MG クロスボーンガンダム・フルクロス その4 [MG]
ちょっと更新滞っていますが、MG クロスボーンガンダム・フルクロスの塗装編続きです。
フルクロスのアイデンティティーであるクロスの塗装はちょっと実験をしてみます。
写真下部分に瓶を置いていますが、プリズムブルーブラックを使ってみました。
そのまま塗ると、ほぼ黒だけど角度によって暗い青に見えるような塗料なので、フルクロスのマント部分に使うと面白い効果がでることを期待しましたが・・・
写真だと、まだ光沢アリの状況のためブルーブラックな感じですが、最終的に半ツヤで整えてしまうとあまりプリズムな感じがしなくなりました
この塗料の賢い使い方はまだまだ研究の余地がありそうです・・・
マント内側のマルーンは光沢が強すぎたので、マットな感じしたくてつや消しクリアーでしっとりさせてみました。
結果、好みの色味になってくれたので、こちらは大成功。
コアファイターのスラスターやピーコックスマッシャーの先端部分はグレーで塗り分けをしたくて、マスキングしています。
MGですが、こういった細かな箇所はそこそこ塗り分けがありますので丁寧に塗っていくのが吉ですね。
ということで、マスキングを剥がすとこのような感じに。
手間が掛かっただけあって、満足です。
他にもここまでの塗装で塗り分けできていたマスキングを剥がし、一度並べて見ました。
細かな黄色箇所をマスキングしていたパーツ群です。
マスク漏れなどがあれば、ここから修正になるところですが、今回は幸いにしてキレイにマスキングできていました!
たまに一発でマスキングが決まるとめちゃ嬉しいです!
武器パーツばかりですが、黄色と金色のマスキングをしていたパーツ群。
こちらもキレイにマスキングできていました~
金色塗装は以前のHJ別冊のGUNDAM WEAPONSにあった作例がカッコ良かったので、真似してみましたが海賊っぽくなって良い感じです!
次にクリアーパーツを処理します。
このキットは武器が豊富なため、クリアーピンクのパーツが非常に多く付属しています。
左の2パーツ(ムラマサブレードの刃)は日焼けでオレンジがかっています。
右側のピンク色パーツがキット本来のクリアーピンクですね。
ちょっとこの日焼けパーツをピンクにしたくて、色を塗ることにしました。
ということで、このように調色したピンクを塗装。
このピンクは、以前にナラティブを作った時に調色したサイコフレーム用ピンクです。
ちなみに、クリアーピンク+蛍光ピンク+???で最後のレシピ不明です
しかしながら・・・・
このクリアーパーツが少し柔らかな素材であったためだと思いますが、塗料ののりません
乾燥後、触っていると右下のパーツの光っているように見える部分は、ピンクの塗料が剥がれているのです
ムラマサブレードの刃も擦ると塗膜が剥がれることを確認。。。。
仕方ないので、クリアーピンクパーツはタミヤのペイントリムーバーに浸して全て塗料を剥がすことにしました。
最終的に、塗料を剥がしてからガイアノーツのプライマーを吹いてからUVクリアーで日焼け防止をするに留めました。
こういったパーツの処理も今後の課題にしたいと思います。
MG クロスボーンガンダム・フルクロス その3 [MG]
MG クロスボーンガンダム・フルクロスの続きで、今回から塗装編となります。
このキットはMGらしく、内部フレームもぎっしりあるのでネコの手を沢山用意して、まずはサフ吹きから。
フレームおよび武装関連パーツはNAZCAのSUPER HEAVYのメカサフを使用。
今回初めて使ってみたのですが、MSの関節色にはぴったりです。
特に塗装しなくても、サフ吹きっぱなしでOK。
塗膜が厚くならないので、丁度良いですね。
外装パーツはひとしきり黒サフで下地を作っておきました。
今回も黒立ち上げ風塗装にするつもりです。
マントの内側はちょっと暗めの赤として、ヒール部分などの赤とは差別化しておきました。
イメージとしては、ドラキュラのマントのように内側が赤くて、外はダークブルーな感じにしたいなぁ、と思ってます。
マントの赤は、Mr.カラー#100のマルーンですが、黒サフが下地なのでもう一段階暗くなっている感じがします。
本体の赤は以前にGセルフ用に作っていた、ややピンクっぽい淡い赤としました。
モンザレッド+白ですが、やはり下地が黒なので暗めになっています。
今回は全体的にトーンを落としたいと思っているので、このあたりは意図的に暗いままとしました。
全体の白パーツはこのような感じに。
青部分はかなり暗い青、だと思うので、色々考えた結果・・・
昔ガンダムカラーで購入していた、フリーダムガンダム用のブルー14というダークブルーにしました。
コアファイターのバーニアはシルバー+グレー、マントの黄色部分や武装の各所を金色にしました。
