NT(ナラティブ)バージョンじゃないフェネクス Ver.GFTの2回目記事です。
2019年1回目の記事をこのフェネクスにしたのは、単に金色でおめでたいから。
という事も大きなウェイトを占めますが・・・もう一つ理由がありました。
年末~年始にかけて作製していた、うる星やつらのツクダホビー版のマジシャンラムを作った際に、ベースとして星型ベースをキラキラの青色塗装で仕上げました。
この青色塗装が、フェネクスのサイコフレームに使えるんじゃないか?
という思いつきが、長らく手を付けずにいたフェネクス Ver.GFTに手を付けるきっかけでした。
もう一つあるとすれば、昨年暮れに見たガンダムNTに感化された、という点も事実です。
サンライズとバンダイの思うつぼですね#59142;
という事で、2回目記事のフェネクスは、写真があるものの、パーツ写真ばかりで申し訳ありません#59142;
フェネクスと言えば、金色。
キットは金色を比較的キレイな成型色で再現していますが、やや黄色がかっていて、ウェルド(樹脂硬化時にできる、うねりのような模様)が目立ちます。
写真は、金色パーツだけをまとめた、塗装前状態です。
前回の状態から、全てのパーツのゲート処理やパーティングラインを消す作業が思った以上に大変で・・・
1月はほぼ毎日、少しずつ少しずつ、ゲート処理などを神ヤスリと紙ヤスリでチマチマ行っていました。
パーツ数が多くて大変でした#59142;
フェネクスの全パーツを一度完全にバラシて、色ごとにタッパー分け。
大まかには、金色、透明青、グレーのフレーム色、ランドセルなどの紺色、の大きく4色です。
シンプルな配色なので、あまり塗り分け無くすんなり塗装できそう、と目論んでいました。
しかし、実際によく見てみると、背中のパーツ、アームドDE(背中の大きな羽のような盾のようなパーツ)なんかには、比較的塗り分けがある模様。
この塗り分けを考慮して、塗装は次の順番に行うことにしました。
1.ランドセル・足首の紺色
2.サイコフレームの色(主に透明青パーツ)
3.金色パーツ
4.関節などのグレー
まず、前後の色に干渉せずに独立して塗装できる、ランドセルなどを紺色で塗ります。
この紺色、色々と迷って青色のパターンをいくつか試してみましたが、最終的にティターンズブルー2がしっくりきました。
塗ってみると、成型色と非常に似ています。
パーツ数も少ないので、サクッと塗っておきます。
この紺色を塗ったついでに、コーティングまで行いました。
コーティングは、プレミアトップコートの半光沢をサッとひと塗りしています。
もう少しツヤを付けても良かったかも?
次は、サイコフレームの色を塗ります。
もともと、写真のようにキレイな青の透明パーツですが、足首のパーツなどはパーティングラインもありますし、完成した説明書写真などを見ると、部分的に透明青パーツに金色が透けて緑っぽくなっていたりもするところが気になりました。
青色透明パーツのまま、という選択肢も迷いましたが、冒頭の通り、うる星やつらのマジシャンラムで使用した、Mr.クリスタルカラーシリーズのサファイアブルーで塗っていくことにします。
まず、透明パーツを全て黒(光沢アリ)でべた塗り。
透明パーツの裏表ともにササっと黒色を塗りました。
ちなみに、今回はサーフェイサー無しで塗っていきます。
大きな改造も無いですし、表面が厚ぼったくなるのも嫌だったので、サフレス仕上げとしています。
真っ黒になったパーツにサファイアブルーを吹きました。
写真のもので3~5回程度、サファイアブルーを重ねて塗った状態です。
2回以上の重ね塗りをすることでキレイな光沢のメタリックブルーのような深い色になります。
それでもまだ青みが足りないと思ったので、ガイアノーツの蛍光ブルーを全体にササッと塗ってみたところ、青色が若干明るくなってイメージに近づきました。
ところで、GSIクレオスさんの塗料には蛍光色がいくつかあるのに、なぜか蛍光ブルーは無いんですよね。
需要が無いのでしょうか?
次は一部パーツで青色などをマスキングして、金色を塗っていく予定です。
金色もこれまた表現方法が多岐にわたり、塗料の種類も豊富な現在では、どの金色を使うのかだけでも非常に悩みどころです。