ここ最近は仕掛のキットをチマチマといじっています。

日記、というブログの性質上そういった経過も載せようとも思いましたが、あまりに地味というか進捗が無いので、更新をしていませんでした。


ちなみに、重点的に作業しているキットは次の通りです。

・HGBD ガンダムダブルオーダイバー

・LM エヴァンゲリオン量産機

・ワンダーモモ 変身後

・キラメキラムちゃん


特にダブルオーダイバーはゲート処理やヒケ処理を地道に行っていますが、強化パーツ込みで作業すると、思った以上にパーツ数が多くてすぐに途中でヤスリ掛けが飽きてしまいます#59142;

そんな感じで進捗が芳しく無いため、写真もとらずに作業だけしている状況です。


これでは後1週間はブログ更新ができそうに無いので、ちょっと新規のキットを投稿しようと思います。

そこで、今回はいつものように何の脈絡も無く、ヴァンパイアセイバーから”バレッタ”です。


バレッタ、といっても知らない人も多いと思いますが、見ての通りの赤ずきんちゃんです。

カプコンのゲーム「ヴァンパイアセイバー」が初出で、その後はヴァンパイアハンターなどのヴァンパイアシリーズのレギュラーキャラです。

見た目の赤ずきんちゃんキャラと性格、行動は真逆で、残虐非道。

手に持った籠から、手榴弾や地雷、ミサイルなどを取り出して戦う、というキャラです。

キャラを知らなくて興味ある方はカプコンのサイトでご覧ください。


キットはオーバーダード氏の作品でイベント品のため、説明書が1枚あるだけです。


パーツは10個。

佐藤氏の直筆文章にあるように、フォルム優先のシンプルなキットのため、パーツもフォルムを伝えるために最低限の構成です。

こういったキットに多いケープの下やスカートの中、といった内側のディティールはバッサリカット。

そのため、下半身(スカート)はムクのキャストの塊のため、思った以上に重くてどっしりしています。

脚も膝から下だけ、手はひじから下、といった見える部分だけです。

しかもこの1枚の手書きの文章以外に、Googleで検索してもこのキットの完成画像やその他画像が見つかりません#59143;

そのため、完成形が分からないまま、パーツを眺めていると素立ちのバレッタ??といった印象のパーツでしたが・・・


とりあえず、パーツがつながる部分には丸い跡だけはモールドされていましたので、それとパーツの角度を頼りにああでもない、こうでもない、と2~3時間パーツをいじって組み合わせた結果がこれです!


どこにパーツを繋げたらどういったポーズになるのかの予想図も無いので、真鍮線を適当に差し込み、試行錯誤した結果どうやらこんなポーズだと思われます。多分、ですが#59142;



まず最初に苦労したのが脚でした。

一応、左右の違いのために”R”と”L”の刻印があったので、左右は分かるのですが、取り付け面が妙に斜めにカットされていて、スカート基部の取り付け位置穴も思ったよりも中央でくっついています。

どういった感じで脚を取りつけたらいいのか、で小一時間は悩みました#59142;



上半身と下半身はシンプルにつながるので苦労はありませんでしたし、顔も貼り付けるだけ、でした。

このあたりは簡単。



ただ、手に持った籠と両手の付く位置が非常に悩ましかったです。

両手を付けると籠がどこかにぶつかるし、籠と右手は一体化している(籠の中に手首くらいまで突っ込んでいるような造形になってます。何かを取り出そうとしているようです)ため、ここは確実に接合。

そうすると、籠が身体にぶつかってしまいます。

籠の位置を調整すると、今度は左手の位置が籠か身体に干渉してしまいます。

試行錯誤した結果、籠の持ち手の中に左手を通すような形だと問題なことが判明。

そうしてできたのが、このポーズでした。


イベント品のキットや古いキットも沢山持っていますが、完成図や写真が無いものが多いです。

そういったキットはこのように試行錯誤して本来の形を再現してあげることも一つの楽しみです#59126;

特にネット上にも完成写真が無いものも少なくありませんので、後世のため(とはなんと大げさな#59142;)にも完成写真を掲載するようにしていこうと思います。









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