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バンダイ うる星やつら  キラメキラムちゃん その6 [うる星やつら]

キラメキラムちゃんを作っています。

なかなか完成しませんが、旧キットならではの手が掛かるけど、懸けただけの効果がある歯ごたえのあるキットです。

前回までで、髪の毛パーツ、身体と顔パーツの整形がほぼ終わりました。

というよりも、終わったことにすることにした、という表現が正確です。

もっとアニメ版や原作版の顔にしたい、という思いもあるものの、それをするならポリパテの塊から顔を削り出すことになりそうですし、キットを作る意味も半減してしまうと思いますので、あくまでキットベースの改造の範囲でこの整形で区切りを付けました。


この引き際を決められなければ、旧キットは永遠に完成しないでしょうね[あせあせ(飛び散る汗)]

今回の工作範囲は腕パーツの接着~整形、脚パーツの取り付け位置の確定、ベース作製です。


DSC03691.JPG

腕を接着しました。

腕を付けるためには、脚パーツの取り付け角度や位置を先に確定する必要がありました。

そのため、脚パーツの整形をキチンと行い、トラジマブーツの彫り込みなども行っています。

その上で胴体に2mmの穴を開け、脚に1mmの真鍮線を差し込みました。

胴体側のだいたいこの辺かな~?という位置に、ピンバイスで2mmの穴を開けます。

この2mmの穴に瞬着を(今回ははみ出しを考慮し、ガイアノーツの肌色カラーパテ)爪楊枝で押し込みますが、穴をふさぐ目的では無いので、穴の8割くらいまでの量にします。

次に、脚パーツに1mmの真鍮線を軸用に差し込み、その真鍮線にタミヤの瓶入りの瞬着硬化剤を塗って、位置決めしつつ一気に差し込みます。

(この段階で、瞬着が穴の8割くらいで無い場合は、瞬着があふれてパーツ同士が接着されて終了します[あせあせ(飛び散る汗)]

10秒くらい、挿したままずれないように押さえておけば、硬化してくれますので、後は脚パーツを引き抜けば、正確な軸打ちの完成です。


胴体と脚は最後にプラモデル用の接着剤で接着しますが、軸打ちしておく方が、より位置が正確になることと、強度が上がります。

仮組もしやすいですしね。


腕は同じ方法で真鍮線を通し、タミヤの流し込み接着剤で接着。

乾燥が早いので、1時間後くらいに隙間をガイアノーツの肌色カラーパテで埋め、硬化剤で固定。

そこまでした状態が上の写真です。


両肩が瞬着で隙間埋めされているので、整形します。

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周囲も含めて、神ヤスリやその他ヤスリの#120~#800を段階的に使用して、整形しました。

腕を接着してしまうと、トラジマビキニの脇下あたりが塗りにくくなるものの、ラムちゃんのデザイン上は仕方ありません。


次に、髪の毛も仕上げを想定して工作します。

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ツノの取り付け位置を決め、ピンバイスで穴を開け、ツノがキレイに収まる様にゴッドハンドのスピンブレードで底面が平らな穴にしました。

ちなみに、キット付属のツノは約2.5mmの直径です。

そのため、2.5mmの穴にしていますが、上部は3mmのピンバイスで少し穴を広げ、入れやすくしました。

でも、このキット付属のツノはややとがり過ぎな感じがします。

プラ棒あたりで作り直した方が良いか?

ちょっと検討です。


DSC03697.JPG

ベースパーツを作ります。

接着箇所を接着し、バリや断面(側面)の表面が荒れているようですので、各種ヤスリで均しました。

いかにも80年代のデザインです[あせあせ(飛び散る汗)]

今回はキットをできるだけ活かしたいので、このパーツはそのまま使います。

ベースパーツの土台にあたる、写真の左の丸いパーツですが、星型パーツを上にのせ、ラムちゃんを乗せてみたところ、軽いのでひっくり返りそうです。

心配だったので、重しをつけて、安定感を高めます。


DSC03699.JPG

写真は板鉛を適当に折り曲げて、瞬着を適当に流して硬化剤をこれまた適当に拭きかけて状態です。

ベース裏なので、適当すぎ[あせあせ(飛び散る汗)]

