アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その4 [マクロス]
アオシマさんのV.F.G ジークフリートの作製記事が絶賛放置中でしたが、久しぶりに続きとなります。
前回までは、ガール本体に塗装のための加工を施していました。
胴体パーツの軸を破壊してしまったので、アオシマさんに部品請求したりしていましたが、結果的に真鍮線で復活できたので、せっかく届いたパーツ軍も不要に・・・
また何かで使おうと思います
さて、ガール本体は塗装に取り掛かります。
肌パーツは成型色を生かして、シャドー塗装程度で済ませています。
最近のガール系プラモはだいたいこの手法で十分ですよね。
髪パーツも成型色がきれいだったので、活かす方向でシャドー吹きのみにしようと思います。
上記が素のパーツですが、クリアーパープルでシャドーを入れます。
ちょっとパープルはどうかな、とも思いましたがこれも実験ということで・・・
こんな感じに。
ちょっと色が浮いている気もしますが・・・
次に腰部分の装備(?)がバルキリー本体にも使うミディアムブルーなので、一緒に塗ってしまいます。
腰部パーツはそこそこマスキングが必要です。
ミディアムブルーの色は、バンダイの1/72 VF-31Jの色指定を参考にしようとしましたが、ちょっとイメージと違いましたので、ミディアムブルー+パープル+ホワイト+ブラックの混色で作りました。
手首は軟質素材(PVC?)ですので、ガイアノーツのプライマーを容器から出したものをそのまま吹いて、塗膜を作ってあげます。
その後、真っ白に塗って肌色を塗る準備をしました。
指先だけが出てますからね。
このプライマーを塗っておけばかなりしっかりしますね。
便利です。
手首の肌色を塗った後、ほかにも胴体部分などの青い箇所も塗りたいので、まとめてマスキング。
かなり細かなマスクが要求されますので、忍耐が試されます。。。
なお、
青部分=コバルトブルー+ホワイト
黒部分=マホガニー+ブラック+ホワイト(VF-31J本体の黒部分と同じに)
としました。
以上の頑張りで、こんな感じにほぼ仕上がりが見えてきました!
ガールプラモ単品であれば、この時点でほぼ完成ですが、まだまだ続きます。
アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その3 [マクロス]
今年もあとわずかですが、この年末年始は皆さん、家でヤスリ掛けをされることを提案します。
イベント品のガレキなんかは一週間はヤスリ掛けを楽しめますよ
さて、アオシマさんのV.F.G ジークフリートが素組みで1.5年ほど放置でしたね
いい加減、塗装して完成させたいと思います。
これまでは素組みだけで満足してしまっていました。
また、塗装しようと思うとバルキリー本体の塗装パターンがよく分かりません。
キットの分割されたパーツをパッケージイラストなんかと見比べてみますが、何色をどこに塗ればいいのかさっぱりです
どうなっているのかが良く分からないレベルで複雑なので止まっていました
でも、とりあえず手を動かそうとガール素体部分だけでも進めていくことにしました。
まずは、塗装してしまおうと思います。
ガール本体はこれまでFAGなど、コトブキヤプラモで培った経験を活かして、クリアランス確保などを実施。
写真の右赤マルが左と比較してパーツがすれそうな部分を削った状態です。
塗装派にとっては、コトブキヤ美少女プラモでもこの工作は定番なので、やっておきたいところですね。
ところで・・・この腰と胸部を繋ぐパーツが写真赤マルのように完全にネジ切れました・・・
加重も掛かるし、重要なパーツですので、青島さんに部品請求をしましたが、届くにはちょっと時間が掛かるようです・・・
困った・・・
強度に不安がありますが、腹部には写真のように2mmの真鍮線を埋め、胸部の中に入る真鍮線を受ける側は2mmの太さを確保するためにプラ版を適当に貼って削って、2mmの受け穴を作ってみました。
後日アオシマさんから部品が無事届きましたが、結局この真鍮線で作り直した構造で強度も十分だったので、このまま自作軸でいくことに
股関節部分と腹部を繋ぐ箇所は削っておけば、簡単に後ハメ可能です。
