FRB 美雲・ギンヌメール その4 [フィギュアライズバスト]
美雲さんの塗装を進めつつ、表面処理をしています。
前回で肌色を塗っていますので、顔を描いてモチベーションを維持しようと思います。
顔、といってもマクロスΔの5人の場合、目は別パーツで眉毛、まつ毛は色分け済みのため何もしなくてもそれなりの完成度にはなっています。
ただし今回のような全塗装を行った場合、眉毛やまつ毛は塗りつぶされてしまいますので描き直しです。
描き直しでも元々が別成型なので肌色ながらも元のディティールを消さない限り、そこをなぞる様に塗ればOKです。
この写真は口を塗っていませんが、目の周りはほぼ完成。
眉毛、まつ毛ともエナメルカラー使用。
まつ毛はフラットブラックを筆塗り。
ただ、元々のまつ毛が美雲さんにしては少し足りない?感じがしましたので、パッケージを見ながら追加で描きました。
下まつ毛はキットだとありません。
今回は写真の通り普通のフィギュアの要領で描きましたが、この下まつ毛と上まつ毛の端を大きくしたことで目が大きく、華やかになった印象です。
下まつ毛はパッケージだともっと小さめなのですが、これくらいの大きさで入れても違和感はあまりないかと思います。
眉毛はエナメルのパープルに白を様子見しながら加えて、髪の色に近づけました。
後は口を塗る予定です。
次に大きな髪の毛のメイン3パーツを接着した際、隙間が気になったのでタミヤのイージーサンディング瞬着で埋めてヤスリがけしています。
その結果、表面を一度均質化したいこともあり、大きな髪の毛パーツは500番、それ以外は1200番のサーフェイサーを吹いてみました。
大きな髪の毛部分は、瞬着の気泡が出たのでサーフェイサーを吹いて正解でした。
埋めてはサーフェイサーを繰り返してきれいにしなければなりません。
ここで一度髪の毛と顔を組み合わせてみます。
少し完成形が見えてきます。
たまにこういった完成形を見据えることで、モチベーション維持にもなります。
あと、塗装でできた塗膜処理を最終組み立て前に行う意味合いもあります。
バンダイのキットはパーツによっては、サーフェイサーや塗料でパーツの組みつけがきつくなることもありますので、接合部分の塗膜調整は面倒ですが必要作業です。
髪の毛を先に塗りたかったのですが、サーフェイサーの後のヤスリがけなどが発生しましたので、塗装は数日後になりそうです。
そのため先に塗ることができる部分を探したところ、髪飾りとマイクの青緑部分、黒パーツと金色パーツが先に塗装できそうです。
手前に金色になるパーツ(髪飾り、襟元のアクセサリ、マイクの持ち手上部)と黒パーツ(主に服)を塗ります。
そういえば、写真でメタリックの青緑になっている箇所も塗りました。
青緑にしたのは、髪の毛飾りとマイクの持ち手。
ここはGXカラーのメタリックグリーン+メタリックブルー(少々)を混ぜた色で塗っています。
後で気づきましたが、青竹色でも良かったかも。
青緑を塗った後、マスキングをして、金色を塗ります。
黒部分で必要なマスキングは手の甲部分。
ここは曲線が多いので、縁を簡単にテープでマスクし大部分はマスキングゾルで手抜きマスキングしました。
結果はこうです。
マイクはまだ塗り分けですが、髪飾りは完成。
全体として案外色数が多いので、細々と塗装する必要があり、時間が掛かりそうです。
FRB 美雲・ギンヌメール その3 [フィギュアライズバスト]
美雲さんの続きです。
前回で全パーツの接着と処理が終わったと思っていましたが、塗装前の仮組を改めて行ったところ、髪の毛パーツの主要3点の組み合わせを行うと、真後ろから見た際の合わせ目が案外気になることに気づきました。
最初の仮組の時には見過ごしていましたが・・・
まだ塗装前ですので、このタイミングで問題点は是正しなければ、と接着することにしました。
かなり大きなパーツとなりました。
接着剤乾燥後、隙間が目立つので瞬着で埋めたいと思います。