マントの黄色パーツは細かくて持ち手を付けるのも難しいので、棒にマスキングテープを貼ってそこにくっつけて塗装しています。
マントの黄色パーツは細かくて持ち手を付けるのも難しいので、棒にマスキングテープを貼ってそこにくっつけて塗装しています。
細かなパーツは持ち手をどうするのか?を毎回悩みます。
全体を塗装した後、黄色にするパーツを塗装するのですが・・・
見ての通り、マスキング地獄。
ピーコック・スマッシャーの丸いパーツ先端の黄色は、周囲をマスキングでカバーし黄色を塗装しましたが、この写真の後、黄色部分を更に丸くカットしたマスキングテープでマスクし、周辺を白く塗り直しました。
丁度良い(測ったところ約6mm)丸いマスキングテープが無かったので、今回はサークルカッターで6mmの丸いマスキングを沢山作って対応しましたが、結構大変でした。。。
ハイキューパーツさんのマスキングテープ持ってたと思ってたのに、6mmは持ってなかったのです
ということで、今回はこの辺りで。
もう少し塗装編が続きますが、次回に続く・・・
MG クロスボーンガンダム・フルクロス その2 [MG]
MG クロスボーンガンダム・フルクロスの続きです。
フルクロス装備と武装パーツの多さから、パーツ表面処理には手間が掛かりましたが、そこは地道に頑張ります。
今回は改造とまではいかないものの、仕上げのために肉抜き埋め、後ハメ加工を行っていきました。
この作業はフルクロス以外のクロボンシリーズ全般に共通する作業になると思います。
まず、肉抜きがあってそこそこ目立つパーツです。
左から、コアファイターのスラスター、ピーコック・スマッシャーの軸?、フルクロス装備の牙状パーツ、です。
左から、コアファイターのスラスター、ピーコック・スマッシャーの軸?、フルクロス装備の牙状パーツ、です。
いずれも肉抜きと言いつつも、それほど大きな穴でもないため、今回は普通にポリパテで埋めておきました。
適当に盛り付け、爪楊枝で置くまで詰め込んでます。
硬化後はデザインナイフで大まかに削り落してから、ヤスリ掛けをしておきます。
ビーム・ザンバーの加工。
こちらはグリップ部分と銃身部分がそれぞれ挟み込みになっていますが、可動部分のマルイチモールド部分パーツを色分けしたいため、後ハメできるようにします。
そのため、塗りたい色によってはこの加工はしなくても良いかも、です。
この武器をパーツ単位でバラすとこんな感じです。
中央の黒い手裏剣のような形のパーツを挟み込んで接着し、グリップ部分は合わせ目を処理することになります。
ということで、分割方法としては、マルイチパーツをグリップ部分から切り離すだけ、です。
切り離しはスジ彫りの要領で何度も引っ掻いて、最後の方はデザインナイフで切断しました。
これで普通にグリップ部分は接着後に合わせ目消しをし、全体の塗装後にマルイチ部分を付けることが可能になります。
一点、失敗と言うか注意点としては切り離すマルイチパーツはメス側(軸の太いほう)を切り離す方が、後でハメやすいということに気づきましたが・・・
さて、次はもう一箇所の後ハメ部分です。
肩パーツですが、ここは側面から見た時に気にしなければ、やらなくても良い加工です。
また、これも後で気づいたのですが、フルクロスに関してはあまりやらない方が良いかも。。。
上のグレーパーツを白い肩パーツで挟みこむのですが、あとでこのグレーパーツを塗装後に挟みこもう、という工作です。
非常に見にくいのですが、右パーツが加工後です。
丸い軸受けパーツをC型になるように加工しています。
接着後、下から見るとこんな感じに切り欠いておきます。
ちょっと斜めにすることで嵌めた後にずり落ちない、という仕組みです。
グレーパーツはABS(だと思う)で柔らかいので、ちょっと手で押さえながら差し込めばはめることができます。
ただし、この加工をすると軸に隙間ができて緩みます。
フルクロスの場合、この肩パーツに大きなマントパーツを差し込んで保持させるため、この緩みは問題になります。
マントパーツが良い角度で保持できず、重みでだら~~んとした感じ。。。
・・・このことに、加工後の仮組みで気づきましたが時すでに遅し
後で隙間埋めなどで対処したいと思います。。。
あとは、頭部の頬パーツです。
ダクト部分が別パーツで、Ver.Kaと漫画版の違い、の再現パーツだったと思いますが、ここ隙間が大きくフルクロス(漫画版)ではこの隙間は気になるので、ホワイトの瞬着で埋めておきました。
他は地味な加工ばかりで写真を撮るほどでも無いので、割愛です。
でも、フルクロスのマントパーツは大きくてヒケがそこそこ目立つので、全体をヤスリ掛けしてヒケ処理しておきました。
こういうのは、後で塗装後に目立ってしまいますからね。
ということで、次回は塗装編です!
