【完成】HGUC ズゴック その5 [HG]
HGUCズゴックの迷彩塗装バージョンが完成しました
本体は特に改造せずに、塗装を楽しむ、といった趣旨で作ったことと、もともとズゴックの出来が良く、パーツも少ないのでストレス無しでした。
全体の汚し塗装を行い、画竜点睛としてモノアイを付けて完成です!
モノアイはキットにはシールが付属するのみですので、WAVEのHアイズのピンクを使用しました。
クリアパーツなので、裏に白を筆塗りしています。
ちなみに本体への取り付けは位置変更できるように、ピットマルチ2で止めています。
ピットマルチ2は貼ったりはがしたりできる便利な糊です。
モノアイが入ると、急に完成した感じがします。
ハゲチョロ塗装、汚し塗装は迷彩に合いますね~
左腕にはジオン軍MSによくある、80年代っぽいデカールを貼りワンポイントを入れています。
全体に地味な塗装なので、こういったワンポイントがあると、見た目が楽しいと思います。
後ろから。
右腕のシーサーペント隊マークがお気に入りです
ノーズペイントのような、もう少し派手なマーキングも考えましたが、迷彩塗装をしている侵入部隊に派手なマークもどうかと思いましたので、このくらいで抑えましたが、1年戦争もののMSにはそういったマーキングが似合う気がします。
いずれ、グフなんかも作りたいですね。
側面から。
上半身の前後パーツは接着していません。
上と脇に合わせ目が出ますが、スジ彫りのように見えますので、気にしなければこのままでも良いかと思います。
ぐるっと一周でした。
あまりポーズをとるようなMSでも無いかもしれませんが、少しだけ可動させてみます。
クローは先端に向かってそこそこ尖らせるものの、折れるといやなので、そこそこです。
その代わり、ハゲチョロ塗装を多めに施して、尖った印象を強めています。
以上、HGUCズゴックの迷彩塗装バージョンでした。
作りかけのゴッグも迷彩で仕上げ、この2体ができたら、いずれジャングルを侵攻する水陸両用MS部隊のディオラマ、といったものにしてみたいのですが・・・・来期からはそういった込み入った模型作りをする時間が取れなくなりそうですので、構想だけ暖めておきます。
FY2019中に完成できて良かったです。
以上、迷彩ズゴックでした
HGUC ズゴック その4 [HG]
1週間ほど間が空きましたが、HGUCズゴックの迷彩塗装バージョンを仕上げていきます。
前回までは塗装を終え、スミイレのために光沢仕上げ状態でした。
今回は、その後光沢アリの状態でデカールを何箇所かに貼ってから、全体をプレミアムトップコートでつや消しにしています。
つや消しにしただけで、迷彩塗装がグッと落ち着いてしっとりした感じになったと思います。
全体が迷彩の暗めの色味であることから、デカールを貼ってもあまり目立たないのでポイントを絞って、控えめに貼りました。
主に、ガンダムデカール、ハイキューパーツのコーションデカールで”01 ワンカラーホワイト”、プレミアムバンダイで販売されていたガンダムデカールDXを使っています。
プレミアムバンダイのデカールには、部隊章もありましたので、水陸両用MSということから、”シーサーペント隊”のデカールを右腕に貼ってみました。
ちなみに、ズゴックは形式番号ではMSM-07ですが、部隊内の番号というつもりで”06”という番号を振っていますので、間違っている訳ではありません。という自分の中の設定ですね
デカール貼りを終えてから、つや消しでコーティングでしていますが、デカール保護の意味と汚し塗装を行うための準備でもあります。
前回までの記事の通り、このズゴックはHOW TO BUILD GUNDAM2掲載の小田雅弘氏の迷彩ズゴックを参考にしています。
そのため、仕上げとしては当時の流行りであった、ハゲチョロ塗装、汚し塗装を行います。
ハゲチョロ塗装とは、主に凸部分の塗装がぶつかることで剥げることをシルバーなどで描いて塗装の剥がれを表現することです。
久しぶりのハゲチョロ塗装ですので、どうやってやるのか色々調べてしまいました
やり方は色々ありますが、今回はやり直しができるようにエナメルのシルバーを先端を切って穂先を短くした筆に付け、ティッシュペーパーなどである程度塗料を拭ってから叩くよう、引っ掻くようにシルバーをそれらしいばしょに塗り込んでいきました。
サイズが1/144ですので、あまり派手にしないように、控えめに行っています。
