ボークス 1/8 ワルキューレ その5 [ワルキューレ]
竜人氏のワルキューレの塗装の続きです。
今回はワルキューレの衣装の特徴でもある、赤いライン部分を塗り分けていきます。
凹凸があり、激しく波打つ真っ白のスカートに赤いラインが入る、という塗り分けにはもっとも気を使うケースの一つです。
はみ出すと激しく目立ちます
今回の塗り分けにもハセガワのクレープ紙のマスキングテープが大活躍、というかこれが無いと私にはこんな曲面はマスキングできません・・・・
このクレープ紙のマスキングテープはとても助かります!
スカート以外の赤い部分として、三つ編みを結んだリボン、脇の下あたりの赤いラインも同時にマスクします。
全て曲線だらけなので、やはりクレープ紙のマスキングテープで対応しました。
赤は割とシンプルにモンザレッドを使用。
イラストだと淡い感じなので、白を加えても良かったのですけど、モンザレッドの色味がしっくりきたのでそのまま塗りました。
剥がした結果がこちら。
リタッチも必要ですが、マスキングは概ね成功で良かった・・・
スカート部は一気に完成に近づいたように見えますが、もう少しマスキングに付き合ってもらう必要があります。
腰のベルト、ヘルメットを塗ります。
どんな茶色にするかで悩みましたが、ヘルメットの色も一緒に、と思いレッドブラウンとしました。
革製品のような落ち着いた色味でお気に入り
茶色を十分に乾燥させて・・・いよいよ目立つ金色部分を塗ります!
ベルトの先端、腰の丸い止め具、ヘルメットの装飾が金色になります。
今回、鎧部分の金色とは分けてまずこちらを塗りました。
使った色は、GXカラーのブルーゴールド。
ちょっと落ち着いた色味でギラギラ感の少ない金色ですねー
手持ちの各種金色を全て試し塗りした結果、ブルーゴールドに落ち着きました。
本当はエナメルカラーのリーフゴールドの色味がラッカーでも欲しいのですが・・・
ほぼ最後に近づいた感もありますが、鎧を塗る準備です。
肌色や髪の毛、ベルトなど全てマスクし、鎧に付いた色村をGXカラーのクールホワイトで均質化。
鎧は緑と金色のモールドが入り組んでいるので、色々手法を考えましたが・・・・
さて、どうマスクしようかな?
といったところで一旦ここまでとします。
風の谷のナウシカ 1/12 休息 その3 [ナウシカ]
ツクダホビーから発売されていた、1/12の風の谷のナウシカです。
記事としては2年以上前に「その2」まで書いてましたが、作業が完全に停止していました。
仮組みしてみた結果、小さなキットではあるものの古さゆえの作りにくさ、表面処理の手間が掛かりそうなので、一旦保留状態だったこのキットをなぜまだ取り出したかと言いますと・・・
という企画で全国370館以上の映画館でジブリ映画4作品を上映中とのことで、この企画に触発されました
「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」、「ゲド戦記」が6月26日から上映中ですよね。つい最近まで知りませんでしたが
で、この中でもナウシカ(は、ジブリ映画ではないはずですがラインナップに挙がって歓喜!)は36年前ということもあって、当時まだそれほどメジャーでは無かったことから映画館で見ることなく2020年になってしまっており・・・・
近くの映画館で上映しているところを探すと、イオンシネマなどなど、そこらじゅうでやっているではありませんか!
ということで、久しぶりに近くの映画館へお出かけしてきました
映画館は席の間隔を空けてしか予約できませんので、とても広々とした空間でナウシカを堪能でき大満足!
36年前のナウシカは立ち観だった、と観に行った人から聞きましたので、当時からすると信じられない状況なんだろうと思いつつ、ゆったりと大画面でポップコーンを食べながらナウシカが堪能でき、我が生涯に一片の悔いなし、と叫びそうに。。。
観賞チケットも1,100円と通常映画よりお安くなっており、これでラピュタもやってくれれば間違いなく観に行きますね~
未見の方は是非映画館で!
