【完成】ボークス 1/8 ワルキューレ その8 [ワルキューレ]
ボークスの竜人氏のワルキューレが完成です!
20年以上寝かせて熟成させた甲斐があり(?)素晴らしい造形のキットでした。
今回写真多めでアップさせて頂きます。
これまで作った中でも、特にお気に入りになりました
台座を上から写してみようと、角度を変えてみました。
スカートのなびく様子が自然で造形が素晴らしいことが感じられる角度だと思います。
最後に少しアップです。
ワルキューレの戦闘的な印象とは全く別の、穏やかな雰囲気あふれるワルキューレだと思います。
あまりコメントを挟むことなく、ぐるっと写真でご紹介させて頂きました。
以上、竜人氏のワルキューレでした!
HGUC ギャン・クリーガー その2 [HG]
HGUCギャン・クリーガーの続きです。
前回は素組みをしていただけですので、普通に組み立てて塗装までを行います。
塗装するにあたって、後ハメした方が楽そうな箇所が何箇所かありますが、その中でも接着しておいた方が見栄えが良さそうな箇所として、下腕部と背中のプロペランと・タンクかな、と思いました。
この2箇所だけ、今回は接着と後ハメを行います。
まず簡単なプロペランと・タンクです。
キットのままは写真右の青マルの形状ですが、後ハメには白いパーツを貼り合わせた後に紫パーツを差し込めるようにするために、写真左赤マルの形状に切り欠いてしまえばOKです。
なんだか少ししか接合部分が無さそうですが、塗装するので塗膜分も増えることと、なんだったら接着剤を差し込めば十分と判断しました。
次に下腕部です。
下腕部はフレームのような関節パーツを紫の下腕部外装で挟みこみます。
この部分は合わせ目が割と気になったので、接着したいところですが関節部分の塗り分け(マスキング)が面倒かな?と思ったので赤マルの部分で上下に分割。手首側は中に埋め込みますが、上側(肘側)パーツを上から差し込めるようにします。
赤マル写真のように差し込める幅ぎりぎりまで左右部分のでっぱりを切断して、上から差し込めるようにしました。
かなりぎりぎりの幅になるので、ハイパーカットソーで丁寧に切り取りました。
別角度でこんな感じです。
もっともマスキングしてしまってもいいかな、とここまで工作してから思いましたが
その他、全パーツの表面処理を行い、気になる箇所だけスジ彫りを彫り直すなど処置を行い、一通りのパーツの処理が終わった後は、完成後の色分けをイメージしてパーツを小分けにしました。
今回は色を指定色から変更してみようと思います。
そのため、完成後イメージをこの時点でもって、色によってパーツを分けています。
まず簡単な塗装で済みそうな、銀色に塗るパーツ群です、
色は、シルバー+ニュートラルグレーで以前にワンダーモモで作製した色にシルバーを足して再利用しています。
混色した色って、他キットでなかなか使わないので混色した塗料瓶がたまる一方ですので、こうして使えそうな色は再利用するようにしています。
次に関節部部などの色を塗っていますが、普通のグレーの塗装は今までもやっていたので今回はウォームグレーにしてみました。
ウォームグレーという色は売っていないので、Mr.カラーのNo.22 ダークアースに白と黒を混ぜて色味を調整して作りました。
今回はダークアースにニュートラルグレーくらいの白と黒の混色としてみました。
ということで今回はこのくらいで一旦中断です、
少し指定色とは塗装を変えてみたいと思いますので、色々と案を練っています。
ボークス 1/8 ワルキューレ その7 [ワルキューレ]
ワルキューレの塗装もいよいよ最後です。
今回は残されたアイペイントを行いました。
鎧の緑や金色部分が全てリタッチまで終わった後、完全に乾燥させてからクリアコーティングを念入りに行いました。
これはアイペインのためだけではなく、鎧で使ったエナメル塗料の弱い塗膜を保護することと、鎧は最終的にツヤ有りで仕上げようと思ったためです。
テカテカのワルキューレの上半身に眉毛、まつ毛と目の輪郭をエナメルで筆塗りしました。
ブロンドの髪に対比させるため、黒ではなくハルレッドを使っています。
