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電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その2 [バーチャロン]

バーチャロンから、1/144のWAVE製テムジンの続きです。


古いキットですので、全体的にモールドが甘め?

合わせ目も中央にばっちり入っていますので、合わせ目を消す作業が多く、それなりに手間が掛かります。

一方で、細かな事を言わなければ、再現度は高く、プロポーションも良好だと思います。

バーチャロンはそこまで細かくデザインを租借していませんので、あまりこだわりなく作ってしまえそうですが、唯一きになったのが肩の上部の面構成です。

下の写真の赤マルの部分。

DSC02507.JPG

ここは丸のすぐ上の形状が軸の部分までつながっているはず。

断面は三角になっている箇所ですので、イメージと違っています。

この肩パーツは後ハメの工作の影響で、前回の記事でも分解していましたが、分解ついでにこのラインも変更です。

DSC02516.JPG

写真の左が修正後、右がキットのままの形状です。

こだわるならば・・・という程度ですが、手間でもここは直します。

写真での通り、左のように断面が三角になるようにした場合、削り込む必要がありますので、事前にポリパテで裏打ちし、その上でプラパーツをデザインナイフで大まかに削って、金属ヤスリなどで形をだしていきました。


他、合わせ目を消したところ、微妙に抉れていたり、段差が機になったり、押し出しピン跡が機になったり、といったパーツが幾つかあったので、それぞれポリパテや光硬化パテで穴埋めをしました。

DSC02524.JPG

写真の黄色部分がポリパテまたは光硬化パテです。

光硬化パテは今回初めて使ってみましたが、確かに部屋のLED照明でも数分で硬化します。

あまり多く出してしまうと、作業をしている最中に多めに出した光硬化パテがどんどん固まってしまいます。

そのため、光硬化パテはちびちびと最小限を絞り出して、速やかに盛り付ける、という感じで、手早い作業が要求されますね。

合わせ目消しも一通り終わりそうなので、パテ埋め箇所だけ処理できれば、一通りのパーツ処理が終わりそうです。

今度の週末あたりで、サフ吹きくらいはしたいと思います。










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Kanon 1/8 沢渡 真琴 その2 [Kanon]

思い出したようにつくりかけのキットを次々といじっていますが、沢渡真琴の続きです。

いつものごとく、前回との間が空いてしまっていますが、作業をしたりしなかったり・・・

ブログの記事にしようと思えば、それなりの進捗が無いと書きにくいんですよね。


前回は過去からの仕掛品を軸打ちまでしたもので、一回目としていました。

それ以降、全身のスジ彫りを彫り直し、段差や境界線を彫り込み直して、表面を磨いています。

いつも、神ヤスリが多いのですが、今回はタミヤの紙ヤスリも併用しています。

だいたいですが、#240>#400>#600までです。

サフ吹きをしていくことを考えると、#600もあれば十分表面は均質化します。

それにサフの食いつきも良くなるので、あまり細かな目でヤスる必要は無いと思っています。


さて、今回全身を磨こうと、箱にしまっていたキットをだしていて気付きましたが、なんと左手の人差し指が折れているではありませんか[たらーっ(汗)]

DSC02504.JPG

実は前回のブログの写真でもすでに折れていたのですが、全く気付いていませんでした。

箱のスミになんの破片かな~~、と思っていると指でした[バッド(下向き矢印)]