MG クロスボーンガンダム・フルクロス その1 [MG]
古いキットになってしまいますが、MGのクロスボーンガンダム・フルクロスを作っていきます。
今ではMG、HG、RGでX1、X2、X3を始め様々なバリエーションが出そろったクロボンガンダムですが、発表当時(月刊少年エースの漫画)は絶対にこれはアニメにもプラモデルにもならないだろう、と思っていました。
今のところアニメ化こそないものの、プラモデルは先の通り各種発売されています。
もっとも、プレバンでの商品化が多いので、いつでも入手可能と言う訳ではありませんが・・・
まず今回は素組みでご紹介です。
キットはフルクロス版のため、パーツ数も多め。
様々な武装やギミックはX1をパワーアップさせた構成のため、非常に豊富に付属しています。
ですが、武装パーツって結構作るのがしんどいんですよね・・・
特徴的な背中のクロス状のコアファイター。
4つのスラスター?先端部分のバーニア周りのパーツには肉抜き穴が目立ちます。
この辺りは埋めておきましょうか。。。
マント状パーツは大きい面積ではありますが、肩パーツでしっかり保持されています。
そのため、支柱なしでも普通に自立するだけなら問題なく飾れますね。
マントパーツは内側の赤部分、外側のダークブルーパーツを貼り合わせます。
この写真状態はばらすことを前提とした仮組みをしているため、接合軸をいじっているため浮いてしまっていますが、この程度であれば最後に接着すれば問題無いでしょう。
黄色のバーニア状パーツは同じようで微妙に違う、という面倒な構造です
ばらしてしまうと、どれをどこに付けるべきか、が非常に分かりにくくなります。。。
コアファイターは完全変形するため案外パーツ数も多くなかなかの再現度。
黄色の塗り分けが必要ではありますが、本体にドッキングさせると完全に黄色塗り分け箇所は見えないので・・・塗り分けはサボるという選択肢もありかもしれませんね
マントとコアファイターを外した状態です。
細かな箇所がX1ではありませんが、なんちゃってX1状態。
元々X1はVer.Kaとして発売されていたため、スタイリッシュでカッコイイです。
マントは外すとこのような形状です。
肩に着くドクロを象ったスカルヘッド・ナックルガードは裏から見ると(写真では右)、結構肉抜きされているのが分かります。
ここも埋めても良いのですが、完成後は全く見えなくなるため、ここにカロリーを掛けなくても良いと思いますので、今回はスルーの予定です。
ビームザンバー(一番右の剣)のビーム刃のピンクはキット成型色のままですが、その左に置いているのはムラマサ・ブレードに取り付けるビーム刃です。
色がかなり黄変しているのは、日焼け、のようです。
フルクロスを素組みで完成させたあと、部屋で適当に飾っていたので、どうやら日焼けしてしまったようです・・・
部屋は基本的にカーテンをしていましたが、遮光カーテンではなかったので紫外線で変色するようですね。。。
このパーツは後で塗ってしまおうかと思います。
ということで、素組みでカッコイイフルクロスを全塗装で完成させていきたいと思います。
【完成】MG ガンダム その4 [MG]
ちょっと先週はブログを触ることができませんでしたが、本日はようやくMGガンダムVer1.0完成編となります。
現在のガンプラ人気をけん引する立役者となった、MGシリーズの始祖ガンダム。
令和の今になって、ようやく完成させることができました。
購入当時は2,500円もする高級キットでスゴイのが出ちゃったなぁ・・・でも今更ガンダムか、という感じだったのに、今は1/1ガンダムが世界に4体も立っている時代ですよね。
最初の記事にも書きましたが、1995年の購入後の組み上げからサフ吹きで寝かしたまま早27年。。。
四半世紀以上の時を経てしまっていたのに、捨てずによく持っていたものです(笑)
今更このキットのプロポーションをいじったり、ディティールの追加工作といった野暮なことは無しで塗装してきっちり仕上げています。
このプロポーションに不満があるならあ、Ver1.5やVer3.0を組み立てれば良いのですから・・・
今の目で見ると、色々あるとは思いますが1995年当時のベストプロポーションをリスペクト。
塗装はやや過剰なディティールを”あえて”目立たせるべく、黒立ち上げ。
また、色味は途中でも記載の通り、OYW0079色を採用の淡い渋めのトリコロールとなっています。