脳内設定として、地球連邦軍の本部である南米ジャブロー基地侵攻部隊でジャングルの中での運用を想定といったところです
ジャングルを進行する、ということと、水陸両用MSなので、南米アマゾン河の中を侵攻するのであれば、割と泥汚れも多いでしょうし、脚元は泥汚れが多い、という想定で汚しを行いました。
向かって右(左足)と腰パーツが汚しを施した状態で、向かって左の右足はまだハゲチョロ塗装までの状態です。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、左足は汚れですすけた感じになっています。
まだ汚しを行っていない、右足、上半身と組み合わせ、様子を見ながら汚しを行っています。
今回の汚しは、タミヤのウェザリングマスターのAとDセットを使用しています。
Aセットからは、マッド、ライトサンド、Dセットからはオイル、青焼け、赤焼けを使用。
Dセットのオイルは胸部のインテーク部分、青焼け、赤焼けはバックパックの下部などを汚しています。
その他、全体にマッドでフィルターを掛けるように、またズゴックは水中を頭から進むので上から下に向けた方向を意識してマッドの汚れを描き込みました。
脚元の一部にはライトサンドで砂や泥汚れの跡を付けていきました。
残った部分を汚せば完成です。
もう一息です。
HGUC ズゴック その3 [HG]
HGUCズゴックの迷彩塗装バージョンです。
前回でほとんどのパーツの基本塗装が終わりました。
といっても、HGUC初期のキットであることに加えて、武器などのオプションもありませんので、パーツ数は少なくすんなりと進めていくことができてラクチンです。
フェネクスやムーンガンダムと比べると、パーツ数は1/5くらいに感じます。
一通り塗り終わりましたので、組み上げていきました。
まだ完成ではありませんが、全貌が見えてきましたので、一度ぐるっとご紹介です。
分かる人には分かる、HOW TO BUILD GUNDAM2掲載のズゴックをリスペクトした迷彩ズゴックです!
思ったより良い感じにハマっていると思いますが如何でしょうか。
元々の小田雅弘氏のセンスの良さを真似しているので、当然といえば当然ですが・・・
少し斜めから。
各関節がABSのボールジョイント接続のため、組み上げ時にもかなりきつくて壊してしまいそうでした。
ABSのジョイントは怖いです
少し塗装剥げもしてしまいましたが、黒鉄色部分だったので、リカバリーは容易でしたが、組みあげには要注意ですね。
後ろです。
小田雅弘氏のズゴックでは、背中のタンク状パーツの上部の丸い部分も黒鉄色のように見えますが、パーツ分割はされていないため、マスキングをサボって省略してしまいました
まぁ、雰囲気が出ていれば・・・ということで。
この写真状態ではスミイレまでしています。
スミイレを行う都合から、前回のパーツ状態のものに缶スプレーで光沢クリアーを全体に軽く吹きつけています。
各スジ彫りは彫り直していたので、スミイレは容易でした。
こういった地味な作業を事前にしておけば、スミイレなどもキレイにできます。
こういった状態のため、全体的にツヤツヤしています。
この後の予定は、マーキング(デカール)を貼って少しアクセントをいれたいと思います。
その後80年代のガンプラ作例を参考にハゲチョロ塗装を行ってみようと思います。
見た目ではここで完成でも良いのですが、せっかくなのでもう少し手を入れていこうと思います。
HGUC ズゴック その2 [HG]
HGUC ズゴックの続きです。
続きと言っても、前回は素組みだけのように見えて過去の自分が接着や合わせ目処理、全体のヤスリ掛けといった基本工作をほとんど全て終えていたので、次のステップが細部の調整を行えば塗装、という状態でした。
先日のゴッグ着手と並行して、ズゴックの細部の工作は終わっています。
ちなみに、細部というのは、モノアイ周りの頭部パーツと上半身との繋ぎ目のようなスリット状のパーツが場所によって金型の抜きの関係と思われる歪みがありますので、ナイフなどで整形しました。
あとは、全身のスジ彫りに該当するような箇所を彫り直し、という程度です。
中性洗剤で洗浄、自然乾燥を終えていましたので、本日3/21のお休みを利用して塗装を行いました。
塗装をどのように仕上げるかで迷っていましたが、先日のゴッグ着手で心が決まりました。
HOW TO BUILDGUNDAM2の小田雅弘氏作の迷彩ズゴックのような迷彩柄に決定です!
