機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その4 [ファーストガンダム]
スポンサーリンク
少し間が空きましたが、ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウの続きで、今回からは塗装メインとなります。
前回までで、基本工作を終え、一度サーフェイサー吹きを行っていました。
サーフェイサーを吹くことで気づいた表面の荒れや気泡などもありましたので、そういった点を一つ一つ(できるだけ)処理を行っていきました。
その後改めてサフ吹き、表面チェック、傷が見つかればヤスリ掛けしてサフ吹き・・・と、3~4回は繰り返すのですが、この辺りは記事にしても単調なので、カットします
さて、一通りの表面処理に妥協と納得が出来た状態まできました。
まずは塗り分けなども必要無い髪の毛パーツから塗ってきます。
なお、髪の毛パーツは全てネオジム磁石による接合にしていますが、完成後見えなくなる部分にピンバイスで2mmの穴を空けて、真鍮線で持ち手を作っています。
下地はマホガニーのサーフェイサーで均質化。
写真下部の一番大きなパーツ(後頭部)で傷や段差がほぼなくなりましたので、このマホガニーを下地に髪の毛を塗ります。
ラスキウスの栗毛色を使用。
写真は栗毛色を塗っただけの状態ですが、この後シャドー部にクリアーブラウンを吹きつけ、全体にも軽く吹くことで、フラウの髪の毛を再現しました。
頭髪パーツは結構細かく分割されているので、それぞれの色味に差が出ないように、ちょくちょく比較しながらりアーブラウンの吹きつけ具合を調整していきます。
次はパンツ部分を塗ります。
パンツ部分は下腹部とつながっている(とはいえ、完成後に下腹部の肌色部分はまず見えないのですが・・・)ので、まず全体をシンプルに白で塗装、その後、シャドー部としてクリアーパープルをクリアーで3倍ほどに薄めたものを更に薄めてほんのりとモールド強調
このパーツはドールハウス宇都宮さんのこだわり有る造形となっていますが、あまりここでは深く述べません。
キットを持っている方はご確認ください。
肌色になるパーツは全てパンツ部分の白塗装に合わせて、真っ白にしました。
ラスキウスのベース色を塗るには、まず下地が真っ白であることが前提の設計らしいので、素直に白くしておきます。
その後、見ての通り、白目は白を活用するためマスクします。
パンツ部分、ブーツといった肌色以外になる箇所もマスキングして、白を残します。
手首は切断して、別パーツ化しているため、肌色を塗る際にマスキングしなくても済みます。
ガレージキットはこういった加工を加えておくことで、作りやすくなったり塗装しやすくなったりする場合もありますので、全工程をイメージして作っていくと良いかもしれません。
ガンプラで言うところの後ハメ加工、のようなものですね。
肌色の塗装です。
先の通り、白→ラスキウスのホワイトピーチでベースを塗→シャドー部にクリアーペールレッド
という順番で塗装です。
最後のクリアーペールレッドですが、今回は唇の塗装もこの色をエアブラシで吹きつけてみました。
口の中、下唇に特に厚めに(薄く何度も吹きます)クリアーペールレッドを入れてみました。
大きなキットの為、唇の塗装もエアブラシの方がキレイにできそうなかん、と思い挑戦してみましたが、結果は割と上手くいったのではないかな、と思っています。
(上記写真ではちょっと分かりにくいですが・・・)
塗装順番として、普通は明るい色→暗い色なのですが、ベルト部分の黒は先に塗装してから、マスクしてピンクを塗る、としています。
パーツの段差形状も考慮すると、ここはベルトを先に塗る方が楽そうだと思ったからです。
下記写真はこのベルト塗装→ベルトマスキング保護→ピンク塗装、までを終えた状態となります。
ホワイトベースの制服のピンクですが、アニメやイラストを見るともっと薄かったり濃かったり、、、と色々です。
イメージとしてはどピンク”な感じなので、みるきぃ・ぱすてるのセットに入っているチェリーピンクを全体に塗装してみました。
この後、シャドー部にはクリアーレッドで影をいれ、凸部分にはチェリーレッド+白で作ったハイライト色をのせることで陰影を強調しつつ、単調にならないようにしてみました。
モノが大きいので、ちょっと派手目に陰影を付けても悪目立ちしないとと思います。
ピンクの塗装後は襟、袖の赤い部分を塗装します。
ピンク部分をマスキング。
この赤はモンザレッド+ガンダムカラーの赤(アニメカラー)でちょっと明るめの赤としています。
シャドーは昔のMr.カラーのクリアーレッド(マルーンのようなクリアーレッド)にクリアーイエローを少し混ぜて明るめにしたクリアーレッドを吹いています。
その後、黄色部分のラインとリボンもマスキングして塗装。
凹凸が激しい部分のマスキングですが、ハセガワのクレープ紙のマスキングテープを使えばこういう曲面も漏れることなくマスクできて助かります。
腰パーツも同様に。
黄色部分以外にもベルトの金色部分も塗っておきました。
ここは9番のゴールドでシンプルに仕上げました。
肌色の乾燥後、ブーツを塗るために、肌色部分を厳重にマスキングしています。
ティッシュペーパーも併用しつつ、絶対に吹きこまない様にくどいくらいにマスキングしました。
これくらいで良いかな~? といったマスキングでは経験上、隙間からの吹き込みで悲しい目にあう確率が高いため、二重三重で色の吹き込みを絶対にさせない!
という思いで、くどいくらいのマスキングをしています。
マスキングテープは大量に使いますが・・・塗り直しよりは精神衛生上も良いと思います。
ブーツにシャドーも入れた状態です。
何となく革っぽい、を目指してみましたが、後でトップコートすることでもう少しツヤを調整します。
なお、色はMr.カラーの41番レッドブラウン+43番のウッドブラウンで、シャドーはクリアーブラウン+クリアーブラックを強めに入れています。
ここまででほぼ全身の主な塗装が完了しました。
次回はアイペイントと細部の塗装、組み立てとなります。
スポンサーリンク
コメント 0