風の谷のナウシカ 1/12 休息 その4 [ナウシカ]
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前回記事からは、ほぼ1年経過してしまいましたが・・・ツクダホビーの1/12 風の谷のナウシカの「休息」の記事の続きです。
この1年、何もしていなかった訳ではありません。
古いレジンキットだったため、表面処理やディティールの作り直し、彫り直しをチマチマと(気が向いた時に)行っている間に1年が・・・
そのため、途中経過は撮影していなかった部分も結構ありますが、前回までは工作や塗装の利便性を考えて、パーツの分断やディティールを意図的に削り取っている、というところまででした。
削ったディティールは、袖とくるぶしの丸い部分。
これはいずれもWAVEのオプションパーツHアイズを使って作り直した方がキレイに仕上がると判断したからです。
そういった工作を行い、気泡を埋め、サフを吹き、見つけた気泡はまた瞬着パテで埋め・・・の繰り返しでしたが、写真にするとこのような状態です。
一通りのヤスリ掛けと表面処理の繰り返しが終わった状態で、これからサフ吹きです。
これでほぼ全パーツですね。(一部のHアイズでの作り直しなどの細部を除く)
サフは仕上げに向けて、全体を白色サフにしました。
肌部分はこのように真っ白にしておく方が、ラスキウスが乗りやすいですし、白目も白サフを流用したいからです。
写真では、白目部分はマスキングテープとマスキングゾルで覆った状態ですね。
次は肌色をラスキウスで塗ります。
こんな感じで、ラスキウスのホワイトピーチの後、クリアーペールレッドでシャドー吹き。
最近、オーソドックスな肌色の場合はこの組み合わせしか使ってませんが、良い色になります。
次に、肌色部分を丁寧にマスキング。
これでもか、というくらいマスキングゾルとテープで多い、漏れが内容に最新の注意を払います。
髪の毛と肌が一体なので、より一層の注意が必要ですね。
昔のキットは髪が一体、というケースが多かったですね・・・
髪の毛はラスキウス・アウラの栗色です。
アニメの茶色髪の毛キャラはだいたいこの栗色がハマると思いますが、ついでに杖もこれで塗っておきました。
杖は1パーツですが、塗り分け部分で切断し、持ち手となる真鍮線を通して塗装しました。
塗り分けとパーツ保持ができて、一石二鳥です。
クリアーブラウンをクリアーで3倍くらいに割ったもので、シャドー吹き。
前回のクラリスとほぼ同じですが、クラリスの時よりやや明るめにした感じです。
何度か調子を見ながらシャドー吹きを行い、こんな感じで完成。
まだツヤ有り状態なので、仕上がり予定よりも若干暗くて、トーンも強めに見えますが、仕上げのつや消しコートなどでこの辺りも良い感じになるはずです。
マスクを外して・・・・マスキング漏れがなくて成功!
いつも、この瞬間は緊張します。
白目部分もマスキングを剥がし、アイペイントに向けてクリアーコートをした状態。
髪の毛と肌の境界線は、ファンテックのフィギュアエンクレーバーで彫り直しておきましたが、効果絶大です。
35年くらい昔のキットであることと、当時の精度のお陰でお世辞にもシャープとは言えないキットモールドでしたので、やはり彫り直しておくべきでしょう。
以上、塗装の途中ですが一旦ここまでとします。
次回はアイペイントや全体の塗装編となります。
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