めぞん一刻 1/12 音無響子 ツクダホビー その6 [るーみっくわーるど]
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ようやく2018年の仕事も納め、29日から冬休みです
いつもの年末年始であれば、この時期から車で帰省をするため、12/30くらいから模型やPCは触ることができない環境になるのですが、この年末年始は豪雪が予想される、との天候情報を鑑み、車での帰省は断念。
たまの長期休暇は実家に帰省することで、親孝行、と考えていますが、豪雪であれば仕方ない。
と自分を納得させて、音無響子さんの年内完成に向けて模型作りに勤しんでいます。
前回、白地の襟に線を引く方法を悩んでいる、と書いていましたが、結局ガンダムマーカーのスミイレ用グレーを使用しました。
当初、筆で塗る、ラインデカールを貼る、極細マスキングテープを貼る、マスキングテープでマスクして塗装し直す、と色々考えましたが、どの方法も工数が掛かる又は見た目がキレイにならない可能性が高い、と判断しました。
最終的に、タミヤの曲線用マスキングテープで横の線を引くためのガイドとしてテープを貼り、ガイドに沿ってガンダムマーカースミイレ用グレーで描きました。
なお、縦の線はフリーハンドです。
マーカーの良いところは線の太さと色の濃さがほぼ均一にすることが比較的容易な点です。
それでも始点と終点はぶれるので、描いてからエナメルシンナーを極細綿棒に付けてこすればはみ出しはある程度は落ちてくれました。
ちなみに、この作業前に、念のため光沢クリアーでコーティングし、線を描きやすくしています。
また、コーティングすることで、この後行うデカールを貼りやすくしています。
さて、次は響子さんと言えば、ピヨピヨマークのエプロンです。
キットにはデカールが付属しているのですが、30年以上前のデカールでさらには、私のキットは中古だったこともあり、カビや汚れが付着していたので、ひどい状態でした。
表面の汚れ、カビのようなものはカビキラーのアルコール除菌スプレーを綿棒やティッシュにとって丁寧に拭くことでかなり改善しました。
それでも、古いデカールは依然のVF-1バルキリーの時に経験しましたが、水に浸してデカールをつまむと劣化のあまりに粉砕してしまうことが予想されます。
そこで、たまたまボークス店舗で見つけたデカール保護液を利用しました。
Amazonなどでも「マイクロリキッドデカールフィルム」の名称で売っていましたが、LIQUID DECAL FILMです。
アメリカ製のようで、900円程度と大きさの割に高額ですが、私のように古いキットを作る(というか、買っても作らないので古い在庫を今更作る)機会の多い人には福音のような製品です。
今回このデカールのうち、エプロンにはるピヨピヨマークとロゴマーク(ベースで使うかも)にこのリキッドデカールフィルムを使用しています。
ちなみに使い方は、裏に書かれていました。
古いデカールに塗って15分乾燥させておきなさい、とのこと。
少し調べたところ、この製品は透明銃身のコーティング膜を形成してくれるそうです。
使い方は簡単で、使い古した筆にこの容器に直に突っ込んで液を付け、デカールにそのままサッと塗ります。
筆はすぐであれば水粗いなどで良いようです。
塗り過ぎは膜が厚ぼったくなりすぎそうなので、サッとで良いと思います。
そのまま15分以上とありますが、十分に乾燥させた後は普通に必要なデカールを切って、水に浸して以下通常です。
ただ、古いデカールは水に付けた後、台紙から剥がすことが難しく、剥がす時点で敗れてしまう事が。
私も今回、それで1枚ダメにしてしまいました
コツとしては、新品デカールならピンセットでつまめばスッと取れますが、古いデカールはピンセットだと破けてしまいます。
そのため、指先の腹で優しくずらすようにしてあげると良い感じでデカールが台紙から外れてくれました。
なお、デカールの糊も劣化しているはずなので、マークセッターやソフターで定着させる必要があります。
完成写真です。
PIYO の文字それぞれとヒヨコマークそれぞれバラして貼りました。
左の小さなヒヨコデカールはピンセットでつまみ上げようとして破れた失敗分です。
こういった古いキットのデカールは予備もそうそうあるとは思えませんので、細心の注意が必要です
さて、次は下半身を仕上げていきます。
下半身は2分割されているので接着しました。
この時、瞬着でくっつけたところ、少し液がはねたようで、ジーンズの濃いブルー状に白い斑点が・・・・
瞬着は白化するので注意が必要ですね
写真の赤マル部分は分割が目立つ箇所です。
分かってはいましたが、改めて接着すると目立ちますね。
ふさぐことにしますが、パテなどを使うと仕上げが大変なので、プラペーパーの細切りを貼り、ジーンズの縫い目を再現するようにします。
プラペーパー(0.1mm)をくさび状に現物あわせて用意し、股間下部からお尻の上に懸けて貼り込みました。
接着していますが、接着剤は上記の反省を踏まえ、セメダインのハイグレード模型用セメダインです。
こういった塗装後のパーツには最適です。
乾燥後、筆でジーンズの色に合うように何段階かに分けて筆塗りしました。
ついでにジーンズに付いた瞬着の白化の斑点もこの段階でリタッチしました。
なんとかごまかせて良かったです
以上から、上半身、下半身ができましたので、組み合わせてプレミアトップコートでサッと仕上げました。
ピヨピヨマークもキレイに収まりました。
エプロン周辺などをオレンジ、ピンクのエナメルで境界線をスミイレしましたが、これによって襟のガンダムマーカーで描いた線周辺が馴染んでくれたのではないかと思います。
せっかくここまでできたので、できていた笑顔の顔パーツを組み合わせて完成状態を作りました。
箒を持ち、笑顔で手を振る響子さんです
ついでに惣一郎さんも仕上げていきます。
全体塗装はできていますので、細部の塗装です。
完成後は見えませんが、肉球がモールドされているので、一応塗っておきます。
ピンク+肌色+クリアーレッドのエナメルでそれらしく。
どうせ見えないので、筆塗りでササッと
首輪はエナメルのレッドブラウン筆塗りです。
顔は案外手が込んでいます。
口の中は完成後に塗るしかないので、細筆を突っ込んで、エナメルのレッド+肌色+クリアーレッドでそれらしい色を作ってべた塗り。
多少ムラが出ても、味だと思えばOKかと。
下べろも口の中の赤にピンクを混ぜたりして、それらしい色にして筆塗り。
はみ出たところは、シンナーで拭って塗り分けます。
鼻はエナメルの黒、目はキットの完成写真やネットで完成させている人の写真では、中央の溝にしか黒を入れていませんが、惣一郎さんの目は数字の「3」のイメージのはず。
そのため、「3」になるように書き込んでいます。
以上、乾燥後に首と胴体をタミヤの白フタ接着剤で接着し、プレミアトップコートのつや消しでフィニッシュ
このキット、差し替えのパーツが多いことと、惣一郎さんまで付属することで、通常キットの3倍ほど手間が掛かっているのかもしれません。
あとはアイペイントして完成です。
今出来ているアイペイントの中間写真を本日は終了です。
まつ毛、輪郭などをエナメル黒で描きます。
この段階で乾燥させ、クリアーコートで現状をセーブ。
黒目の輪郭をエナメル黒で描きます。
2個の顔があるので、この書き込みだけで1時間・・・
塗っては消しての繰り返しです。
まだセーブしません。
瞳孔をエナメル黒で描きました。
左の顔はやや上向き表情、右の顔は左に視線を流してみました。
以上で、年末ぎりぎりの完成を目指してもうひと頑張りです。
でもベースは間に合わないかもしれません。。。
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