カミキ・ミライの塗装の続きです。

前回までで主要な塗装は終わっていますので、今回は主にアイペイントです。

ガレージキットを含めて、最近はアイペイントするようなキットを作っていなかったため、久々のアイペイントに少し緊張しました。


工程ごとに撮影していくつもりが、時々撮影を忘れていたので大まかな流れ、ということで記事にまとめます。



人によって進め方は色々かもしれませんので、あくまで自己流です。

まずは顔パーツのツヤを光沢クリアーにしておきます。

これはこの先のエナメル塗料によるアイペイントの修正をしやすく(拭き取りやすく)するためです。


また、今回初めてクリアーオレンジによる下書きをしてみました。

たまにSNSなどでは見かける手法ですが、やったことが無かったので試してみました。


クリアーオレンジを面相筆で描き込み、余分な塗料を拭き取って線を整形します。

ここがしっかり描ければ、アイペイントは8割は完成したと思えます。

ここが一番時間が掛かりますし、印象を大きく左右する工程だと思っています。




だいたいこれで良いかな、という段階まできたら髪の毛を付けてみたりして様子を見てみます。

気になった部分はまた修正。

これを、繰り返してこれくらいで止めておこう、というところまで修正したら十分乾燥させた後、クリアーコートでセーブ。




次はクリアーオレンジの瞳や眉毛、まつ毛に色を入れていきます。

今回は黒ではなく、ハルレッドを使用しました。

カミキ・ミライさんは髪の毛が茶色なので、眉毛なども黒では濃すぎるであろうという考えから、ハルレッドで塗ることにしました。

下書きとしてクリアーオレンジの線があるので、基本的にはそれをなぞっていくだけで良いのは楽かもしれません。

また、少しだけ下地のクリアーオレンジが見える部分もグラデーションっぽくなる、という効果もあると思いますので、下書きをするのは良いのかもしれません。
工程が増える分、手間ではありますが。。。


撮影し忘れていましたが、眉毛は瞳の輪郭をハルレッドで入れた時点でセーブ。

ついで、瞳の輪郭をハルレッドで描き込んでいます。



工程ごとにラッカーのクリアーコートでセーブをしつつ、少しずつ慎重に進めることが重要だと思いますが、時間は掛かります。

工程にもよりますが、30分塗装→乾燥3時間→クリアーコート→乾燥3時間、でだいたい1セットです。

これでも乾燥器を使う事で短縮していますが、それでもやはり2時間以上は乾燥時間にしたいところです。




次に瞳孔を描き込みます。

ここは今回はフラットブラックでマルを書きました。

マルを描く、というのはかなり難しく、これであればいっそのことマスキングしてエアブラシでマルを入れる方が楽かも・・・と途中で思いました。

1/8サイズでもエアブラシを使う方が早いかもしれませんね・・・



次に瞳の中をクリアーグリーンで塗装。

下側は明るい部分を作り、上部は濃くなるようにクリアーグリーンを良い感じで重ね塗りして表現してみました。

ここも納得のいくまで繰り返す、のが重要ですね。

ここまで塗ると、かなりそれっぽくなってきました!




ほぼ仕上げに近い工程として、ハイライトをエナメルホワイトで入れます。

良い感じにちょん、ちょん、と入れることで一気に仕上げた方が良い気がします。

この後は瞳をマスキングし、ツヤツヤになっている顔の肌色をスムースパールコートで調整します。

その後、頬にタミヤのウェザリングマスターHで頬紅を入れ、口紅を差して終了です!


ようやくアイペイントが終わりました。

仕上げまでもう一息。

次回、ベース製作編です。





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