アッセンブル・ヒロインズ FGO 1/8 アルトリア・ペンドラゴン その2 [Fate]
アワートレジャーのアッセンブル・ヒロインズ アーチャー/アルトリア・ペンドラゴン作製の続きです。
前回は素組みの紹介だけでしたので、今回から手を動かしていきます。
こちらの写真も素組みですが、素組みでもこの肌の質感など良いキットですよね。
肌はいつものように、ラスキウスで影を入れて、より立体映えするようにアレンジしていこうと思います。
また、髪の毛パーツは前回のマシュと異なりグラデーションはキット状態では入っていませんので、この辺りも色を足していきたいですね。
頭部は梱包状態は前髪がハマっていますが、実は接着されていないので、このように外せます!
これ、非常にありがたい仕様で、塗装する際のマスキングの手間が大幅に削減されます。
以前作った同シリーズのアスナは、前髪ががっちり接着されていたので、簡易型紙を作ってマスキングする、ということでひと手間掛かってました。
もともと別パーツなんでしょうから、こうやって分けておいてもらえることは、塗装派にはありがたいことです!
ちなみに、今回塗装しない、と思っているのはこの3パーツ。
ベース、胴体内部の接合ピン(肌色パーツ)、水鉄砲、です。
でも・・・・ベースは少し何かアレンジしたいなぁ。。。と思いつつ、これまでのアッセンブル・ヒロインズでは無加工でした。
今回は、ちょっとこちらも挑戦してみようかな。。。
ということで、それ以外のパーツを一度中性洗剤で洗浄。
十分に乾燥させた後、ネコの手で挟んで塗装準備。
この後、この写真のパーツすべてに、一応ガイアノーツのプライマーをエアブラシで吹いておきました。
特にPVCのパーカーなんかは、装着時に変形させながら着せることになるので、塗膜剥がれ対策は必須だと思います。
顔は瞳、口の中をマスキングテープとマスキングゾルで保護しました。
肌色部分はラスキウスのペールクリアーレッドで影を入れる予定ですので、余計なところに色が乗らないように、ですね。
今回は本塗装前の下地作りまで、です。
次回に続く・・・
アッセンブル・ヒロインズ FGO 1/8 アルトリア・ペンドラゴン その1 [Fate]
今月(2021/7)発売されたばかりのアワートレジャーのアッセンブル・ヒロインズ アーチャー/アルトリア・ペンドラゴンを作りたいと思います。
色々と作りかけ記事も溜めていますが・・・
サクッと完成できそうな、アッセンブル・ヒロインズが届きましたので、こちらも着手しました。
今回は、パーカーの着脱によって2パターンの変化を楽しめるキット構成になったためか、価格は従来より2,000円ほど高くなって7,000円ほどですが、それでも1/8サイズのガレージキットだと思えば、決して高くはないと思います。
では、さっそくキット素組みのご紹介です。
今回もこれまでの同シリーズ同様に、これで完成です、としてしまっても何ら差し支えないとは思いますが、せっかくのキットですので、細部の色分けなどを含めて仕上げていきます。
まずは水着のアルトリア・ペンドラゴン。
左手にはアーチャーらしく(?)水鉄砲を持っていますが、こちらはクリア成型で非常にきれいです。
水鉄砲は元イラスト通りだと思いますので、こちらは無加工、無塗装で良いかな。。。
水着は白、黒で構成されていますが、上は黒ベースの芯パーツに白部分を被せることで色分けが再現されています。
下は逆に、白部分を芯にして黒い塗り分け部分が別パーツ化。
上はしっかりとはめ込むことができるのですが、パンツ部分の黒部分が結構ポロポロと外れました。
個体差かもしれませんが、ここは素組であっても接着した方が良いですね。
ベースは左足がフィットする形状に突起状のパーツがついてますので、非常に安定してハマります。
片足立ちで、やや不安がありましたがこれなら展示していてもへたれることは無さそう。
後頭部のおさげ?パーツは別パーツで、差し込み式。
こちらもやや抜けやすかったので、瞬着で太らせておこうと思います。
細かなパーツですので、接着するよりも、転倒時には外れるようになっていた方が、破損リスクが低くなって、保管時にも邪魔にならないのではない、と思うので、あえて接着はしないつもりです。
以上が水着状態のアルトリア・ペンドラゴンをぐるっと一周です。
次は、第二再臨を再現したパーカー状態。
どちらかといえば、本来はこちらがメインで、おまけでパーカー無しの腕が付属しているんだと思いますが。。。
写真では分かりにくいかもしれませんが、パーカーは紺色、水着部分の黒は紺よりも黒に近く、色は異なっています。
水鉄砲を持つ手も左右逆になりますし、ゲーム内のイラストを再現したポーズとなってます。
パーカーはPVC製のようで、やわらかい素材を着せるように装着しするので、上半身のすれる部分に色移りや色がこすれるのでは?と少し心配ですね。
完成後は着脱することもないとは思いますが・・・
この第二再臨状態でほぼ固定かな、と思ってます。
パーカーを付けたこちらの形態は、パーカーの白色ラインやファスナー部分などの細部が未塗装となります。
塗装済み完成品との差はこの辺りですね。
今回はフル塗装しますので、この辺りもきっちり補完していきます。
水鉄砲が結構重いので、右手のホールドだけでは少し下に垂れ下がったような感じになってしまいます。
これはこれでイラストっぽくもあるのかもしれませんが・・・
少し気になるので、しっかる保持できるようになんとかできないか、少し検討したいと思います。
以上、素組みのご紹介でした。
相変わらず、非常にコスパが高くて出来も良いシリーズです。
安定してますね。
そのまま、設定通りに仕上げるのも良いですが、せっかくなので、少し色アレンジしても良いかな・・・と迷い中。
あまり悩むと手が動かないので、簡単アレンジ程度で塗ってみたいと思います!
