※この記事は投稿日付が下書きのまま2/24になっていたので、修正後の2/26に訂正して再投稿しました。


部屋の整理中の発見物として、23年前のボークスのキット、装甲騎兵ボトムズのヒロインである、「フィアナ」の1/8ガレージキットがでてきました。

ボトムズのフィアナのキットはもう一つあるのですが、こちらのキットはシンプルながらフィアナの特徴をよく捉えている、アニメの再現度の高い造形です。

一方で、フィアナに限らずですが、当時(1980年代)のキャラクターは今でいう”萌え”要素はほとんど感じられないため、カワイイとかそういったものとはちょっと違います。

まだボトムズのキャラクターは良いですが、当時のダグラムなんかは女の子キャラが役柄に合うようにデザインがリアルすぎ(頬がこけている、等)て、このキャラをフィギュアにしよう、という意図は皆無だったんでしょうね。(と、勝手に思っています)


キットの仮組みをしました。

アップです。



ガレージキットですので、パーツにはバリやゲートが沢山あります。

写真はそれらをある程度除去済みですが、整形しなければならない箇所がまだ多くある状態です。

肩周りや前髪周辺は特に目立ちますね。


キットのパーツ構成はこういった感じです。


全6パーツとシンプル。

フィアナの服装は、クメン編で多く見られた緑のスーツ姿です。

クメン編ではキリコに食事を作ってあげる場面などでは袖が出ているシーンもありましたが、このキットの造形を見る限り、指先まで緑のスーツ姿のようです。



ちなみに箱はこれです。

当時のボークスに多かった、黒い箱に紙でキット内容を記載しているものでした。

1999年2月3日~3月3日開催の原画&セル画展記念海上限定品、とのことです。

私はこの原画展に行ったのではなく、当時はボークスの店舗によく行っており、お店のポイントを沢山もっていて、当時はポイントで限定キット交換などをやっていた中で、ポイント交換で頂いたキットだったように思います。

ちなみに、定価は¥4,800です。



全身像。

髪を書き上げる仕草でシンプルながら良いです。



バランスが良いので、ベースに固定しなくても自立してくれます。

髪の毛は前後2パーツで、仮組みのためにマスキングテープでくっつけてみました。



後ろ姿。

髪の毛の流れる感じ、腰からお尻に懸けてのラインなど、非常に丁寧に造形されています。



右足はデザイン上の線がありますが、この線を上手に分割ラインにしているので、すり合わせさえ行えば、完成後も接合部分は気になりません。

両腕も肩で接合ですが、同じくデザイン上の分割線が入る箇所なので、ここも合わせ目消しは不要です。

20年以上前のキットですが、非常に良く考えられた構成で助かります。



全体的にバリやパーティングラインの処理、接合部分のすり合わせ、といった基本作業だけで完成できそうな良キットですので、作っていきたいと思います。

また、同じくボークスの1/8 キリコもありますので、このフィアナ完成後には着手し、キリコとフィアナをそろえてあげることがボトムズファンとしての責務と考えております。


色々並行作業していますが、このフィアナのキットの完成写真は見たことがありませんので、頑張って完成させたいと思います。















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