1/7 病院阪黒猫 きみとぼくの壊れた世界 その5 [西尾維新]
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出張などで模型をいじる時間が持てていませんでした。
ようやく週末になったので黒猫さんの続きを進めます。
前回までは、体操服のゼッケン部分で名前を書く白地の布部分をマスキングしたところで、終わっていましたので、塗装を行いました。
体側服の白とは違い、布を貼ってある、ということだと思いますので、白は白でも色味を変化させています。
体操服部分は、水色下地のホワイト100%でしたが、この布地は、紫が良い感じで下地になっているので、グランプリホワイトで塗装です。
グランプリホワイトは、ホワイトと比較し気持ちグレー味のある白です。
で、塗装した後、若干のリタッチをして・・・問題の「病院阪」の名前を書きました。
まずは面相筆で習字をするように書いてみましたが、なんだか違う・・・
ということで、一度は書きましたがエナメルシンナーで全て消してリトライ。
その結果がコチラ。
小説の表紙、挿絵(”たんてい編”の冒頭のP122のイラスト)を参考にしてみました。
黒猫さんが自分で書いた文字、なのかどうなのか。
そういったイメージで”書く”のではなく”描く”という方向で名前入れをしてみました。
トライ&エラーでこの文字3文字書くだけで1時間半ほど掛かってます
さて、胴体は一応の決着が付いたものの最後に肝心要のアイペイントが残っています。
まず、顔のベースはこれ。
ベースホワイト→白目をマスクして残して肌色→マスキングを取った
という状態です。
まず自分として作業しやすい右目のまつ毛な輪郭を描きました。
右利きなので、右目の方が描きやすい気がします。
イラストやネット上の他の方が仕上げられた画像を参考にやや太めに輪郭を描いています。
右目を基準に左目と瞼のシワをエナメルのフラットブラックで。
目らしくなりつつあります。
後でも良かったのですが、眉毛もこのタイミングで描きました。
エナメルのブルー+フラットブラックを7:3くらいで混色したものを使っています。
色が髪の毛に近くなるようにしています。
さて、ここが重要なポイントで目線を決めます。
黒目の輪郭をエナメルブラックで描きます。
大きな目ですね。
小説の表紙イラストを参考に・・・クリアーレッドのみで重ね方で若干濃淡を付けています。
クリアーレッドを筆塗りですので、ムラもありますが、こんなところでしょう。
ちなみに、ここまでのアイペイントのそれぞれの写真の撮影時点で缶スプレーのラッカー系光沢クリアーをサッと吹いてセーブ(保護)しています。
次の瞳孔を描くところをここ数日検討していました。
実はこの黒猫さんの黒目の中の瞳孔が普通のキャラとは違い、なぜか十字です。
今まで気にしていませんでしたが、イラストをよ~~~く観察すると、十字です。
筆で塗るにはシャープさや正確さを出すことが難しいと判断し、今回はデカールを使用します。
といっても、十字の瞳孔に入るサイズ(だいたい2.5mm径が必要なサイズ)がありません。
仕方ないので、保有デカールの余りなどを漁ったところ、以前に作製したハセガワバルキリーのデカールの余りに使えそうなものを発見!
黒の数字の1と7です。
直線部分が3mmほどあったので、デザインナイフでそれぞれ2.5mmほどの”1”になるように加工。
この小さなデカールをクロスさせて貼り、十字にしようと思います。
結果がコレです
左目が若干曲がってしまいましたが、このサイズだとほとんど分からないので、良しとしました
ま、模型作りは諦めたところが完成という格言もありますし。
小さい上に古いデカールなので、ピンセット、爪楊枝でそ~~っと瞳において、写真に写っているマークセッターを面相筆で極少量を付けてデカールを定着させています。
十分乾燥の後、再度ラッカーの光沢スプレーで保護してから、最後に白い反射を描き込んで完成できると思います。
アイペインが終われば、スミ入れを一部行って、唇や爪といった細部の塗装で完成です。
もう一息です!
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