ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その5 [マクロス]
ハセガワのミンメイガードの続きです。
引き続き塗装などの続きではありますが、ほぼ終盤です。
塗装は細部の筆塗りを含めて全て終了。
各所のスミ入れもほぼ終了し、組み立て~デカール貼り、という工程に差しかかりました。
写真は組み立て途中の両腕です。
肩、二の腕、下腕部、下腕部に付けるクリアパーツとその内部パーツ、といったものもこのタイミングでいよいよ組みつけていきます。
ここまで来て破損や紛失が起こらない様に、作業環境を一旦掃除してから臨みます。
また、この工程で気を付けるべきポイントは、全塗装の結果として塗膜を纏ってしまった接続軸です。
塗膜の厚みでハマらない、といったことが多いためペイントリムーバを綿棒に付けて丁寧に塗膜を溶かして落としたり、デザインナイフで削り取ったりと、調整しながら組み立てていきます。
ここで無理にはめると、パーツが割れたり、塗膜を意図せず傷つけたりしてしまうので、慎重に・・・・
組み立てた両腕と胴体下部(=ファイター状態の機首)です。
写真赤マルの部分はマクロスデザインの特徴であるマルイチモールドですが、こちらはきっちりモールドされているものの、キット指定では付属水転写デカールでの再現となっています。
ただ、凹モールドが刻まれているためデカール貼りの方が難しいと思います。
ここは素直にエナメルのフラットブラックを面相筆で乗せていきました。
マルイチモールドの箇所が非常に多いので、あせらず慎重に、かつ丁寧に塗っていきました。
ここはできればスミ入れ(全体的に白なので、今回はグレーを使用)の後の方が良いと思いました。
実は、先にマルイチモールドを描いてからグレーでスミ入れしましたが、グレーがマルイチの中に流れ込んでしまい、結局黒でリタッチする羽目になりましたので・・・
こちらはバックパックです。
写真の白く見えるパーツは右のバックパックでははめ込み済みのパーツです。
キット指定では挟み込んで接着するような指定になっていますが、バーニアパーツを後ハメ(の後接着)するためには、このパーツは最後に嵌めこんだ方が効率的と考えました。
後ハメはシンプルで嵌めることになる写真状の白いパーツ(これは裏向きに撮影しているので白いのですが)の断面を斜めにヤスリ掛けすることで、パチッとはめることが可能です。
一応、流し込み接着剤を少量流しておきましたが削りすぎなければハマったまま取れることは無いと思います。
こちらはストライクパックのミサイルポッドモールドを後ハメする直前の写真です。
ここもマニュアル通りだと挟み込んで接着して塗装、ですが奥まっているのでミサイル弾頭のみ白にすることは非常に困難だと思います。
そのため、途中工作にあったように後ハメ加工していて正解でした。
丁寧にはめ込んでから流し込み接着することで、キチンと付いてくれました。
ガンポッド先端の赤、翼の尾翼灯等、細部は赤や青で塗り分ける必要があります。
元気であれば、クリアーパーツの削り出しなどで再現するのでしょうが、ミンメイガードに関してはここはほとんど目がとまるところでは無いと思って手抜きです
普通にシルバーを筆塗りの後、エナメルのクリアーレッド、クリアーブルーを筆塗りで塗装しています。
そんなこんなで、全パーツの塗装とスミ入れが完了。
最後であり、本キット最大の売りでもある水転写デカール貼りを残すのみとなりました。
この状態でも、普通のキットであれば組み立てて完成、と言っても良い状態ですが、もうひと頑張りです。
まずはもっとも目を引く脹脛横のミンメイデカールを貼ってみます。
かなり大きな段差をまたがってはるため、付属デカールも分割済みのものと分割なしのもの2つが付いていました。
これだけの段差だとカットするしかなくなるため、素直に分割された方を使用します。
また、このキットのデカールは全体的に(感覚的ですが)やや厚みがあってしっかりしたものでした。
そのためか、たまたまなのか、デカールの経年劣化は全くなく、普通に貼ることができました
最悪のケースとして、12月に再販されるミンメイガードをもう一個購入しようなどと考えていましたが、その必要は無さそうです。
大量にあるデカールをキット付属のカラー説明書とじっくりみながら一つ一つ貼っていきました。
デカール貼りだけで3日ほど掛かりましたが、何とか完了・・・
※1日あたり、4時間程度で有る程度貼ったところで乾燥のため日を改めて・・・を繰り返しました。
その結果がこちらです!
