アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その6 [マクロス]
アオシマさんのV.F.G ジークフリートの塗装を進める中で、ガールに必要な塗装がほぼできました!
このまま塗装中パーツばかり写していても、ちょっと殺風景な気もしましたので、まだ細部の塗装が残っているものの、いったんガール本体は組み上げてみました!
サイズは、コトブキヤのガールプラモとほとんど同じで、1/12サイズです。
構成もほぼ似たような感じですので、コトブキヤのガールプラモデルを組んでいれば、違和感なく作ることができると思います。
このガールはVFGシリーズのための、アオシマオリジナルキャラですが、なかなかいい感じですね!
ガウォークに騎乗するため、原~胸にかけての可動部分が独特ですが、見た目の違和感はありません。
体をそらしたポーズができますので、VFGシリーズには重要な箇所だと思います。
高等部回り、腰回りのメカっぽいパーツが小さいわりには塗り分けが多くて大変でした。
マスキングもしにくい形状(微妙な段差など)なので、塗る順番も重要です。
腰部パーツの穴はジョイント用なので、そのままとします。
指もちゃんと塗り分けると、パッケージイラストなどと同じになるので手を抜かずに頑張りました。
途中にもありましたが、工程としては、
1)PVCパーツなのでガイアノーツのプライマー塗布
2)肌色塗装
3)マスキングゾルで指を一本ずつ塗ってマスク
4)青色で塗る
という順番で塗ってます。
この後、細部のスミ入れを行う、などで完成ですが、いったん形になってよかったです。
ここまで結構長かった・・・
さて、モチベーションが上がったところでバルキリー本体塗装の続きです。
塗り分けが鬼ですので、ひたすらにマスクと塗装を繰り返すのみ。
ミディアムブルー部分の塗装。
乾燥後、青くなる部分をさらに塗装するためのマスキング。
ここがガイドラインもなく、イラストやバンダイのジークフリートを研究してマスキングするライン決めを行いました。
かなり時間を要するマスキングでしたね・・・もう二度としたくない作業です
青を塗ります。
翼下部にも手の甲部分の青がある、など細かい部分もありますので、もれなく塗装します。
この辺りは、イラストを眺めて塗る場所をしっかり把握することが重要だと思います。
乾燥後、マスキングテープをはがしてこの通り!
そこそこきれいに塗り分けができていて良かった・・・
ドボンして塗り直しなんかまっぴらですからね
尾翼の赤いラインもマスキングで塗装。
尾翼灯や頭部モジュール部分にメタリックグリーン、などの部分塗装も忘れずに。
これらもすべてマスキングで行いました。
筆塗りだと、ムラが出てしまいますので、筆塗りの方が難しいです。
足首周りのパーツです。
白地に青いラインがなんのガイドもスジボリもないので、フリーでマスキングして、塗装しています。
ここが非常に大変でした。
曲線部分もあるので、円形マスキングテープなども組み合わせて、極力デザイン通りの青ラインを目指しました。
あとは、フォールドクォーツのようなピンクの部分、機体上部の同パーツはピンク。
このピンクは、Mr.カラーのトランザムハイライトレッドを使用。
ほんの少しキラッとした明るいピンクですが、隠ぺい力はほぼ無い色ですので、下地を作ってエアブラシ。
吹き重ねが必要ですが結構きれいなピンクですね。
でも、本来はこういった塗装に使う塗料では無いようですね
本来部分を途中まで組み上げつつ、スミ入れも施しています。
マスキングで再現した青や白のラインがパーツ同士でもちゃんとつながってくれて良かった・・・・
ここがずれると台無しですからね。。。
さて、全体組み上げかな、と思ったところで、塗り忘れ発見
最後につけようと思っていたクォーツパーツはピンク一色ではなく、周りが青でした・・・
小さいパーツの縁取りだけ青を塗らなければならず、最初は筆塗りしてみましたが、ムラになってしまい断念。
結局、ピンク部分をマスクしてエアブラシに。
でも、小さいのに複雑で段差が多いという鬼のような構成で、最後にして難関が待っていました
塗装は以上で全てです。
残すはまだ行えていない箇所のスミ入れと表面のツヤコントロールを行えば、組み上げです!
アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その5 [マクロス]
アオシマさんのV.F.G ジークフリートの続きです。
ガール本体の部分塗装がてら、バルキリーの同じ色の箇所も一緒に塗っていきます。
あまり他に影響しなさそうな黒っぽいパーツ。
ガールのすね部分などと同じ(マホガニー+ブラック+ホワイト)なので、塗っていきます。
こちらもガールの腰装備とバルキリー脚部を合わせて塗装。
マスキングが多めです。
白を塗るタイミングでバルキリー本体の下地として、全体に白を塗っています。
パーツ数が多く、細かなパーツが多いのでどこの何なのか、となってしまいそう・・・
一部パーツはマスキングができて、完成形も見えてきました!