塗装するので分解出来た方が楽ですので、やっておきました。
膝関節とスネ部分の繋がる場所も後ハメ可能でした。
写真赤マルの部分を切り欠いて、青い膝パーツ側も加工しておけば強度はそのままで後ハメ可能でした。
ということで、一連の加工をしつつ、接着したパーツはざっとこんなところです。
あ、ガール素体のみです。
これらのパーツは接着し合わせ目を消してからサフ吹きして塗装します。
後ハメできるだけで、かなり楽になるのでお勧めの加工です。
バルキリー本体も成型色では青一色だったりしますが、白をのせたりする部分は一度白サフを吹いておくことにしました。
塗装待ちのパーツ群。
色数少ない様に見えて、結構塗り分けや色数が多いですね、、、このキットなかなか手ごわいです。
腰に付くこのパーツは肉抜きが微妙に目立つので、ポリパテで埋めておきました。
細かい部分ですが、こういった工作が重要ですよね。
ということで、今回は塗装前の加工や準備メインでした。
ここでご紹介の後ハメをしておけば、ガール本体の塗装はかなり楽できますので、お勧め加工です。
次回塗装は年をまたいでしまいますね・・・
アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その2 [マクロス]
V.F.G ジークフリートの素組みの記事の続きです。
続きとして、ガウォーク形態、バトロイド形態をご紹介します。
ガウォークに女の子が乗る。
この図がこのシリーズのシンボルとも言える最大の見せ場でしょう。
この構成を考えたアオシマさんは素晴らしいです。
元々ガウォークとは、このために設計されたのではないか?とさえ思ってしまうほど自然です。
後ろから。
この写真では分かりにくいですが、お尻周りの造形にこのシリーズに掛ける意気込みを感じます。
脚元はバルキリーの脚の中にフットペダルが作られ、そこに乗り込んでいるという状態で処理されていますが、非常によく考えられた構造です。
キットもバルキリーの脚が分割でき、その内部に可動するフットペダルが作り込まれています。
後ろからのその2です。
この構図でキットを飾ることが本来である、とさえ思えるくらい作り込まれています。
素体の女の子の可動域もこのポーズのためによく練り込まれ、このポーズもばっちりです。
バイクのように女の子が乗るためのハンドルパーツも付属します。
チープさは一切なく、細部やパーツの裏側までの作り込みがあるので、塗装を行えば見どころの多いキットに化けるでしょう。
真横です。
女の子の腰から上の上体をそらすポーズが自然ととることができる、という点に注目です。
あえて難を言えば、ガウォークやバトロイド形態のロボットとしての手首パーツが握りこぶししかないことでしょうか。
これくらいなら、流用か自分で作れ、という話かもしれませんが。
女の子の手首パーツを交換することで、こんな表情も出せます。
次はバトロイド形態です。
バルキリーをアーマーとして着込んだような状態になります。
昔からMSガールなどのコンテンツもありますが、その流れを汲むようでいて、意味合いがまた異なるこのバトロイド形態は見どころ満載です。
組みかえには慣れが必要ですが、それほど複雑でも無いところもポイントが高いです。
横から。
機首が折り曲がり、ランドセルのようになります。
こういったバルキリーのパーツが分割されたり、組み合わさったり、という構造上、接着ではなく差し込みで構成される部分が多いのですが、やや硬めです。
取り外しする必要のあるパーツの噛み合わせ部分をヤスリで少しだけ削っておくと、かなりスムーズに変形できるようになりました。
塗装を行うことも考えると、少し削っておくほうが良いと思います。
後ろから。
ファイターの翼などがバックパックのような羽のようなデザインとなりますが、カッコイイです。
自立しないので、やはりすーぱーふみなのベースを使用しています。
パッケージのポーズを真似してみました。
ちなみに大きさはズゴック(汚し塗装前)との比較でおおよそ分かると思いますが、案外大きいです。
MGシリーズ(1/100)くらいの大きさはあると思います。
今、なぜかAmazonでかなり安売りされていますので、買っても損は無いと思います。
Ver1.3も出ていますが、このVer1.0の最初のキットでも十分満足なキットですので、お勧めです
