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合体 アトランジャー穂鷹アトリ同梱セット その3 [合体シリーズ]




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アトランジャーと穂鷹アトリの続きです。

塗装を進めていますので、その進捗をまとめます。


赤いパーツは普通に赤系を塗ると非常におもちゃっぽくなってしまうと思いました。

それはそれでアトランジャーっぽいのかもしれませんが、黄色みの無い赤・・・と考えた時に、前回の機械神で使用したガリアンカラーのメタリックパンツァーレッドを思い出しました!

IMG_8302.JPEG

ということで、黒下地にメタリックレッドで塗装。

写真だと結構ダークレッドっぽいのですが、良い感じにしっとりとしたメタリック控えめの赤です。

何度見ても良い色です。


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肌色、髪の毛を塗りました。

途中経過を撮影していませんでしたが、お腹は少しアレンジしています。

アトリのお腹は青い布がかぶさっているようなデザインで青いパーツがわざわざ付属しますが、あまりにも唐突感があってしっくりきませんでした。

そのため、今回はお腹は全て肌色にすべく、ちょっとアレンジしています。

青いパーツを肌色に塗っても良いのですが、肌色はできるだけ塗装せずに済ませたかったので、お腹の青いパーツが白成型色で余剰となるアトランジャーΩのアトリパーツを流用し、隙間は肌色のカラーパテで埋めて一体にしました。

その後、白下地状態になったお腹のパーツ含め、各所の合わせ目を消した肌色パーツ、および影になりそうな箇所をラスキウスのホワイトピーチ:ナッツホワイト=1:1で作った肌色で塗装しました。

アトリの肌色はかなり色白ですが、この調合で丁度成型色に近いものになります。

ですが、それでも成型色よりは濃いめなので、顔パーツはあらかじめ瞳をマスキングゾルでマスクして、肌色の違和感が出ない様にフワッと色を載せて合わせています。


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その後、マスキングゾルを剥がし、肌色で組持ってしまった眉毛や瞳の輪郭をエナメルのハルレッド筆塗りで再生。



IMG_8310.JPEG

口の中は最近入手した、モデルカステンのエナメルの粘膜クリアーを筆塗りで塗装しました。

この粘膜クリアーは最初はラッカー系の大瓶で発売されていましたが、その時は買いませんでした。

この手の塗料を全体に吹くことはまずないこと、ラスキウスで代用できること、仕上げに使うにはラッカー系は不向きであること、から不要と思っていましたが、エナメルで発売されたので買ってみました。

これまで、この粘膜クリアーに近い色は、クリアー+クリアーレッド+クリアーオレンジで再現していましたが、調合せずに使用できるこの色は便利ですね。

ちょっとアレンジすれば爪の塗装などにも使えそうです。



次にアトリの黄色パーツもアンティークゴールドで塗装しました。

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ただ、このアンティークゴールドを吹くパーツの多くはスネ周りに集中しており、下地に黒っぽい下色があります。

今回、この黒っぽい部分はMSカラーのファントムグレー(シャアザクのスネなどのグレー部分)を下地として塗装した後、マスキングしてからアンティークゴールドを吹きました。


IMG_8311.JPEG

その際のマスキングで大活躍したのが、こちらのグッドスマイルカンパニーのマスクゾルです。

ネット上の記事では便利、という情報はあったものの長らく品切れで買う事ができませんでしたが、少し前に再販され、ようやく買えました。

これまで使う機会(キット)がありませんでしたが、今回は試験的に使用しました。

こちらは速乾性のためクレオスのマスキングゾル改と比べて非常に乾きが早く、ほぼ液状の使用感です。

使う前に瓶の中はかなり上澄みと下部分が分離していたので、よく攪拌する必要があります。

瓶ごとシャッフルし、棒で中身をかくはん後、塗料皿に少し出してあまり使わなくなった面相筆で筆塗りしました。

ほぼ液体なので、想像以上に流れ込みますが、モールドさえしっかりしていれば特に問題は無いでしょう。

逆に言えば、モールドがしっかりした部分でしか使用しない方が良いです。

乾燥も早く、5分以内程度で硬化し、15分くらいで薄塗りであれば剥がすことさえ可能でした。

剥がす感覚は面白いほどキレイに剥がれ、奥まったところのゾルも残らずにキレイに剥がれてくれます。

そのため、このアトリのような細かな塗り分けも適当に筆でゾルを流し込めばあとはなんとかなってくれました。


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結果、こんな感じで結構細かな塗り分けも難無くこなすことができました。

もちろん、筆塗りによるレタッチはしていますが、最小限の工数で済んだと思います。

使いどころをわきまえれば、これはかなり強力なゾルですね。


さて、この脚部は上部写真中央あたりの編み目のような×状のモールドパーツをはめこむスネに対して、上下にグレーパーツを挟み込む仕様です。


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具体的には写真のような構成で、赤マル部分にある突起をニッパーで切り落とすことで、簡単に後ハメができました。


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足首側も同様に写真の赤マル部分の挟み込まれる突起を切断するだけで、後ハメ可能です。

私の場合、塗膜の厚みで差し込むだけで結構がっちりホールドされたので接着はしませんでしたが、状況によっては流し込み接着などをすればより強固でしょう。


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ここまででアトリのほぼ全パーツの塗装が終わりました。

肌色も、ラススキウスのクリアーペールレッド+クリアーペールオレンジでシャドーを入れた後、スムースパールコートでコーティングしています。(定番塗装です)

後は組みこんで完成か・・・と思ったところで初めて気付きましたが、下腹部のパンツラインが未塗装でした[あせあせ(飛び散る汗)]



キットでは赤いシールを貼ることでパンツを再現しているため、モールドが非常にあっさりと入っているだけで非常に気づきにくいパーツです。

とはいえ、重要な箇所なので、ここは改めてマスキングの上、エアブラシ塗装でパンツラインを表現します。

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ちょっと珍しいパーツ割ですが、お尻部分、前、下からはめ込む中央部分の3箇所にパンツ箇所として白を塗装。

今回、MSカラーのホワイト(少しグレーがかった白)を使用しました。

キットの指定は赤ですが、赤だとフンドシのようで少し違和感がありあえて白としています。

また、胸の青はアトランジャーの青と同じ成型色ではありますが、服なのでトーンを落とした水色を作ってグラデーション塗装の上、ツヤは落としています。

髪留め?のクリアーブルーパーツもダーククリアーブルーをグラデーション塗装し、少し色味を強くしています。


ということで・・・

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アトリ単品完成です!


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元々キットのアトリはカワイイので、しっかり仕上げるだけでかなり美人さんになると思います。

今回はお腹を肌色にしたり、全体的に色味を落としているのでより肌面積多めになって落ち着いた印象になっているんじゃないかと思います。

お腹が唐突に青いよりは、こっちの方が自然だと思うのですがどうでしょうか?[あせあせ(飛び散る汗)]


ということで、ここまで進んだ段階で並行してアトランジャー本体も塗装は終わりました。

次回は完成編としたいのですが、ちょっと撮影が間に合っていないので少し間を開けての公開になるかもしれません。

続く・・・・














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