ゴッグも迷彩にして、子供の頃に憧れた、HOW TO BUILD GUNDAM2作例の真似をしてみます。
子供の頃にはエアブラシなんて高価な工具が買えるわけもなく、ましてやエアブラシの迷彩塗装なんかは憧れであるものの自分ではできない超上級者のテクニック、と思っていましたので・・・
今なら真似もできるはず。
目標が明確になれば後は手を動かすだけです。
まずはプランを練ります。
迷彩はエアブラシで全体塗装。
迷彩部分以外は、作例では”スチールブラック”で塗装、とあります。
でも、この名前の塗料はたぶん今はありません。
少なくとも持っていません。
そこで、代わりに黒鉄色(くろてついろ)で塗っていく、ということに決めました。
迷彩箇所、黒鉄色箇所という大きく2つのグループにパーツを分けました。
最初は黒鉄色グループから塗っていきます。
対象は下記写真の通りです。
そんなにパーツは無いと思っていたら、黒鉄色を塗るべきパーツの方が多いくらい・・・
ちなみに、黒鉄色以外ではモノアイ部分をつや消しブラックで塗りますが、ついでにゴッグの同パーツも塗っておきました。
黒鉄色の塗装写真は失念しておりました
もっとも、単純にべた塗りするだけのお手軽なものです。
次に迷彩を施すパーツはこちら。
主には外装のほとんどです。
この外装パーツのキットの色から、今回のようにオリジナルの色替えを行う場合に注意することは、パーツの断面や裏がチラ見えする箇所もきっちり塗りかえることです。
こういったちょっとした部分でキットの下地が見えると興ざめですので。
そのため、今回は裏側や断面には黒鉄色とつや消しブラックを塗っておきました。
ついでに、つや消しブラックで陰影が付けられるような処置もしてみました。
あとで迷彩色を塗るときに、下地にブラックがあることで、少し陰影を強調できるようにします。
いよいよ迷彩塗装です。
グリーン系4色による迷彩塗装とします。
小田雅弘氏も書いている通り、”虚構の世界での効果”を狙っているので、厳密には迷彩になっていないかもしれませんが、雰囲気というか”っぽく”なるようになんちゃって迷彩塗装です
まずは一番下地の明るい色。Mrカラー#21のミドルストーンです。
小田氏の作例ではサンドイエローとありますが、これに該当する色が無いので、イメージが近いミドルストーンを使用しました。
なかなか渋い色です。
この色は割とべた塗りでOKですが、ある程度ブラックを残すような塗りムラを意図的に行います。
ここからは迷彩の本番で、2色目は明るい緑です。
作例では、ライムグリーンとありますが、やはりこの名称の色は無く、名称と作例写真のイメージから、今回はルマングリーンに色の素のイエローとシアンを様子を見ながら調合して鮮やかな明るい緑色を作っています。
このライムグリーンを自分のイメージで迷彩っぽく吹きつけました。
下地のミドルストーンが消えてしまわないように、今後の濃い色を塗る箇所も意識しつつ若干少なめかな?というくらいで塗ってみました。
3色目はオリーブドラブ(1)にしました。
作例ではオリーブドライブ(1)+(2)とありますが、(2)を加えると緑により過ぎるので、(1)だけにしました。
いっきに迷彩っぽくなってきました
この色はかなり目立つので、適当に塗るものの、ある程度法則を決めて塗っています。
始点と終点を決め、その点と点を繋ぐ線を階段状にし、斜め線は使わないように、といった自分のルールで塗りをルール化してみました。
おそらくでたらめに塗ると統一感というか、がちゃがちゃしてしまうと思いますので、ランダムに見えてルール化した方がいいかな?と思いました。
最期の4色目は濃い緑とのことですので、今回は、Mrカラー#129の濃緑色(中島系)という渋めの緑にしました。
ここまでの色と違い、濃い色のため、色と色の隙間を埋めたり、オリーブドラブで塗った部分のアクセントとして色を差し込むイメージで、要所要所に少しずつ塗る感じにしています。
全体的に、最初に塗った明るい色を残すように、もう少し塗った方が良いかな?と思う一歩手前くらいの感じで、塗り過ぎないように注意しました。
これで一気に基本塗装が完了です!
