MG ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機) その1 [MG]
今回は久しぶりにガンプラを作っていきます。
最近は本当にガンプラの入手が不安定で、新作が発売されると言っても発売日の朝一でなければ買える気がしません。
朝一に秋葉原やガンダムベース東京に行くか、と言えば現在のコロナ禍の中でそこまでしたいとは思えず、ネットは既に予約完売。
こうなると、自然とガンプラ購入の熱意というか熱量自体が減ってきているなぁ・・・と感じます。
需要と供給が釣り合っていない、ってことなんでしょうかね。
以前はコトブキヤの美プラが予約解禁日の予約ができなければ、ほぼ買えない(まぁ、これは今でもそうですが)というくらいだったのに・・・
ついにガンプラまで、という何ともやりづらい時代になったものです。
自然と積みプラを作っていこう、という流れになるので個人的にはそれはそれで良いのですが。。。
と、前置きが長くなったところで、MGジム・ドミナンスのフィリップ・ヒューズ機です。
このジム・ドミナンス自体知らない人も多いと思いますが・・・
出典はガンダムエースの漫画「ザ・ブルー・ディスティニー」のオリジナルMSで、更にその物語の中でもフィリップという人物が乗った武装盛り盛りバージョンというニッチな機体。
漫画上ではオリジナル機体でカッコイイかも、と思っていましたがプレバンでまずジム・ドミナンス(主人公ユウ搭乗機体)が発売され、その後武装追加となったフィリップ機まで発売されました。
調べてみると発売はプレバン限定で2019年10月でしたので、それほど古くは無いですね。
特徴としては、この背中に背負った2基のガンターレットとバックパックです。
結構重さがあるので、直立させるとやや後ろに重心が行きますが、自立可能です。
なお、ベースキットはジムスナイパーⅡのため、余剰パーツが驚くほど出てきます・・・
全体的に黒っぽいグレーとライトグレーの2トーンカラーで渋めの配色。
MGなので、だいたい成型色で設定カラーを再現しているため、塗り分けはほぼありません。
そういう意味では塗装するだけであれば、HGシリーズよりも楽と言えますね。
ジムとは思えないヒーローっぽい佇まいで、普通にカッコイイですが、さてどう塗っていこうかと思案中。
なお、背中のガンターレット2基はそれぞれ外して、地面に設営して砲台になります。
ポーズは微妙ですが、プレバンのサイトではこんなポーズで掲載されていましたので、それっぽく
ジムスナⅡがベースなだけあって、膝立てポーズなどもこなせてしまうのは流石MGです。
ガンターレット自体も脚を挿げ替えで懸架状態と接地状態を再現しています。
それなりの大きさがあるため、パーツ数も多めです。
成型色はグレー単色なので、ちょっとアクセントを入れたいところですね。
ということで、MGジム・ドミナンス フィリップ機でした。
MGは改造するほどの時間も気力もなければ、突っ込みたいところも私の力量では見つけられませんので、そのまま作って塗装を楽しみたいと思います。
【完成】MG ガンダム F90 その3 [MG]
MG ガンダム F90全塗装の完成編です!
全体的にトーンを抑えめにすることで、少し浮いた感じがする黄色や赤部分が馴染むようにしつつ、配色はキット指定のままで仕上げました。
付属デカールもほぼ全て貼り付けています。
シールド、ライフルも持たせた状態。
シールドは平らな面が広くあるため、デカールでロゴを入れることでグッと引き締まりますね。
付属デカールで場所指定が無いものが多いですが、それらしく配置することで情報量アップです。
ネット上の作例を見ると、だいたいこんな感じで貼っていますね。
カッコイイ各サイトの完成品を参考にさせて頂き、一通りのデカールを貼っています。
F91同様に両肩にあるFと90はお約束です。
80年代後半から90年代のやや情報量過多なモールドもMG化によって、今風にアレンジされている感じです。
以上、今回はF90本体を渋めの全塗装で完成させてみました!
今後は、続々と発売されている全26種類のミッションパックを順次完成させて、この完成品に付けて良ければ良いなぁ、と妄想だけは膨らんでいます。
大量に発売される26種類のミッションパックに備えて、F90は予備も確保していますし、二号機、クロスボーン登場時のF90などもありますので、いずれまた作ることになると思います!