特徴的なラベンダー色の六角模様のデカールやラインデカールもほぼ指定通りに貼ることができました。
唯一、頭部の4本のレーザー機銃先端に貼る指定となっている青いラインデカールだけは諦めました
先に書いた通り、やや厚めで固めのデカールであることから細い円柱に巻きつけることが非常に難しいため、素直に諦めました・・・
ここはいっそ塗装する方がキレイに仕上がると思います。
ラインデカールが苦手なだけかもしれませんが・・・
なお、ラインデカールや長めのデカールが比較的多く、曲面やモールドをまたがることも多々あります。
そのため長めのデカールは2~3分割するようにあらかじめデザインナイフでカットしてから、水に付けて分割されたデカールをそれぞれが自然につながるように貼っていきました。
面倒なようで、この方が楽でキレイに仕上がると思います。
途中でこの手間を惜しんで無理やり大きなデカールを貼ったために、破いてしまったデカールもあったので、まさに急がば回れ、ですね
なんとかごまかしましたが、デカール貼りは苦手です。。。
ということで今回はここまで。
もう一息で完成ですが、ここで時間切れで、止まってしまいます・・・
次回は組み立てからデカールの最終調整ですが、ちょっと他の記事を挟んでからの完成になりそうです。
ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その4 [マクロス]
ハセガワのミンメイガードの塗装の続きです。
前回までで基本となる塗装ができたので、ここからは塗り分けなど細部の塗装を行います。
ミンメイガードにはデカールが付属しており、デカールで各所のピンクや青、紫のラインの再現をすることが可能です。
ただ、私はラインデカールを貼るのが苦手で、あまり好きじゃないことと、古いデカールなので大きな(長い)デカールは千切れるリスクも高そうなので出来る部分は塗装で再現していくと思います。
写真はピンク部分とラインデカール指定箇所を塗装したところです。
ちなみにこのピンクは、
コーラルピンク+緋色+色の源シアン です。
コーラルピンクは以前に発売されていた美少女フィギュア・フレッシュセットのものを使用していますが、ラスキウスのCL07鴇羽色(ときはいろ)も近いのかもしれません。
緋色もラスキウスの色で、珍しい名前ですね。
なお、シアンを1滴ほど入れることで、デカールの色味に近い少し落ち着いた色合いになりました。
ちなみに、ですが上記写真で丸い部分をマスキングしているのはハイキューパーツさんの円形マスキングシールの7.8mmがジャストフィットでした。
ちなみにこちら(3L)です。
円形マスキングシールは各サイズ持っておくと非常に便利です。
マスキングを剥がすとこんな感じ。
良いワンポイントです。
脹脛装甲などのバーニア基部も色分け指定となっていますので、全体の色を塗装した後マスキングして黒鉄色を塗装。
こういうマスキングは楽ですね。
剥がすとこんな感じ。
特にマスク漏れもなく、良い感じに仕上がりました。
マホガニー塗り分け箇所もマスキング対応。
マスキング必要箇所はそれほど多くはありませんが、こんな感じです。
バーニア内部がレドームで周囲が黒鉄色、更にバーニア内部基部は焼鉄色と結構細かい指定なので、マスクゾルを多用して塗り分けています。
バーニアパーツ群はこんな感じで、見えにくい割に色分け指定が多い箇所でした。
ただ・・・レドームと黒鉄色の境界線がなんだか納得いかないのでちょっと思案中。
シルバーで塗装したストライクパック内に取り付ける小さなバーニア基部パーツ(写真の赤マル)も接着します。
このパーツ小さいので忘れそうですが、先に接着しておかないと、大きなバーニアを取りつけた後では組みつけできなくなりますので要注意です。
太もも上部のマホガニーにしたカバー?パーツも後ハメですが、塗膜などを削った上で左右の(赤囲み)側面を斜めにヤスリ掛けして干渉しないように調整する必要があります。
現場合わせで丁寧にすり合わせすれば大丈夫。
というとことで、塗装編後半でした。
もう少し細部の塗装を行い、次回はスミ入れからデカール貼りに進みたいと思います。
デカールが大丈夫であれば、ですが。。。。
ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その3 [マクロス]
ハセガワのミンメイガードの続きです。
前回に続き、塗装工程の続きです。
ミンメイガードは全体的に白ですが、一部ワンポイント的に赤塗装も入ります。