後でポリパテで大雑把に埋めて、一応補強しつつ、見栄えを少し良くしておこうと思います。

鉛を入れたことで、適度な重みがついて安定しました。

ちなみに、板鉛は釣り具屋さんでルアーなどのコーナーに売っています。

安いので、一つ持っていると便利です。


本日はここまで。

サフ吹きをもう一度行い、その段階で問題なければ塗装です[ぴかぴか(新しい)]















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【完成】FRB 初音ミク  その4 [フィギュアライズバスト]

FRB初音ミクが完成しました[exclamation]


作りやすいキットでしたので、キチンと取り掛かってからは早かったです。

改修箇所もほぼ無く、一部のディティールアップだけでとても見栄えの良い完成品になってくれたと思います。


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途中経過にあったように、キット指定色にほぼ忠実に塗装しています。

色を変えたのは、胸とヘッドセットの黄色部分を発色の良い金色にしたくらいです。

大きめサイズの画像にしていますので、アップもご覧いただければと思います。


DSC03659.JPG

全身像。

大きな髪の毛が、フワッと身体を取り囲むイメージです。

髪の毛が大きく目立ちますので、ちょっと強めのグラデーションにしてみました。

肌色や服の縁の緑部分はつや消しですが、銀色っぽい服はツヤ調整なし。

色の持つ半ツヤっぽいツヤのままにしています。


髪の毛は一度つや消しにしてみたのですが、この大きさでツヤが無いのもちょっと違和感があったので、半ツヤのプレミアムトップコートを軽く吹いています。


それではぐるりと一周をまとめます。

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袖、左腕の二の腕箇所のマーキング(文字)はキット付属のシールをそのまま使っています。

袖の黒とシールのツヤを合わせるために、袖にシールを貼ってから、半ツヤのクリアーコートをしました。


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とにかく髪の毛パーツのボリュームが凄いです。

ちなみに、ベースはキレイなクリアのターコイズブルーですので、もったいないのでそのまま使用しました。

キットではネクタイのピンのような黒色部分、ヘッドセットの色なども全てシールで再現するようになっていますが、全てマスキングで塗装しています。

筆塗りしたのは、マニキュア、瞳周辺のリタッチ、口の中くらいです。

ちなみに、口の中は舌パーツはキット成型色がキレイでしたので、クリアーでツヤを出し、粘膜っぽくするためにラスキウスのクリアーペールレッドを筆塗りしました。

また、ほとんど見えないのですが、口中の赤い部分は口の中のパーティングラインを基準に赤色(赤+白+黄色でチェリーピンクのような色をエナメルで混色)で内側を塗っています。

微妙に見える赤があると、情報量が増えるのでお勧めです。

また、パーティングラインは普通は消しますが、口中に限っては塗る際の基準に丁度良いので、そのまま消さない方が良いと思いました。


DSC03667.JPG

マニキュアはエナメルの青+黄色+白でターコイズブルーっぽい色を作って筆塗りです。

適当に塗っても、塗らないよりはアクセントになるので塗っておきましょう。


DSC03674.JPG

少し上から全体です。

翻った髪の毛が初音ミクのキャラクターを表しています。

髪の毛根元に付いている髪飾り(?)も、グランベリーレッドパールで塗ったのが良いアクセントになったかと思います。


DSC03675.JPG

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顔は仕上げにパステルで頬に紅をさし、瞳には最近気に行っている、ガイアノーツのWジェルグルーでうるうるにしました。

Wジェルグルーを硬化させるペンライトが付属しますが、右目を硬化させた後、左目の硬化をしようとしたところで電池切れ[たらーっ(汗)]

LR1130の電池3個なんて、すぐ手元にあるわけが無いので、翌日電気屋さんで買ってくる羽目に[あせあせ(飛び散る汗)]

Wジェルグルーを買ったら、内臓されている電池は試供品なので早めに交換した方が良いってことが分かりました。


これらの仕上げをした瞳のアップが分かる画像でおしまいです。

DSC03686.JPG


以上、フィギュアライズバストの初音ミクが完成しました。

積みプラが沢山あるのですが、フレームミュージックガールの初音ミク、今月末にはクラッシャージョウのファイター1(ハセガワのサイトを見ると発売日が2/2になっていましたが・・・)が控えていますので、頑張ってこれらも作っていきたいです。










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FRB 初音ミク  その3 [フィギュアライズバスト]

FRBの初音ミクの続きで、塗装です。


初音ミクの特徴である、緑色の大きな髪の毛をどの色で塗るのか?

