めぞん一刻 1/12 音無響子 ツクダホビー その2 [るーみっくわーるど]
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音無響子さんの作製を進めています。
このキットは基本的に完成度が高い(造形が良い)ので、大改造しない限りは完成させるまでの労力はそれほど掛からないと思います。
少し前に作ったレイファンやグラレス、といったガレージキットの方が整形に時間が掛かったので大変だったように思いますし、今仕掛のラジシャンラムのように多少改造しないと納得いく完成度に至らなさそうなキットは、改造に時間が掛かって、完成が遠のきます。
(という理由でマジシャンラムが完成しないのですけど・・・)
響子さんは比較的そのままで組みたてようとしていますので、あとはモールドの甘い部分の彫り直し、塗装と仕上げを考慮したパーツ処理、だけとなります。
具体的には、例えば胴体パーツであれば写真の丸囲み箇所のモールドがほぼ丸まってしまっているので、このまま塗装してしまうと、ぼんやりした印象になりそうですし、境界線があいまいなので、エアブラシ塗装では厳しそうです。
襟と服の境界線、エプロンと服の境界線、とった箇所をナイフや彫刻刀で彫り直して、再生してあげる必要があります。
次に脚部です。
この写真は右足はパーティングラインやゲート跡処理が終わった状態で、左足(写真上の右側)は真中にパーティングラインが見えると思いますが、未処理のものです。
左右ともに、パーティングラインはデザインナイフのカンナ掛けと神ヤスリの#120~#400でざっと仕上げていくことになります。
ちなみに後ろはこんな感じです。
特に左足の太もも裏部分にゲート処理がまずくて抉れたような状態になっており部品がありますので、こういった抉れに対して、タミヤの瞬着イージーサンディングを盛って、硬化剤で固めて穴埋めにしています。
胴体の表面処理を#400のヤスリまで終え、脚部を改めて取りつけて気付きましたが、脚部を接着して胴体に付けるとこの写真のようになります。
つまり、脚部のズボンの前部分は見えなくなる、ということです。
しかしながら、キットには股間周りのモールドもしっかり入っているので、完成後は見えなくなるものの、やはりきっちり作り込んでおこうと思います。
完全に自己満足ですが
ある程度処理をする中で、脚部の左足首パーツがサンダルからかかとが浮いたデザインであるために、この浮いた部分の隙間のヤスリ掛けや塗装が非常に難しくなっていることに気づきました。
写真のように、左足首の甲の部分(サンダルのモールドとの境界部分)で0.1mm厚のカットソーで切断しました。
繋ぎは1mmの真鍮線を通しておきます。
この工作で後の塗装時にキレイに塗れ、マスキングも最低限の処理でできると思います。
足首とジーンズの裾の境界線でも切断しても良いのですが、あまりやり過ぎても後で繋ぐのが面倒になりますので、考え物です。
次に脚部を長い込み接着剤の点付けで仮止め。
上から見ると空洞になっていますが、この空洞部分が胴体との接合箇所のため、埋めることにします。
また、頭部、後頭部パーツは3種類×2種類で6パターンの表情と髪型の組み合わせが可能ですが、キット指定は当然ながら接着となっていることから、少し工夫したいと思います。
穴埋めついでに磁石を埋め込んでみます。
頭部パーツ中央に少しだけ見えているのが磁石です。
100均で売っている8個入り100円という超強力マグネットです。
エポキシパテで穴埋めをする途中で磁石はエポキシパテに包まれるように埋めているので、おそらく強度も大丈夫だと思います。
磁力で頭部パーツの変更が可能になる、という訳です。
まだ腕パーツのモールド処理が終わっていないので、引き続き地道に処理を行って、年内完成ができれば良いなぁ・・・という感じです。
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