本当は今日は髪の毛を塗ろうと思っていましたが、この一連の作業で予定変更。
塗り分け箇所とパーツ構成から、まずは肌色を塗っていくことにします。
ついでにベースパーツのΔ文字部分はシールだと少しさみしいので塗り分けることにしました。
Δ部分の塗り分けは合アイズプロジェクトの1mmと0.7mm幅のマスキングテープを眺めに切り出し、継ぎ目の出ないように一気に貼ります。
密着させるためにつまようじの先端をヘラ状に削った簡易ヘラできっちり抑えて貼り込みます。
これがきれいに貼れていないと、よれたり吹き込んだりします。
全体の縁取りをマスキングできたら、太めのタミヤのマスキングテープで全体を多い、継ぎ目になった部分や角の部分は念のためマスキングゾルを塗って吹き込み防止をしています。
次に、肌部分は最近のパターンでオレンジを影部分に塗って、後で自然な影が落ちるようにします。
美雲はそのキャラ背景からあまり元気な肌色にしない方がいいのかもしれませんが、そこは上塗りの肌色で調整したいと思います。
キット成型色もとても白っぽい肌色ですので、その色を目安に白の瓶1本に対して、キャラクターフレッシュ2、イエローの2色を少しずつ加えて少し不健康そうな白っぽい肌色を作りました。
もう少し白っぽくてもよかったくらいでしたが・・・
一通り、顔も含めて塗りました。
写真だとほとんど陰影分かりませんが
顔は眉毛やまつ毛をどうするか少し悩みましたが、あまり気にせずそのまま肌色を塗りました。
最終的にエナメルカラーでそれぞれの毛の色を上から筆で描けば良い、とします。
フミナの場合、ここは別パーツだったので塗り分けを考える必要ありませんでした。
その点が後発だったフミナキットの進歩なのかもしれません。
塗り終え、小一時間程度の乾燥を挟んでベース部分のマスキングテープを剥がしてみました。
ベースの紫色は少し変化を、と思いGXカラーのメタリックパープルです。
このメタリック系が多く出ているGXメタリックカラーシリーズはきれいな色なので、つい一通り買ってしまいましたが、メタリックグリーンとメタリックイエローグリーン以外は正直使いどころに悩みます。
(この2色もガンダムのカメラ部分程度しか使うシーンがありませんが・・・)
思った以上にきれいな発色をしていますので、マスキングの手間をかけた甲斐がありました。
他のワルキューレメンバーもこのメタリックカラーで塗ってみようと思います。
肌部分が乾燥後、下着のマスキングなどを行い、白部分、黒部分、青緑部分の順番で塗っていく予定です。
平日の塗装ではなかなか進まないため、完成は少し先になりそうです。
FRB 美雲・ギンヌメール その2 [フィギュアライズバスト]
美雲さんを進めます。
こちら、キットの出来に手を加え出すと止まりませんので、ほぼストレートで全塗装を行う方針とします。
今回はワルキューレ5人組を全て完成させる、という予定で5人とも手を出しますので、当然共通作業も発生し、そこは並行処理をすることで省力化を図ります。
見渡したところ、ベースパーツは5人とも同じ。
とりあえず5人分のベースパーツを表面処理し、洗浄後塗装まで行っておきました。
先日のFRBフミナ2つの時と同様、ベースパーツはメタリックブラックとしました。
ワルキューレ5人のベースはキャラ毎にΔマークの色違いシールがありますが、シールか塗装かを少し思案します。
本体は全てのパーツの接着とその後の合わせ目のヤスリがけ処理、各パーティングラインのヤスリがけが終わりました。
一通りのパーツをチェックし、削りかすも沢山ついたので中性洗剤を混ぜたお湯で洗浄しました。
この時期水洗いは冷たくて厳しいですしね。
美雲の場合、巨大な髪の毛パーツが前後面の貼り合わせが多く、接着面も前から見るとそれなりに目立ちますので面倒でしたがヤスリがけしています。
この髪の毛の貼り合わせ箇所は、隙間も若干気になりますので、タミヤのイージーサンディング瞬着を流し込み、隙間埋めを行ってみました。
