ハセガワ 1/72 ストライクバトロイド バルキリー “ミンメイガード” その3 [マクロス]
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ハセガワのミンメイガードの続きです。
前回に続き、塗装工程の続きです。
ミンメイガードは全体的に白ですが、一部ワンポイント的に赤塗装も入ります。
ベースをメカサフで暗くしていることから、発色と塗膜の厚みを押さえる意味で赤の下地には一旦白を抜いておきます。
あくまで赤の下地だけ、なので、全体には塗っていません。
下手に塗ってしまうと、それはそれで下地の色味が変わってしまうので、最小限になるようにしました。
赤を塗装。
右のバーニア基部になる赤パーツは、この後赤をマスキングテープで保護して黒鉄色で周囲を塗装。
左の太もも上部にあたるパーツはバルカンかバーニアのような窪み部分だけが赤なので、赤が乾燥後はグッスマ製マスクゾルを使ってマスキングしました。
グッスマ製マスクゾルでのマスキングはこんな感じです。
マスクゾルは流動性が非常に高く、水より少し粘度が有る程度の流れ込みをしてくれます。
特徴として、非常に剥がしやすく乾燥後の塗膜の固まり具合が使いやすい堅さになってくれます。
ちなみに、工程としては前後していますが、剥がしている写真はこちら。
ピンセットでつまんでいますが、緑になって固まったマスクゾルが良い感じにキレイに剥がれてくれます。
マスキングゾル改などであれば、結構途中で千切れてしまったり、溝に入り込んでモノが取れなくなったりしがちですが、マスクゾルではそういった事故が非常に少ないです(薄く塗った場合は千切れることもありますが)。
ただ、非常に速乾性で塗っている最中にもどんどん乾いてしまう点は注意です。
手早い処理と乾燥させない工夫が必要ですが、上記写真の右にある針付きスポイトボトルに取り分けてスポイトボトルの針から適宜出すことで、乾燥させずに狙った箇所に塗布可能です。
ちなみにこれですね。
今回、写真のようにバーニア内部は全てマスクゾルを使った塗り分けをしましたが、マスキングに掛かる時間はバーニア一個につき、少々大げさかもしれませんが5秒くらいでできました。
(マスクゾルをボトルから注ぐだけなので・・・)
全体は白ですが、一部他の色が入ります。
あまり使わない、クレオスの#318 レドームを塗るパーツ群はこのタイミングで塗りました。
脹脛の追加パック部分のレドームはマスキングして塗装が必要なので、先にレドームを塗る方が良いです。
このキットに限らずですが、(最近のガンプラではあまり必要の無くなってきた)マスキング工程を考えながら最短手順を考えるのも面白いものです。
ガレージキットやこういった一昔前のキットではマスキングは必須ですからね。
バーニア基部のこのパーツだけ、RLM79 サンドイエローです。
ほとんど見えなくなるので、別の色でも良いくらいかも。。。
ストライクパックの中に仕込むような構成のバーニアノズル基部が別パーツになっており、キット指定でシルバーになっています。
チラ見えするパーツなので、こういったワンポイントをシルバーにしておくと良い感じでしょうね。
主にバーニア類などが多いですが、内部パーツにあたるものの多くは黒鉄色指定です。
こういったメカ物には便利な色なので、黒鉄色は常に2~3本ストックを持ってます。
一部濃い茶色のパーツがあるので、こちらは指定色を混色して作ります。
マホガニーをベースに白と黒で調合です。
ちょっとチョコレートみたいな色になりますね。
なかなかこの色をメカに塗ってみようとは思わないので、この配色デザインをした方のセンスは真似できませんね。
最後にほぼ全体の白を塗装。
白といっても、#316 ホワイトFS17875が指定色なので、素直に#316で塗装しました。
ベースがメカサフなので、モールドやスジ彫り部分を少しだけ意識し、白のべた塗りではなくふんわりと下地のサフ色を活かすようにしてみました。
白面積が多いので、情報量追加としてやってみましたが、メインがデカールになる予定なのであくまで控えめ、としています。
今回、このホワイトFS17875を新品で1瓶用意しておりましたが、なんと途中で1瓶使い切ってしまいました
塗装中に塗料が無くなる、と言う事自体かなり珍しいのですが、慌てて近所の個人経営の模型店に買いに行ったところ、#316のような特色のためなのか在庫切れ。
仕方なく、そこからさらにジョーシンまで買いに行き、幸い入手できました
(念のため2本購入)
こんなこともあるので、塗装前にストックの確認と塗料の確保には注意が必要です
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