ベースをメカサフで暗くしていることから、発色と塗膜の厚みを押さえる意味で赤の下地には一旦白を抜いておきます。
あくまで赤の下地だけ、なので、全体には塗っていません。
下手に塗ってしまうと、それはそれで下地の色味が変わってしまうので、最小限になるようにしました。
赤を塗装。
右のバーニア基部になる赤パーツは、この後赤をマスキングテープで保護して黒鉄色で周囲を塗装。
左の太もも上部にあたるパーツはバルカンかバーニアのような窪み部分だけが赤なので、赤が乾燥後はグッスマ製マスクゾルを使ってマスキングしました。
グッスマ製マスクゾルでのマスキングはこんな感じです。
マスクゾルは流動性が非常に高く、水より少し粘度が有る程度の流れ込みをしてくれます。
特徴として、非常に剥がしやすく乾燥後の塗膜の固まり具合が使いやすい堅さになってくれます。
ちなみに、工程としては前後していますが、剥がしている写真はこちら。
ピンセットでつまんでいますが、緑になって固まったマスクゾルが良い感じにキレイに剥がれてくれます。
マスキングゾル改などであれば、結構途中で千切れてしまったり、溝に入り込んでモノが取れなくなったりしがちですが、マスクゾルではそういった事故が非常に少ないです(薄く塗った場合は千切れることもありますが)。
ただ、非常に速乾性で塗っている最中にもどんどん乾いてしまう点は注意です。
手早い処理と乾燥させない工夫が必要ですが、上記写真の右にある針付きスポイトボトルに取り分けてスポイトボトルの針から適宜出すことで、乾燥させずに狙った箇所に塗布可能です。
ちなみにこれですね。
今回、写真のようにバーニア内部は全てマスクゾルを使った塗り分けをしましたが、マスキングに掛かる時間はバーニア一個につき、少々大げさかもしれませんが5秒くらいでできました。
(マスクゾルをボトルから注ぐだけなので・・・)
全体は白ですが、一部他の色が入ります。
あまり使わない、クレオスの#318 レドームを塗るパーツ群はこのタイミングで塗りました。
脹脛の追加パック部分のレドームはマスキングして塗装が必要なので、先にレドームを塗る方が良いです。
このキットに限らずですが、(最近のガンプラではあまり必要の無くなってきた)マスキング工程を考えながら最短手順を考えるのも面白いものです。
ガレージキットやこういった一昔前のキットではマスキングは必須ですからね。
バーニア基部のこのパーツだけ、RLM79 サンドイエローです。
ほとんど見えなくなるので、別の色でも良いくらいかも。。。
ストライクパックの中に仕込むような構成のバーニアノズル基部が別パーツになっており、キット指定でシルバーになっています。
チラ見えするパーツなので、こういったワンポイントをシルバーにしておくと良い感じでしょうね。
主にバーニア類などが多いですが、内部パーツにあたるものの多くは黒鉄色指定です。
こういったメカ物には便利な色なので、黒鉄色は常に2~3本ストックを持ってます。
一部濃い茶色のパーツがあるので、こちらは指定色を混色して作ります。
マホガニーをベースに白と黒で調合です。
ちょっとチョコレートみたいな色になりますね。
なかなかこの色をメカに塗ってみようとは思わないので、この配色デザインをした方のセンスは真似できませんね。
最後にほぼ全体の白を塗装。
白といっても、#316 ホワイトFS17875が指定色なので、素直に#316で塗装しました。
ベースがメカサフなので、モールドやスジ彫り部分を少しだけ意識し、白のべた塗りではなくふんわりと下地のサフ色を活かすようにしてみました。
白面積が多いので、情報量追加としてやってみましたが、メインがデカールになる予定なのであくまで控えめ、としています。
今回、このホワイトFS17875を新品で1瓶用意しておりましたが、なんと途中で1瓶使い切ってしまいました
塗装中に塗料が無くなる、と言う事自体かなり珍しいのですが、慌てて近所の個人経営の模型店に買いに行ったところ、#316のような特色のためなのか在庫切れ。
仕方なく、そこからさらにジョーシンまで買いに行き、幸い入手できました
(念のため2本購入)
こんなこともあるので、塗装前にストックの確認と塗料の確保には注意が必要です
ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その2 [マクロス]
ハセガワのミンメイガードの続きです。
モナカ構造のキットであることから、初期の作業の大部分は接着と合わせ目消しでした。
その辺りの当たり前の作業は淡々と進めていたので、特に写真などもなく・・・・