やや過剰なディティールも、味わい深いものがあります。
しかし、初代MGってこんなに手間(合わせ目が多い、関節と装甲面がパーツ一体箇所がある)が掛かったんだなぁ、と思い出深い時間を経験しました。
2022年の今になって、わざわざこのVer1.0ガンダムを作ろう、という奇特な方は(ゼロとは言いませんが)あまりいないでしょうし、特にお勧めもしませんが良い経験にはなりました。
バックパックは中身と外装がしっかり分かれており、今観てもカッコイイと思います。
やや手が細いか・・・という点は後のVer1.5で改修されていますので、これはこれで味というものでしょう。
手首も他キットや市販品との交換も考えましたが、それでは今回の方針から外れそうなのであえてそのまま。
最終的に武器を持たせて飾ると手首はほとんど気にならないので、特に交換する必要も無いと思いました。
左肩にはアムロのマークを付属のドライデカールで。
右方は、先日観てきたククルス・ドアン版ガンダムを少しだけ意識したデカールをチョイスしてみました。
全身に貼ったデカールは、主に色々なガンダムデカールから良さそうなものをチョイス。
ちなみに・・・
Ver3.0、武者ガンダム、ストライクノワール用のデカールをガンダムベース東京で購入。
1/100となると案外少ないんですよね・・・
この中で、武者ガンダムのデカールは良く見ると漢字が混ざっているのでちょっと使えないかな・・・と。
最終的に、ストライクノワールのデカールが一番汎用性が高く、1年戦争物でもしっくりくるものが多数入っていました。
今度もう1~2枚買い増ししておこうと思ったくらいです。
あとは、Ver.K.aのデカールからはEFSFやWBのような如何にも、なデザインのものが多数入っていましたのでこちらも適宜使用しました。
WBマークはふんどしにさりげなく貼ってみましたが、黄色いコアでほぼ見えないです
素立ちのガンダムはこれくらいで・・・
シールドにビームライフルを装備。
シールドはやはりククルス・ドアン版を意識して逆手持ち?にさせてみました。
もっとも、映画でシールドはそれほど出てこなかったような気もしますが。。。
シールド表面に貼った大判デカールは、Ver.K.aのものだったように思いますが経年劣化でやや黄ばみが出ていました。
しかしながら、今回のこのガンダムの塗装にはむしろその黄ばみが似合っていると感じましたので、あえてそのまま使用しています。
ちなみに、黄ばみは太陽光にあてるとマシになるそうですね。今度やってみようと思います。
シールド裏はダークグレーで塗りつぶしていますが、シールド持ち手用のハードポイントが中央にあります。
このハードポイントが邪魔をして、普通に持たせる方が違和感有るんですよね・・・
一応普通のシールド持ちもさせてみましたが・・・・
シールド裏の突起が邪魔をして、もう一段上で持たせるとシールドと腕が干渉してちょっとおかしな感じになってしまいますので、こんな感じにしてみました。
下すぎて、なんか変ですよね・・・
ちなみに、モノアイやセンサーはメタルグリーンで塗装しています。
Ver1.0にはこれらの箇所を保管するホイルシールが意外な事に付属していないのです。
最近のHGUCでは標準付属品なので、てっきりあると思いこんでいました。。。
ガンダムに持たせた写真を撮っていませんでしたが、バズーカもちゃんと作っています。
また、コアファイターもこのように塗り分けを行って仕上げています。
コアファイターはコアブロックに変形できますが、キットにはコアブロック状態のパーツもひと組付属していますので、このようにコアファイターだけを飾ることも可能です。
以上、MGガンダムVer1.0でした。
そういえばこのブログで初めてトリコロールのガンダムをきちんと作ったように思います。
色味はちょっと変えていますが、シンプルなガンダムも良い物ですね。
実は、このMGガンダムと同時期に仕上げ途中で封印していたキットが他にも数点あるのですが・・・
記憶があるうちに、四半世紀寝かしていたキット立ちを成仏させたいものです。
MG ガンダム その3 [MG]
ちょっと間が空きましたが、MGガンダムVer1.0の塗装の続きです。
と、その前にこの時期なので書いておこうと思いますが、劇場でガンダムが!ということでククルス・ドアンの島をMX4Dで観てきました。