ということから自分の中のナウシカ作製のモチベーションが復活したことから久しぶりの箱を開けました。
こちらは今回の工作を一通り行った状態ですが、まだまだ先は長そうです。
軸打ちは全てアルミ線で打ち直し、表面も上半身以外は磨きかけですがヤスリを当てています。
その結果は見ての通り、上半身と右腕や頭部との色の違いでくっきりわかるくらい、30年以上経ったレジンの表面は荒れています。(元からなのかも?)
このキットを今更作る人がいるかどうか分かりませんが、相変わらず役に立たないメモ書き日記を付けます
両腕は全面ヤスリ掛けしなければなりませんが、手首(劇中ではほとんど手袋してますが、キットでは外して後ろポケットに入れています)は処理のしやすさ、接地安定向上、塗装の便を考えると分割した方が良いと判断。
下腕部にあるリベットのような丸い突起(手袋を止める金具だと思います)もぼんやりしたモールドなのでいっそのこと削り落して作り直すことにします。
こんな感じでバッサリ。
こういう工作にはハイパーカットソーが便利です。
だいぶん表面処理がしやすくなりました。
指先まで丁寧に造形されていますが、表面が荒れ放題なので目眩が・・・
下半身は左足が膝で最初から別パーツなので、ここはこのまま。
でも、くるぶしにある丸いモールドは、表面処理がしにくいしガタガタなので削り取ることにしました。
左足分は処理済み。
加えて、左足首周りは有る程度ディティールの彫り直しをしています。
この際、つい先日発売されたファンテックのフィギュアエングレーバーでこりこり彫ってみています。
先端が鋭利でガレキ作りにはなかなか便利かも。
かなり弱~~い力でそ~~っとなぞる様にすると、だんだん良い感じで彫れる感じですね。
頭部も髪の毛を上から撮影するとこのように微細気泡のかたまりでげんなり。
気泡は全身にくまなく入っており、これの処理がこのキットの最大の難関だろうと思います。
組むだけなら簡単な構成ですが、あまりにもこの気泡がやっかいです。
今手元にあった使えそうなモノは、タミヤの瞬着のイージーサンディングくらいしか無かったので、とりあえずこれを表面に塗布し硬化スプレーで固めて神ヤスリで削る、の繰り返し。
この調子では、当面地道にヤスリ掛けを行う事になりそうです
ともあれ、ジブリ映画が映画館でいつまで上映されるのかは現時点で不明ですが、興行成績はかなり良いみたいなのでこの夏くらいはやっているのかもしれませんね。
今度は千と千尋でも、と思いつつ長引く梅雨の雨とコロナで出かけることも躊躇われますので、ナウシカのヤスリ掛けを行う今日この頃です。
せめて早く梅雨が明けて、九州を始めとした日本列島の異常事態が収まりますように。
ガンダムベース東京2020/07/10 [イベント]
コロナ禍から、最近は在宅勤務ばかりしています。
でも昨日は天候もなんとかなったので久しぶりに出社し、帰りにかなり久しぶりにダイバーシティのガンダムベース東京に寄り道してみました。
久しぶりに訪れると、展示物はほぼ入れ替わっていました!
せっかくですので気になるモノをチェックしてきましたので、ご紹介したいと思います。
まず目に留まったのが、MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Kaの展示です。
デストロイモードとユニコーンモード両形態が展示されており、全身の発光が赤、緑、消灯、と変化していく状態で展示されていました。
ユニコーンモードの光漏れ具合が雰囲気抜群です。
しかし、MGでクラスで25,300円とは・・・PGが安く見えてしまうのは何らかの精神攻撃を受けているのではないでしょうか。
次に40周年プロジェクトの一つである、ガンダリウム合金ガンダム。
HGUCガンダムの大きさ、見た目もオーソドックスなRX-78に見えますが、これはすでにガンプラでは無いと断言します。
一体いくらするのでしょうね・・・・確実に40~50代が狙われています。助けてください。
ガンダムベース東京と言えば、ここでしか買えない限定プラモはチェックしなければ。
でも限定といっても、ほんどがクリアやメッキ版であり、塗装してしまう私からすると食指が動かないというか興味の対象外がほとんどである中、このRG νガンダムは購入不可避ですよ?