ガール本体これまでの経験から、普通に進めることができますが、問題はジークフリート側の塗装をどうするか?です。
青、白、グレーの3色でパッと見た感じはシンプルです。
キット成型色もこの3色で、そのあたりは最初のころの素組み記事の通り、パッと見は問題なさそうですが、よく観察すると非常に複雑な塗装をしなければならないことに気づきました。
キットにはこの複雑な塗装パターンを再現するために「シール」が付属しますが、個人的にシールを全面に貼り込むのは大変ですし、厚みも気になるのでシールはあまり使いたくありません。
シールって案外貼るの大変なんですよね・・・
きっと、飛行機ものなので水転写デカールもあるだろう、くらいに思ってましたが、意外にもデカールはガールの瞳とロゴ分しか付属していないのです・・・
方針を考えました。
(1)複雑な塗り分けなので、簡単な塗装パターンに変更しお茶を濁す
(2)シールで済ませる
(3)シールをマスキングシート代わりにして塗装する(シールをマスキングテープに透かせ転写できないか?)
(4)頑張って塗装する
(1)~(3)で揺れました。
特に(3)でマスキングパターンをシールからの転写でなんとかならないか、と少し試しては見ましたが、思ったほどきれいには書き写せず断念。。。
※シールを透明クリアファイルに入れて、マスキングテープをクリアファイルに貼って、透かして書き写す、とやってみましたが、曲線などが多くてきれい、とは言えない感じにしかならず・・・
ということで、長いこと思考と試行をしていたので作業に取り掛かるのが遅くなりましたが、(4)頑張る、で進めることと致しました。
説明書の上にある程度くみ上げたパーツを乗せ、じっくり眺めならどことどこの点をつなげば良いのか?をひたすら考えました。
繋ぐべき点と点が見えたら、そこを目印にマスキングテープの0.5~1.0mmの細いものを使用して、線を引くように貼っていきます。写真の黄色部分がマスキングテープです。
こんな感じでひたすら貼ります。
片側を晴れたら、左右対称に気を付けて反対も貼る。
パーツをまたぐ部分は、特に線と線が途切れないようにパーツをすり合わせながら貼る、といった作業の繰り返しです。
あとは、マスキングテープのふちが浮かないように、しっかり綿棒などでこすって密着させることに気を付けました。
また、各パーツの断面(パーツを合わせると見えなくなるが、可動や変形で見える箇所)も十分考える必要がありますので、パズルのようです。
全体的に、色を乗せる必要性から、一度全体を白サフで下地作りを行っています。
白に塗る部分もそこそこありますので一石二鳥。
暗いグレー部分だけ先に塗装。
後であまり影響のなさそうなパーツだけ、モチベーションのために一部塗装しました。
次に青部分を塗装。
青はバンダイのジークフリート説明書にある混色で作っています。
ちなみに、
インディブルー+ホワイト+色の源のイエロー少々
です。イエローを少し加えているところがポイントですね。
あまり入れると緑になるので、極微量で・・・
テープをはがすとこのように!
なんだか急になんとかなる感じがしてきました!!
思ったよりびしっと塗り分けできていました。
マスクもれとかあると、立ち直れないと思っていましたので良かったです・・・
今度はさらに塗り分けをします。
全身のグレー部分を残してマスキング。
こちらも数日かかって、このマスキングを行っています・・・超大変でした。モチベーションを維持するのが。
ということで、いったんこの記事はここまでです。
まだもう少し塗装が続きますが、先が見えてきました!
アオシマ V.F.G マクロスΔ VF-31J ジークフリート その4 [マクロス]
アオシマさんのV.F.G ジークフリートの作製記事が絶賛放置中でしたが、久しぶりに続きとなります。
前回までは、ガール本体に塗装のための加工を施していました。
胴体パーツの軸を破壊してしまったので、アオシマさんに部品請求したりしていましたが、結果的に真鍮線で復活できたので、せっかく届いたパーツ軍も不要に・・・
また何かで使おうと思います
さて、ガール本体は塗装に取り掛かります。
肌パーツは成型色を生かして、シャドー塗装程度で済ませています。
最近のガール系プラモはだいたいこの手法で十分ですよね。
髪パーツも成型色がきれいだったので、活かす方向でシャドー吹きのみにしようと思います。
上記が素のパーツですが、クリアーパープルでシャドーを入れます。
ちょっとパープルはどうかな、とも思いましたがこれも実験ということで・・・
こんな感じに。
ちょっと色が浮いている気もしますが・・・
次に腰部分の装備(?)がバルキリー本体にも使うミディアムブルーなので、一緒に塗ってしまいます。
腰部パーツはそこそこマスキングが必要です。
ミディアムブルーの色は、バンダイの1/72 VF-31Jの色指定を参考にしようとしましたが、ちょっとイメージと違いましたので、ミディアムブルー+パープル+ホワイト+ブラックの混色で作りました。
手首は軟質素材(PVC?)ですので、ガイアノーツのプライマーを容器から出したものをそのまま吹いて、塗膜を作ってあげます。
その後、真っ白に塗って肌色を塗る準備をしました。
指先だけが出てますからね。
このプライマーを塗っておけばかなりしっかりしますね。
便利です。
手首の肌色を塗った後、ほかにも胴体部分などの青い箇所も塗りたいので、まとめてマスキング。
かなり細かなマスクが要求されますので、忍耐が試されます。。。
なお、
青部分=コバルトブルー+ホワイト
黒部分=マホガニー+ブラック+ホワイト(VF-31J本体の黒部分と同じに)
としました。
以上の頑張りで、こんな感じにほぼ仕上がりが見えてきました!