ハサウェイの時は、かなり観る気満々でしたが今回はなんだか観る前からちょっと躊躇いが有ったのですが・・・
感想は人それぞれだと思いますが、MX4Dでなくても良かったかな、ということとほぼ同時期に観た五等分の花嫁が良かった、という感想はネガティブ過ぎでしょうか。。。
プラモデルもなぜかプレバンだけですしやや冷遇されてますよね。Gレコほどではありませんが。
さて、塗装の続きです。
全体的にパーツ毎の主な色の吹きつけは前回までで終わっています。
今回は、MG初期のキットならではの、マスキングをした塗り分けが必要な箇所のフォローを行っています。
とはいえ、流石にMGなので塗り分け箇所はまだ少なめです。
コアファイター機首部分、コアブロック、尾翼、コアファイターのグレー部分、足首の甲と関節部分、といった箇所が主です。
ここ以外は筆塗りの部分塗装で対応できると思います。
と言う訳で、これらの箇所をマスキングして塗り分けました。
足首はちょっとマスキングが面倒ですが、テープだけでも十分対応可能なので、そこまで難しくは無いでしょう。
むしろコアファイターの尾翼(赤いパーツに白を塗装する箇所)の方が面倒でした。
白を塗ってから白をマスクし、赤を塗りますが、微妙な赤の突起部分があるため、マスキングゾル改を多用しています。
これで一通りのエアブラシが必要な塗装は完了です。
ここからは仕上げに向けた準備を行います。
具体的には、全体を一度光沢クリアーで保護します。
理由は、ここまでに使用した塗料がつや消しだったためざらついた表面となっていることから・・・・
1)スミ入れを行うには表面がざらつきすぎてしまっている
2)デカールを貼るとシルバリングしそう
と懸念からです。
写真は缶スプレーの光沢クリアを吹いた状態です。
ついでにUV保護できるタイプを使ったので一石二鳥ですね~
タミヤのエナメル塗料でスミ入れしました。
青、白部分にはダークグレー、黄色、赤部分にはダークブラウン、としました。
顔のダクトなどは、フラットブラックの筆塗りで対応です。
肩パーツには、MG Ver1.0付属のドライデカールを貼り付けます。
やはりVer1.0と言えば、左肩のアムロ専用マークなので、ここは付属ドライデカールを使います。
27年も経過していますが、さすがドライデカールは劣化していなかったので普通に使えました。
ハサミで切り取って、位置がぶれない様に、マスキングテープで2箇所を止め、その後上からボールペンで丁寧に擦りつけます。
慣れないと中途半端な状態で台紙を持ちあげて、転写仕切っていない状態でマークが断片化するような事故も起こるので、しつこいくらいに擦りましょう。
こんな感じです。
今回は上手く行きました
以前、MG ガンダムMk2を作った時もドライデカールを貼りましたが、その時は苦労させられましたので・・・
過去の苦い経験が、この度は活かされたと思います
他にも、MG Ver1.0にはこれらの付属シール類があります。
左上から、シール、ドライデカール
左下はメッシュ(胸部分用)、各所用のメタリックシール、もう一つシール が付属。
せっかくなので、メッシュとメタリックシールは一部使用します。
胸ダクト内側にメタリックシールを貼り、その上にメッシュを乗せます。。。
上から黄色パーツをはめ込めば完成!
というか、全く見えませんね
まぁ、下からのぞき込めば見えますが、覗かないですよねぇ・・・
ということで各所の仕上げを進めています。
後はデカールも貼って、組みあげれば完成です。
次回で完成編かな・・・と思います。
諸事情・・というか単身赴任なので帰省元に次回帰省した時にこの作業の続きとなるので、少し先になるかもしれません。。。
だいたいいつもそんな感じです
MG ガンダム その2 [MG]
MGガンダムVer1.0の続きです。
27年前にサフ吹きまでして放置していたので、塗装からの再始動となっています。
塗装からいきなり始めましたが、正直言ってちょっと後悔・・・
やはりブランクが長いと、色々気になる箇所がでてきたのですが、塗装をする中で気づいてしまうという始末
ただトリコロールで塗装するのも面白くないかな、と色々カラーリング案を考えていましたが・・・
結局は素直にトリコロールにすることにしましたが、少し色味を変えることにします。
というのも、こちらの塗料を持っていることを思い出したからです!