初回限定版パッケージとか、閃光のハサウェイと書かれているとか・・・
こういうことされると困ります。持って帰るのが。
マイスターによる作例も美麗。
初回限定の初回は一体何個作られたんでしょうね。
中央には唐突に昔のANAガンダムを彷彿とさせるカラーリングの1/10くらいのガンダムが。。。
中央付近の通路にはこのように歴代のMGがNo.1から順番にコンプリート(だと思います)されて展示されている様はすでに異次元。
これだけの数を一人で作って並べる前にたぶん寿命が尽きそうです。
しかし・・凄いですね・・・・
次は中央付近のプレバンコーナーをご紹介。
こちらも気になったキットを中心に撮ってきました。
クロスボーン鋼鉄の7人からまさかのディキトゥス。
つやつやでした。
このキットが出ることを20年前の自分にデロリアンに乗って教えてあげたい。
絶対に信じてもらえないでしょうが。
F90のA~Zはありがたいのですが、Uタイプ(写真中央の良く分からないモノ)はすでにF90でもガンダムでもない、何か海洋生物を想起させてステキ。
久しぶりのガンダムベース東京なのですっかり長居してしまいましたので、最後にご本尊を参拝して帰りました。
タイムスケジュールはいつ見ても無茶なスケジュールだと思います。
普通に見せてほしい。。。
さて、本日の成果発表です!
普通はメッキやクリア版は買わない主義ですが、百式はむしろこっちが正と言えるはずですし、νガンダムは初回限定の文字列に踊らされておきます。
オリンピックがこなくなった2020年を記念して赤と青ガンダムも押さえつつ、渋めで安価なドダイ改は百式とセットで購入することが強要されるような展示だったことから即決。
平日は空いているので展示なんかをじっくり見ることができました。
土日は相変わらずなんだろうな。。と思いつつ、そういえば今日発売のキットもあったけど完全スル―でしたね。
うっかり・・・
タグ:ガンダムベース東京
HGUC ギャン・クリーガー その1 [HG]
最近フィギュア系が多かった、と思いましたので、一方的に貯まってきているガンプラを作っていくことにしました。
毎月毎月、プレミアムバンダイから送りつけられてくる(?)プレバンキットは、なんとなぁ~く、ですが適当に作ってはいけない様に思えてしまい・・・そうでなくても積みあがる積みプラの強固な土台を築いてくれています。
さすがにこれではいけない、と手始めにプレバン!といった感じの特徴的なキットを作ろうと思い、選らんだのがこのギャン・クリーガーです。
まずは素組みのご紹介となりますが、正面から。
元キットは一応HGUCのリニューアル版ギャンですが、関節パーツくらいしか使われておらず、実質新規キットと言える構成です。
外装は全て新規パーツでギャンっぽいですがギャンのパーツはありません。
ギャン・クリーガーの出典はゲームの「ギレンの野望」だったと思いますので、かなり渋いところから切り込んできたと思います。
どこに需要予測をしてこんなアイテムを発売しようと思ったんでしょうね。
もちろん2個買いしましたが。
武器である大きなビーム・ランスが目立ちます。
クリアオレンジできれいです。
このランスのビーム部分はキレイなのでこのまま使おうと思います。
クリア部分は2パーツですが、まじまじと見ない限りはそれほど気にもなりませんし、なによりキレイなのであえてそのままにしようかな、と思います。
変わった形のシールドもギャン・クリーガー専用で新規です。
色分けでパーツ分割されているので塗装派にも優しいパーツ分割です。
バックパックにはプロペランとタンクが付きますが、写真では改造中だったので付けていない状態です。
プロペランとタンクは色分割上、後ハメした方が良いので後ハメ化しましたが、この工作によって完成まで組み上げられない、ということもありませんが・・・止めた方が良いと判断しましたので付けていません。
ビームランスを持つ専用の手首も角度が付けられており、カッコイイ持ち方が簡単に再現できます。