では、次回に続く・・・
トップをねらえ! 1/5 タカヤノリコ その1 [トップをねらえ]
最近になって、アオシマから1/1000ガンバスターが発売されたと思ったら、バンダイまでもが食玩としてガンバスターを発売する、という状況です。
いずれも、劇場版でエヴァンゲリオンが完結となった庵野氏監督のOVA作品「トップをねらえ!」の主人公機ですが、OVA自体は1988年~1989年なので・・・かれこれ33年前・・・
当時はOVAを見る機会というと、自分でVHSビデオやLDを買う、またはレンタルビデオ店でレンタルする、しかありませんでしたが、(おそらく)最近になってAmazonPrimeで見ることができるようになっています。
このAmazonPrime版をたまたま見つけて、久しぶりに見たことで、しまいこんでいたタカヤノリコのガレージキットを作ってみようか、という気になりました!
こちらは、原型師ボーメさんの有名なキットですが、とにかくデカイ。
まずは仮組みした状態です。
いかにも、タカヤノリコ、といったポーズで顔もボーメ氏の造形とデザインが良い感じにマッチしてると思います。
キットには長い鉢巻も付属しますが、まだこちらは組み付けていません。
見ての通り、片足立ちの非常に不安定なポーズなので、このままでは飾ることができませんね・・・
早めに台座を用意して、展示方法を考えておく必要があります。
ちなみに非常に大きいのですが、ピンとこないと思うので、EGガンダム(1/144)との比較。
EGガンダム3体分ほどの全長くらい?だと思います。
1/5とありますが、実際には1/4か1/4.5くらいのサイズではないでしょうか。。。デカイ。。。
後ろから。
シンプルな構造ですが、魅力的な造形で、ぜひ完成させてあげたいのですが、この大きさと分割ラインのために制作難易度はかなり高そうです。
パーツ構成はこちら。
全8パーツとシンプルですが、腕、足が非常に悩ましい箇所で分割されています。
腕も足も、接合箇所は肌のど真ん中でバッサリと切られているあたりが、80年代のガレージキットですね。
最近のキットはほとんどの場合、服と肌の境界線などに分割線をもってきているため、いわゆる合わせ目消しが最低限になるように工夫されていますが、80年代の頃のキットはまだそういった工夫が無いものの方が多かった時代です。
胴体の上部アップです。
肩のあたりに気泡が多く見えますが、ほぼ全身に気泡が入っています。
気泡を一度繰り広げて、ポリパテで埋める、といった処理で対処していこうと思います。
瞬着パテでも良いのですが、このキットの場合、気泡が結構多くて大きいので、ポリパテの方が早そうです。
顔のアップ。
髪の毛と顔が一体成型なので、塗り分けで処理しなければなりません。
問題はその塗り分けラインにあたる境界線が、結構あいまいだったりがたがただったりしますので、そういった表面処理が必要そうです・・・
モノが大きいだけに、かなりの時間が掛かりそう。
先に書いた分割ラインの処理の問題も含めて、どうやって接着して合わせ目消しを行うか?
最後の組み上げ手順をどうするのか?