あっさり書きましたが、作業としては面倒だったのでモチベーションが保てず、実は足掛け2年ほど掛かっています
コツコツと進めていましたが、その1に書いた通り再販を機に工作を進めています。
ようやく有る程度形になってきたので、そこそこ工作をしたパーツを記事にしてみます。
こちらはバックパックの中にミサイル弾頭パーツが挟み込まれるような構造になっています。
そのままだとモナカパーツを貼り合わせる前に、写真右の小さな台形パーツ(弾頭パーツ)を挟み込んでしまうのでこの弾頭部分と周辺の塗装が極端に難しくなります。
そのためバックパックの中の軸を1つ削り飛ばし、写真左の赤マルのようなフラットな内部にしておけば弾頭パーツをすり合わせることで後ハメ(要接着)は可能です。
ついでに、弾頭パーツもそのままだとつまむことができないので、後ハメ時にピンセットでつまめる持ち手を付けておきました(右の赤マルの突起部分)。
バックパックのもう一方側も難物です。
キットのままだと、やはりモナカを貼り合わせたときに挟み込むパーツの処理・塗装が難しく、砲身パーツの組みつけもかなりやっかいそうです。
下記、組み立て図で言うと「38」の工程部分ですね。
ちなみに説明書ではこうです。
特に砲身パーツは塗装をした後で組みつけられなくはありませんが、かなりタイトな設計なので塗膜がはげそう。
そのため、写真のようにかなり細かく分割しておきました。
ちなみに、分割は丁寧に行い切り離したパーツ同士を再利用しますので、0.15mmのラインチゼルでスジを入れ、最後はエナメルシンナーを使ったエナメル割で分断しました。
右の赤マル部分は丸いパーツを切り離さないことで、写真右下のポリキャップをはめてある土台パーツを挟み込み保持することが可能です。
尚、このパーツ群は接着するだけではパーツのずれが結構激しく、パテ類で段差を埋めつつ整形する必要がありました。
この辺りも古いキットならではのあるあるですね。
本来は頭部パーツもクリアパーツを挟み込むので後ハメした方が良かったのですが、あまり気にせずマスキングして塗装すればいいや、とそのまま組んでしまいました。
※後ハメ加工した方が、塗装は楽です
時間が掛かりましたが、一通りのパーツの整形が終わりました。
洗浄した後、持ち手を付けていきますが、パーツ数が多いので持ち手を付けるだけでも大変です
接着・整形後のパーツも多いので、パーツの大きさはかなりの幅が有ります。
ある程度はスジ彫りの彫り直しもしましたが、だんだん面倒になってきます。。。
後半はほぼ手抜きしてしまいましたが、きっとハセガワキットなのでなんとかなるであろう、という甘い見通しで進めていきます。
だいたい、塗装後のスミ入れでもうひと手間かければ良かった、といつも後悔している気がしますが成長がありません
さて、全パーツが白で、軽い感じがしたこととパーツ裏がチラ見えする箇所も多いことから、手間ではありますがNAZCAのメカサフをクリアパーツを除いた全パーツに吹きつけました。
合わせ目消しをしたパーツも多いので、どちらにしてもサフ吹きは必要でしょう。
なので、メカサフで裏地も整えておく方が見栄えは良いのではないかと思っています。
尚、やはりモナカパーツの処理は難しく合わせ目が消え切っていない箇所、ヤスリ傷が目立つ箇所などが見つかったので、この写真のあと接着したパーツのうち6割は再度ヤスリ掛け~サフ吹きを行っています。
キットには多数の小さなバーニアパーツがあります。
これを切り離してしまうと、紛失のおそれがあったり、持ち手を付けるのが手間だったりするので、ランナーからは切り離さずにそのままサフ吹き。
その後バーニア内部は焼鉄色で塗るところまで進めてから切り離し、外側を黒鉄色で塗装しました。
仮組み時点でこれらのパーツに手を付けない、というのはある意味じらされますが我慢、我慢・・・
大きめバーニアパーツ、足裏も焼鉄色で塗装。
この後、バーニア内部などはマスキングしてから外装を黒鉄色で塗装、という順番です。
ただ、塗ってしまうと焼鉄色と黒鉄色の差異が分かりにくいんですけどね。。。
クリアパーツもランナーに付けたまま塗装しました。
こちらも小さいので切り離さない方が作業しやすいでしょう。
左の小さなパーツ(袖あたりのクリアパーツ内側に付けるパーツ)は、キット指定色はクリアイエローですが、白パーツなのでメタルイエローに。
それ以外のクリアパーツは袖のクリアパーツ意外は裏地としてシルバーを吹きつけています。
その後、各パーツをクリアオレンジ、レッド、ブルー、ピンクでそれぞれ塗装。