時間は掛かりそうですが、このキットをチマチマと作って、ガウォーク形態で飾りたいと思います。
アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その1 [マクロス]
4月になりました。
今期は自分にとって、環境の変化が多いのでどこまで模型作りができるのかが分かりませんが、ブログは細々と続けていきたいと思います。
さて、4月になって最初の記事です。
発売前から話題になっていて、非常に気になっていたので予約して購入していた、アオシマの新ブランドACKS(AOSHIMA CHARACTER KIT SELECTION)第一弾のV.F.G ジークフリートです。
発売(2018年4月)から日も経っているので、レビュー記事なども多く、組み立てている人も多いと思いますが、ようやく素組みだけ行った状態です
V.F.G とはVariable Fighter Girlsの略でマクロしΔのバルキリーであるジークフリートに女の子キットを組み合わせたかなり斬新なキットです。
素体の女の子自体の出来も非常に高く、大きさはフレームアームズ・ガールシリーズとほとんど同じです。
各関節も可動するので、写真のようなポージングも。
接着剤不要で色分けされたパーツを組みあげれば、このような完成状態になります。
アオシマのキットを最近組んだことは無かったのですが、バンダイキットと同じような感覚でラクラクと組み立てることができました。
パーツの組み合わせもパチッと合わさると言うよりも、スッと嵌るので非常にストレスなく組みあがります。
私のように後でバラして接着や塗装を行うのであれば、軸は少し短くカットしたり、軸を削ったりしておくと良いかも。
髪の毛も可動するようにパーツが分割されているのですが、こうしてみても多層に重なる感じが情報量を増してくれています。
非常に素晴らしいです。
手首パーツは後にVer1.3などで改良されていますが、PVC製の青色パーツのため、指先だけ肌色にするという塗装での処理が必要です。
もっとも、このまま青色でも手袋をはめているようで、別に不自然ではありませんが。
素立ちにしてみました。
お腹や胸周りでパーツ分割されているので、上半身をそらす、ひねる、といった人間っぽいポーズを自然にとることができます。
この分割によって、ガウォーク形態などの再現もできます。
キットは素体の女の子だけではなく、VF-31J ジークフリートももちろん付属します。
というか、むしろこっちが本体ですか
ファイター形態です。
下部に3mmの展示用の接続穴があるので、今回は撮影用に、すーぱーふみな付属ベースを付けています。
ファイター自体も良く出来ています。
サイズにして1/72くらいはあるのかな、と思いますがそれくらい(意外に)大きいです。
また作りもパーツ数は抑えめにも関わらず、的確な分割と接合方法で組みかえも考慮されています。
組みかえによって、ガウォーク形態、バトロイド形態への変形ができます。
写真の作業マットのマス目は1cmですので、大きさが分かると思います。
色は元々が複雑なパターンのため、整形色だけで再現することは難しいと思いますが、それなりに色は再現されています。
シールを貼れば良いのですが、私は塗装しますのでこのままにしています。
バトロイド、ガウォーク用のパーツとしてこれらのパーツが付属します。
ファイターを3つにバラして、このパーツを付けることで変形させることが可能です。
写真が多くなりますので、一旦記事をここで分けます。
【完成】1/72 VF-1J バルキリー<TV版> その16 [マクロス]
ようやくVF-1Jが完成しました
非常に期間が掛かってしまい、途中2~3度はモチベーションが低下しまくりでしたが、なんとか完成まで辿りつけました。
完成写真を公開させて頂きます。
とてもとても普通に作ってしまいました。
模型が趣味と言いながら、飛行機モデルをちゃんとつくったことが無いというキャラクターモデラーだったので、今回のVF-1J作製は色々と勉強になりました。
最終的には形になったものの、様々な箇所で失敗もありました
こうやって良いアングルから見ると普通ですが、翼の両翼のバランスがなんだか少しおかしいのです。
