FigureRise-LABOホシノ・フミナ[TheSecondScene]  の続きとなります。

前回の”その1”は、このキット発売当日ごろの記事でしたので、既に2年前(2019/6末)となっており、あぁ・・・2年も放置していたんだなぁ。。。と。。


キット自体は購入後、すぐに素組みしていました。
ですので、積みっぱなしではありませんでしたが、素組みで十分満足してしまい、完全に止まっていました#59142;


発売当時、黄色の初版は速効売り切れで、こちらのSecond Sceneもほどなく売り切れたまま、再販がその後あったかどうか・・・という感じで今では店舗で見かけることは無いのではないかと思います。


FigureRise-LABOシリーズは、このフミナの後に初音ミク、南ことり、式波アスカと既に3作が発売されており、シリーズとして充実してきております。

初音ミク、南ことりは今でもまだ店頭在庫があるところにはあると思いますが、フミナとアスカは完売状態ではないかと思います。

このシリーズ、量産が難しいのかもしれませんが、再販があると良いですよね。


さて、こちらのLABO版フミナは、全塗装で仕上げたいと思いますので、まずは素組みのご紹介です。


黄色水着の初版と比較し、胴体部分のゲート位置が改善され、ゲート跡が目立たない工夫がされるといった細かなバージョンアップが施されていますが、ポーズや構成は黄色水着の初版と同じです。

基本的にゲート跡は目立たない工夫はされていますが、ふくらはぎの内側、両足が重なるあたりに少し目立つゲート跡が出てしまう、という箇所はちょっと工夫したいところです。



ご覧の通り、この再販版は水着が紺色になっていますが、紺色水着も違和感はありませんね。

展示ベースは水しぶきを上手に再現した凝ったものになっています。

水面ベースは下から砂地が印刷された丸い紙をはめることで、それっぽく見えるようになっています。

なかなか良い演出ですね。



見ての通り、水着はグロス仕上げで何もしなくてもテカテカです。

一方で、髪や肌はしっとりした質感を再現する、といった金型状態での工夫もされていることから素組みでも、ちょっとした完成品フィギュアのように見えます。

遠目には、プラモデルとは思えないでしょうね。



組み立てもシンプルですが、パーツの挟み込みはパチンと嵌めるとなかなか外せないため、仮組みを行う場合は、軸の調整をしておいた方が良いと思います。

塗装後の組み上げがスムーズに行えるよう、そういった事前のすり合わせは行っておく方が良いですね。

ただ、今回は素組みから2年放置していたので、このすり合わせをどこまでしていたのかが曖昧なまま作業したため、この後苦労することになりました・・・・#59143;



腰から背中に欠けての起伏もプラスチックとは思えない表現です。

これは肌色塗装で、ちょっと強調せねば、と思いました。



お尻にあるネコマークの白いワンポイントは別パーツですが、、どうもこのパーツのハメ合わせがあまり良くない感じでした。

はめ込んでも、少し浮いてしまうような感じで、削りつつ調整しましたが、どうせなら接着してスジ彫りにする、などもっとフラットにしても良いかもしれません。(塗装の手間にはなりますが・・・)



最後になりますが、肌色再現は足と腰はパーツの芯にオレンジの成型色の芯部分があり、それを囲うようなかたちで肌色パーツが成型されています。

肌色部分の厚みによって、オレンジ部分が透かして見えることで、肌の赤みを表現するという手の込んだ仕様になっています。

そういった、本キットのセールスポイントではありますが、肌が少し浅黒い感じに見えてしまいました。

この肌は、ゲート跡処理も含めて塗り直しは必要と考え、今回は全塗装で進めることとしました。



瞳部分はこのシリーズの特徴である成型段階で他色成型されており、塗り分け無しのキット素組みでこの顔になります。

これはこれで今見ても凄い技術ですね。。。


こういったLABOシリーズならではの特徴、良いところは尊重しつつ、塗装で完成度を高めたいと思います!









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