ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その2 [マクロス]
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ハセガワのミンメイガードの続きです。
モナカ構造のキットであることから、初期の作業の大部分は接着と合わせ目消しでした。
その辺りの当たり前の作業は淡々と進めていたので、特に写真などもなく・・・・
あっさり書きましたが、作業としては面倒だったのでモチベーションが保てず、実は足掛け2年ほど掛かっています
コツコツと進めていましたが、その1に書いた通り再販を機に工作を進めています。
ようやく有る程度形になってきたので、そこそこ工作をしたパーツを記事にしてみます。
こちらはバックパックの中にミサイル弾頭パーツが挟み込まれるような構造になっています。
そのままだとモナカパーツを貼り合わせる前に、写真右の小さな台形パーツ(弾頭パーツ)を挟み込んでしまうのでこの弾頭部分と周辺の塗装が極端に難しくなります。
そのためバックパックの中の軸を1つ削り飛ばし、写真左の赤マルのようなフラットな内部にしておけば弾頭パーツをすり合わせることで後ハメ(要接着)は可能です。
ついでに、弾頭パーツもそのままだとつまむことができないので、後ハメ時にピンセットでつまめる持ち手を付けておきました(右の赤マルの突起部分)。
バックパックのもう一方側も難物です。
キットのままだと、やはりモナカを貼り合わせたときに挟み込むパーツの処理・塗装が難しく、砲身パーツの組みつけもかなりやっかいそうです。
下記、組み立て図で言うと「38」の工程部分ですね。
ちなみに説明書ではこうです。
特に砲身パーツは塗装をした後で組みつけられなくはありませんが、かなりタイトな設計なので塗膜がはげそう。
そのため、写真のようにかなり細かく分割しておきました。
ちなみに、分割は丁寧に行い切り離したパーツ同士を再利用しますので、0.15mmのラインチゼルでスジを入れ、最後はエナメルシンナーを使ったエナメル割で分断しました。
右の赤マル部分は丸いパーツを切り離さないことで、写真右下のポリキャップをはめてある土台パーツを挟み込み保持することが可能です。
尚、このパーツ群は接着するだけではパーツのずれが結構激しく、パテ類で段差を埋めつつ整形する必要がありました。
この辺りも古いキットならではのあるあるですね。
本来は頭部パーツもクリアパーツを挟み込むので後ハメした方が良かったのですが、あまり気にせずマスキングして塗装すればいいや、とそのまま組んでしまいました。
※後ハメ加工した方が、塗装は楽です
時間が掛かりましたが、一通りのパーツの整形が終わりました。
洗浄した後、持ち手を付けていきますが、パーツ数が多いので持ち手を付けるだけでも大変です
接着・整形後のパーツも多いので、パーツの大きさはかなりの幅が有ります。
ある程度はスジ彫りの彫り直しもしましたが、だんだん面倒になってきます。。。
後半はほぼ手抜きしてしまいましたが、きっとハセガワキットなのでなんとかなるであろう、という甘い見通しで進めていきます。
だいたい、塗装後のスミ入れでもうひと手間かければ良かった、といつも後悔している気がしますが成長がありません
さて、全パーツが白で、軽い感じがしたこととパーツ裏がチラ見えする箇所も多いことから、手間ではありますがNAZCAのメカサフをクリアパーツを除いた全パーツに吹きつけました。
合わせ目消しをしたパーツも多いので、どちらにしてもサフ吹きは必要でしょう。
なので、メカサフで裏地も整えておく方が見栄えは良いのではないかと思っています。
尚、やはりモナカパーツの処理は難しく合わせ目が消え切っていない箇所、ヤスリ傷が目立つ箇所などが見つかったので、この写真のあと接着したパーツのうち6割は再度ヤスリ掛け~サフ吹きを行っています。
キットには多数の小さなバーニアパーツがあります。
これを切り離してしまうと、紛失のおそれがあったり、持ち手を付けるのが手間だったりするので、ランナーからは切り離さずにそのままサフ吹き。
その後バーニア内部は焼鉄色で塗るところまで進めてから切り離し、外側を黒鉄色で塗装しました。
仮組み時点でこれらのパーツに手を付けない、というのはある意味じらされますが我慢、我慢・・・
大きめバーニアパーツ、足裏も焼鉄色で塗装。
この後、バーニア内部などはマスキングしてから外装を黒鉄色で塗装、という順番です。
ただ、塗ってしまうと焼鉄色と黒鉄色の差異が分かりにくいんですけどね。。。
クリアパーツもランナーに付けたまま塗装しました。
こちらも小さいので切り離さない方が作業しやすいでしょう。
左の小さなパーツ(袖あたりのクリアパーツ内側に付けるパーツ)は、キット指定色はクリアイエローですが、白パーツなのでメタルイエローに。
それ以外のクリアパーツは袖のクリアパーツ意外は裏地としてシルバーを吹きつけています。
その後、各パーツをクリアオレンジ、レッド、ブルー、ピンクでそれぞれ塗装。
これらのパーツの組みつけはほぼ最終段階までお預けなので、無くさない様にキチンと保管しておきます。
ちなみに、ですがキット指定色ではクリアーピンクっぽい部分はクリアレッド+クリアで赤を薄めて塗っておきましょう、という指定色になっていますが、さすがにこの混色は無理があります。
そのため、イメージ優先でクリアーピンクとしています。
細かいことを言えば、クリアーピンクにクリアーブルーをごくごく少量混ぜた方が良かったのかもしれません。
さて、細かなパーツですが真っ白にするパーツも若干数あります。
写真の5個のパーツが白塗装指定になっていました。
上述したバックパック内側の弾頭パーツは白なので一旦白くしておきます。
後で、白をマスキングして弾頭周りの黒鉄色をエアブラシで吹くことにします。
こちらはコクピット部分ですが、付属のデカールを貼る指定になっていました。
ただ、こんな曲面にデカールをキレイに貼ることは非常に難しいため、デカールのスミレ色に近い色を混色してエアブラシ塗装しました。
ちなみに、
ライラック+白+色の源のシアン(青)をごく少量(ライラック+白で20mlくらいに対して1滴)で作っています。
ここ以外のスミレ色デカールとあまり大きく離れないようにデカールを見ながら色を混ぜています。
ということで、まだまだ塗装編は続きますが長くなるので一旦区切ります。
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