箱の中でぶつかったりして破損したのでしょう。

仕方が無いので、指と手に0.5mmの穴を開け、0.5mmの真鍮線で接合。

接着は瞬間接着剤を使い、隙間埋めを含め、整形にガイアノーツの瞬間クリアパテRを使って復元しました。


こうった修復も必要だったので、サフ吹きしてみることにしました。

DSC02530.JPG

全身パーツはこれで全てです。

写真左手が白サフにする予定、右側がグレーサフなどの予定、と分けています。


DSC02536.JPG

で、サフ吹きをしてみました。

スカートは黒っぽいので、このタイミングで黒サフを吹きました。

肌や服などはタミヤの白サフ、他はタミヤのグレーサフです。

今回は様子見の意味合いが強いので3回ほどうっすらと吹きました。


実際に吹いてみると気付けますが、細かな気泡や傷が見えてきました。

そのため、もう一度全身をヤスリ掛けして、サフ吹きはやり直しです。

だいたいガレキの場合は、3回前後のヤスリ掛け~サフ吹きのリピートです。

今回の沢渡真琴は比較的成型が良いので、上手くいけば次で最終サフ吹きにできるかもしれません。


せっかくなので、全身を組み上げてみました。

DSC02553.JPG

サフの色ですが、色の配色がイメージできるだけで、なんだか完成に近づいた気がします[ぴかぴか(新しい)]

指が折れた箇所もほぼわからないくなってくれました。

気泡処理を行っていきたいと思います。


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後ろから。

今回はかばんも付けました。

軸打ちもほぼ問題なくできていますので、このまま表面処理だけ行えば完成できそうです。


色々と手を付けていますが、秋になって気候の良い(湿度が低い、というところがポイントです)ことですし、この10月で何体か完成させたいです。










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FRB 初音ミク  その1 [フィギュアライズバスト]

色々と手を付けていますが、フィギュアライズバストシリーズの初音ミクを組み立ててみました。

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フィギュアライズバストシリーズは、以前にフミナやマクロスΔのワルキューレ5人組も完成させていますが、初音ミクもサクッと完成させたいなぁ、と思います。

ちなみに、初音ミクはプレバン限定品で色違い、ポーズ違いが出ています。

(正確にはポーズ違いの発送はもう少し先ではありますが。)


今夏に全身のフミナが出て以降、~バスト、のシリーズは出ていないですね。

最近では、ダイバーナミがこのシリーズとして出ていますが、上半身だけ、というキットは最近新作情報がありませんので、一区切りなのでしょうか・・・


DSC02440.JPG

さて、横からです。

前に伸ばした左手や髪の毛のボリュームがあり、素組みでシール無しの状態ですが見栄えがします。

細かな塗り分けだけでも良いのかもしれませんが、モデラーとしては髪の毛の合わせ目などを無視できません[あせあせ(飛び散る汗)]

こういった細部だけでも、キチンと仕上げれば十分なキットだと思います。


DSC02442.JPG

後ろから。

後頭部を見なければ分かりませんが、おくれ毛まで再現されています。

全体として、接着不要で組みあがりますが、全塗装を前提とすると、接着した方が良い箇所は

・おさげになった二束の髪の毛

・指先と手のひらの接合部分

くらいで良さそうです。

胴体は前後でモナカになる構成ですが、服の縫い目のように処理されますので、接着なしでもあまり違和感なさそうです。


DSC02445.JPG

髪の毛がとにかくボリューミー。

でも、美雲さんの時のような巨大さは無いのはツインテールで空間があるからなんでしょうね。


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真上から。

空間の構成が分かります。

流れるような髪の毛の処理が素晴らしいです。


DSC02450.JPG

それほど初音ミクは詳しくありませんが、そもそもがPCソフトのキャラクターなだけに、その表現は自由度が高い(本物が無い)と思っていますので、塗装も自由にやってみようかと思います。

といいつつ、ベーシックに仕上げてしまいそうですが・・・


DSC02452.JPG

ちなみに瞳は顔パーツに一体成型されています。

塗装派としては、これまでのFRBシリーズの構成(瞳と顔は別パーツ)の方が楽ちんだったのですが・・・時流でしょうか。

バンダイさんの技術的にはどちらでも同じのように思えますが、組みこむひと手間が面倒というユーザーが多いのかもしれませんね。








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電脳戦機バーチャロン 1/144 テムジン その1 [バーチャロン]