では、以上、プレバン限定キットのF90でした。
MG ガンダム F90 その2 [MG]
少し月末月初が立て込んでおり、間が空きましたが、MG ガンダム F90の製作編となります。
製作、と言っても特に大きくいじる箇所は有りません。
逆に下手にいじることで、今後発売される武装が取り付けられなくなるのも困りますので、普通に全塗装で仕上げていきたいと思います。
素組みのアップですが、十分カッコイイです。
各パーツもカッチリハマりますが、塗装を考えると、各所の軸は斜めカットするなどしておきました。
バラしやすさだけではなく、スミ入れ時などにテンションが掛かったことによるパーツ破損を防ぐ意味もありますので、こういった下ごしらえも重要ですね。
プレバンのキットということもあり、このように専用デカールも付属してます。
通常のMGだと別途デカールを購入しなければならなかったりと手間なので、これはありがたいです!
例えば、少し前に作ったWガンダムアーリータイプなんかもシールしか付属しておらず、デカール入手まで仕上げができなかったことが思い出されます。
せめてMGクラスであれば、最初からキットにデカールは付けていてほしいものです。
キットは普通に組み立て、ゲート処理、ヒケの処理のような基礎工作を行い洗浄。
その上で、塗装する色毎に大まかにタッパーに分けて、塗装計画を練ります。
全体的に、黄色パーツが少しうるさく感じたので、ここの色味を押さえようと思います。
黄色に合わせて、全体の色も少しトーンを落として・・・とこの段階で色々と考え、案がまとまったところでいざ塗装開始!
もともと明るめの黄色のパーツなので、特にサフ吹きなどの下地作りはしていません。
イエロー+黄橙色で基本の黄色を作り、ニュートラルグレー少々+白でトーンを落とした黄色を用意しエアブラシで塗装。
からしのような色にしてみました。
ちなみに細かなパーツが多かったので、割り箸にテープを巻きつけくっつけることで、塗装が楽に行えました。
赤パーツは少なめですが、こちらもトーンを落とした赤にしています。
モンザレッド+マルーンでベースの赤を作り、グレーと白を少しずつ混ぜて少しピンクっぽいくすんだ赤を作りました。
内部フレーム部分は、キット指定色だとちょっと浮く感じがしたので、ミディアムブルーにグレーと黒を混ぜあわせ、黄色や赤と同じく、くすんだ色味を作りました。
結構お気に入りの色になったのですが、他に利用できるキットが今は思いつきません
こういった内部フレームは塗膜を薄くしておきたいので、サフ吹きは無し。
可動部分はこすれて色がはげたり、装甲を組みつける時に、塗膜の厚みは結構気になります。
こちらはまだ塗装前の青パーツです。
白の次に多いパーツなので、青の色合いで全体の印象が大きく左右されると思います。
何パターンか調色した結果、暗めの青としました。
少ないもののクリアーパーツも付属。
左の2パーツはコクピット部分で、完成後は全く見えませんが、全てクリアーブルーで塗装。
頭部のカメラ部分は小さいのでランナーに付けたまま塗りました。
このような小さなパーツは紛失事故も怖いのですよね。。。
白の塗り工程の写真を撮り損ねていましたが、白+明灰食でグレーっぽい白としています。
割と普通に塗ってしまったので、後でグラデーションくらい付けておけば良かった・・・と少し反省。
でも、小さめのMGなので、これくらいあっさりでも良いでしょう(と納得しておきます)
さて、ここまででほぼ塗装は完了。
パーツ分割で塗り分けがほぼ完成するため、ストレス無く塗装できました。
・・・ですが、最後に一部の三角マークはデカールとなっていることから、マスキングして塗り分けした方が良いことに気づきました。
デカールより、塗装の方が早くてキレイに仕上げられると思います。
スミ入れも組み上げ前のパーツ段階で行います。
これはエナメルによるパーツ割れを防ぐためです。
その後、付属デカールを一通り貼り、いよいよ組み立てへ。
足裏なども素直に塗装しているだけで、このようにディティールが再現されるという新設設計。
こういったところがMGであるが故、といった感じがします。
キットにはメッシュパイプもパーツとして付属しますので、忘れず組み付けましょう。
さて、今回は完成までの工程が短めでしたが、次回完成編です。
MG ガンダム F90 その1 [MG]
前回のガウ・ハ・レッシィ完成編での次回予告通り、今回は久しぶりのMGを作っていきます。
キットは、プレミアムバンダイ(プレバン)で発売されている、MG ガンダム F90です。
見ての通り、プレバン限定販売であるにも関わらずフルカラーパッケージというのは、他とは気合いが違うってことなんでしょうか。(プレバンのキットは基本的にほぼニ色のモノトーンパッケージです)
軽くこのキットの背景について触れますと・・・
元々は1990年にバンダイからプラモデル企画としてプラモデルのみが発売されていたF90シリーズの主役機となります。
1991年に映画でF91が公開されることを踏まえて、その前日譚という位置づけとしてプラモデルの他にマンガ、ゲーム(スーパーファミコンの「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」で登場)で当時展開されていました。
