週末から急に複数キットの記事を書きだしましたが、それぞれぼちぼちと進めますので、気長にお付き合いください。

早2月も終わり、という今日この頃、改めて現状確認をします。

今の仕掛りで、できるだけ早めに仕上げたいと思っているのは、

・朝霧陽子


・VF-1J

・ワンダーモモ

・フレイア

・レイファン

・ウォーカーギャリア

・ナウシカ

・アルフィン

・・・・多すぎですね#59142;


とりあえず、できるだけ上から古い順になっているので、順番に完成させていかなければ。

VF-1Jはデカール貼りくらいですが、デカール貼りになれていないので手が止まってしまっています。

このままだと完成しないので、そろそろ仕切り直しが必要です。


そうは言っても手を出し始めたキットは少しずつでもいじりたいので、今日はナウシカに軸打ちをして仮組み状態にしてみました。


レジンキットの仮組みです。

このキットはシンプルなポーズに見えて、パーツ分割が頭部、両腕、左足、上半身、下半身と大まかにですがほとんどの身体の部位が分割され別パーツです。

しかも、パーツ間の接合箇所にダボなども無く、原型をノコギリでばっさり切っているのではないか?と思えるくらいの潔い分割面です。

仮組すらまともにできません#59143;

パーツ同士を手で位置決めし、片方のパーツに1.0mmの真鍮線を短めに埋め込んでから、反対側と位置が合うようにすり合わせ、位置がよければギュっとパーツを無理やりくっつけるようにします。

すると、短めに切った真鍮線がハリのようになり、反対側パーツの接合面に傷(穴)を付けてくれますので、その傷をピンバイスで広げて位置を決めました。

原始的ですが、こういったダボが無い場合は、この方法が早いです。



下半身に左足を付け、上半身を繋ぎ、頭部、右手、左手の順番に組み上げました。

キットは見ての通り座りポーズです。

座りポーズの割には微妙な箇所で分割されているため、バランスよくパーツを組み合わさなければ、お尻~両足~右手の3箇所の設地箇所がきれいに接地してくれません。

何度か仮組みしつつ、軸打ちをする真鍮線を調整し、なんとか3箇所が接地してくれたと思います。



後ろから。

テトも付属しますので、パッケージを参考に組み上げ、写真撮影のために両面テープで乗せました。

まだ腕の付け根などに隙間がありますが、接合面と角度、位置はほぼこれでいけそうです。



古いキットの割には、顔の造形、指先、服のシワなど、細部まで丁寧に彫刻されていてなかなか見応えがあります。

瞳も彫り込まれていますので、筆塗りのガイドにできそうです。



仮組によって工作のポイントも見えてきました。

ただ、全体的に古いキット特有のやや硬めで妙に黄ばんだ感じのレジンです。

また、気泡もちらほらありますし、表面も波打ったような粗い感じがします。

これらをヤスリ掛けや気泡埋めで処理していくことになります。