ハルレッドは単体で見ると鈍い赤ですけど、このように塗ると自然な感じで、パッと見た感じ黒にも見えます。
黒だとどぎつくなりかねないので、ハルレッドくらいがちょうど良いかな、と思いました。
ここまでで一旦セーブします。
順番としては一工程写真を撮り損ねましたが、白目の上部分(全体の1/3くらい)に明るいグレーで影を塗り込んでいます。
アニメとかでよくある表現ですね。
影部分の乾燥後にクリアコーティングし、その上から黒目の輪郭を筆塗りしたところです。
黒目、といっても黒は使わずエナメルのブルーを使用して描きました。
やはりここでもどぎつくなることを避けるため黒は使いませんでした。
またまたここでセーブ。
さて、いよいよ色を入れます。
青い瞳のワルキューレですので、クリアブルーをちょんちょんと載せて様子を見ながら色を足す感じで、塗ると言うより乗せる、という感じで色付けを行いました。
目の舌部分は明るくなるように、瞼そばは濃くなるように、全てクリアブルーの量だけで調整しています。
これで青い瞳のワルキューレの目はほぼ完成。
ここでまたセーブ。
写真は撮れていませんでしたが、このあと、黒目の中心に黒で瞳孔を入れてセーブ。
ハイライトを白で入れてセーブ。
このあたりで唇をエナメルのクリア+クリアーレッド+クリアーイエローでほんのり塗装。
ここまで塗装した状態はツヤツヤなので、鎧だけを簡単にマスキングしてから、肌をつや消しにするために全体をプレミアムトップコートでつや消しに。
最後にガイアノーツのUVジェルクリアで瞳をいつものツヤツヤに仕上げて、唇ももう一度クリアでツヤを戻しています。
いつもならパステルで頬紅を差すのですけど、ワルキューレなので今回はあえて行いませんでした。
ちなみにここまでで何度か引き合いに出していました、参考資料としてホビージャパン1992年3月号とゲーメスと別冊のギャルズアイランドNo.1をご紹介。
どちらも奇跡的になぜか持っていました。
昔からそういう趣味だった、ってことですね。
ホビージャパンの作例のページです、
ちゃんとしたワルキューレの塗装写真はこれしかなかったので、何かあればこの写真を参考にしていました。
ギャルズアイランドは読者が選ぶゲーム登場のギャルをゲームGAL30としてまとめている中で、ワルキューレは栄えある1位でした。
ちなみに2位はフェリオスのアルテミスで納得です。
アルテミスのキットもあるので、いずれ完成させなければ・・・
アルテミスのキットもあるので、いずれ完成させなければ・・・
ギャルズアイランドはこのNo.1からNo.3まで3冊あり、今は亡きゲーメストの別冊として発刊されていました。
さて、いよいよ次回で完成です!
フィギュアライズスタンダード アスナ その3 [SAO]
フィギュアライズスタンダードのSAOのアスナの続きです。
前回までで、デカールを貼って全身の細かな装飾の再現をほぼ終わっています。
かなりデカールの数も多く、デカール貼りが一番工数が掛かったように思います。
一通りのデカール貼りの後は、その後の作業や塗り分けのために一旦プレミアムトップコート(水性)でデカール保護の意味も兼ねてコーティングしています。
トップコートでコーティングの後、肩周りにある黄色ラインはデカールを使わず金色塗装で再現することにしました。
また、鎧部分や腰のベルトなどの銀色部分もこのタイミングでラッカー系でそれぞれ塗装しました。
金色=Mr.カラーのNo.9の金、銀色=同じくNo.8のシルバー
としています。
鞘もシルバーで一旦塗りつぶしです。
この後、赤色をエナメル(赤+ブラウン+白少々)で作って上塗りし、金色や銀色部分を綿棒やフィニッシュマスターで拭き取って下地になったラッカー塗料の金と銀色を露出させるつもりです。
こちらの鎧部分も同様です。
この上からエナメルの白をエアブラシで吹きつけますが、エナメルはシンナーの希釈濃度がラッカーとは異なるので1:1くらい?でしょうか。
実際は様子を見ながら試し塗りしつつ、となりました。
薄いとはじくようになってしまいますので・・・
適当な濃度になったとおもったところで、薄く何度も塗り重ねをして色を出すようにしました。