1/100のみの発売でしたが、多色成型で塗装しにくい&やけに馬面、が気になって、どうしたものか・・・と当時悩んでいたことが思い出されます
キットは2019年8月にプレバン限定で「F90 A to Z PROJECT」として発売された、F90の本体となります。
発表された時は、まさかコレが完全新規金型でキット化されるとは・・・と驚いた覚えがあります。
なぜ今F90なのか・・・・と
F90にはA TypeからZ Typeまでの全26種類の兵装が設定上で存在しており、1990年当時もこのうち6種類がキット化されていましたが、残る20種類は謎の存在でした。
そういった当時のブラックボックスを令和の今になって、”そういう世代”を狙った企画として現在(2021年)展開中です。
これは、そういったF90シリーズのベースキットとなりますので、とりあえず作っておく必要がありますね
キット素組みでも見ての通り、各所の細かい黄色箇所もパーツ分割で再現されるというこだわりの構成です。
また、30年前は(少なくとも個人的見解では)カッコイイとは言えなかった馬面も、良い感じでアレンジされてカッコイイと言える面構えではないでしょうか。
シールドの色分けが異常なこだわりを感じさせるパーツ構成です。
F91シリーズ同様に小型MSになってきた時代設定で、大きさも通常のMGよりも二回りほど小さい感じでしょうか。
しかしながら、小さいとはいえMGでのキット化。
各部フレームはしっかりと再現されており、組み立てやすさも昨今のMGならではでしょう。
AからZまでの各兵装を取りつけることが、あらかじめ設計されているため、各所に取り付け箇所が設けられています。
また、おそらく手足などの長さも計算された状態で各武装が今後も発売されるはずですので、今回はそれらA-Zをしっかりと(全て購入して)取りつけることを前提に完成させたいと思います。
普通にカッコイイので、細かな塗り分けを行い、今後武装パーツも順次作っていきたいと思いますので、シンプルに仕上げていきたいと思います。
【完成】MG ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)その3 [MG]
MG ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)完成となります。
記事にすると3回と短めでしたが、デカール探しで作業が止まっていたので・・・
実際には手を付け始めてから半年は経過して、ようやくの完成となりました
武器無し、でアップ。
説明書の指定箇所全てに、ガンダムデカールを貼り込みました。
ぱっと見た感じでは分からないものの、良く見ると情報量がましましになって、良い感じです。
貼り込みは非常に大変でしたが、効果は大きいと思います。
真後ろだと、両翼のデカールがよく見えます。
う~~ん・・・均等とは言えないですが、パっとみた印象はそれなりではないでしょうか
羽の文字デカールは両方の羽の裏表両方に斜めに貼り込む必要があり、凹凸が激しく、デカールといえども高難易度なデカール貼りでした。。。
デカール貼りは下手なので、とても大変でした
完全な対称にすることはできませんでしたが、雰囲気は再現できたのではないかと思っています。
全体の中でも一番大変なデカール貼りだったと思いますが、これをキット付属の転写式デカールで貼ることって可能なんでしょうか・・・・
次に武装を追加します。
両腕にライフルの予備エネルギーパック、シールド、ライフルですね。
ライフルが長くて特徴的です。
あまりに小さいですが、足元にはヒイロ・ユイが
ライフルは非常に長く、手に持たせると、場所をとりますので、ちょっと展示する場合には注意が必要ですね。
ヒイロのアップ。。。といっても分かりにくいですね
コクピットのヒイロとは別に付属しますので、塗り分けを筆で対応。
立たせるには接地面が少なすぎるので、プラ版で足元のベースを追加しています。
ライフルが長いので、100均で展示ベースを買ってきてみました。
これに載せると、長いライフルも引っかからずに持たせることができましたが、ちょっと場所とりますね・・・
シールドのデカールもカッコイイのですが、こちらがちゃんと写った写真がありませんでした
ベースに載せるとこんな感じです。
ライフルが邪魔なので 外して撮影。
ライフル単品で。
こちらも貼るべきところにはデカールをしっかり貼り込みました。
斜めに貼る箇所が多いので、角度を合わせるのが大変でしたが・・・
あくまで目分量でやってますから、何箇所かずれてる感じですね
最後は、エルガイムMkⅡのようなポーズで締め。
長いライフルはこうしておく方が収まり良さそうです
2011年発売と古いMGではありますが、プロポーションは今見てもカッコイイのでお勧めです。
他のガンダムWの他のガンダムも作って並べたくなりました。
以上、ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)でした!