地味に目立つので、消した方が良いかと思います。
他は身体部分のさらしのような部分の肌部分との境界線があいまいだったので、彫り込んでいます。
それ以外はそのままで。
さて、次はサクッと塗装です。
FRB レイナ・プラウラー その1 [フィギュアライズバスト]
マクロスΔのフィギュアライズバストシリーズから、レイナ・プラウラーに着手しました。
ワルキューレ5人のFRBの中で、唯一口が閉じているキャラです。
このシリーズは4/5人の口が開いているため、そのままだと少し足りない感があるため、口内の作製が必要と感じていますが、このレイナだけはそのままでOKで助かります。
マキナとセットで飾ってあげたいところですので、早めの着手となりました。
髪の毛のパーツは巧みな構成で、2次元の嘘を上手に立体化しています。
伸ばした腕。
この服のデザインがシンプルに見えてキットの成型色とパーツ分割を考えると、マスキングが結構面倒そうです。
どこから塗るのかをよく考えないと難易度が上がってしまう構成です。
後ろから。
前からだとまったく見えないパーカーのようなフードが見えます。
こんなデザインだったんですね・・・TVでは全く気づかなかったですが。
パーカーのヒダも丁寧にパーツ分割されており、塗装が楽な部分です。
こういった3次曲面もかなりの精度でキット化される昨今、いつも思ってしまうのはダンバインを今の技術でリメイクして欲しいものです。(HGABはありましたが、中途半端でした)
レイナは他のキャラと異なる点として、小道具が多いのが特徴です。
ヘッドホン、手袋、フードなどパッケージを見る限りでは渋い色の割には多くの色を使っているので塗装工数がおそらくワルキューレ5人の中で一番多くなりそうです。
さて、素組みを一通り眺めたところで、マキナの反省(塗装境界線になるパーツを接着してしまった点)を踏まえて、腕パーツをよく観察。
接着は必要ですが、腕の緑の服部分は縞模様の色分け境界線にも一部なっていることが分かりますので、そこは筋彫りになるように接着前に接着面表面を加工し、色分けを考慮。
そういった検討を行った結果、接着パーツはこの3箇所で良いようです。
他にも接着しても良い箇所もありますが、服に隠れる、など無理に接着することも無さそうです。
この3つのうち、顔パーツ(というか顎部分)を接着すると、目のパーツが後ハメしにくくなりそうです。
そのため、事前に顎パーツ上部を切り取って、目のパーツを差し込む動線を確保。
このでっぱり2箇所をニッパーできるだけです。
接着の乾燥待ちまで、各種パーツの表面処理を地道に行っていきます。
残る2人も並行作業ができるように、順次着手しようと思います。
FRB マキナ・中島 その1 [フィギュアライズバスト]
マクロスΔから、ワルキューレの続きになります。
今度はマキナ・中島にも着手しますので、まずは素組みから工作途中まで。
アップです。
素組み、シール貼り無しの成型色のみでこの状態です。
細かな色分けは当然されていませんが、普通にカワイイ造形ですが、何かもう一つ足りないような気もします。
塗り分けを考えると、かなりマスキングが要求されそうな色指定です。
後ハメなど、塗装の便を処理の中で考慮しつつ組み立てたいと思います。
横から。
背中です。
おそらく、隠れたアピールポイントが背中のリボン周辺の素肌が露出する表現ではないでしょうか。
HJの作例にもありましたが、背中の素肌部分は削り込みなどで少し肉感を強調させる予定です。
横からですが、このアングルだと顎の下部分にある接合部分が目立ちます。
要接着です。
ということで、早速工作に入ります。
顔を見ますと、口の中(舌)が別パーツに。
ただし、指定通りだと、舌パーツは写真のように顔の中に組み込まれるパーツに一体化されており、このパーツは普通に組み立てると、顎舌のパーツで挟みこむような構造です。
