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【完成】バンダイ うる星やつら  キラメキラムちゃん その12 [うる星やつら]

30年以上前のキットである、バンダイのうる星やつらのキラメキラムちゃんがようやく完成しました[ぴかぴか(新しい)]


色々あって、仕上げが雑になっていますが・・・アップです[あせあせ(飛び散る汗)]

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途中記事でも書いている様に、組立や仕上げ段階で傷を付けたり接着跡が出てしまったりと散々でした。

それでも、なんとか誤魔化して、一旦はこれで完成としました。

割とすっきりとした印象に仕上がったのでは無いかと思います。


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全体像で、パッケージ完成見本やボックスアートイメージです。

左足の角度は完成見本だともう少し寝かせているようですが、ボックスアートに近い角度はこのように少し膝が上向きくらいじゃないかと思います。

左手指先の”電撃”はフェネクス塗装時の金色(スターブライトゴールド)のため、光の加減でメリハリが付いてくれました。

なお、電撃パーツは接着すると破損しやすそうだったので、貼ってはがせる接着剤のセメダインBBXを使って取りつけています。

でも、BBXでも接着面積が小さいので思った位置で固定できず、重さで垂れ下がってしまいますので、展示する際は外そうと思っています。


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少し横から。

キットはラムちゃん本体と展示パーツの分量がほぼ同じくらいで、意外に展示パーツの比率が大きいです。

おまけにこのポーズのため、展示パーツなしでは完成後に飾ることができません。

展示パーツの土台部分に途中記事にもあったように、鉛を仕込んでいますので、安定しています。

鉛で重さを加えておくことはお勧め工作です(といっても、今後何名の人がこのキットを完成させるのでしょうか[あせあせ(飛び散る汗)]


DSC03920.JPG

背中の見える角度です。

見ての通り、ラムちゃんはベースに刺さっている支持棒の上に乗っているだけです。

それでも安定しているのは、髪の毛の後部が星型ベースパーツに引っかかる様になることでバランスが保たれています。

ちなみに、背中のライン、特に背骨の表現が意外(失礼!)に丁寧に造形されており、肌色を丁寧に塗って陰影を付けてあげることで、キレイなラインであることが分かります。

特に改造はしていません。

トラジマビキニと肌部分の境界線をキサゲで彫り込んではいますが、その程度です。


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もう少し背中から。

トラジマ模様の黒はエナメルのフラットブラックで少しずつ描いて再現しています。

原作のカラーイラストなどを見る限り、このくらいの模様の量で良いと思いましたので、キットのモールドに若干装飾を加えた程度です。


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真後ろです。

星型パーツの裏は展示しているとまったく見えないので、何もしませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

塗装も適当ですね・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

ただし、ベースパーツはバリやウェルドが目立ちましたので、全体を神ヤスリで丁寧に磨き込んでいます。


DSC03924.JPG

このキットで一番手を加えたのは、首~顔でした。

特に、分かりにくいとは思いますが、顎は大幅に削り込んでいます。

キットが手元にある方は、この写真の角度とキットを比べると、顎下がかなりすっきりしていることが分かると思います。

キットの顔が全体的にしもぶくれ気味に見える原因の一つが、この顎~首のラインだと思いますので、お勧め改修ポイントです。

あと、鼻も2割増しくらいでポリパテで高さを増やしています。


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展示ベースからおろして、座らせてみました。

案外座りでも大丈夫でした。

こうしてみると、やや頭部が大きいものの、身体の造形はとてもしっかりしていると思います。

胸も特にいじっていませんが、ラムちゃんのプロポーションを的確に再現できていると思います。

ツクダのマジシャンラムは胸を豊胸していますが、こちらは不要でした。


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後ろからだと、体育座りを崩したようなポーズです。

若干、左足の接続部分に隙間が・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

実は左足は完全固定していないので、表情付けが出来るようにしています。


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髪の毛の全貌が見えます。

案外、濃い緑部分が多いことが分かります。

ラムちゃんの髪の毛の塗装はどうするのが正解か難しいですね。

もともとが二次元の表現なので、立体で塗装するとどうしても矛盾がでます。


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頭部のツノ2本は途中記事の通り3mmプラ棒の削り出しですが、作り直して正解でした。

キットパーツは細くてとがり過ぎています。

キットの完成見本がなんだかしっくりこないのは、このツノがツンツンしすぎ、という点もあると思いました。


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正面やや上から。

おへそが見えるショットです。

身体の造形は全体的に良好なので、いじっていませんが、おへそだけは少し彫り込んでみました。

腹筋ラインも再現されているので、より強調してみたつもりです。

ラムちゃんの健康的な色気が表現されているように思います。


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ここまで、完成写真のみでしたが、キットとの比較を1枚。

パッケージ裏写真とほぼ同じ角度にしてみました。

特に顔周りが違うことはここまでの記事の通りですが、それ以外に手がほとんど加わっていないことも分かるかと思います。

キットを尊重していますので、ポイントを絞った改造しかしていません。

ちなみに、顔周りの改造ポイントを整理すると次の通りです。

・前髪をポリパテでボリュームアップ

・目はキツネ目気味なので、丸くなるように彫り、瞳は手描き

・まつ毛が彫り込まれているが、全てポリパテで埋めて筆で描き直し

・鼻は2割ほど高く

・顎下を彫り込み

・頬をやや下に向かって絞り込むように削り込み(ほんの気持ちだけ)

・左耳作り直し(破損したため)

・頭部の髪の毛パーツは後ハメ化

・ツノは3mmプラ棒で作り直し

といったところです。

これでかなり印象が変わったのではないでしょうか。


DSC03964.JPG

最期に背景を変えて1枚。


以上、キラメキラムちゃんでした!


キットの完成写真は今の目で見るには正直つらいですが、素姓自体は良好なキットです。

顔周りだけでも手を加えることで、今風になるのでは。

と言っても、まだ改善の余地が多くありますし、工作技術が追いつかない、絵ごころが無い、ことから顔もラムちゃんとしては合格点には至っておりません[たらーっ(汗)]

もっとラムちゃんっぽくできるようにしたいと思いますが、いつまでたっても完成しないのも問題ですので、今回はここで完成としました。

あと、やり過ぎると結局キットの顔ではなく、作り直したほうが早いのかもしれないというのも、なんだか違う気がしますし。


最期に今回完成させて分かったこと、次回以降のNo.2~No.4のラムちゃんプラモを作る際の改善事項です。


・髪の毛の後ハメ化は必要だが、今回のような差し込みでのはめ込みは止めた方が良い

 →傷が顔パーツに付きやすく、耳が破損しました。

  頭部髪の毛パーツを前髪と後ろ髪で分割する方が良さそう


・各パーツの接合には真鍮線などの芯を必ず入れる

 →今回は首は面積が広いので、芯を入れずに接着しましたが、途中作業で破損させた反省から。


・もみあげの接着は必ず真鍮線を通す

 →接着面積がほとんどないので、芯が無いとくっつかない


この3点を次回以降に活かしたいと思います。














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