MG ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)その2 [MG]
MG ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)の続きです。
今回は塗装編です。
ウイングガンダム アーリータイプは映画パンフレットイラストがあまりにカッコイイので、塗装アレンジは行いません。
キット指定にほぼ準じた色で素直に塗り分けます。
そもそも色指定が既にカッコイイ!
フレームパーツが、キット成型色で既にウォームグレーなので、ここは素直にウォームグレーで塗装。
ウォームグレーとは、Mr.カラー22番のダークアースに白と黒で調整した色のことですが、丁度良い感じはキット成型色なので、そこに近づけます。
白いパーツも白ではなく、微妙にセールカラーとダークアースを入れた、ちょっと淡い感じの白を作りました。
この辺りもキットの説明にある混色で良いと思います。
武器や武器フレームなどは紺色のようなグレーですが、この辺りもキット指定の色を作って、素直に塗りました。
特に珍しいことしてませんね・・・・
このキット、後ハメ加工さえしておけば、マスキングはほとんど不要ですが、今回マスキングを行ったのはこの部分のみ。
シールド裏と羽のメインパーツの一部がグレーになる部分があります。
黄色の羽パーツの内側にあたる部分ですが、さりげな過ぎて、塗り分けすることに最後の方まで気づけませんでした
キチンと塗り分けると、情報量アップですね。
こんな感じで塗り分け箇所も少ないので塗装はしやすいと思います。
羽は塗装後に並べるとこうです。
右が組み上げたもの、左が後ハメ加工のお陰でほぼ塗り分け無く仕上がった状態で、まだ組み上げ前。
分割箇所が分かりますでしょうか・・・・
後ハメ加工する場合は、パーツ形状が立体的でちょっと分かりにくいと思いますので、何度も頭の中で検討して、切り離しラインを十分に検討しましょう。
胴体内部はこんな感じ。
ヒイロ・ユイが座っているので、こちらも面相筆とエナメル塗料で塗り分けてあげます。
ガレージキットばかり作っているせいで、こういう付属フィギュアも無視できないのです
ということで、塗装は無事完成。
最後の仕上げに機体各所のデカール貼りとトップコートですね。
でもこのキット、実はデカールは付属せず、転写シールと普通のシールであの複雑なカトキデカールを再現するのがキット標準指定なんです・・・・
転写シールでは、流石に羽やシールドのあの文字の貼り込みは不可能なんじゃないでしょうか??
少なくとも私には無理なので、付属の転写デカールは使わないことにしました。
探したところ、水転写デカールもあるようですが、普通には見つかりませんでした。
どうしようかな・・・というところで、実は製作が停止しており、ブログ記事化もできないまま。
ある日ガンダムベース東京にフラっと立ち寄ると、ラッキーなことにMG ウイングガンダム EW版用デカールが普通に売ってまして・・・お陰さまで無事、次回完成を迎えることができました。
以上、次回完成編です!