つまり、舌パーツを付けてからでないと顎パーツが付けられない構造のため、口内を塗装するにはマスキングか後ハメとなります。
少し考えましたが、比較的簡単に後ハメできるようでしたので、舌パーツ少し上のピン差し込み口を残す形になるように、ノコギリで切断。
写真で左のピンクパーツが舌パーツで、ニッパーで余分なところを切り離してこのような形すると、顎を接着してからでも後ハメできます。
もう一点、この写真の手首はマイクを持つのですが、マイクに凸ピンがあり、指パーツで挟みこむため後ハメしなければ接着面の処理が困難な構造でした。
そのため、写真のように手首の中にある凸ピンはニッパーや彫刻等で削り取って、空洞にします。
マイクは普通にこの穴に差し込めますので問題なし。
写真はマキナのキットで接着が必要(と判断した)パーツの全部です。
すでに接着済みですが一点失敗したことに気づきました。
肩パーツになる水色に部分ですが、水色とピンクの縦じまが接合面にもくるようになっていました。
接着をしてしまったために、この接合面の塗り分けラインを筋彫りなどで復元が必要になってしまいました・・・
後先考えずに接着したのが失敗
バンダイキットは塗り分けも考慮したパーツ分割が多いのでよく考えて接着しなければいけませんね。
反省。
これらの接着箇所を乾燥させている間に、次のワルキューレメンバーも進めていきます。
FRB 美雲・ギンヌメール その1 [フィギュアライズバスト]
フミナの完成でフィギュアライズバストシリーズに味をしめ、この勢いで素組み放置だったマクロスΔのワルキューレ5人も作っていこうと思います。
5人もいるので、上手に並行作業を進めることで時間削減を図ります。
まずは手始めに、大きな髪の毛しか目に入らない美雲・ギンヌメールです。
フィギュアライズバストシリーズの女性キャラシリーズ初期の作りのため、目の周り、特にまつ毛の処理が少し残念。
フミナの場合は瞳パーツにまつ毛があったため、肌部分の色をババッと塗ってしまえましたが、こちらは肌部分にまつ毛がモールディングされているために塗装を前提に見ると厄介です。
横から。
上半身全体が指先まであるのは良いですね。
ただ、脇から背中に掛けての服は肌部分と同一パーツでシールによる色分けとなっている点がおしい。
もう一息のパーツ分割が望ましいのですが、シール対応です。
後ろからは髪の毛しか見えません。
髪の毛の複雑な曲面もとてもプラとは思えない再現度。
これは凄いです。
こちらの側面からはもはや髪の毛の塊にしか見えません・・・
凄い髪の毛のボリュームです。
パーツの半分は髪の毛なんじゃないでしょうか。
髪の毛ついでに、髪の一部色違い部分は別パーツというこだわりが。
塗装は楽になるので助かります。
もう一つ髪の毛の処理についてですが、美雲は先端部分が濃いグラデーションの髪色になっており、キットではシールによる再現です。
このグラデーションこそ、全塗装の強みが出せる部分ですので、ここはきれいに仕上げたいところ。
マイクを持つ手のひら周りにも分割がありますが、この箇所はグローブ(?)をしているために、塗り分け箇所で分割線はそのまま色の分割線になります。
一通りパーツを眺め、接着が必要なパーツはこの6つのパーツでした。
髪の毛で4つ。
胴体、髪飾り、です。
接着面がとても広く、普通の白フタ接着剤では難しいと思いましたので、タミヤの緑フタの流し込み接着剤を使用。
クリップ止めで一晩寝かしました。
もう2~3日乾燥させてから処理を進めたいと思います。
乾燥待ちの間に、他のワルキューレメンバーに取り掛かる予定です。
【完成】FRB ホシノ・フミナ エンディングVer. その4 [フィギュアライズバスト]
ホシノ・フミナ エンディングVer.も完成しました。
写真は部分塗装だけのウイニングガンダムと。
ウイニングガンダムはブログ開設以前のものですので、取り上げていませんでしたが、いずれ完全塗装をしていきたいと思います。