これらのパーツの組みつけはほぼ最終段階までお預けなので、無くさない様にキチンと保管しておきます。
ちなみに、ですがキット指定色ではクリアーピンクっぽい部分はクリアレッド+クリアで赤を薄めて塗っておきましょう、という指定色になっていますが、さすがにこの混色は無理があります。
そのため、イメージ優先でクリアーピンクとしています。
細かいことを言えば、クリアーピンクにクリアーブルーをごくごく少量混ぜた方が良かったのかもしれません。
さて、細かなパーツですが真っ白にするパーツも若干数あります。
写真の5個のパーツが白塗装指定になっていました。
上述したバックパック内側の弾頭パーツは白なので一旦白くしておきます。
後で、白をマスキングして弾頭周りの黒鉄色をエアブラシで吹くことにします。
こちらはコクピット部分ですが、付属のデカールを貼る指定になっていました。
ただ、こんな曲面にデカールをキレイに貼ることは非常に難しいため、デカールのスミレ色に近い色を混色してエアブラシ塗装しました。
ちなみに、
ライラック+白+色の源のシアン(青)をごく少量(ライラック+白で20mlくらいに対して1滴)で作っています。
ここ以外のスミレ色デカールとあまり大きく離れないようにデカールを見ながら色を混ぜています。
ということで、まだまだ塗装編は続きますが長くなるので一旦区切ります。
ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その1 [マクロス]
並行して色々手を付けていますが、今回の記事はハセガワから2003/9に発売された、マクロスのバルキリー”ミンメイガード”です。
このキットは発売から20年ほど経ってしまいましたが、2003年8月号のモデルグラフィックス誌に掲載されたオリジナルデザインのバルキリーをデカール付属で再現したキットになっています。
本体はストライクバトロイド バルキリーなので、バックパックなどの武装はストライクバトロイドのものがそのまま付属していますが、ミンメイデカールとその配色によって独特のキャラになっていると思います。
20年ほど寝かせたパッケージなので汚れてしまっていますが、なかなかキャッチーなパッケージアートです。
ちなみにこのキットは今年12月に再販される!ということもあって、この機会に作ってみることにしました。
※確かビッグサイトで10月に開催されていた、全日本模型ホビーショーでもこのキットの完成品がハセガワブースに展示されていたと思います。
なぜこの機会なのか?ですが、このキットの最大のポイントであるデカールが20年も経過していると流石に劣化して使えない可能性もありえるものの、再販の掛かるこのタイミングであればデカールを入手する方法がある、という目論見です。
デカールだけは失敗すると修正できませんからね・・・
ちなみにデカールはこちら。
見た限りでは、それほど劣化していないように思えますが、水に浸してみないと分からないですね・・・・
かなり良いアレンジを利かせたミンメイのデカールが目を引きます。
さて、本体をまずは仮組み。
潔いまでに真っ白です。
パーツは白、クリアパーツ、ポリパーツのみ。
そのため、基本は真っ白になります。
写真を撮ってみましたが白背景と相まって、なんだかよく分からない気もします・・・
直立でさらに無塗装だとなんとも面白みも無いのかもしれませんが、全体のプロポーション、ディティールは今の目で見ても特に違和感はありません。
ただし、キットとしての作りは流石に古いですね。。。
全体的に2パーツを貼り合わせる箇所が大部分を占めます
普通のバルキリーにストライクバトロイドとしての追加武装が両脚、両腕、背部に追加されています。
これらのパーツも大部分がモナカ構成のため、なかなか骨が折れそうです。。。
バックパックもなかなか巨大です。
大きなバーニアは取り付けていますが、それ以外のバーニアはこの時点では付けないことにしました。
数が多くかなり小さいため、まだランナーに付けたまま塗装を進めていくことにします。
この時点では接着もしていないので、各関節部分もかなりスカスカした感じがします。
また各パーツのハメ合わせもバンダイキットと比較してはいけないのでしょうが、なかなか厳しいものが・・・
接着してしっかり組みつけていけばきっと大丈夫・・と信じて進めます。
全体構成としてはプロポーションやディティールの変更ではなく、全塗装を行うために必要な後ハメや分割を行うように進めていきたいと思います。
まずは各ブロックごとに接着できるところを接着して合わせ目消しですね。