これが最初に決まらなければ、なかなか次に進めなかったので、まずは色を作ることから始めました。


結果として、初音ミク用にガイアノーツの専用カラーも売っているのですが、高価(Mr.カラーの倍ほど)なのと買いに行くのが面倒だったので、保有するMr.カラーの混色で作りました。


・髪の毛の影、服の濃い緑=インディブルー+色の素(イエロー)適量+白少々

※今回一番調色に悩みましたが、色の素を少しずつ増やして、好みの色になるように調整しました。

 結果として、キットのネクタイなどの成型色より、少し青みの強い緑にしています。


・髪の毛のメイン=スカイブルー+白+黄色

※実は、この色は依然にドラゴンボールのキットのブルマを塗った時の色が気に行っていたので、使えないかな、と試したところ、理想的な青緑でしたので、これを流用。


・髪の毛のハイライト=ルマングリーン少々+白


・服の色=黒鉄色60%+スーパーシルバー30%+クリアーブルー8%+クリアーレッド2%


・髪飾りの中央の赤部分=グランベリーレッドパール


です。


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まず、メタリック色を塗る箇所と袖などは2番の黒をべた塗りです。

髪飾りはグランベリーレッドパールを塗るので、ベースホワイトで下地を明るくしておきました。


DSC03638.JPG

黒下地で服のメタリック色を塗りました。

ギラギラです。


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次に面倒ですが、服の縁のフリルは緑ですので、マスキング。

タミヤの曲線用マスキングテープがこういった時に便利です。


また、髪飾りは赤を中央に残すため、1mm幅の細いマスキングテープを一周ぐるっと貼り込んで、後で黒を塗る予定です。


DSC03646.JPG

服の縁の青緑を塗りました。

ついでに、髪の毛もここで塗ってしまいます。

髪の毛は最初に描いた通り、3色の青緑を重ね塗って、ややグラデーション強めにしてみました。


DSC03649.JPG

肌色部分は最近ハマっているラスキウスのホワイトピーチをベースにクリアーペールレッドにしてみました。

もっと色白な印象ですが、クリアーホワイトのような色が無いので、今回はこの色味です。

クリアーホワイトを発売して欲しいものです。

なお、この写真はラスキウス塗装後に、プレミアムトップコートのつや消しを吹いている状態です。


全体の色はこれでほぼ塗り終えました。

早いです!


あとは細部の塗り分けと仕上げで完成できます。










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FRB 初音ミク  その2 [フィギュアライズバスト]

昨年10月の素組み以来、絶賛放置中だったFigureRiseBust(FRB)の初音ミクを唐突に仕上げていくことにしました。

唐突、と言っても一応きっかけはあって、コトブキヤのフレームミュージックガールの初音ミクを買ってしまったからです[あせあせ(飛び散る汗)]


FRBの初音ミクは出来が良いので、あまりこだわらなければサクッと組み立てて、シールを貼ってハイ完成!でも良いのですが、今回は接着するところは接着して、全塗装で仕上げていきます。

少しだけディティールアップをする程度で、後は素直に作っていきます。


気になった箇所として、指です。

DSC03593.JPG

写真の赤マルの部分ですが、中指と人差し指が一体化されています。

少し不自然に思えましたので、ここは切り離して立体化を出してみます。


DSC03596.JPG

こんな感じです。

こうして比べないと分からないレベルのディティールアップですが、約1/6サイズのため、じっくり見ると気になる部分でした。

ちなみに、エッチングノコ(0.1mm厚の刃)で少しずつ切り離し、#400~#800の紙ヤスリを挟み込んで、切断面の整形をしています。


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次に顔をどうするのか、考えてみます。

以前作った、マクロスΔの5人組やフミナは顔と目のパーツが別だったため、塗装も楽ちんでしたが、初音ミクは一体成型されてしまっています[たらーっ(汗)]