先週末には一応完成していましたが、通常のフミナとの差異無く仕上げてしまったので、一工夫を考えていました。
比較しなければ分からないレベルですが、まつ毛の描き足し、タミヤのパステルでチーク入れ、を行いました。
頬にピンクのパステルでチークを入れてみましたが、ほんのりとしか入れていないので、写真ではほぼ分からない結果に。
まつ毛はエナメルのフラットブラックを面相筆で描き込みましたが、こちらは効果ありだと思っています。
通常フミナは全身をプレミアムトップコートでつや消し仕上げでしたが、こちらは服と肌の質感を変えるために髪や肌はプレミアムトップコート、服はMr.カラ―のGX112(光沢スーパークリアーⅢUVカット)+GX113(つや消しスーパークリアーⅢUVカット)を1:1くらいで混ぜた半光沢のクリアで調整。
もう少し光沢を加えても良いくらいでしたが。
この服のデザイン、なんだかシャチみたい。
途中写真にもありますが、付属シールの精度が高いので塗り分けできましたが、これを普通にマスキングテープだけで行のはかなり大変なデザインですね。
通常フミナよりも上半身のボリュームがあって、全身が見てみたいデザインです。
前斜め後ろから。
背中のシワも抜かり無いです。
製品としての完成度が高過ぎ。
ちなみに、爪を彫り込んであります。
このくらいの大きさでせっかく指まであるので、爪も再現可能です。
爪はエナメルの肌色、ピンク、白を混色して、健康的な爪の色を作ってみました。
フミナですからマニキュアをするとは思えませんので、マニキュア無しで10代の爪、という想定から光沢有りで塗りました。
爪の半月は上記の色に白を少し加えて、一応描き込みました。(写真ではほぼ分からないかも・・)
後ろから。
このキットの残念な点として、プラモデルの構成上仕方無いのかもしれませんが、首の付け根の隙間が後ろからだとそれなりに気になる点です。
が、真後ろからわざわざ見ることはほとんど無いので、可動ができるメリット優先でOKです。
身体のラインがよく分かる写真です。
肩パーツは別パーツで接着せずにそのまま。
ただし、前後のモナカ割ですので、接着後に合わせ目は丁寧に処理してあります。
横から。
全方向から見ても隙の無い造形。
素晴らしいキットです。
服の白部分は最終的に白+クリアブルーで仕上げましたが、おへそや胸の間のシワ表現がとてもメリハリがあるために、自然な影が落ちてくれています。
こうしてみると少し首の付け根が気になるような。
胸の上のネコ?マークが前から見た写真では起伏のためにあまり見えませんが、キチンとマスキングで塗っています。
シールもありますが、厚ぼったくなることと、目や口の黒い線が太すぎだったので、塗った方が早いと判断。
最後に通常フミナとの2ショット。
ほぼ横から。エンディングVer.の大きさが分かります。
上半身下部の角度を合わせる台座?のお陰もあって、頭半分ほどエンディングVer.が大きいです。
正面比較。
まつ毛が描き足されているエンディングVer.の方がパッケージの絵(や劇中)に近いイメージです。
パッケージを見ながら描き込んでいますが、簡単なのに効果的ですのでお勧めです。
まつ毛の描き足しは、顔に目パーツ取り付け後に前髪を外し、冒頭の通りエナメルのフラットブラックを面相筆で描き込んでいます。
コツとして描き込みはだいたい、で多少のはみ出しや太さのブレは一旦気にせず描き込みます。
その後、ガイアノーツのフィニッシュマスター極細にエナメルシンナーを含ませ、シャープなまつ毛になるようにスッとまつ毛の線の縁を整えます。
何度かこれを繰り返せば、好みの形に描き込みができると思います。
描き込む、というよりもフィニッシュマスターで線を削り取る感じでしょうか。
以上、ホシノ・フミナ エンディングVer.でした。
【完成】FRB ホシノ・フミナ その3 [フィギュアライズバスト]
記事としては3回目ですが、ホシノ・フミナが完成しました!