説明書の通り組み上げたのですが、可変翼をつなげるギアのようなパーツの組み合わせがおかしかったのかもしれません。
VF-1シリーズは複数バリエーションがあることから、手持ちキットもまだありますので、今後の反省とします。
今回、見ての通りランディングギアを出した状態で組み上げています。
キットは選択式のため、飛行中の状態にはできません。
手間になるのはタイヤの処理や塗装があるので、ランディングギアを出したほうが工作数は増えますが、その分情報量も増えます。
真横から。
一番デカールが貼られていることが分かる写真じゃないかと思います。
脚部の”U.N.SPACY”など、良い感じ
と言いながらも、やはりスミ入れ、デカール貼りとどちらも反省が多く、もっとキレイにできるように精進したいと思いました。
斜め後ろから。
尾翼のスミ入れはシャープさを残したまま、すっきり行えました。
作ってみて思いましたが、色数は少なそうですが、実際には細部にクリアパーツなどが多数あり、よくよく見ると手間の掛っているキットです。
よく有る構図ですがバルキリーしていて良い感じ
ランディングギアを出しているので、展示するには困りませんが、やはり棚に置くと上下の厚みが少ないのでぺったりしそうです。
そこで、ハセガワのバルキリーオプション品である、「マクロス スタンド」をひっぱり出して、パチパチ素組みで乗っけてみます。
翼を挟むようにスタンドの支持パーツがあり、案外キチンと保持してくれます。
飾るときはスタンドが有った方が良いのかもしれません。
パッケージイラストの構図です。
翼の赤いラインを塗装で再現しましたが、胴体部分以外は最初からマスキングして塗った方が早いです。
今後、マックス機、ミリア機も作ってみたいと思いますが、それらは塗装で再現しようと思いました。
今回塗装、デカール貼りを終えたあとの表面の仕上げをどうしようかと迷いました。
デカールのテカリの抑制や保護も必要だと考え、いつものプレミアムトップコートつや消しを全体に吹いています。
キャノピーだけは付けずに吹きました。
トップコートを吹く際に、どうやってこのキットを保持しよう?と悩みましたが、皆さんはどうしているのでしょうか。
下手に手で保持すると指紋跡なども気になります。
かといって、ガンプラのようにバラせないし、支持棒を刺すような穴も無いときました。
そこで思いついたのがこんな感じです。
半透明の円柱の縁に脚部のつま先にあたるパーツの隙間を差し込んでみましたところ、案外しっかり保持できました。
この半透明の円柱は、綿棒が入っていた空ケースです。
適度に柔らかいので、手で曲げてつま先の隙間に差し込んで、曲げを戻すとこの通り。
これで機体の上面も下面も手で触れることなくトップコートを吹きつけることができました。
今回、キャノピーは接着していません。
接着ではなく、ピットマルチ2という糊を点付けし、外れない程度にくっつけているだけです。
というのも、コクピット内を見たい、という場合ともしかするとパイロット(一条輝)を作るかもしれないので、という2点を考慮しています。
一応、”VF-1バルキリーウェポンセット”を用意してみましたが、このキットに付属するパイロットは映画版のパイロットのため、そのままではTV版のVF-1Jに乗せることに違和感を覚えます。
このキット付属パイロットを改造すればできなくはありませんが、そこまで手を広げると完成が遠のきそうなので、一旦ここで区切りました。
以上、ハセガワのVF-1J(TV版)の完成です。
1/72 VF-1J バルキリー<TV版> その15 [マクロス]
VF-1Jのデカール貼りを全て終え、細部の塗装、クリアパーツの接着などを行いました。
クリアパーツは比較的初期に塗装などを終えていましたが、とても小さく傷が付くとリカバリー困難ですので、最後の最後まで触らずに置いていました。
翼の根元に2箇所付けるクリアパーツ(2×2で4個)のうち、1個を作業中に落としてしまいました。
微小なサイズで透明なパーツです。
床のカーペットの毛の間かどこかに紛れてしまったようで、30分ほど部屋中を探しましたが見つけ出すことができませんでした
注意はしているつもりですが、たまにやってしまいます。