ガールプラモ単品であれば、この時点でほぼ完成ですが、まだまだ続きます。
【完成】アッセンブル・ヒロインズ SAO 1/8 アスナ その3 [SAO]
アッセンブル・ヒロインズ のアスナの完成です!
ガレージキットと異なり、表面処理やサフ吹きなどの下準備が必要なかったので、塗装だけに専念できました。
塗装といっても、成型色でほぼ完成されていますので、フィギュアの塗装練習にはもってこいなキットでしょうね。
水着をアメジストパープルで塗装し、全体にグラデーションをかけているくらいですが、可愛いアスナの完成です!
脇なども影を入れることでとっても良い感じになったと思います。
後ろ姿はほぼ髪の毛で見えませんが、背中~お尻にかけての造形も素晴らしい!
写真多めでご紹介しました。
水着の一部をゴールド塗装しているところも、良いワンポイントになったと思います。
さらにワンポイントとして・・・・左胸にはミッキー!!
ちょっと遊びとして入れてみましたがどうでしょうか。
さらにほぼ見えないですが、お尻にもワンポイントでミッキーを入れてみました。
ちなみにこちらは、水着デザインになりそうなマニキュアなどのコーナーにあるシールを物色していたところ、ダイソーで発見したディズニー柄のネールシールです!
もともと爪に貼るものですので、曲面にも良く馴染んでくれます。
丁寧に貼った後、トップコートでコーティングしました。
以上、アッセンブル・ヒロインズのアスナ 全塗装版でした。
塗装することでより完成度が引き立つと思いますし、とてもお手軽なキットですのでお勧めです!
アッセンブル・ヒロインズ SAO 1/8 アスナ その2 [SAO]
アワートレジャーさんのアッセンブル・ヒロインズ アスナの続きです。
前回で素組みでも十分な完成度であることをご紹介しましたが、せっかくのキットですからオリジナリティーを加えてみたいと思います。
といっても、改造を行うと終わりのない戦いになりそうですので、素直に塗装で完成度アップ!を目指します。
パーツはこれで全部です。
全11パーツと少なくて気が楽です
まずは念のため中性洗剤(普通の食器用洗剤です)で全パーツを洗浄し、乾燥。
塗膜がはじかれない様に、油分を落とします。
こういう地味な作業をしていないと、後で泣く羽目に陥るのも嫌ですしね。
水着パーツは軸部分を塗膜がつかないようにマスキングテープで保護。
はめ合わせがしっかりしていたので、塗膜でハマらなくなることを念のため警戒しています。
この状態でプライマーを吹いておきました。
水着だけは全塗装するためです。
まずMr.カラーのういのーブラックで真っ黒に。
これはこれであり、な感じですが今回はもう少し色を付けます。
以前から一度使ってみたかった塗料という理由で、Mr.クリスタルカラーのXC04アメジストパープルで塗装。
黒下地だときれいですね。
3回程厚塗りで十分に発色させました。
その上で、レッドゴールドでライン部分を塗り分け(パンツはマスキング対応)しておきました。
これは、ワンポイントになるマーキング入れをゴールドで入れる予定だから、です。
なかなかきれいな発色になったと思います。
次に肌色部分です。
こちらはシャドー部分のみMr.カラーのラスキウスのクリアーペールレッドを吹きます。
左が塗装後、右は未塗装状態です。
パッと見はわかりにくいですが、左パーツで濃いめに影が見える箇所は塗装効果です。
実物はもっとパーツの透け具合も加わって、人肌のような仕上がりになったと思います。
かなりおすすめな塗装ですので、アッセンブル・ヒロインズはこのシャドー吹きだけでも試してほしいですね。
比較をもう一枚。
左が塗装後です。
太もも部分などの影はまだツヤで塗装箇所が見えますね。
おへそなどもスポットで塗装し、全体にプレミアムトップコートでつや消しに。
しっとり良い感じのお肌になったと思います。
ラスキウスの良いサンプルになるような肌色ですね。
この後、爪を筆塗りするなど、細部の仕上げでもう完成!
表面処理がないだけで、なんと楽ちんなんでしょう!