仕掛品が多いのですが、今回はHG Gセイバーです。

数あるガンダム作品の中でもかなり異色の作品であり、唯一ガンプラ化されたのがこのGセイバーです。

作品は2000年に映像化されているものの、TVアニメでも映画でも無い、という微妙な存在でした。

すでに四半世紀近く昔になっているので、記憶もあいまいですが、PS2のゲームはでており、Gセイバー自体のバリエーションも複数存在していました。

映像よりは、当時のホビージャパン誌でスクラッチの作例が何度か掲載されていたように思います。

(今度当時のHJを探してみますか・・・)


ストーリーなどは割愛しますが、U.C.233ということで正史に組みこまれているガンダムである、と言う点はいずれ見直される日も来るのかもしれませんね。

実際に、ガンダムビルドファイターズにもちらっと登場していましたし。



キット自体はHGの初期のフォーマットではあるものの、全体的にはなかなか良いと思います。


今回ご紹介するキットの状態は素組みにスミ入れと一部部分塗装をした状態です。

これは昔(発売当時)組み立てていたものを発掘したので、この機会にキチンと全塗装で仕上げていきたいと思います。




正面から直立だと色々気になるところが無いわけではないですね。。。

太もも、腕はフレームむき出しのため意図的に細身になっている。

とはいえ、やはり気になる部分です。

もう少し頭身を高くしてあげる方が今風のプロポーションになるかもしれません。




腰にはフリーダムガンダムのような武装がマウントされており、かなり大きいことが分かります。

キットでは前後2パーツ程度の簡単な構成です。




背中のバックパック部分はF91にそっくり。

パーツ分割もされているので、フィンのようなパーツもシャープにしたいところです。

バックパック側面にはバーニアのようなモールドはあるのですが、かなり甘くてモールドとしてはいまいちなので、ここは作り直した方が早そう。



そういえばこのキットは初版以降、再販はされていますが今となってはそこそこレアキット扱いのようですね。

再販時はジョーシンなんかでは売れ残っていて、皆がこれなに?って感じでスルーしていたような気がしますが、今となってはレア、というのも面白い物です。




ちなみに、付属する不足は右手に持たせているビームライフルとビームサーベル、とシンプル。

ビームライフルも貼り合わせのモナカなので、ちょっと厚みなんかも気になるかもしれません。




色分けも元々かなり白いデザインなので、ほぼ問題無い状態と言えます。

原作というか映像作品は映像、ゲームともにCGであることから、CGっぽい表現というのも良いかもしれません。

でも、あまり映像として目立っていないガンダムなので、好きな色に変更しても違和感がないかも、などちょっと塗装プランは練ってみようと思います。




なお、大きさは1/144なので、割と標準的。

ご覧のように、1/144エアリアルとほぼ同じ全高ですね。


Gセイバーをキチンと作る、ということも今後そうそう無いと思うので久しぶりにそこそこ改修しながら作ってみようかと思います。

プランとしては、

・手首変更

・脚のバランス調整

・腕、脚フレーム部分のボリュームアップ

・首の長さ調整

・腹部延長

・各所のモールドをディティールアップ

というところが気になっている箇所の改修プランです。


ちょっと時間をかけながらじっくり取り組んでいきますので、次回は割と先になるかもしれませんが作業開始です!




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