今回は、ファイター2に付属する1/20のアルフィンを作ります。



ビニール袋に、アルフィンのパーツがまとめられており、写真の通り6パーツで全てです。

小さいながらも、髪の毛が分割が1/8や1/6のガレージキットと同じ構成でシャープな造形です。



キットはガレージキットと同じ、レジンキャスト製のため、離型剤を取り除くために、離型剤落としの液に30分ほど浸し、その後中性洗剤で洗浄しました。

ちなみに離型剤落としは、WAVEのM・ウォッシュを以前に大量に買い置きしていたので、それを2リットルほど缶に入れていつでも使えるようにして、そこに浸しています。

でも、このM・ウォッシュは最近販売していないようです。

似たような製品として、ガイアノーツのレジンウォッシュが1リットル単位で売っていますね。



今後はこちらを使ってみてもいいかな、と思いますが、未だM・ウォッシュが大量にあるので、あと数年は大丈夫そうです#59142;







とりあえずゲートから切り離しました。

切り離しは、プラモデル同様、ニッパーで適当に切り離します。

プラモデルと違い、ゲートはかなり残して切り離し、このサイズだとデザインナイフで少しずつゲートを削って、本来のパーツ形状になるように、彫刻するようなイメージで処理します。



それなりにゲートを処理していきましたが、写真の赤いマルにあるような気泡によるえぐれ、がありました。

ガレージキットなので当然あり得ますが、こういったパーツの欠損などは一つ一つ復元させていくことになります。

このレベルの気泡の場合、瞬着で埋めても良いのですが、手早く処理するために、気泡周辺をデザインナイフで切り取って、切り離したゲートがレジンキャストで同じ素材ですから、レジンキャスト片としてサイコロ状にカットして、それを瞬着で接着して整形しました。

こういったことに使いますので、レジンキャスト片は捨てずに持っておく方が良いです。



気泡はそれ以外に気になるようなものも無かったので、顔を付けてみました。

ついでに、完成時に飾るベースもWAVE製のものが在庫であったので、そちらを使用。

腕パーツはかなり小さく細いので、この時点では接合方法未定のため、放置#59142;

イラストイメージに近い、かなり良い造形だと思います。

おまけキットとは思えないほどのクオリティです!



後ろから。

ちなみに、首と後ろ髪はキットにモールドされているピン跡をゲージにして、1mmの真鍮線を通すようにピンバイスで穴を開けて接合しています。

胴体は1パーツですので、パーティングラインは丁寧に消しつつ、浅くなったモールド類はデザインナイフと彫刻刀で彫り込んでいます。

また、両足の間もバリなどでモールドが曖昧な感じになっていたので、脚の間にエッチングナイフで切り離すようにしています。

このあたりは個体差がかなりあるだろうと思います。



以上、まずは仮組みまででした。

続きます。













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