めぞん一刻 1/12 音無響子 ツクダホビー その4 [るーみっくわーるど]
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ツクダホビーの音無響子さんキットは工作までの工程が完了し、前回でサフ吹きまで行っていました。
その後表面処理などを行ってサフ吹きを改めて行い、粗が無いか?をチェックして・・・
を何度か繰り返していましたが、ようやくサフ吹き完了です。
次はいよいよ塗装です。
このキットには瞳デカールが付属しますが、30年以上前のデカールで汚れている(黄ばんでいる)ため、瞳は筆で描くことにします。
その前提で、瞳部分はサフ吹きした白を残すようにマスキングします。
顔は差し替えで3パーツ作りますので、それぞれこのように。
笑顔は瞳が無いので、楽できそうです
次に、犬の惣一郎さんもキチンと塗ります。
説明書の指定では白一色ですが、せっかく出来の良い犬のキットですので、毛並みの再現、までできるかどうか分かりませんが、影部分には一段濃い色として、タンを塗っておきました。
タンはそのほかにも竹ぼうき、サンダルの下部分がキットの指定色だったので、合わせて塗装しています。
惣一郎さんはこの後、グランプリホワイトで白部分を塗っていく予定です。
響子さんの塗装順番を考えましたが、サンダルをタンで塗っていますので、脚部などはタンが乾燥してからマスキングする必要性から、脚部以外で進めます。
色の順番から考慮し、肌色をまず塗ることにしました。
写真では、肌色になる部分と胴体、脚部の一部にも肌色を塗っています。
※ちなみに、この写真はラスキウスのCL01 ホワイトピーチだけを塗った状態です。
これは、10月30日発売の新しい肌色塗装システムである「ラスキウス」を試してみようと思ったためです。
ちなみに、ラスキウスはMr.カラーの新色で特集ページもありますので詳細は割愛します。
今まで私はフィギュアの肌色塗装は、オレンジを下地にキャラクターに合わせて調色した肌色をオレンジの上から塗っていました。
これは、オレンジ=血管、肌色=皮膚、という構造を塗装で表現していたためです。
ラスキウスシリーズは逆で、ベース色で皮膚、クリアーコート色で血管や影を表現するので、最初にベースをべた塗りし、クリアーコートで濃くなる部分を塗り重ねる、という手法です。
これは最近のデジタルペイントの手法だそうです。なるほど。
どちらが良いのかまだ分かりませんが、こういった表現もある、という事ですので、手法としてはマスターしておきたいと思います。
本来は水着などの肌の露出が多いキットでテストしたいところですが、すぐに塗装できる状態のキットが響子さんだったので、ジーンズやエプロン部分にもベース色を塗って、ラスキウスのテストをします。
これがラスキウスで5色です。
ベースが左の2本、右の3本がクリアーコート色。
今回はCL01(ホワイトピーチ)ベースに、CL03(クリアーペールレッド)をコートに選択しました。
ちなみに、クリアーペールレッド単品をエアブラシで使えるように2倍ほどに薄めたところがこれです。
別メーカーで発売されている、粘膜クリアのような色合いで、粘膜クリアのような使い方も出来そうです。
あと、想像以上に薄いです。
筆でサッと塗った程度では色が分からないくらいです。
顔に塗ってみました。
左がコート前、右がコート後。
写真だと分かりにくいのかもしれませんが、右は肌色っぽさが出ていると思います。
本来はこの上から更につや消しでコーティングすると良いらしいですが、コーティングは全工程完了後なので、ひとまずおあずけ。
次にもう少し大きな面積に対してテスト。
完成後には普通の色を乗せますが、エプロンの上から肌色を塗って、濃淡の付け方を試しました。
胸の起伏に合わせて、影になる部分にクリアーコートを塗っていますが、回数で7~8回の重ね塗りをしています。
その後、全体に2回ほどサッとクリアーコートを行った状態です。
もう一つテストします。
脚部はジーンズですが、肌色の濃淡付け練習をしてみました。
お尻の起伏、膝裏の影になる部分、といった箇所にクリアーコートを行って、濃淡の付け方を試してみました。
思った以上に調整が行いやすく好感触です。
次はこのラスキウスで1/8以上の大きさのガレージキットを塗ってみたいですね。
DOAのかすみの水着キット、なんかはラスキウスの本領が発揮できそうに思います。
今回はテストの比重が高かったですが、響子さんの塗装はできれば年内で終えたいですが、年内もあと1週間程度。
どこまでできるか分かりませんが、もうひと頑張りしたいと思います。
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