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不思議の海のナディア 1/5 ナディア Type2 その2 [ナディア]




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唐突に再開しますが、不思議の海のナディア 1/5 ナディア Type2 の製作記事の続きです。
前回記事から3年弱の間があいていますが、未だに完成しておらず、時々引っ張り出してはヤスリ掛けしている状況ですが、そろそろ妥協して先に進めた方が良い様な気がしています[あせあせ(飛び散る汗)]


このキットの製作が難儀している理由は、

(1)大きく工数が掛かること

(2)パーツ構成が未成熟な時期のキット(30年以上前)のため腕、脚などの接合処理が悩ましい

の2点が主なものです。


IMG_3041.JPEG

大きい、と言う点は時間をかけて進めれば良いのですが、パーツ構成が古い点はどう処理しようか?を悩み出すと解決策が出てこなくて詰まっていました。

特に腕の取り付けが悩ましい・・・

写真のように、二の腕の途中でバッサリ分断されており、身体に沿った左手が左ひざに乗る、という構成なので塗装してから接着し、その後合わせ目処理をするという王道は怖すぎます。(塗装がはげてしまうでしょうね。。。)


そのため、思い切って胴体側の方部分を作り直し、腕を完全別パーツ化する、という方針で作業をしていました。


IMG_3042.JPEG

ということで、3年前に100均で買ってきたお湯マルのようなもので型どりをして・・・・というところまでを前回記事にしていましたので、その続きです。

型どりしたものに少し緩めに溶いた(ラッカーシンナーを少したらしました)ポリパテを流し込み複製しました。

2~3個やってみて、上手くできたものを採用します。

単純な形なので、ここはすんなりとできました。


IMG_3048.JPEG

腕に付けて、余分な箇所をナイフでそぎ落とし、大まかに整えたところ。

割とキレイに肩パーツが新造できました[るんるん]


IMG_3052.JPEG

次に二の腕以下と完全に接合してしまう事にします。

真鍮線を通し、瞬間接着剤で接着。

その後、繋ぎ目には同種のポリパテを盛り付けて隙間埋めと段差の調整を行います。


IMG_3053.JPEG

あまり盛り過ぎると肩が太くなるので、接合部分は溝になるようにあらかじめ切れ込みを太いスジ彫りになるイメージで彫り込んで、そこにパテをすりこむように盛ってみました。


さて、ここまで腕を作ることで数日掛かっていますが、おおよそ問題無さそうなので胴体部分に付属する肩部分の処理を考えます。

IMG_3054.JPEG

この肩かた脇腹下あたり、をポリパテで新造しているので、本体の同箇所は不要になりました。

削ぎ落して行くことにします。


IMG_3056.JPEG

肌部分に該当する箇所をカットソーでバッサリと切り落し、その後胴体内部にポリパテで作った肩パーツをはめ込むために彫り込みました。

この際、ゴッドハンドのスピンブレードが強力な彫刻刀として非常に役立ちました。

あれは穴開け工具ではなく、彫刻刀として使う機会の方が多いです。


腕パーツもある程度ヤスリ掛けして、取り付けできるように加工していきました。


IMG_3059.JPEG

こんな感じでイメージ通りに肩パーツを作り直して、腕を完全別パーツ化することに成功です。

これで塗装も組み立てもかなり楽になるはずです。

反対の左腕も同様に進めます。


IMG_3055.JPEG

左腕は膝に乗せるようなポーズのため、手首の密着度会いが気になってきました。

肩を一体化して、腕全体の調整の結果、手首は一度切り離して角度を付けなおして取り付けするようにした方が手の位置を自然なものにすることができると考えました。

どんどん深みにはまっていく感じです[あせあせ(飛び散る汗)]


IMG_3060.JPEG

こんな感じで軸打ちしますが、手首は角度調整をしやすいようにアルミ線を通しました。

アルミ線は真鍮線と異なり柔らかいので、微調整が可能です。

こうなると、手首のブレスレット(金の輪×3重)のディティールなんかも気になってくるのですが・・・

ここに手を付けると終わりが見えなくなってくるのですが、でもやはり・・・という思いがふつふつと湧いてきます。


IMG_3062.JPEG

ここまでの工作で両腕の別パーツ化が完了。

一旦取り付けて全体を見て見ましたが、良い感じです。

これならいけそう、と言うイメージを持つことができました!


IMG_3063.JPEG

肩部分を良く見ると、適当に削って作った肩、適当に彫り込んで作った胴体側の両者間に気になる隙間が・・・・

隙間ができてしまうのは仕方が無いので、このあたりを整形していきます。


IMG_3067.JPEG

胴体側の窪みにメンソレータム(離型剤の代わり)を筆で塗り、腕側にはポリパテを載せて圧着。

更にはみ出たポリパテと追加ポリパテえ隙間を埋めるように盛りました。

最終的には、肩と胴体(の服部分)は服の段差を自然に作る必要がありますが、この段階では不自然な隙間を埋めることに注力しています。


IMG_3069.JPEG

ポリパテが硬化してから、べりっと剥がすと、凹部分にキレイにハマる凸パーツの完成です。


というところで今回は一旦区切ります。

ここから腕パーツの整形をサフ吹き>ヤスリ掛け>サフ吹き>荒れた箇所をヤスリ掛け のループを納得行くまで繰り返すこととなります・・・














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