ガレージキット 1/6 kanon 川澄舞の塗装の続きです。


今回は髪の毛を塗装していきます。


これまでの写真にもありましたが、髪の毛は白サフで均質化してあります。

顔と後頭部が一体化しているので、塗装済みの肌色部分を厳重にマスキング。

ここは少しでもはみ出ると致命的にやる気が無くなるため、これでもか!というくらい厳重にマスキングします。

服のはみ出しはなんとかリタッチできますが、顔だけははみ出させたくありません。

それでもはみ出ることがあるので、マスキングは難しいのですけどね・・・


さて、舞はロングの黒髪が特徴です。

ゲーム内やアニメなどでは、やや青みがかった黒髪となっていますので、今回も目指すは青みがかった黒です。

ただし、立体物として自然な髪の色を目指したいと思います。


具体的には、まずラスキウスの濡烏色をベタ塗りしました。

写真はその状態です。

この濡烏色は、塗った直後はほぼ黒のように見えるのですが、クリアーホワイトを上掛けするとほんのり青みが浮いてくるような感じで、日本人の黒髪表現には非常に優秀だと思います。

以前にも、ダイバーアヤメの塗装で使用して好感触だったので、今回も採用しています。



上掛けのクリアーホワイトを吹いた状態です。

明るくなる箇所を中心に様子を見ながら薄く何度も吹き重ねると良いようです。



ちょっと分かりにくいかもしれませんが、明るく見える箇所は(光の加減も多少はありますが)クリアーホワイトの効果によるものです。

相変わらず良い色になります。


ということで、髪の毛の塗装が完了です。


顔のマスキングを剥がし、一度組み上げてみました。

髪の毛は全てネオジム磁石で接合しているため、こういう仮組みもスムーズです。

塗膜剥がれが起こりにくいので、安心して組めるのがネオジム磁石接合の利点だと思います。

前髪の上あたりに、良い感じで明るくなっているのがクリアーホワイトの効果ですね。

今回はメリハリをつけたかったので、少し多めにクリアーホワイトを塗り重ねて明るい部分を強調してます。

また、前髪の毛先にほんのりホワイトピーチを吹きつけて、透け感を出しています。

もう少し透けさせても良いかも。。。


HEAVEN BURNES REDのキャラ絵を見ていると特に前髪の透け感が強調されているので、昔のKeyキャラに最新Keyキャラのイメージを少しでも投影できれば・・という意図もあります#59142;

瞳はアイペイントしますのでアレンジが可能ですし、HEAVEN BURNES RED風にしてみようかな・・・とか考え中です。



後ろの図。

リボンと後ろ髪が無いので、ちょっと違和感ですが、襟足なんかもマスキングは漏れないでいてくれて助かりました。


ということで、ここまでの塗装を経て、一度上半身を仮組みしてみようと思います。


まだ白目のままだったり、特徴的な赤い制服が真っ白のままなのでまだまだな感じですね#59142;

でも、髪の毛の色と肌色が入ったことで、かなり完成イメージに近づいてきたように思います。

次は頑張って、制服の塗装、細部のリタッチ、靴底の塗装、アイペイント、です。

あれ・・・まだ結構先は長いような・・・(~_~;





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