仕方がないので、クリアパーツのランナータグをニッパーで切り出し、現物合わせで調整し、微妙な隙間はハイグレード模型用セメダインを盛って復元しました
ハイグレード模型用セメダインは乾燥すると透明パーツのようになるので、最初はこれだけを盛り盛りして誤魔化そうかと思いましたが、やはりプラパーツとは違和感あったので、ランナータグで事なきを得ました。
あ~よかった。。。
といったトラブルを超えて、いよいよ最終仕上げです。
本体に両翼を接続。
この際、キットのパーツ番号のB8,B10の翼を繋げる支持パーツは若干合いが悪い感じでした。
塗膜の厚みかもしれませんが、スムーズな接続のために、翼とつながるB8、B10の両端をカンナ掛けしてすり合わせしています。
また、尾翼パーツはしっかり接着する必要がありますので、白フタのタミヤ接着剤を使用しました。
腕パーツ2つもいよいよ接着です。
ガンポッドを挟み込む都合上、そっと組みあげてこの形にします。
その上で、パーツ同士を抑え込んで、流し込み接着剤少量で接着しています。
両脚にあたるパーツも写真のようについに全体を組み上げました。
形になるとそれなりの大きさがあります。
ちなみに太ももにあたるパーツと膝から下にあたるパーツの接合は接着無しでも特に問題無さそうだったので、はめ込んだだけにしています。
機首もキャノピーを乗せて撮影しました。
できてきた感じがします
ここまでで、一旦接着剤の乾燥待ちで一晩寝かせました。
日が変わって、続きの作業を行います。
胴体部分に接着できた腕パーツを接着します。
胴体パーツを裏返して、こんな感じで腕がくっつきます。
さらに、頭部も接着です。
完成してしまうと、機首の下に隠れてほとんど見えなくなる頭部パーツはこのようにくっついています。
裏から見るバルキリーも珍しいかも。
機首パーツを接着してみるとこの通り!
いきなり完成したかのような雰囲気が!
でもまだ脚を接着していませんので、完成まではもう少しあります。
ガンプラと違い、接着のダボがほとんどなく、繊細なパーツが多いので、無理に多くのパーツを接着するよりは、時間をかけて少しずる組み上げた方が失敗しないと思います。
慌てない、慌てない・・・
1/72 VF-1J バルキリー<TV版> その14 [マクロス]
塗装環境も整備されましたので、VF-1Jの作製を再開しました。
とっても、すでに基本工作は完了していますので、デカール貼りと細部の塗り直しなどのレタッチ、最後に細部の筆塗りです。
デカール貼りは、翼の赤いラインのデカールがずれてしまったのでもう一つのVF-1Jのキットのデカールをもってきて貼り直し、という状態でした。
デカールを剥がして、下地の白い部分の塗装がはがれた点を塗り直し、再度別キットのデカールをもってきたのですが、そちらのキットも20年物。
デカールが悪いのか、水分の調整などが悪いのか、赤いデカールはピンセットでつまみあげた際に粉々に砕けてしまいました・・・・
こんなにデカールって砕ける物なのですね
古いキットは、特にデカールを使うキットは早く作ってあげた方がいいのかもしれません。
仕方がないので、赤いラインはデカールで再現することをあきらめ、塗装することにします。
両翼で異なる色味になるのも変なので、すでにデカールを貼り終えた翼も一旦デカールをはがしました。
(と、ここで再び剥がした際に白い塗装がはがれるというアクシデントが再発し、結局両翼ともに白い下地を塗り直す羽目に・・・)
下地の白を塗り直し、完全乾燥の後にこのようにおもむろにマスキングテープで赤いラインが残るようなマスクをしました。
ついでに、右にあるのは脚部(エンジン部)に付く補助翼(?)の赤い部分も塗装します。
このパーツの赤い部分はデカールがあるのですが、とにかくデカールが貼りにくい上に、断面が汚くなるのでデカールはヤメて塗装にしました。
こんな感じで塗装し、それぞれ比較にためにマスクを外したものと、まだマスク状態を並べてみました。
案外すんなりとできました。
最初から、塗装しておけば良かったです
マスクを丁寧にはがして御覧の通り!
でも、ここでもやはりマスキングテープに下地の白が若干持っていかれてしまい、4度目位の下地白の部分塗り直しの羽目になっています・・・下地処理が甘かったようです。反省。
ようやく左翼の統合軍マークのデカール貼りに!