ガンダムカラーのMGガンダム Ver.O.Y.W0079用の色です。
このキットは、これまでに無い淡い色合いでCGを表現した成型色、というキットでしたが、この専用カラーもその成型色を再現した独特の色味です。
入っているのは、白、赤、青。
白はベージュっぽい白で、赤、青は彩度をかなり落としたような色になっています。
普通の赤、青とはかなり印象が異なるので、これを使ってみたいと思います。
OYWの色を使用するにあたり、下地を黒サフで統一することで黒立ち上げのようにしてみようと思います。
とりあえず全パーツ、何も考えずに黒サフ。
黒サフはガイアノーツのものを2倍に希釈してエアブラシで吹きつけです。
パーツのエッヂ、スジ彫りや分割線を意識して色を乗せることで、べた塗りではない表現を狙ってみました。
黄色は以前F90塗装時に作製した、彩度を落としたくらい黄色を再利用しましたが、OYWの色味にあってたみたいです。
青は瓶の中身を見ていた印象以上に、吹きつけると水色っぽい明るいような青色でしたが、こうして見るとなかなか面白い色ですね。
赤はかなり白っぽい色で、この状態だけ見ると心配になってくるほどピンクに近い色味です・・・
ちょっとピンク過ぎる感じがしたので、黒地を残し気味に塗っています。
白部分もOYWカラーで、ベージュを白で割ったような淡い白です。
でも、こうして黒下地で塗るとそれほどベージュっぽくは無いですね・・・
スミ入れ無しでもモールドが分かる感じですが、今回はスミ入れもやろうと思ってますので、まだまだです。
ということでここまでの塗装であっさりと基本塗装は完了。
各色がつや消しだったので、一度全体を光沢クリアーでコーティングしたいと思います。
理由は、スミ入れをした後の拭き取りがスムーズにできるように&デカールのシルバリング防止のためです。
武器類もこんな感じ。
ちなみに、関節=ダークウォームグレー(Mrカラーのダークアース+白+黒多め)、武器類=ミディアムブルー+黒+白でダークミディアムブルー、としています。
全体が淡い色なので、これくらいアクセントになる濃い色でも大丈夫かな、と考えましたがどうでしょうかね・・・
一見、塗装は完了ですが、そこはMG第一弾だけあって、まだやることが有ります。
次回も塗装編がもう少し続きます・・・
MG ガンダム その1 [MG]
2022年のGWも終わり、ようやく普段の生活リズムに戻りつつある今日この頃。
気づけばもう5月10日です。
今週末は模型関連イベントが連荘です。
それぞれの参加申し込みはしています。
次の土日は模型イベントにどっぷりの予定
GW中よりも休暇らしい過ごし方になりそうです。
・5/11~15=第60回 静岡ホビーショー
※一般入場は5/14~15で事前にWeb予約が必須。
残念ながら既に5/14は定員に達したそうです。
・5/15=ホビーラウンド26
※東京で開催の、ボークス主催リアル模型イベント
となっています。
東京から新幹線で片道5,000円というのが痛いですが・・・
ここ2年はコロナの影響で中止となっていたイベントです。
ようやくの開催を祝いつつ、個人的には実は初めてなので期待大!
天気が悪い様な予報もありますが、参加する方向で準備してます。
5/15のホビラン26は、前回2021/12/5開催に続いてのリアルイベントですね。
お目当ては色々あるのですが、Airの神尾観鈴は押さえようと思ってます。
あとは、ディーラーさんの当日版権キットが楽しみです。
ガイドブックも秋葉原のボークスで入手済み!
今回も入場はリストバンドに書かれた番号によるものです。
よって、入場順番は運ですね。
前回は1ケタ台での入場でトップバッターに近い入場でした。
で、今回は2ケタ中盤!
これでも一番早い入場組になるので、くじ運が良いのかもしれません
ということで前置きが長くなりましたが、今回はガンプラです。
MGシリーズ最初期の初代MGガンダムVer1.0(という呼び名は後付けですが)。
1995年発売の初版を当時住んでいた京都のおもちゃ屋さんで買ったことが懐かしいです・・・
当時は素組みをした後に、全塗装を目指して合わせ目消しやサフ吹きなんかをしていたのですが、エアブラシを使える環境がなく、サフ吹きで止まっていました。
そして、27年後・・・
積みプラを崩すべく、仕掛品のMGガンダムを成仏させる時がきました!