エナメルのエアブラシ吹きは実は初めてだったので、良い経験になりました。
エナメルの白、赤を塗った状態です。
この後、エナメルを丁寧に拭って落としていきます。
ベルトの細い白部分はマスキングテープでマスクしていましたが、剥がすとこのように。
良い感じで塗り分けができたと思います。
次に、スカートと兼の柄を塗りました。
柄はエメラルドグリーン、スカートの赤はシャインレッド+ブラウン+白で色を作っています。
スカートはその後、影になる部分にクリアーレッド+クリアーブラウンで影色を作ってシャドー吹きを付けてみました。
スカートはその後白いラインをエナメル白をスミ入れのように行っています。
彫が深いのでキレイに白が入ってくれました。
事前にクリアコートでつるつるにしていたことも手伝って、キレイにスミ入れできたと思います。
この箇所はデカールもありますが、塗った方が早いしキレイだと思いました。
ボークス 1/8 ワルキューレ その6 [ワルキューレ]
竜人氏のワルキューレの塗装の続きです。
主な塗装箇所としては、鎧以外はほぼ済みました。
いよいよ鎧部部の塗装です。
ワルキューレの特徴でもある、緑に金色のエングレービングの入った鎧を頑張ってマスキングと筆塗りを使い分けて塗っていきます!
肌や髪の毛はマスキングしていましたので、どの緑で塗るのか?です。
色々試してイメージに近いものを探しましたが、最終的にシンプルに、Mr.カラーNo.6のグリーンを影色として、明るい部分をNo.64のルマングリーンにしました。
これは、筆で細部を塗るときにエナメルのタミヤカラーを使うつもりでしたが、その時にタミヤカラーのグリーンとパークグリーンを使うとしたら・・・と考えた、というリタッチを想定したチョイスでもあります。
写真は、おもむろに緑を塗った状態です。
ルマングリーンで明るい箇所を塗るだけで、なんだか良い感じに
次に、緑をマスキングして金色部分を塗ります。
金色は鎧以外にもサンダルの前面の丸い模様なども有ったため、脚パーツもマスクしています。
この大きなスカートを何回マスクしたことか・・・
鎧の緑箇所のマスクは主にハセガワのマスキングリキッドですが、剥がしやすいようにところどころにマスキングテープの細切りを適用に貼っています。
直線っぽい箇所は、クレープ紙マスキングテープも併用です。
金色はあまり何も考えずべた塗りしました。
本当は黒を下地に塗ればより発色もよくなるのかもしれませんが、塗膜が厚くなることを避けたくてそのままGXカラーのブルーゴールドをエアブラシ塗装しました。
もともと隠ぺい力は高いので、下地が緑などでもあまり気にならないと思います。
剥がした結果がこちらです。
この後、リタッチを筆で行います。
リタッチは先に書いたように、主に緑をエナメルで塗ることが多く、場所によってはスミイレのように流し込んで金色のエングレービングの中に緑のスジを入れるようなイメージで色を乗せていきました。
結構この緑のリタッチは手間が掛かりましたが、主な着色がこれで完了しました。
ようやくひと山越えてホッとしたところです・・・
一気にワルキューレらしさがでました。
さて、小物も塗っていきたいと思います。
ヘルメットにつく羽です。
一旦、最初にスカートの白を塗る際に一緒に真っ白に下状態です。
このままだとちょっと単調なので、少しフィルタリングしてみようと思います。
クレオスのフィルタ・リキッドのシェードブルーをべたべたと筆塗りし、専用薄め液を付けた綿棒とティッシュで拭って、ほんのり青色を残した状態にしました。
編の凹凸もほんの少し強調された感じですが、わずかなので写真では分かりにくいかも。。。
ということで、ヘルメットはこれで完成です。
羽だけ先につや消しクリアでコーティングし、全体はツヤ有りの光沢コーティングとしました。
ここまでの塗装で顔以外は完成です。
下半身はもう組める状態だったので、プレミアムトップコートでツヤ消しにして組んでみました!
台座まで含め、良い感じになってきたと自己満足。
スカートの陰影もクリアパープルで付けてありますが、ほどほどな感じになってくれたと思います。
残すはリタッチとアイペイントです。