機動戦士ガンダム 1/5 フラウ・ボウ その1 [ファーストガンダム]
今回記事にするのは、ファーストガンダムのフラウ・ボウのガレージキットです。
昨年(2020年)秋のトレフェスオンラインで購入した、ドールハウス宇都宮さんのキットです。
ドールハウス宇都宮さんのアニスが欲しくて、過去何度かワンフェスなどで買いに行っているのですが、いつも一歩差で買いそびれて2年が経過・・・
トレフェスでも再販してないかな?
と淡い期待を持ちつつ挑むも、その時には販売がありませんでしたが、代わりにこのフラウ・ボウを発見!
一目ぼれで即購入してしまいました。。。
巷では、閃光のハサウェイがようやく劇場公開され大ヒット中。
加えて7/22からは、GのレコンギスタⅢが劇場公開、と立て続けにガンダム関連映画が上映され嬉しい限りです。
さて、このキットは1/5とかなり大きめですが、パーツ数はそれほどでもなく、膝立ちポーズということもあり、完成時にも飾りやすそうという理由から購入後すぐに手を付けていました。
既に完成してはいますが、ブログ記事としては初めてまとめることになりますので、いつも通り工程を追ってのご紹介とさせていただきます。
キットは個人ディーラーによる手作業による複製だと思いますが、それなりに地道な下地処理などの基本工作が必須です。
ただ、パーツの組み合わせは分かりやすいのですんなりと組みあがりますので、まずはゲート処理を行いつつ、一度組み上げてみます。
サンプル画像などでインターネットでも見かけるポーズですが、この角度あたりがディーラーさんの考えるベストアングルではないかと思います。
かなりアレンジは入っているものの、まぎれもなくフラウ・ボウですね。
膝立ちでファイル?を手に持ちつつ、振り返るという珍しいポーズじゃないでしょうか。
足は股関節部分のパンツラインで分割され、ワンパーツで構成。
そのため、かなりのボリュームと重量があります。
ブーツと足で分割されていても良い大きさかもしれませんが、ワンパーツなのでとにかくデカイです。
髪の毛は仮組。
ひとまずマスキングテープで適当に貼り合わせています。
この状態になるまでで、既に10時間程度は掛かっています。
肩あたりに黄色く見えるのはポリパテ。
気泡埋めや段差の修正を含めて、何箇所かはポリパテで修正したり、ヤスリ掛けも5割程度は行っています。
髪の毛は写真の通り、なかなか面白い分割ですが、後ろ髪のはね上げた毛先、両方のモミあげ、などが別パーツとなっているため、組みあげの順番をシュミレートして工作していきます。
振り返りのポーズなので、後ろ髪の接合部分がアール状になっている箇所が気になりましたので、ここは埋めて一体成型にします。
ガレージキットでよくあるのですが、こういった接着して良いパーツをいきなり接着して合わせ目を消そうとすると、後でパーツの先端といった細かな部分の成型が難しくなる場合があります。
今回も大きいパーツ、ということも考慮し、できるだけ接着前に各パーツ単体で仕上げていくこととしました。
スカート部分の色がツギハギのように見える箇所がありますが、こちらは色々と工作した結果ですね。
スカートはレジンが透けて半分穴に近い状態になっている箇所も複数あったため、一度抉って埋め直しています。
(この辺りは次回の工作編でご紹介します)
真後ろから。
スカートが短すぎな気もしますが・・・本編でもこんなもんだったと言われると、そうだったように思います。
そういえば、伝説のHow To Build GUNDAM2でもキャラコレのフラウ・ボウを改造している作例が印象深く思い出されました・・・・
今回はいきなり仮組み完成状態からスタートしました。
パーツ単位の紹介から始めると、あまりにも見た目が地味というか何を作っているのか分からない記事になりそうでしたので・・・
では次回に続きます。
【完成】アッセンブル・ヒロインズ FGO 1/8 マシュ・キリエライト その3 [Fate]
アワートレジャーのアッセンブル・ヒロインズ から、マシュ・キリエライト完成です!
最後に全体をコーティングした、スムースパールコートの効果が分かりやすい写真じゃないかと思います。
胸の凸部分、髪の毛の全面などが輝いて見えるような箇所はこのコートの効果ですね。
爪もエナメル塗料を筆塗りしています。
こういう細かな点がしっかり塗ってあると、引き締まって見えると思いますので、細かいですが頑張ります。
膝裏などの影はラスキウスのクリアーペールレッドの効果ですね。
足首なども影を入れています。
さて、次はメガネ前髪に付け替えて、メガネのマシュです。
メガネのレンズ部分はマスキングゾルでマスクし、全体をスムースパールコートした際に濁らないようにしています。
今回は写真多めでしたが、如何でしたでしょうか。
アッセンブル・ヒロインズはお手軽塗装で、完成度がグッと上がりますので、今後も一通り作っていきたい!と思いました。
丁度先日(6/30くらい?)、FGOからアルトリア・ペンドラゴンもアッセンブル・ヒロインズで発売されたところですし、そちらも作りたいと思います!