上述の通り、27年前にここまで手を付けていたので、そこからの再開です。
ちょっと写真のポーズが微妙ですが、ご容赦ください
全塗装前提のため、各所を加工していました。何をしたかったのか覚えていませんが
嵌めると外せなくなる、腰の黄色ブロックパーツはまだ付けていません。
二の腕、足首パーツ、太ももパーツなど各所に合わせ目が出るため、接着して合わせ目消しからのサフ吹き、までをしていたようです。覚えていませんが。
今見ると、色々ボリュームが不足している感があるのですが、1995年当時は革命的なキットでしたし、当時は完璧と感じたプロポーションです。
そのため、加工は主に塗装のための処理をしているだけ、です。
MGガンダムは素の状態に自分でディティールアップするためのステップなどのパーツが沢山付属していますが、見ての通りそういったオプションパーツは何もつけていません。
ランドセルは今見てもなかなかの構造です。
当時のMGは、昨今のようなフレーム構造ではないので、非常にシンプルです。
どちらかと言えば、最近のちょっと凝ったHGUCあたりに近い(でも合わせ目が目立つ箇所に沢山でますが)パーツ構成ですね。
なので、逆に全塗装で作るには手間が掛かるキットでもあります。
色分けはある程度パーツ構成でされてはいますが(MGですしね)、関節と装甲パーツが一体化されている箇所も少なくありませんので、そういった塗り分けも必要だったりします。
写真だとグレーサフ一色なので分かりませんが、足首パーツは関節と装甲が一体化されていますのでマスキングによる塗り分けですね・・・
他、膝裏なんかも塗り分けたいと思ったなら、地獄を見るような構成になっています。
ですが当時の大河原先生の画稿に、膝裏の関節のようなパーツが白く塗られていますので、この絵を免罪符にして塗り分けはしない方針です
27年も前の製作中キットなので、何箇所かピンが折れていたり、削り過ぎていたり、など素組みできない状態になっていたので、その辺りを修正しつつ次回から塗装に入ります。
【完成】MG ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機) その3 [MG]
MGジム・ドミナンスのフィリップ・ヒューズ機の完成です!
あっさり完成しているようですが、MGなので裏(?)ではそこそこ工数は掛かっています。
ですが、作業中の写真をごっそり撮っていなかったので、あっさりと完成したかのようになっております・・・
MGジム・ドミナンスはもともとMGジム・スナイパーカスタムⅡがベースキットとなったプレバン限定のジムでしたが、そこに武装を追加して色替えしたのがこのフィリップ・ヒューズ機です。
まずは武装無し状態。
この状態だと、ジム・ドミナンスの黒色バージョンという感じですね。
今回、黒立ち上げで塗装してみたつもりです。
試してみたこととしては、スミ入れはほぼ行わないようにしてみました。
白いパーツのスミ入れは全くしていません。
スミ入れのように見える部分は、下地の黒を残した塗装表現でスミ入れっぽくなっているかな・・・と思ってます。
今回の挑戦ポイントですね。
バックパックはフィリップ・ヒューズ機特有のちょっと変わった構成です。
付属のデカールも一通り貼っています。
んん・・・・
これだと付属説明書の完成見本のような感じで、面白みに欠けてしまっているような・・・
この写真でもちょっと分かりにくいですが、その2、であったように脇部分にちらっと見える黄色いパーツはその後塗装しなおしています。
これによって、関節部として違和感なく仕上がったと思いますが、素組みだとここが違和感のある配色になっていると思います。
プレバンのMGは水転写デカールが付属していますので、仕上げで助かります。
付属デカールはそれほど大きくないシートに納まっていますが、必要十分な分量が入ってました。
普通の市販MGにも入っていると良いのですけどね・・・
付属のガンターレットを展開した状態。
ガンターレットの接地用の展開した脚は差し替えとなっています。
完成後に展示する際には、このパーツは使わず背負わせるつもりなのでこの写真を撮ったら、二度と日の目を見ないかもしれません
ニ連ビームキャノンを装備。
一気に強そうになってしまい、ジム感が消える気がします。
バイザーはキットがクリアーグリーン成型になっていますので、クリアパーツは無加工でそのまま。
内部パーツは、その2、で合った通りシルバーなどで塗装しておくと情報量が増えると思います。
お手軽ですので、素組みであってもガンダムマーカーなんかで塗ってみると良いかもしれませんね。
ニ連ビームキャノンの盾?のようになっている部分があります。
当初、ここにノーズアートクイーンのようなデカールを貼って、少しやんちゃな戦場感を出してみようと思ったのですが・・・
いざやろうとすると、微妙に空いた穴や凹凸で、ワンポイントデカールを貼ることができませんでした
さて、ガンターレットを背負わせて、フル装備です。
ちょっと後ろが重くて、のけぞったしまうのが難点かと。。。
飾る時は少し前のめりくらいにしておくくらいで丁度良いですね。
こんな重そうなもの持って、戦場を駆けるのはちょっと厳しいのではないでしょうかね
ガンターレットのドラム部分には付属デカールでオレンジのラインが付属します。
円柱パールに直線デカールを貼る、というのは思った以上に難しく、ここが一番難しかったです。
一応、両方ともなんとか貼りましたが、左右ともにデカールを途中で分断し、貼りやすくしてます。
それでも少し千切れたりもしたのですが・・
デカール貼りは難しいですね・・・いっそのこと塗装でオレンジラインを入れた方が楽だと思いましたよ・・・
比較的最近のフォーマットのMGなので、非常に作りやすいキットでした。
バリエーションが多いジムスナⅡの素体のため、今後も何度か作ることになりそうですが、素直にカッコイイですね。
色の好みとしては、普通のジム・ドミナンスの青が好きなので、いずれそちらも作って並べたいと思いました。
以上、プレミアムバンダイ限定キットのMG ジム・ドミナンス フィリップヒューズ機でした!