MG ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)その1 [MG]
今回は久しぶりにガンプラを作ろうと、MG ウイングガンダム EW版(アーリータイプ)を引っ張り出してきました。
ガンダムWと言えば、ここ最近プレミアムバンダイでEW版ガンダムとそのバリエーション機体がぞくぞくとMG化され、HGACでも主役ガンダムが出そろいつつありますね。
初めてこのウイングガンダム EW版を見たのは、映画館でガンダムW エンドレス・ワルツを見た後に購入したパンフレットだったんじゃないかと思います。
パンフレットのウイングガンダムはこれまで見たことのない複雑なデザインで、未だに記憶にありますが、MG化されたときは嬉しくて即購入しました。
購入した20011年から早10年・・・・令和の今日、いよいよウイングガンダムを作るときがきました!(いや、別に深い理由はありませんが・・・)
ということで、プレバンで盛り上がりを見せるガンダムW EWシリーズの始まりの機体である、アーリータイプを全塗装で完成させたいと思います。
いつもであれば、素組みでご紹介・・・・なのですが、実は今回はイレギュラーな作りをしています。
ランナーからパーツを切り離し、部分的に組み立てましたが、
・組み上げ後にばらすのが面倒
・バンダイ製の高精度を信用
・時間短縮
という理由から、素組みを行わずに、完成を目指していきます。
そのため、完成まで全貌がみえないという無茶な進め方なので、SNS映えしませんが・・・・
まず、全パーツを切り離し、腕、足の一部、といったパーツごとに大まかに組みつつ、完成形をイメージできたら、完全にバラします。
塗装の塗り分けを考えて、100均タッパーに分類。
大まかに6色+クリアーなどに分類できました。
MGとはいえ、タッパーに入れるとこんなに少ない感じになります・・・
MGとは言え、10年ほど前のキットです。
設計なども古いため、挟み込み箇所などもそれなりにありました。
塗装前提で考えた場合、何箇所かは後ハメ加工した方が良いと思いますので、絞ってご紹介します。
まずバスターライフル。
キットのままだと、黄色いパーツを挟み込んで接着して合わせ目を仕上げることになります。
そこで、黄色パーツの挟み込まれる部分を写真のように切断しておくことで、砲身を接着してから後ハメ可能です。
細かな切り離し作業になりますが、0.1mm厚のハイパーカットソーで切ればキレイに分割できました。
こんな感じで後ハメできます。
塗装が楽になって、見た目にもキレイ。強度にも影響ありません。
次は、肩の青いパーツ。
ここは説明が難しいのですが、向かって左が後ハメ用に分割した状態です。
切り離すパーツと位置を間違えると、かなり強度が弱まりますので、写真のパーツをこの位置で切り離しておくと良いと思います。
アーリータイプのシンボルともいえる、特徴的で複雑な形状の羽。
こちらも白いメインの羽で赤い部分や黄色、青のパーツを挟む込みますので、後ハメ化しておく方が塗装が楽です。
下側の羽が分割した状態。
上と下をよ~~く見比べると、他にも切除した白いパーツ箇所が分かると思います。
これによって、黄色と青のパーツも後ハメ化ができます。
最後に顔です。
昔のMGならではの顔を頭部パーツで挟みこむタイプなので、モノアイ~額カメラ部分にあたる透明パーツを切り離しておきます。
これによって、顔は頭部パーツの下から差し込み、カメラ部は塗装後に差し込むことで後ハメ化ができます。
顔パーツを下から差し込むところは、調整してクリアランスも確保しておきます。
他にも細々といじってはいますが、写真を全て撮り忘れていました
プロポーションはいじっていませんし、大改造になるような工作は何もしていません。
あくまで塗装をしやすいようにする工夫のみ、となります。
この後、各パーツのゲート処理や要接着箇所の合わせ目消しなど基本工作を行ってから洗浄。
以上で工作編は完了です。
次回は塗装ですね~
【完成】MG ガンダムMkⅡ ver2.0 その6 [MG]
このブログで初めてMGの完成となった、ガンダムMkⅡVer2.0の完成です
塗装はオリジナル配色にしてみました。
※このブログの写真はクリックで大きくなりますので、大きめ画像でもどうぞ。
デカール、転写シールやシールなど、キット付属のものを若干加工しながら使っています。
流石に付属品だけあって、しっくりくるんですよね。
丁寧に貼ってから、トップコートを吹くことで良い感じに馴染んでくれますので、シールも使ってみました。
他は一部ガンダムデカールからも貼っていますが、ほぼキット付属を指定にほぼ忠実に貼りました。
真正面から。
ツインアイも付属シールを切り取って貼っていますし、胸の緑センサーも付属シールにクリアグリーンを塗ったものを切り抜いて貼ってみました。
結構キラリ!とするので、シールも良いですね~
クルリ一周です。
シールド裏、2色の白、と狙っていたイメージ通りになったかな、と思います。
本当はセンチネルっぽくしたかったのですが、センチネル色の再現は難しいですね
まったく別の色合いになってしまいました・・・今後の研究課題としてまたいずれチャレンジしたいと思います。
ランドセルを外したところ。
背中のスプリンター迷彩はこうしないと見えないので、記念撮影です。
付属のベース、整備クルーも塗装して、完全に全パーツを塗ったのでこれで満足!