素組みで見ていたときから、プラモデルでこの内容は凄い、と思っていましたが、塗装と少しのディティールアップまでしてみると、改めて凄いキットであることを痛感です。
色々なサイトや投稿で写真はネット上で出尽くしている感がありますが・・・
いざ自分で完成させ、現物を目の前にすると、できの良いガレキ並みに唸ってしまいます。
基本はキットのままですが、2か所だけ手を入れました。
他の人の作品を参考に、腹筋と胸の谷間部分の追加工作です。
特に腹筋は自然な感じで情報量が増えているのでは。
いつもより画像多めに掲載します。
台座もキチンと塗って、付属シールをはればご覧の通り。
横から見ると・・・この形状を色プラで再現している金型の精度が凄過ぎます。
斜め後ろ。
作った方は分かると思いますが、背中のパーツ分割はMGターンA並みに唸る構成です。
グラデーションをきっちり付けると、こんな感じです。
尚、途中写真でもありましたがパーカーとのコンパチ仕様を捨て、この形態で固定していますので二の腕の合わせ目は瞬着で消しています。
合わせ目を消した効果はばっちりでていると思いますが如何でしょうか。
そのままだと流石に合わせ目が目立ちます。
肌色部分はオレンジによる影色が効果的です。
特に腹筋周りが良い感じ。
少し下から。
より胸が強調されますが、シワの表現が素晴らしい。
首はボールジョイントですので、少し可動させてみると、また表情が変わります。
このあたり、プラモデルならではです。
頭頂部の髪の毛パーツの前後の合わせ目だけはそのままです。
消せば消すこともできますが、塗装>合わせ目の接合>ヤスリ掛け>表面処理>塗装
と手間を考えるとサボってしましました。
前から見る分にはあまり気にはなりませんが・・・
パッケージ作例は消していますね。
この構図だと胸の谷間の加工と塗装が微妙に分かるかどうか?
設定年齢もあるので、このくらい控え目なのが適切だと思っています。
瞳は無加工。
ただしはめ込み前にスーパークリアを3度ほど厚めに吹き重ね、表面のツヤ、潤いを出しつつパーツの段差が気にならないようにしてみました。
お手軽ですが、この程度でも十分効果はあるようです。
唇はエナメルの肌色+ピンクを白、クリアーレッドで調子を整えて筆で塗っています。
口紅をしているわけでは無いはずなので、ほんとうに簡単に、つやを出す程度にしています。
最終的には全体にプレミアムトップコートでつや消しにします(瞳以外)。
しっとりした良い表面になるのでお勧めです。
以上、ホシノ・フミナ完成です。
本当はまつ毛などももう少し書き込んでも良いのですが、別バージョンを作りますので、今回はここまでとしました。
マクロスΔのワルキューレ5人組も素組みで放置しているのですが、そちらもやってしまおうかと思いました。
次はエンディングVerのフミナをもう少し手を加えて仕上げます。
FRB ホシノ・フミナ エンディングVer. その4 [フィギュアライズバスト]
通常のホシノ・フミナとの並行作業になっているため、エンディングVer.も塗装まで進みました。
別記事と重なるところは割愛し、エンディングVer.ならではの身体パーツの塗装がこのキットの醍醐味でしょう。
合わせ目はすでに処理してます。
目立つ接着箇所は、前回記事の腕パーツの他に肩パーツも結構目立つので、キチンと処理します。
胴体は紺色(ほぼ黒)の部分と白い部分がパーツ分割されていますが、紺色パーツにある白い模様が塗り分け必須のため、下地を均一化させる必要があり、グレーのサーフェイサー(1200番)で均しておきました。
写真左の台座もついでに塗装。
ゲート跡だけきれいにヤスリ掛けし、メタルブラックでべた塗りしました。
なんだか超合金魂とかについてきそうな感じの台座になったような・・・
白部分は別途塗装していますが、紺色部分の白い模様はここで塗った白をマスキングで残しますので必要個所にしっかり塗ります。
白=311番のグレーで下地(でもこの色だけでもキットの色に近い感じでしたが)、その上に白+クリアブルーの白を塗装。
次に紺色部分、白部分で胴体をばらし、写真は紺色部分のみを集合。
紺色=14番のネービーブルー+色の素の青で調子を整えました。
先に塗った白を残すため、キット付属のシールを使ってマスキングしました。
一気に紺色塗装!
