アッセンブル・ヒロインズのネロさんの続きです。

このシリーズの素組みは10分もあればできますし、それなりの完成度がお手軽に再現できて、5,000円程度と昨今では激安の部類だと思います。


完成品だと倍ほどの価格で売っていますが、お手軽に塗装するだけでも十分ですので、フィギュア塗装の入門にはお勧めです。


ということで、塗装編に入ります。

まずは一度全パーツを中性洗剤で洗って、汚れや油分を除去しておきます。


水着部分は赤一色ですが、設定通りにするには白のストライプが必要です。

身体に密着するように柔らかなPVC製パーツになっていますので、塗膜剥がれ防止にガイアノーツのプライマーをエアブラシで塗布しておきましょう。

このプライマーは希釈する必要がありませんので、スポイトで適量を吸い上げ、0.3mm口径のエアブラシで問題なく塗布できます。

プライマーの後は、ツールクリーナーで十分洗浄しておきます。



肌色パーツは顔以外はこんな感じです。

陰になる部分にラスキウスのペールレッドを吹きます。



ネコの手で保持しますが、脚パーツは接合部分が空洞になっているので、逆作用のネコの手がジャストフィットします。

逆作用は非常に便利なので、フィギュア塗装には必需品です。



写真では分かりにくいのですが、ペールレッドで影部分のみ塗装した状態です。

実物を比較すると、相当効果的なんですけどね・・・

足裏なんかは割と写真でも塗装の効果が分かるかもしれません。



まずはキットの素の状態です。

頭部は顔と髪の毛が一体になっており、前回作製のアスナと同じ構造です。

塗装しやすくしようと、髪の毛と顔部分をお湯に付けたりしてなんとか剥がそうと試みましたが、破損しそうでやめました#59142;

無理に分解するより、素直に顔をマスキングした方が楽で安全だと思います。



やはり写真だと分かりにくいのですが、ラスキウスのブロンドを明るい箇所に塗る感じにしています。

逆に暗くなる箇所はクリアーブラウンをクリアで3倍くらいに割ったもので影を軽く入れています。



前髪の三角になった箇所(2箇所)は奥まった箇所に影を入れ、前髪上部はブロンドでハイライト。

毛先などにもハイライトを入れ、顔は陰になる部分にペールレッドを吹いています。

なお、髪の毛を塗る際には顔はコピー用紙を現場合わせでカットしたもので簡易マスクをして対応しました。

マスキングテープでべったり貼るよりはお手軽ですし、エアブラシのコントロールで余計な色を載せない様に注意すればOKかと。


水着以外の主だった部分の塗装は以上です。

次回は、水着や細部の塗装となります。













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