完走した気持ちです
せっかくなので、ベースに展示。
ちょっとしたディオラマのようです。
ZガンダムVer2.0のベースと連結して、ちょっと背景を工夫すれば、なんちゃってアーガマが再現できそうですね。
そういえば、ガンダムベースではこのベースとZのベースをセット売りしていますよね。
カミーユ帰還の図
撮影では持たせていませんでしたが、武器類もせっかくですのでご紹介。
加工では結構手が掛かったのに、持たせないままでした・・・
最後に黒背景で撮影してみました。
色味が変わって、少しセンチネルっぽく見えるのではないかと・・・
当初の予定では、このような淡い色味が理想でしたが、ここまでで掲載していた白背景だとちょっと鮮やかに見えるようです。
以上、MG ガンダムMkⅡVer2.0のスプリンター迷彩塗装でした。
やっぱりMGは作りがいがありますね~
MG ガンダムMkⅡ ver2.0 その5 [MG]
MGガンダムMkⅡの塗装の続きですが、完成目前です!
ここまでマスキングすることなく進めてきましたが、シールド裏、肘の裏、といった完成後にチラりと見える部分をウォームグレーで塗っていきました。
足首の一部パーツなどは設定でも塗り分け箇所なので、ここもきちんと処理しておきました。
あやうく塗り分け必要箇所であることを見落としそうですが。
たま~~に、完成!と意気込んでから、こういった細かな塗り分けを後で気づいてショック受けているので、気づけて良かった。。。
ランドセルのバーニアは中が赤いので、ここも塗っておきます。
先にグレーなどの濃い色で塗っているので、赤くなる内側のみマスキングして白サフです。
赤はグレーの上から直接塗ると、相当発色が悪くなるので、白の下地は必須ですね。
丸いバーニアは幅広のマスキングテープを貼って、穴をデザインナイフでくり抜けばOKです。
こんな感じで真っ赤になりました
さて、ここまでで基本塗装は完了です。
スミ入れを行い、パーツによってはクリアーコーティングでツヤを整えました。
完成すると見えなくなるであろう箇所、などを中心に組み上げ途中写真となります。
胴体部分はコクピットが後で全く見えなくなる()のですが、カミーユもキチンと塗ってみました。
青い箇所のスプリンター迷彩もここまで組み上げると、完成が見えてきました~
足の内部フレームです。
2色のウォームグレーやシリンダー部分など、それなりに塗り分けによって密度巻が上がっているのではないか、と自己満足。
武器、頭部などを組み上げてツヤ調整前の状態です。
シールドはなんだか鮮やかでさわやか系。
後で、デカールも貼っていきます。
手足など、主なパーツも組みあがり巻いた。
ここまで組み上げると、白と灰色9号の塗り分け効果というか違いが見えます。
残るはデカール貼りと最終組み立てです。
よく動く、のがVer2.0の特徴ですが、ここまで塗装しちゃうと、塗膜の剥がれが怖いです
もっとクリアランスを調整して、計画的に作るべき、と改めて感じつつ、次回への反省とします。
さて、次回はようやく完成です!
MG ガンダムMkⅡ ver2.0 その4 [MG]
10月になって、塗装のしやすい季節になりましたね
さて、MG ガンダムMkⅡの塗装の続きです。
流石MGだけあって、パーツ数はそれなりにありますが、幸い色ごとでほぼパーツ分けされているので地道に塗っていきます!
マガジンなど、アクセントになる箇所はほぼ設定通りの色として、ミディアムブルーで塗装です。
ミディアムブルーですが、手持ちのMr.カラー#336のインターミディエートブルーFS35164を使っています。
なかなか良い色で気に入ったので、また何かで使ってみようと思います。
ランドセル、ビームライフルなど武器類のダークブルー箇所です。
こちらは、Mr.カラー#71のミッドナイトブルーをそのまま。
細いパーツは爪楊枝に差し込んで、持ち手で保持です。
こうやってパーツだけ並べると分かりにくいですが、白ではなく灰色9号です。
ギャンクリーガー、アーキテクト、と最近この色のお世話になってます
使ってみると、白のアクセントに丁度良い濃さで非常に使いやすい色ですね。
さて、今回の塗装ポイントとして、青い部分をギャンクリーガーで気に入ってしまったスプリンター迷彩を施していきます。
実は、後で気づいたのですが・・・
昔にバンダイサイトの作例で非常に近いことをしている、ということを最近検索して見つけました。
奇遇というか偶然というか・・・
MkⅡをオリジナル塗装しようとするとスプリンター迷彩になっちゃうんでしょうか
と、こんな感じでスプリンター迷彩用のマスキングをした後は全体に濃い青(コバルトブルー)を吹きましたので、剥がしてみてのお楽しみ!です。
ここで一通りの大まかな塗装ができました。
まだ細かなパーツや一部マスキングが必要なパーツがありますので、次回に続きます。