部屋の整理をしていると、20年ほど前に発売されたWAVEの1/144のバーチャロンシリーズキット「テムジン」が発掘されました。

”電脳戦機バーチャロン”は1995年にアーケードに登場した、ツインスティックで捜査する、当時の流行りものであった対戦格闘を仮想のロボットで行う、という斬新なゲームでした。

独特の操作に慣れるのも大変でしたが、当時としては破格に美しくリアルな映像は衝撃でした。


その主人公機であるテムジンのキットは、複数メーカーから出ましたが、このWAVEの1/144シリーズは最初期のものだったと思います。

DSC02503.JPG

当時定価で600円。

大きさは1/144シリーズのガンプラと同じか少し小さいくらいです。

色分けはクリアパーツもあって、5色と多めで、600円という安価でこれだけの色分けをしていたことは凄いです。

プロポーションも良く、今見てもなかなか良くできています。


当時、とりあえずパチ組みしてみて、本体ができたところで武器やランドセルは途中で面倒くさく([exclamation&question])なって放置していました[あせあせ(飛び散る汗)]


そのキットを引っ張り出してしまいました。

模型工作環境の充実した今だからこそ、決着を付けようと思います。

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放置していた武器も組立て全身像です。

プロポーションバランスも昔のキットですが、特に言う事は無いのではないでしょうか。

細かな点では修正が必要かもしれませんが、手を出すと泥沼になる箇所もあるので、どうしたものか・・・


少なくとも、後ハメ加工は行って、塗装しやすくしていきたいと思います。

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武器を外してやや斜め側面。

クリアパーツなど、一部のパーツは工程の都合上嵌めていません。


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ランドセルも付けていませんが、背中にはキチンとサターンが付きます。


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全身の接着が必要なパーツは全て接着済みで、一部はすでに合わせ目を消しています。

設計は古いので、中央でのモナカ割が多いのですが、このテムジンはシンプルなデザインなので、合わせ目を消してもモールドに影響ある箇所は少なく組み立てやすいです。


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脚部は接着しても、膝周りが後ハメできる設計です。

一方、腕は肩~肘にかけて、一旦挟みこんだら外せない構造のため、パーツを交換したりばらしたりします。

写真はひじ関節をガンプラのPC-111の余りパーツ(写真右下の赤マル)に交換しました。

これで二の腕の中に3mm径の穴をあけて、軸を太らせることで後ハメというか、ガンプラのような構成にできます。

ちなみにこのポリパーツ交換で肘の関節が気になってきますので、クリアランスを削って確保の上、WAVEのポリパーツ隠しのオプションパーツを取りつける予定です。


次に、肩パーツもハメ殺しになるので、後ハメ化+形状の正常化をしたいと思います。

DSC02492.JPG

写真の左がキットのまま。

右の下の赤マルがパーツをノコギリ(刃が0.1mm厚の職人気質のノコギリ)で分断したものです。

分断ラインをデザインを見ながら決めて、丁寧に切り離します。

最初のテムジンの写真は、すでにこの肩パーツの加工済みのものですが、分断ラインさえ適切ならば、違和感なく後ハメ可能です。

最近のガンプラでは良くある分割方式ですね。


と、こういった感じでサクサクと作っていけそうです。

ムーンガンダムも作っていますが、8つもある背中のお月さま(サイコプレート)の処理が面倒ですぐに挫けてしまいます・・・・気長にやってます。










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ミニプラ 巨神ゴーグ その1 [巨神ゴーグ]

度重なる台風が過ぎて、早くも10月です。

週末毎に台風だったおかげで、湿度が高くて塗装ができず、積みプラや仕掛品(ムーンガンダムのスジ彫り彫り直しが大変です・・)を組み立てたり、ヤスリ掛けしたりしているうちに、ブログの更新が停滞していました[あせあせ(飛び散る汗)]


今回は巨神ゴーグ(ジャイアント・ゴーグ)から、食玩カテゴリであるミニプラで今年発売された、ゴーグを組み立ててみました。

ゴーグといえば、放映は1984年と34年前・・・・

なぜ今ゴーグのミニプラが出るのかは謎ですが、80年代ロボットものが大好きな世代の方々にとっては感涙モノですよね!

