昨日からヴァンパイアセイバーのバレッタを作っています。

家族でお出かけでしたが、帰りが早まったので、その分を塗装作業にあてることができました。

全体の塗装は昨日まででほぼ終えていましたので、本日は顔パーツに専念し、仕上げに向けて作業開始です。


バレッタの顔パーツはフ赤ずきんの中に嵌めこむようなパーツ構成のため、持ち手を作って塗装です。

デザイン上、髪の毛は顔パーツに付属する部分だけです。

今回、髪の毛は筆塗りとしました。

エアブラシを使う場合はマスキングが必要ですが、バレッタの顔は写真の通り小さく(マス目は1cm)、髪の毛と肌の間が割と小刻みにあるため、マスキングは大変そうでした。

また、後頭部パーツなども無いので、これだけのパーツであれば、と筆塗りです。


バレッタは金髪です。

今回はガイアノーツのフレームアームズ・カラーのブロンドシャドウで顔との境界線と影部分を塗り、メイン部分として同じくフレームアームズ・カラーのブロンドベースを塗っています。




黄土色がかったようなブロンド髪の色ですが、おそらく轟雷の髪の毛をイメージしているんだと思います。

結構重宝しそうな色です。


瞳は肌色を塗る前にサーフェイサーの白をマスキングして残すべきでしたが、うっかり肌色を塗ってしまっていました#59142;

いつもならば、ラッカー塗料の白を筆塗りですが、今回はファレホのWHITE(白)を使用してみました。

ファレホといえば、ボークス店舗で沢山取り扱っているので、ボークスで白と黄色だけ試しに購入してみました。

最近、水性カラーで発色や伸びの良い塗料が色々でてきていますので、比較的安い(といっても税抜き¥290とMr.カラーより高め)ファレホを試してみました。

水性なので、筆は水で洗いましたが、容器から皿に出して面相筆で瞳に白をサッと塗ってみたところ、ラッカー塗料よりも伸びが良い感じでした。

隠ぺい力も十分です。

今後は白目はマスキング無しで塗った後に、ファレホの筆塗りで良いかもしれません#59126;


さて、今回は顔の塗りメインです。


次に上と下のまつ毛、まぶたの上の線をエナメルの黒で塗ります。

ついでに上まつ毛の先端部分も跳ねるような、筆を動かしてまつ毛を描きます。

細かな修正はシンナーを付けたフィニッシュマスターです。



これは超便利です。

最近は綿棒を使う事はほぼありません。

基本的にフィニッシュンマスターの精度の高さは綿棒で再現不可能なので、フィニッシュンマスターを使っています。

ここまで出来たところで、光沢のMr.スーパークリアーで塗膜保護。

いわゆるセーブをします。

光沢クリアーはラッカー系なので、薄くサッと吹きかけ、換装させ、またサッと吹き・・・を3回ほど繰り返し、うっすらとした塗膜で保護します。

ちなみに厚塗りすると、エナメル塗料が溶け、悲惨です#59142;



次は、黒目の枠を黒目中央を描きます。

ここで目線が決まり、顔の雰囲気も決定します。

ようやく顔らしくなりました。

やはりここでも何度も納得いくまで、描いてはシンナーで拭き取って。描き直し。

を繰り返します。

ちなみに、フィニッシュマスターだけでは細部が厳しいときは、面相筆にシンナーを少しだけ付けて、シンナーを塗る様にして塗料を落として調整します。

上手くできたら、ここでもセーブします。

慌てない、慌てない・・・・



次に瞳の中を今回はクリアーブルーで塗りました。

クリアーブルーを軸に、青い目の上にはクリアーブルー+黒、下の部分にはクリアーブルー+白、でそれぞれ描き込むことで、瞳に変化と奥行きを付けます。

良い感じになってきました#59125;

最後はハイライトの描き込みと微調整。

慌てず、ここでもセーブします。


さて、いよいよ仕上げです。


エナメルの白を面相筆に多めに付け、ハイライトを点付けで描きました。

失敗してもいいようにセーブしていましたが、今回は塗り直しなし#59138;

続いて、眉毛も描きます。

髪の毛のブロンドにあわせるために、エナメル塗料でぬりますが、色は調色します。

サンドイエロー+黒少々、でそれっぽい色にしました。

面相筆で描き、フィニッシュマスターと面相筆で調整しました。


この段階ではまだテカテカした顔ですが、この後つや消しのプレミアムトップコートで保護し、ツヤの調整。

その後、頬にパステルカラーでチークを入れる予定です。


本日は一旦ここまでです。










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