし始めると、結構手間が掛かることに気づきました。
ベースにそこまで時間をかけたくない、という短絡的な思いから、シンプルに一色でべた塗りしています
ただし、ベースにはピンクサフを吹いて発色をある程度均質化させたうえで、Mr.メタルカラーGXシリーズのメタリックピーチにしています。
写真はメタリックピーチを3~4回、厚めに吹きつけた後にMr.スーパークリアーUVカットの光沢をやはり厚めに吹き付けてしっとりとしたツヤを出してみました。
次にこの後の作業を考え、髪の毛を先に塗装しました。
髪の毛は先月作ったマジシャンラム用に調色した濃い緑です。
まずは濃い緑をべた塗りしています。
マジシャンラム同様、濃い緑をマスキングで残し、髪の毛の模様を書き込もうと思います。
また、写真の黄色いパーツは自作したツノです。
ツノの色もマジシャンラムの時と同様に、音無響子さんのエプロン用クリームイエローです。
前回のマジシャンラムの髪の毛の塗装が気に入りましたので、今回はマジシャンラムの時の手法をもう一度試してみようかな、と思っています。
また、ラムちゃんのキットはこのバンダイのプラモデルシリーズには、まだ3作もあり、全て作っていきます。
そのため髪の毛のバリエーションは今後のNo2~No.4のキットで試してみたいと思っています。
次に、前後をあまり考えずに塗装できるパーツとして、ラムちゃんの指先から出ている電撃パーツです。
単純に黄色、でも良いのですが、今回はMr.クリスタルカラーのトパーズゴールドを試し塗りしてみたかったので、黄色ではなくゴールドにしてみました。
ベースには真っ黒を塗っています。
その上にトパーズゴールドを4~5回重ね塗りした状態です。
角度によって、もっと暗く見えたりもしますが、写真は光が大きく反射している状態です。
かなりキラキラの金色です。
ちょっと違ったかも??
塗り直すかどうか、ちょっと検討してみようと思います。
この試し塗りは並行作業中のフェネクスの金色の検討の一つとして、このトパーズゴールドも見てみたかったのですが、実際に試すとフェネクスには少しイメージが合いませんでした。
フェネクスの金色はもっと明るく、赤みがかったイメージ、を私は持っていますので、別の金色を探すことにします。
ラムちゃん本体です。
真っ白ですが、両肩の接合部分をヤスっては、タミヤのホワイトサーフェイサーを吹く、を3回ほど繰り返し、ようやく繋ぎ目が気にならないレベルになりました。
でも、あまりに厚ぼったくなりすぎて、せっかく彫り込んだトラジマビキニと身体の境界線がほぼ埋まってしましました
ある程度は彫り直していますが・・・・
やり過ぎでした。
反省し、今後に活かしたいと思います。
次は本体の肌色、髪の毛のマスキングと明るい緑の塗装、といった予定です。
次の週末が3連休なので、そこで完成できれば良いのですが。
バンダイ うる星やつら キラメキラムちゃん その7 [うる星やつら]
この一週間は更新が空いてしまいました。
模型作りとしては、色々していましたが、あまりに地味な作業ばかりだったので、記事にするにも素材が足りない状況でした。
それらは別記事でまとめようと思いますが、今回はその中でもキラメキラムちゃんに関する作業をまとめます。
前回までで、おおよその部品の処理を終えていました。
残務というか気がかりとしては、ラムちゃんのチャームポイントである、ツノの処理です。
キットのツノは細くてとがり過ぎている感じがしました。
イメージとしては、ガンプラなどのバーニアくらいの円錐(なだらかな円錐)形状をイメージしていましたので、バーニアパーツやその他使えそうなパーツを探してみたりもしましたが、イメージ通りのパーツはありませんでした。
唯一、近い形状は、HGBC(ガンダムビルドファイターズのカスタマイズパーツ)シリーズのボールデンアームに含まれる、弾頭のようなパーツの先端ですが、この為にそのパーツを切り取るのももったいない気がしましたし、このパーツでも、まだまだ尖り過ぎに思えました。
そのため、今回は3mmプラ棒を削ってツノを作ることにしました。
写真の赤マル中央の緑パーツがキットのツノです。
両脇が今回プラ棒で作ったツノ。
髪の毛には3mmの穴を開けているので、穴に埋まる部分は円柱のまま、先端のみ円錐に削っています。
これを取りつけると、
こんな感じです。
かなり自分のイメージに近づきましたので、今回はこの自作ツノパーツで決定!
これでようやく、全てのパーツが揃いました
ようやく揃った全てのパーツを中性洗剤でもう一度洗浄。
削りかすや手の脂分をキレイに落とし、十分に乾燥させてからサフ吹きしました。
ベースはキットのパッケージ作例のようにピンクや赤にするのか悩みどころですが、とりあえずサーフェイサーはピンクサーフェイサーにしておきました。
黒サフを吹いたパーツはメタリック調にしようと思います。
その他、本体は前回までの工作で完結していますので、全体を白サフで統一しました。
サーフェイサー乾燥後にパーツチェックし、傷などが無ければいよいよ塗装です。
長かったですが、ようやく完成が見えてきました。
そうこうしている間に早2月ですね。
2月を知らせる便りとして、手元にクラッシャージョウのファイター1が届きました!
ハセガワらしい繊細なパーツ、キャノピーパーツはクリアとピンクの2色がセットという新設設計+マスキング用シールまで付属するという分かっている仕様です。
パーツも多くないので、ファイター2が出るまでに完成させたいところです。