といった検討を頭の中で十分にしていく必要があります。
完成は少し先になるかもしれませんが、少しずつ手を付けていきたいと思います。
機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その3 [ファーストガンダム]
ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウ製作編の続きです。
前回記事でも書きましたが、手流し複製のガレージキットだと思われますので、各所の気泡や成型不良部分の修復をひたすら行います。
その上で、接着できる箇所、逆に仕上げを考慮して切断する場所、といった工作を行いました。
後頭部から頭部髪の毛パーツとモミあげパーツ2個です。
頭部の側面~後ろに欠けて、襟足部分が別パーツですが、接合部分が気になるので接着して埋めました。
段差が気になったので、写真のようにポリパテ(黄色箇所)で均します。
モミあげパーツの接合は、ネオジム磁石にしました。
始めは真鍮線などで繋げようとしましたが、塗装後の組み立てを考えると、軸打ちする箇所が難しく、塗膜に傷を付けることが怖かったので、磁石にしました。
ついでに、前髪、顔パーツへの後頭部パーツの接合も全てネオジム磁石にしました。
腕は肩から指先までで1パーツですが、写真のように手首で切り離しました。
塗り分けの簡便さ、ヤスリ掛けのしやすさを考えると、いっそ切り離して整形した方が早いですね。
手首取りつけの角度は何度もすり合わせしつつ、上半身と繋げて調整します。
キットによって、ですが、このように切断した方が良い部分もあります・
仮組しつつ塗装後の組み上げまでを想定して、改造を考えるのもガレージキットの楽しみ方だと思います。
写真を撮れていませんでしたが、全身に渡ってポリパテによる整形、表面処理を行いました。
また、前髪、モミあげ、アホ毛は全てネオジム磁石接合ですが、重なり方を再構成しています。
前髪は頭部とつながる部分をポリパテで延長し、前髪が頭頂部に覆いかぶさる様に変更することで、自然な髪の毛の重なりになるようにしたつもりです。
以上の全身に渡る工作を行い、ひとまずサフ吹きをしました。
ピンクサフ、フレッシュサフ、マホガニーサフ、ホワイトサフ、で全身をそれぞれ大まかに色分けをイメージしたサフ吹きを行ってみました。
結局この後、全身ヤスリ掛けし直したのですが・・・
大きなキットですから、途中でこうやってモチベーション維持のための疑似塗装してみた、という意味合いが強いのですが、完成イメージがつかめました!
この後の表面処理、サフ吹きをもう一度行えば塗装だ!と思えると、もうひと頑張りできます!
この段階で組み立て順番や軸打ちの調整、すり合わせなどもチェックします。
どんなにキレイに塗装しても、組み立てで塗膜を削っては苦労が台無しになりますので、すり合わせや組み立て順番の確認は重要です。
大きな問題は無さそうですので、この後表面処理をもう一度見直し、サフ吹き。
その後、塗装となります。
この後の工程も撮影忘れていましたが・・・・おそらく次回から塗装編になると思います。
機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その2 [ファーストガンダム]
ドールハウス宇都宮さんの1/5 フラウ・ボウの続きです。
この状態にもっていくために、以下のような工作を行っています。
腰のスカート部分です。
写真で左上の色が変わっているところなど、レジンキャストの流れ込み量による厚みの差が出ている箇所です。
こういったところは裏からある程度補強するような形でポリパテを補填して、穴が空いてしまわないようにしますが、程度にもよります。
写真中央は、穴を空けて埋め直した方が良い、と判断した部分です。
普通に穴を空け、レジンキャストのランナー部分のような余りを適当に削って差し込み、瞬間接着剤で接着した状態です。
他にも気泡部分は、大きければ穴を一度あけて、レジンキャストの余ったかけらを差し込んで補完しています。
パテ類を使うより、同じ材質なので親和性が高いと思います。
後ろから見るとこんな感じ。
スカートの下部分は、結構がたがただったので、思い切って抉ってから適当な形に切ったレジンキャスト片を接着して、形状を整えようとしている図です。
スカートパーツの裏側からみるとこんな感じです。
手流しなので、ムラが有るのもガレージキットならではですね~
こういう補修がある意味醍醐味と感じてしまいます!
ちなみにこのキットを作るタイミングでたまたまゴッドハンドのレジン用ニッパー(写真左)を入手したので、このニッパーでバキバキと余剰部分を切除しました。
1/5は流石に大きいので、ナイフで削ったりするよりもレジン用ニッパーがあると、かなり作業がはかどります。
ちなみに、右が普通のアルティメットニッパー。
かなりレジン用ニッパーが大きいのが分かるかと思います。
胴体側面はかなり気泡が・・・・
また襟の先端も気泡で欠けて、そもそも無い()ので、このあたりも作り直しています。
やはりレジン片を接着して、形状の再生を行っています。
他、前髪パーツも尖ったパーツのはずですが、写真のように、ガタガタしているのはレジン片を適当に接着したからです。
前髪の1本がほぼ気泡で使い物になりそうになかったので、まるっと削り落してレジン片で再生します。
前髪パーツはこの後、頭部パーツとのフィット調整のためにポリパテでかなり形状を修正しています。
モミあげパーツも尖った部分はほぼ全て気泡で欠けていたので、削り落して、作り直ししました。
この方が早いし、シャープな感じに仕上がると思います。
全体的にパーツが大きいものの、フラウ・ボウの髪型などもあって、尖った部分が多めではあるものの、手流しによる複製だと思いますので、気泡との戦いがメインです
地道にこれらを処理して、理想の形状を再生する・・・・
これぞガレージキット!というキットです。
さて、頑張っていきます!