MG ジム・ドミナンス(フィリップ・ヒューズ機) その2 [MG]
ワンフェス記事を挟んだことも有り、ちょっと更新が空いてしまいましたが、MGジム・ドミナンスのフィリップ・ヒューズ機の製作記事を再開します。
今回は、塗装をアレンジしようと思いましたが、アレンジしてしまうとフィリップ・ヒューズ機を作る意味が無くなってしまうことに気づきました。
そこで、塗装は設定に忠実な方向で少し暗めにしつつ、スミ入れは最小限にして黒立ち上げをしてみたいと思います。
部分的な黒立ち上げ塗装はしていましたが、全体的に施したことは無かったなぁ・・と思い、今回挑戦してみることにしました。
黄色配色のパーツですが、普通にイエローで塗ると明るすぎたのでダークイエローを混ぜて明度を調整します。
黄色を白などに置き換えることも考えてみましたが、あまりにイメージが変わってしまうので、配色バランスはそのままとします。
赤パーツはこの2つのみ。
アクセントカラー的なものですが、ここも明度を落とす為に少し黒を混ぜたモンザレッドで塗装。
武器パーツが地味に多いです。。。
武器はグレー2色でパーツによって塗りわけを行う事で、少しだけ情報量を増やしてみました。
組み立てるとあまり分からない感じになってしまいましたが
なお、2色のグレーは、Mr.カラー#301のグレーFS36081とガンダムカラーのMSグレージオン系、としています。
白いパーツ群の塗装前状態。
この後、白パーツだけではなく、全てのパーツをダークブルーパーツの色で塗装し黒立ち上げの下地としておきました。
ダークブルーの色レシピは残っていなかったのですが、基本的に説明書の混色に近いもので作っています。
確か・・・
ミッドナイトブルー+黒+白+赤少々+コバルトブルー
といったところで、現場合わせで作ってしまったため正確なレシピ不明です
ということで、下地にダークブルーを吹いてから、白パーツの白(実際にはライトグレー)を黒立ち上げ(っぽく)塗装してみました。
黒立ち上げの正確な手法ははるか昔のホビージャパン記事などのうろ覚えなのですが、黒っぽい色でパーツ全体を塗装後、エッヂやスジを意識して暗い色を残すように色を乗せていく、という手法です。
なんとなくカッコ良く見える感じになると思いますw
MGなのでパーツ数もそれなりに多いため、記事では端折っていますが2~3日に分けて塗装しています。
その後、顔パーツはクリアパーツ内部も写真中央の銀色パーツで再現されていますので、一応塗り分けをしておきます。
一通り塗り終わったので、組み上げた脚パーツ。
この後、プレバンキットには付属している専用の水転写デカールを貼り込んでから、ツヤの調整は組み上げた状態のままで行うつもりです。
パーツが多く、フレームもあるのでパーツごとにツヤ調整していると終る気がしません・・・
腰、胴体、両腕も組み上げ!
もう完成が見えてきています。
このようにデカールを貼っていけば完成です。。。。
と、ここで塗装ミスを発見!!
腕の付け根で脇の下あたりに黄色パーツが見えていますが、ここはグレーになっているべき箇所です。
なぜ黄色なのか、と言うと胸の黄色インテークパーツがここまで伸びているため、です。
塗装を行うには、この脇の下辺りに露出する黄色部を関節色で塗ってあげる必要がある、ということにここまで気づけませんでした
ここ以外は塗り分けとパーツ分割は完ぺきだったので、パーツ単位で色を塗れば問題が無い、と思いこんでいましたが、意外な落とし穴です。
一度バラしてここだけ塗り直すこととします・・・