なんだかスク水みたいな色味に・・・
紺色がだいたい乾いたところで、さっとシールを剥がしてしまいます。
あまり時間がたつと、境目が汚くなることがありますし、1時間程度乾燥で剥がしています。
剥がすときは、縁をデザインアイフでそ~っとめくってピンセットで丁寧にめくりましたが、このキット付属シールは思った以上に粘着力が強いようです。
糊が残ってしまうので、気を付けた方が良いようです。
(後で思いましたが、100均にもあるシール剥がしを使えばよかった・・)
通常フミナ同様に、胸のネコ?をマスキング。
余計なところは紙で囲って、テープを節約です。
ピンクをさっと塗って・・・剥がします!
で、こんな感じでネコ完成!
スミイレを行えば、しゃきっとするでしょう。
次回か次々回で完成まで持っていけそうです。
FRB ホシノ・フミナ その2 [フィギュアライズバスト]
ホシノ・フミナの作製です。
以前は仮組み程度でしたが、その後パーカー無しで作製を決定してからは(自分にしては)早いペースで作っています。
エンディングVer.とほぼ並行作業ということもあって、記事は”その2”ですが、作業自体はもっとしています。
パーカー無しのため、腕と肩パーツの接合を接着し、ガイアノーツの肌色瞬着で埋めました。
この瞬着を使って、丁寧にヤスリ掛けするとほとんどつなぎ目が分からなくなります。
素組みだとこれだけでもOKなレベルでしょう。
今回は全塗装するので、つなぎ目箇所が目立たないようにしたところで、後は塗装でつなぎ目部分を意識して目立たないようにします。
腕を含めた肌色部分は、下地にオレンジ色でシャドーになる部分だけ塗っています。
首、お腹パーツも塗っていますがこんな感じ。
顔はなんだか不気味ですが。
その状態から、肌色(今回はキャラクターフレッシュ1をほぼそのまま使用)を塗ります。
右が塗装後。左が下地オレンジの塗装前。
口元、目元などにかすかに透けて肌の色に赤みが差しているかな?というところを表現しています。
次に髪の毛。
エンディングVer.との並行作業なので、2セット塗りました。
全てMr.カラーで、
下地=119番 RLM79サンドイエロー
ハイライト=39番 ダークイエロー
をそれぞれそのまま塗っています。
キットの色指定より、セル画の色味に近いんじゃないかと思っています。
次は胴体。
ピンク部分はこれまで作ってきたピンク(エアリスの服色を影色、サクラの服色をハイライトに使用)で。
全体は、白+クリアブルー少々の限りなく白で影に水色がさすくらいの色で塗装。
服の黒部分(縁部分)は、ガンダムカラーのファントムグレー。
ささっと塗って、胸のネコ?もマスキングで水色を塗ります。
面倒なので筆塗りも考えましたが、案外大きさがあったのでマスキングテープをデザインナイフでくり抜いてマスクしました。
マスキングを剥がせばこんな感じです。
割ときれいに塗り分けできました!
筋彫りを深めにしているので、この後スミイレをすることでネコ?の輪郭などもくっきりするでしょう。
完成の一歩手前くらいまできました。