私のように塗装する人にとっては、困った仕様ですが、おそらくこのキャラをプラモデルで作ってみよう、という人で全塗装前提に組み立てる、所謂ヘビーユーザー層は少ない、とマーケティングされたのでしょう。

でも、別パーツでも差し込むだけなので、それほど手間でも無いと思うのですけどね・・・


この目に関しては、せっかくクリアーグリーンを使うなどの手の込んだ作りですし、FRBシリーズの肝ですので瞳はキットを活かすことにしました。

DSC03630.JPG

手間でしたが、瞳にマスキングゾルを面相筆で塗り込んで、今後の肌色塗装を踏まえてマスキングしました。

眉毛は後で筆で描けば良いので、マスクする手間が面倒なのでそのまま肌色を塗ってしまうつもりです。


他、接着するパーツはツインテールの髪の毛の一部パーツ、右腕パーツだけで良かったです。

胴体も接着して仕上げようと、肩の肌色パーツを後ハメできるように加工したのですが・・・

デザインを良く見ると胴体パーツは前後2パーツのモナカ構造ではあるものの、合わせ目が気にならないので後ハメ加工する必要がありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

後ハメ加工は、胴体に刺さる軸を削ったり切りとったりするだけですが、この工作を行うと、はめ込む時に不安定になってしまうので、これから作る人は胴体は接着不要で覚えておいてください!


ということで、他、襟や服の縁のフリルのようなデザインが色を塗り分ける必要があるため、境界線をスジ彫りしなおす、という地味な作業を行って、細かなパーティング処理やゲート処理を全パーツに行いました。

DSC03627.JPG

洗浄をして、塗装待ちです!


今回はパーツの色味を大きく変える必要が無いので、サーフェイサー吹きは無しで塗装します。

塗膜も薄くなりますし、いつでもサーフェイサーを使えば良いというわけではないですしね。


ということで、本日はここまでです。










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バンダイ うる星やつら  キラメキラムちゃん その5 [うる星やつら]

バンダイのキラメキラムちゃんの続きです。


ヤスリで顔や髪の毛を削ったり、ポリパテを盛ったり、サフ吹きをしたり、を定期的に繰り返しています。

ちょっと削っては、ポリパテを盛り、また削る。

ポリパテの気泡が見つかれば、タミヤのイージーサンディングの瞬着で気泡を埋めてヤスってサフ吹き、という繰り返しです。


何度かこの作業を繰り返すことで、見た目上はキレイに均すことができた、と思いましたので、洗浄してサフ吹きをしてみました。


DSC03620.JPG

肌色になる顔などは白いサフ、髪の毛パーツは全体をヤスリ掛けして、表面の凹凸をならして500番のサフ吹きをしてみたところです。

ようやく、鼻を高くするために持ったポリパテが頬のあたりのラインと自然につながってきてくれました。

髪の毛もボリュームアップもそこそこ形になってきたので、前回写真と比べると、ようやく完成形が見えてきました。

ただし、顔をもっと好みの造形にしたかったのですが、キットベースであることと、私の技術とセンスが圧倒的に不足していますので、このくらいで顔は完成にしてもいいかな・・・と考えています。

改めて見ると、身体に比べて顔がやや大きめ、という点がそもそも直すべき点なのかもしれません。


もうすでにこれで顔が可愛くなってきたのかどうかが分からなくなってきました[あせあせ(飛び散る汗)]

一度、仕上げて色塗りをして、結果を見てみたくなります。



DSC03614.JPG

両腕、両足パーツも仮接合し、全体のバランスを見てみました。

完成すると、だいたいこのポーズになるはずです。


顔を完成とみなした段階で、両腕は接着し、接合箇所を整形する必要があります。

脚は幸いトラ縞ビキニで接合箇所がごまかせますので、事前の接着は腕だけで済みます。


さて、顔をどこで妥協するのかが完成するかどうかの分水嶺となりました。















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