タカラの1/100は入手困難であれをそれなりの完成度に高めることは、色々な部分を作り直すことになります。

自分の中で、当時の思い出に決着を付けることができるこのようなキットが存在することに対して、素直に感謝したいと思います。

ありがたや、ありがたや・・・


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7月に発売だったので最新キットではないものの、個人的には早めに手を付けたと思います。

キットは食玩なのでスーパーでも販売されるはずですが・・・

ミニプラ初期のザブングル以降、スーパーのお菓子売り場で見かけたことがありません。

ちなみに、ヨドバシなどのある程度大型店舗のプラモデル売り場では売っていますが、すでに食玩である必要性があるのかないのか・・・


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箱です。

この箱はゴーグと敵であるマノンタイプが同梱されているセット販売状態です。

DSC02264.JPG

天面はゴーグの顔です。

ミニプラシリーズの外箱は、いつもこういった感じでキャラを記号化したようなデザインで、これを買おうと思う人にとっては嬉しくなる演出です。


DSC02267.JPG

中には、この2つのキットが入っています。

セットで買えば、ゴーグとマノンタイプが必ずセットですが、店舗のばら売りではゴーグがだいたい売り切れているようでした。

昔、タカラのキットが出たときはマノンタイプが売って無かったような印象があるので、なんだかマノンタイプが売れ残っていると買ってしまいたくなる衝動が・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


パッケージが非常にカッコイイですが、お値段は2個で4,500円ほどと、とてもお菓子とは思えない値段で、ますます食玩である意味を問いたい[あせあせ(飛び散る汗)]

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中身はこうです。

ちなみに、写真左端の白い四角いものがガム。

これを噛みながら組み立てていけばいいのでしょう。

そういうセットですね。


見ての通りシールの嵐。

全身の黒い線、黄色の線がシールで再現になっています。

キットには当時のタカラキット同様、スジ彫りでモールドもされていますので、塗装再現も可。

私は全塗装予定なので、シールは使わない予定です。


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正面からの写真ですが、1枚目と異なるのは、頭部に主人公の田神悠宇(たがみ ゆう)を乗せています。

サイズ的に、ほぼ1/100なんだと思います。

このあたりも、当時のキットと同じサイズというのは嬉しいポイントです。


プロポーションも見ての通り非常に優秀で、スタイルに関しては特に手を入れる必要なさそうです。


DSC02284.JPG

全体的に曲線が多用されたデザインを破たん無くプラモデル化しており、34年の歳月を感じます。


DSC02285.JPG

後ろです。

スカートの処理、関節の処理、など細部までここ最近の模型業界で培われたノウハウが活かされており、平成の終わりまで待った甲斐がある内容と言えます。

長生きするともっと凄いものが出てきそうですね。


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スネのラインが美しいです。

全身のまとまりも良いので、あえて贅沢を言えば・・・

食玩ではなくHGシリーズなどのフォーマットで出してもらえれば、後世に残る名作となれるのに、と思ってしまいます。


DSC02288.JPG

オプションとして、ゴーグにはこれだけの装備や手首パーツが付属します。

指先の表現力が凄く、どれも丁寧に仕上げてあげれば、表情豊かなゴーグを作れそうです。

ただ、プラスチックの嵌め合わせなどが渋く、手首パーツのはめ込みのきついような気がするので、調整が必要です。


以上、ゴーグでした。

ミニプラとしては、マノンタイプ、も発売されていますので、作っていきたいと思います。

また、プレバン限定ですが、ラブル・ガーディアンまで発売されていますので、合わせて完成品が並べられればいいなぁ、と未来予想をしつつ進めていきたいです。








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