とにかくランス部分が長くて目立ちます。
全体としてリニューアル版のギャンを芯にしていることもあり、今時の造形でカッコイイです。
何もしなくてもカッコイイですし、下手に手を加えると逆にバランスを壊しそうなので、昔のキットのようにどこを何mm延長、といった工作をする気も起きないです。
もっとも、そういう工作ばかりしていたから完成できない負のループにはまったとも言えますので、ここは気持ちを前向きに、そのままが良い!という気持ちでこのキットに向かい合いたいと思います(大げさな・・・)
ゴッドの日 [工具]
本日(7/9)時点ではまだやっていますが、楽天のゴッドハンドショップで「ゴッドの日」をやっています。
7/5~明日7/10の9:59までなので、間もなく終わりますが・・・
ゴッドハンドの工具は究極なものが多いので私も多数愛用しています。
よく写真を撮る際の背景にもしていますが、ガラスカッターマットは2,000円ほどとマットにしてはお高めですが1つ持っていれば当面買い替えの必要が無いので重宝しています。
Youuberの香坂きのさんも使われていますよね。
他にもニッパーはゴッドハンドの究極であるアルティメットニッパー一択ですし、ガレージキット作製時のヤスリは神ヤスリばっかりです。
良い品が多いのですが、やはりお値段が高めなので、気にはなってもどうしようかな・・・
という感じの品がいくつかあります。
そんなゴッドハンドさんで開催中のキャンペーンで、前から気になっていたレジンニッパーとパーツニッパーがセットで少し割り引かれていたので・・・思わず購入してしまいました!
プラスして、瞬着の神瞬も同梱です!
ということで3点セットのご購入。
レジンニッパー5,500円、パーツニッパー4,400円、神瞬880円と普通なら合わせて10,780円(税込)です。
今回のゴッドの日では8,510円と同じ買うならお得ではありましたので、買ってしまいました。
今年2月のワンフェスで限定発売されて、その場では比較的すぐ完売していたので買い損ねてしまい、気になっていました。
ガレージキットを作る機会も多く、湯口やバリ、ゲートといった切断に適当なニッパーやナイフ、場合によってはノコギリを使っていましたので、良く切れるニッパーなら楽だろう、と期待していました。
届いて使ってみると、レジンニッパーは見た目のサイズはアルティメットニッパーとほぼ変わらない感じで、切断できる太さも3mmまでとありますので、あまりに無茶なレジンの塊を切ってはいけないようです。
でも、ゲート処理程度であれば、やはり切断面はきれいなので、ナイフで処理する手間も省力化できました。
パーツニッパーは大きめな刃なので、もう少し大まかに切断したい場合や、太めのパーツなどをバッサリいくのにも使えますので、これはこれで使い分けですね。
プラモデルにも使えますし。
神瞬はまだ試していませんので、今度作るキットでテストしてみようと思います。
加えて、一緒にもう一点(1セット)買いました。
FFボードスターターセット
です。
税込2,280円で、こちらもバラで買うよりは安くなっていることと、ニッパーと一緒に買えば送料も節約ですからね。通販では送料大事ですよね。
FFボードというアクリルボードに両面テープで布ヤスリ(紙ヤスリでも可)を貼って使用するものです。
いつも使っているのは、主にWaveのヤスリほう台ですが、平面出しには良いかな?と気になっていました。
まだそれほど使っていませんが、最初にボードにテープを貼って、ヤスリを貼りつけ切り出す、という一連の初期準備はボード5種類作るのに20分くらい掛かってしまいました。
ボードの色が神ヤスリと同じですので、慣れた配色から何番のヤスリかがすぐ分かるので便利です。
ゴッドハンドの製品は高めですが、丁寧に使えば一生ものとまでは言えないかもしれませんが、長く使えますので、色々試すくらいならこちらで・・・ですかね。
色々試すと逆に高くつくので、こういったものはお金を掛けてもいいかな、と思ってます。