以上、アッセンブル・ヒロインズのマシュでした。
アッセンブル・ヒロインズ FGO 1/8 マシュ・キリエライト その2 [Fate]
アッセンブル・ヒロインズ のマシュ・キリエライト製作の続きです。
前回は素組みでしたが、フル塗装で仕上げます。
フル塗装と言っても、サーフェイサーなどは必要なく、ベース塗装もほぼしないままに仕上げたので、簡易塗装と言った方が良いのかもしれませんが・・・
工作は特に必要ありませんので、さっそく塗装を行っていきます。
まずはパーツをバラして持ち手で塗装ベースに挿した状態です。
腰パーツなどは逆作用の持ち手で保持させています。
アッセンブル・ヒロインズシリーズでは逆作用の持ち手があると、保持しやすく便利です。
肌色パーツはキットの成型色を活かして、シャドー部分をクリアーペールレッド(ラスキウス)で塗装します。
膝周り、膝裏、胸周りや背中や鎖骨といった、凹凸を意識しながらシャドー吹きを行います。
パッと見た目では塗装してある、と思わない程度にシャドーを入れる、がポイントだと思いますが、シャドー吹きをするだけで、非常に完成度が高まると思います。
ガレージキットの塗装練習に、このアッセンブル・ヒロインズは打ってつけだと思います。
クリアーペールレッドのため、ツヤツヤしますが、後でコーティングすることで均質化させます。
髪の毛は最初からグラデーション塗装されていますが、追加で窪みを意識したクリアーパープルのシャドー吹きをしました。
水着の白い部分、赤紫のリボンなども含めて、写真で見えるパーツは全てクリアーパープルを3倍クリアー割したクリアーパープルでシャドー吹き。
特に水着は効果的だと思います。
こちらも、良い塗装練習になりますね。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、全体的にラスキウスのスムースパールコートでコーティングしました。
以前に、ネロでも少し使いましたが、今回は意図的に強めに吹きつけています。
特に水着、髪の毛、太もも、胸といった凹凸の目立つ凸箇所にはかなり厚めに吹きました。
写真だとちょっと分かりにくいですが、実物だと人の肌や髪の毛の天使の輪のような自然な光沢がでて、良い質感です。
このスムーズパールコートは今後大量に使いそうなので、在庫切れしないように3本ほど買い込んできました。
顔はクリアーペールレッドで陰影を吹いた後、瞳にクリアージェル、頬にはハイライトを描き込みました。
唇もエナメルのクリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジのいつもの色で軽くツヤを描き込んでみました。
ベース塗装がほぼ不要なため、1日程度で塗装が完了!
加えて、マスキングが不要ということもあり、ストレスフリーで塗装ができた良いキットです。
次回、完成となります。
アッセンブル・ヒロインズ FGO 1/8 マシュ・キリエライト その1 [Fate]
アワートレジャーのアッセンブル・ヒロインズ から、マシュ・キリエライトを作ります。
アッセンブル・ヒロインズはこれまでにもアスナ、ネロも作ってきましたが、組み立てしやすく、塗装を楽しめるシリーズでした。
さらに5,000円以内程度と1/8サイズのフィギュアやキット群と比較して破格ではないでしょうか。
今回のマシュも、これまで通り高品質で安価という素晴らしいキットです。
まずはキットの素組みのご紹介です。
といっても、これで完成です、と言えるレベルの色分けや成型状態ではありますが。。。
アップです。
顔、髪の毛は塗装済みで、この出来栄え。
気にならなければこのまま飾っても良いレベルだと思います。
このシリーズは完成品でも発売していますが、顔以外部分へのグラデーション塗装と細部の塗装の有無が違いのようです。
この辺りを自分で塗装することで表現できる=塗装を楽しめる、と思えばこちらの未組み立てキットを買ってみるというのもありではないでしょうか。
マシュには前髪が別パーツでメガネの有無を再現できます。
こちらはメガネあり顔です。
このように2セット入ってますので、お好きな方で差し替え可能です。
髪の毛パーツは結構キレイな塗装が施されています。
ワンピースの水着で前かがみ、というシンプルなポーズですがマシュの魅力がよく表現されているのではないでしょうか。
塗装表現としては、肌の質感、水着の陰影の強調、といったところを重点的に塗装したいと思います。
メガネ顔のアップです。
メガネはフレームだけではなく、レンズ部分もキチンを作られています。
塗装時にはマスキングが必要ですね。
以上、素組みのご紹介でした。
リボン、水着の紫の線部分は胸周りは別パーツ、ワンピース下部分はあらかじめ塗装済みなので、ここまで色分けがされています。