まず、下地の白デカールを貼ります。
赤い下地が透けていますが、たぶん大丈夫。
統合軍マークデカールを貼りました。
下地の透け具合もまったく気になりません。
ようやく主要なデカールを貼り終えました・・・・結局、本体の塗装と同じくらいデカール貼りに手間が掛かってしまいました。
飛行機モデルのデカール貼りって大変ですね。
普段、キャラクターものしか作らないので、あまりデカールを貼る機会が無く、今回は勉強になりました。
ようやくデカールがほぼ貼り終えました。
主要パーツを並べてみます。
赤いラインがすっきりと塗装で再現できて良かったです。
ちなみに、赤は色々比較検討しましたが、最終的にMr.カラーのモンザレッドが一番色味が近かったようですので、モンザレッドをそのまま使用。
機首、武器、完成後にほぼ見えなくなるバトロイドの顔。
あとは貼り忘れのデカールを貼って、部分的に筆で塗装をします。
最終、まだ接着できていないパーツの接着など、次回には完成できそうかな?
なんとなく手を付けましたが、ようやく完成が見えてきました。
後一息です
1/72 VF-1J バルキリー<TV版> その13 [マクロス]
週末は色々と所用で時間が取れませんでしたが、隙間時間でVF-1Jのデカール貼りをチマチマとやってました。
デカールが古いせいか、気温などのせいか分かりませんが、デカールを水に浸してから剥離し始めるまでに思った以上に時間が掛かり(4分前後?)ます。
軟化したデカールも、2度ほど貼り直しをしようとすると糊が無くなるのか、すぐに浮いてしまうのでMr.マークセッターを使いながら、なんとかデカール貼りを進めている状態です。
機首部分の統合軍マークなどが入ったことで、急にマクロスっぽくなったと思います!
この調子でバリバリ貼るぞ!
と、いきおい込んで進めました。
赤い線が入ると、貼った感が出ますね。
翼も貼りましょう。
と、ここにきて左翼上面の赤いデカールを貼ったところ、位置が左右でずれてしまい、左翼の貼り位置を決定的に誤っていたことに気づきました。
一部の「NO STEP」のデカールは大丈夫なので、中央部分に貼った赤いラインをセロテープでぺりぺリと剥がしたところ・・・画像中赤マル部分あたりの白色塗装(実際にはグレーFS36622)が見事に持っていかれてしまい、剥がれてしまいまた
ショック・・・
仕方ないので、グレーFS36622という色が判明しているので、エアブラシで左翼だけ塗り直しを行い、デカールはだめにしてしまいましたが、幸いVF-1Jのクリアー版というキットを持っていましたので、デカールはそっちのキットから持ってくることにしました。
クリアー版のVF-1Jはノープランですが、おそらくデカールをベタベタよりは、グロス塗装などでサクッと仕上げるようなタイプだと思いますので、デカールは余る予定でしたから、問題は無いかと。
・・と、ここで更に追い打ちとして、まさかのコンプレッサーの故障
使用していたのは、タミヤのスプレーワークという非常にオーソドックスなコンプレッサーです。
でも、買ってからかれこれ四半世紀程度が経過という、超年季ものでした。
普通に寿命だったのかもしれません・・・
一時、模型を離れてこのコンプレッサーを使っていない時期もありましたし、マンション住まいだったころはエアブラシが使えないので、筆塗りをメインだった時期もあり、やはりコンプレッサーは未使用でしたが、それでも最初に使ったころからは20年以上が経過していたことに改めて気づきました。
今更修理も無いと思いますし、コンプレッサー本体なのか、ACアダプターが壊れたのかは不明です。
でも、寿命を全うした、と考え、素直に買い替えを検討したいと思います。
このままでは、VF-1Jどころか、他のキットの作製もできないですしね。
次は、定番のクレオスのL7辺りが良いかなぁ、と色々コンプレッサーを調査しています。
1/72 VF-1J バルキリー<TV版> その12 [マクロス]
更新自体が一週間ほど空いてしまいました。
何か一体完成させると、充実感からしばらく次の製作に移れないことがあります。
今回もアルフィンが完成したことで、次は何をしよっかな~、な感じになっていました。
もっとも、それでも毎日少しずつは模型作りは行っていますので。
ブログ記事にするほどではない作業の積み重ねで、進捗も芳しくなかったこともありました
この一週間で行った作業は、タイトルの通りVF-1Jの作りかけを進めていました。
主にはデカール貼りです。
アルフィンの瞳デカールを貼った際に、久しぶりに行ったデカール貼りが少し楽しかったので、そういえば手を止めていたな、とVF-1Jのデカール貼りを再開することにしました。
ハセガワのキットのためなのか、飛行機モデルのせいなのか、デカールは大量にありますので、どこから手を付けていいものか状態です。
それでも目立つところから、ということから、機体上面でバトロイド時には胸に見える赤いラインなどの胴体部分を貼ってみました。
この赤いラインはかなり曲面を含んだ凹凸の多い面に貼りますので、キレイにデカールが密着するようにマークソフターを適宜使いました。
マークソフターは付け過ぎたり、付けてから時間が経ったデカールを触ると、デカールの破れやシワにつながりますので要注意です。
機首も貼っていきます。
赤いラインの中央には丸い統合軍マークを貼るのですが、その前段階です。
コクピット部分と機首部分の繋ぎにある黒いラインもデカールです。
デカール番号で言うと60番というデカールですが、このデカールの長さがまったくキットの機首直径とあっていないようです。
そういったものなのでしょうか・・・?