スミイレやデカール貼り、80年代っぽくチッピングなんかもしてみようか?
と色々考えていますので、完成はもう少し先です。
でも、3月中には完成させたいと思います。
HGUC ゴッグ その1 [HG]
2月末に記事にしていたHGUCズゴックは、その1、のままで記事は止まっていますが、着々と進めています。
ズゴックを進めている最中ですが、HGUC初期キットであるゴッグもほぼ素組みのキットを発掘しましたので、こちらも並行作業に近い形で作っていきたいと思います。
ズゴックの塗装の方向性に迷いがありましたが、このゴッグの発掘によってほぼ決まりました。
目指すは”HOW TO BUILD GUNDAM2”の迷彩塗装です。
さて、キットはというと2000年発売とのことで、19年前のキットです。
HGUCというブランドのせいで、あまり古い感じがしませんが、案外経っていたものですね。
ここまで放置していたゴッグに決着をつけましょう。
素組み+αですが、ほぼ素組み状態のご紹介です。
キット素組みです。
全体的に今の目で見てもプロポーションに違和感もあまりなく、良い意味でプラモデルとしてのまとまりが良いキットです。
写真では、モノアイレール部分を黒く塗って、一部パーツを接着している状態です。
(この状態で19年放置)
正面から見ると、やや肩パーツ(肩カバー)のボリュームが不足しているか??
キットとしてはまとまりは良い物の、もう少しケレン味が欲しい気もします。
横から。
手堅い感じで、あまりいじる必要も無さそうな・・・・
全指が可動するものの少し加工してあげた方が良さそうな感じもする手パーツです。
後ろから。
膝裏の関節処理がキチンと別パーツでポリ隠しがされているなど、好感が持てます。
キレイに整形して渋めの関節色にしておけばビシッとなりそう。
バックパックもシンプルですが、ゴッグならこれでもOKでしょう。
身体のボリュームはなかなかですが、アニメ版としてはもっとでっぷり、とした感じなのかもしれませんが、個人の好みはキットのプロポーションなので、全体としては問題無しです。
改めて見ると、やや肩カバーが小さいかな?
もう少し左右に幅があるイメージなので、ここだけでも改造してようかな?といったところです。
でも、ここに手を入れると少し工期がかさみそうな予感しかしませんので、躊躇します。
おそらく見た目はかなり良くなると思うのですが、案外手間が掛かりそうで悩みます・・・
と一通り、素組み状態についてぐるっとみながらあれこれ考えてみました。
全体としては大幅なプロポーション変更は行わず、手軽に完成を目指し、塗装で迷彩柄に挑戦したいと思います。
そのため、組みたてられるところはジャンジャン手を付けていきます。
そうは言いながらも、20年近く前のHGUCであることから、設計も古く、はめ込みで塗装を考えると不親切な箇所がちらほら・・・
例えばこの写真のように、上半身~腹部の接合も腹部(黄土色パーツ)の凸ピンを、茶色の上半身(胸パーツ)の凹パーツで挟みこむのですが、後ハメ化してやります。
写真の赤マルを斜めに切ったり、軸を短くしたりすることで、簡単に後ハメ化可能です。
黄土色の腹部パーツ中央にあるメガ粒子砲が赤い別パーツになっていますが、せっかくの別パーツもキットのままだと塗装にマスキングが必要になるため、後ハメ化します。
写真左の赤パーツのように、切断し、下の2つの赤の丸いメガ粒子砲パーツだけを切り離して、塗装後に裏から接着できるようにしました。
ちなみに中央の凸パーツ部分が欠けてしまうので、適当なパーツでモールドを作ることになりました。
写真右は上半身ですが、肩の軸パーツも挟み込みのため、後ハメ化できるように、軸部分に穴を開けます。
写真では軸周辺の穴開けのあたりとして油性ペンで丸く書いています。
このマルは中を通す軸パーツの丸い部分をゲージに描いています。
メガ粒子砲を切り離すことで、赤いパーツのもう一つの役目である、腰パーツとの接続軸にあるポリパーツの抑えがなくなりますので、プラモデルのランナータグを適当な大きさに現場合わせできって接着しました。
一応、強度高めの瞬着でも補強しています。
今回はここまでです。
次回も後ハメ化や基本工作中心の記事になりそうですが、チマチマ作り込んでいきます。