仕方ないので足りない部分は、キャノピーを塗装で賄ったので不要になったキャノピー枠用の黒いデカールをデザインナイフで切り出して、それらしく貼ってみました。
が、そのお陰で汚くなったのが残念
ガンポッド、翼パーツもデカールを貼っていきます。
翼は右はデカールを貼りましたので、左翼も貼りますが、比較用に撮影しました。
脚部パーツにあたるパーツは、”U.N.SPACY”の文字を含めてだいたいのデカールを貼り込んでいます。
全体としてまだ40%くらいしか貼れていません。
久しぶりにデカール貼りを行いましたが、デカールが古く(10年以上は軽く経過しています)、水に浸してからデカールが浮いてくるまでに5分くらい掛かってしまいます
こういった飛行機モデルに貼るのは実は初めてということもあり、四苦八苦しながらの作業になっています。
もう少し時間が掛かりそうですが、仕上げまであと一息。
頑張って完成させます!
マクロスΔ ワルキューレ集合 [マクロス]
昨日の記事の通り、フィギュアライズバストのマクロスΔ5人とも、全塗装で完成させることができました。
これまでの積みプラの山からすれば奇跡的なことです!
5人組の完成を記念して、集合写真と今後の予定をまとめました。
標準的な5人の並びで1枚。
5人も揃うと、横が長くなり上手く写真が撮れません。
少し横幅を縮めてみます。
フレイアが前だと、右手が横の人をさえぎってしまうので後ろ列ですね。
同じく美雲さんも横幅が大きすぎるので後列。
でも、並びとしてはワルキューレのリーダーであるカナメさんがセンターが自然かな?
そうすると後列はきまるので、左右にマキナとレイナでしょうね。
でも、左右の手のポーズを考慮すると、この構成がベストでしょうか?
部屋で飾るときはこの並びでショーケースに入れようと思いました。
素組みで5人を並べても壮観でしたが、やはり完全塗装すると華やかさが違います。
これでようやくこのシリーズの作製を終えることができました。
ブログで公開する、ということが一つのモチベーションにもなりました。
一人で趣味で作るだけでは、3人くらいまで作ったところで止めてしまいそうです
最後にこの5人の完成までこぎ着けた暁には、とストックしていたコレ関連の最後のキットがあります。
Δ小隊セット リミテッドクリアVer.
VF-31ジークフリートのファイターモードが500円のメカコレクションシリーズで出ていますが、それを成型色=クリア、特典シールとしてワルキューレ5人のデコレーションシール付属の特別キットです。
イベントでの販売もあったようですが、私はプレミアムバンダイ(通称プレバン)で購入しました。
箱横の作例ではこのような写真も。
ファイターだけを5つ並べるよりも、このようにFRBシリーズとの連動の方が良いですよね。
キットにはこのようなデコレーションシールが付属します。
成型色もクリアですし、シールを貼ることで塗装の代わりになるようなキットです。
あまり深く考えずに、お手軽にシールを貼って完成させる方が良さそうです。
あまりクリアパーツのキットは作製したことが無いので、そのまま組むのか何かした方が良いのか、のノウハウがありません。
少し調べてからいずれ作ろうと思います。
・・・という次の課題を残しつつ、これでフィギュアライズバスト(FRB)シリーズのマクロスΔは完結です。